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近畿・大阪の産業世界戦略02

1841名無しさん:2016/12/01(木) 08:08:00 ID:qyBlkDVA0
神戸空港民営化、実質2陣営争う 関西エアポートと双日名乗り
2016/12/1
http://www.nikkei.com/article/DGXLASJB30H40_Q6A131C1LDA000/

 神戸市が30日に締め切った神戸空港の運営権売却(コンセッション)入札で、関西国際空港と大阪国際(伊丹)空港を運営する関西エアポート陣営と総合商社の双日が名乗りを上げた。有力視される関西エアポート陣営を軸とした実質2陣営の争いとなる可能性が高い。市が望む「関西3空港一体運営」という条件が多数の企業の参加に壁となったようだ。

 関西エアポート、その大株主であるオリックスと仏バンシ・エアポートのほか、双日が入札への資格審査書類を市に提出した。

 各社は2017年2月から市と運営条件を詰め、6月までに提案書を提出する。8月に優先交渉権者が決まり、18年4月から民営化となる。オリックスは資格審査を通過しており、残りの応募企業も年内に審査結果が出る見込みだ。

 提出が実質2陣営にとどまったのは、市が3空港一体運営にこだわった影響が大きい。市は4月に民営化された関空・伊丹空港と合わせ「1つの経営陣の意思で(神戸空港の)可能性が引き出され、関西の航空需要の発展につながる」(久元喜造市長)とみている。念頭にあるのは関西エアポート。久元市長は記者会見で「関西エアポートと密接な関係を持つ会社が望ましい」と述べた。

 06年に開港した神戸空港には関空への影響を抑えるため、運用時間や発着回数の規制がかけられている。経営主体が同じになれば3空港の役割が見直され、発着枠や運用時間が緩和される可能性がある。神戸市はそうした規制緩和の効果を期待しているとみられる。

 だが、3空港一体の条件を前に企業の反応は鈍かった。運営する企業には最低で前払い金4億5千万円、42年間にわたり年4億1千万円と比較的割安な対価を設定したが、応札を検討した民間企業からも「あれでは無理」(大手ゼネコン首脳)との声が上がった。民の知恵を幅広く募り、最も優れた案を採用するという入札の本来の目的が果たされたとは言いがたく、資格審査の段階で2陣営に絞られ、間口は狭まったことになる。

 関西エアと大株主2社の陣営は12月上旬にも数十人規模のプロジェクトチームを設け、市との交渉に当たる。市は空港間アクセスの連携などで利便性向上を想定しているようだが、久元市長は具体的なイメージについては「民間事業者の知恵と発想を期待したい」と述べるにとどまる。関西エア幹部も「一般旅客へのメリットを考えるのはこれから」としている。

 双日はグループ会社を通じ、空港の売店やミャンマーの空港を運営している。中期経営計画では安定収益が見込める空港運営を重点分野に掲げるほか、商業施設の運営も支援している。神戸空港を運営できればこういった知見を活用できる。もっとも実際に応札するかは決めておらず、まずは情報収集を目指す。

 航空旅客の増大に向けて空港会社ができることは限られる。魅力ある関西をどうつくり、観光や仕事で飛び立つ人を増やす流れをいかに実現するか。自治体や経済界が一体となって好循環を生み出す知恵が求められる。


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