したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Amazon.com

73日系ブラジリアン:2007/12/13(木) 10:51:33 ID:1hKARWhg0
Q:ビジネススクールに入られて半年後に、2社目のキャリアとなるP&G入社を果たされ、仕事を始められています。これは、どんなきっかけがあったのでしょうか。

 たまたま、というか、本当に幸運でした。キャンパスに募集広告が貼ってあったんです。しかも、通常は大学を卒業したり、MBAを修了したりした区切りのところで企業は人を採用するものですが、このときはこうした採用プロセスに縛られない募集だった。だから、ビジネススクールに通いながら、仕事にも就くことができたわけです。

 仕事は、ファイナンス・アナリストでした。財務の経験はありませんでしたが、自分の分析力を生かす意味で、ここからスタートするのがいいのではないかと考えました。まったく新しい環境、まったく新しい文化のもとで仕事をすることになるわけですから、リスクを最小化するには、継続的に維持してきた自分の強みを生かすことが大切だと思いました。その意味で、数字の分析という強みがあったことは大きかったと思います。

Q:その後、P&Gで13年の勤務をされます。36歳でアマゾン ジャパンに入るまで、20代、30代は、どんな意識で仕事をされていましたか。壁や挫折はありましたか。

 とにかくまずはビジネスの領域に入って、そのスキルをしっかり伸ばすことを考えていました。しかも、航空会社から日用品メーカーへの異業種転職。以前とは違う会社環境で、学ぶことはたくさんありましたから。幸運だったのは、P&Gという会社が全世界に展開するグローバル企業であり、しかも充実した社員教育がある会社だったこと。実際、うまく運営されているな、と思うことが多々ありました。だからこそ思ったのは、自分自身でできるだけたくさんのことを経験しよう、ということ。できるだけ広い領域で仕事をしよう、自分のスキルもできるだけ幅を広くしよう。そういう思いが強かったですね。

 そしてもうひとつ、どうすれば、自分の会社への貢献を最大化できるか、という思いを強く持っていました。会社に貢献するだけではなく、それを最大化していくということです。そのとき、私に浮かんだのは、自分のバックグラウンドでした。それは、香港生まれという私のルーツです。P&Gに貢献しようと考えるなら、アジアという領域内で貢献できる機会があれば、ベストではないかと。それで、そういう機会がないか、いつも見ていたんです。新しい機会はないか。自分の貢献を最大化できるものはないかと。結果的にこれが95年からの日本勤務、日本の洗剤部門のファイナンス・マネージャーというキャリアにつながるんです。

 壁や挫折は、成長の過程だからこそするものです。自分に能力があるからこそ、仕事を任せてもらえるだけのスキルがあるからこそ、そういう思いを感じることになる。その意味では、同じような思いをする経験を、壁や挫折と考えることを私はしませんでした。あくまで成長の機会と考えるようにしていました。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板