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自治体(府市)再編問題について03

75名無しさん:2012/01/01(日) 15:15:18 ID:2yggvuBc0
>>74

 一方で、施設が少ないため経費も低く抑えられていた各種公共料金は、同市と同水準に値上げされた。平均的な一般家庭の下水道料金が年約1万円上がり、公立幼稚園の保育料は2年後までに年最大4万2000円高くなる。

 区東部のニュータウンに約25年前から住むさつき野校区自治連合会長の寺井孝夫さん(61)は「施設の整備は一時的なことだが、高い公共料金はずっと続く。生活がじわじわと苦しくなっていく」と話す。

 合併による負の影響はそれだけではない。「住民の声が届きにくくなった」

 街路樹の害虫駆除や街路灯の電球交換など、行政への要望は町に伝えればすぐに対応してもらえたが、区になってからは時間がかかる。町長は年約100億円の予算案を組めたが、区長が決める予算案は約1500万円。町議は18人いたが、区選出の市議は3人だ。

 「美原と堺全体の利害がぶつかる時、誰が地域の声を聴いてくれるのか」。寺井さんの心配は尽きない。

 都構想では、人口約84万人の堺市にある7区を、2〜3の特別自治区に統合するという。約4万人と市内で人口の最も少ない美原区が、他区と統合される可能性は高い。

 区の再編に反対する竹山修身・堺市長は11年11月、通常は市職員を任命する区長を、美原区では全国公募すると発表した。「地域連帯感の強い美原区で清新な感覚を持つリーダーに活躍してもらい、住民と行政の協力で区を発展させてほしい」と期待する。反響は大きく、年末までに57人の応募があった。

 住民の間に育つ美原への関心を、新しい制度につなげることができれば、地域主体のまちづくりが進むかもしれない。(南省至)

<平成の大合併> 自治体の行財政基盤強化を目指して、国が1999年から2010年まで推進。市町村数が3232から1727にほぼ半減した。府内では7法定協議会が設立されたが、実現したのは旧美原町が堺市に編入合併された1件だけ。自治体の減少率は2.3%(全国平均46.6%)と、全国最低だった。

     ◆

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(2012年1月1日 読売新聞)

>合併による負の影響はそれだけではない。「住民の声が届きにくくなった」
>区になってからは時間がかかる。町長は年約100億円の予算案を組めたが、区長が決める予算案は約1500万円。
>町議は18人いたが、区選出の市議は3人だ。

 だから大阪都構想が大事なんです。
 大阪都構想では、再編される基礎的自治体に住民の生活に密着した権限を任し、その為の財源も任す。
 真の地方分権を行う。
 それには、区長と区議会議員を公選で選ぶようにして、住民自らの責任によってプラン・ドウ・シーを行うようにする。
 これも真の地方分権の為に必要なことです。


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