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大阪の歴史、伝統文化に関するスレ02

233よっさん ◆yQclIeGV9A:2011/06/11(土) 20:06:49 ID:gw5NimoM0
本山コレクション:鏡の破片、大阪・津堂城山古墳出土の鏡と合体−−パソコン画面で
http://mainichi.jp/kansai/news/20110611ddn041040006000c.html

◇100年ぶり合体
 考古資料「本山コレクション」の鏡の破片が、明治末年に大阪府藤井寺市の津堂城山(つどうしろやま)古墳で出土した宮内庁所蔵の斜縁(しゃえん)二神四獣鏡の一部と分かった。別々に保管され泣き別れになっていた鏡が、徳田誠志(まさし)・宮内庁書陵部首席研究官(日本考古学)らの三次元デジタル形状計測によって約100年ぶりにパソコンの画面上で合体した。

 鏡の破片は目録に「漢鏡破片 3個 河内国南河内郡津堂村小山古墳」と記され、4世紀末の巨大前方後円墳である津堂城山古墳の出土とみられる。

 この古墳では1912(明治45)年、発掘調査が行われた。当時の宮内省は後円部頂を皇族の墓の可能性がある「陵墓参考地」に追加指定し、副葬品を買い上げた。

 宮内庁所蔵となっている鏡片は8枚分。欠けた部分を樹脂で補ったものもあり、現物を持ち寄っても合わせられないため、奈良県立橿原考古学研究所の奥山誠義・主任研究員(保存科学)が本山コレクションの破片を0・01〜0・03ミリの精度の装置で三次元形状計測した。

 計測データをもとにCGを作成し、計測を終えてデータベース化されている宮内庁の鏡と重ね合わせたところ、2枚の鏡の欠けている部分と、破片の形が平面、断面とも一致した。うち1枚は欠けている部分の銘文の文字「徳」がX線撮影で破片から浮かび上がった。

 11、12日、筑波大学で開かれる日本文化財科学会で発表される。【佐々木泰造】

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 ■ことば

◇本山コレクション
 毎日新聞社社長だった本山彦一(1853〜1932年)が収集した考古資料1万8945点。自ら調査隊を組織して1917(大正6)〜19年に大阪府藤井寺市の国府(こう)遺跡を調査した時の出土品などを含み、日本の考古学史を物語る資料と評価されている。今春、国の登録有形文化財になることが決まった。現在、関西大学博物館(大阪府吹田市)に所蔵されている。


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