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80日系ブラジリアン:2008/04/15(火) 00:48:35 ID:RX9KYgm60
●商品をただ積んでいるだけの店舗

 こうしたことは、リアルな店舗の例で考えればよくわかる。
 あらかじめ広告費を払って広告を出している場合には、やってきたお客さんに買ってもらおうとお店の側は努力する。
 しかし、お客を呼びこむコストがかかっていなければ、店の改良などにお金をかけて気持ちよく買ってもらおうなどといった面倒なことはせず、商品をただボンと積んでおいて、やってきたお客さんたちがわずかでも買ってくれればそれでいい、と考える店も出てくる。

 実際のところ、リアルな店舗の場合には、開店までにお金がかかるし、維持するのもたいへんだ。だから、店を開いて放っておくということは考えにくい。しかし、サイトの場合は、安上がりにすまそうと思えば、開くのも維持するのもタダ同然でできる。だから、広告主の「売らなければならない」という切迫感は乏しくなる。

 これはGoogleのCPAにかぎらない。運営母体が商品の販売などを直接せず、楽天のように固定の費用の徴収もしていない完全成果報酬型のアフィリエイトについては同様のことが言える。

 広告を設置するサイト開設者としては、どうせ設置するなら、売り上げにつなげる努力を広告主がしてくれるほうを選ぼうとするのは当然である。
 
 もっとも、完全成果報酬型でも、呼びこんだアクセスを成果につなげられない広告主は、結局のところ淘汰はされるだろう。そうした広告主の広告は、アフィリエイト参加サイトで使ってもらえないからだ。Googleのようなネット広告では、広告主はお金を出して威張っていられる存在ではなくて、彼らの広告を設置してくれる広範なサイトによって選別される対象でもある。

 しかし、広告を選び掲載するサイトの運営者は、広告主の広告目的達成率(コンバージョン・レイト)よりも、歩合の高さに惹かれて広告を設置する場合も多いと思われる(たとえば歩合の高い順にランキングしている楽天のこのページなどはそうしたことを感じさせる)。

 Googleといえども、ただ漠然とCPA広告を導入したのでは、成果報酬型広告で蓄積のあるアマゾンなどのアフィリエイトを超えるのは、容易ではないはずだ。


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