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大阪の歴史、伝統文化に関するスレ02

1nakano-shima★:2011/01/04(火) 14:35:48 ID:???0
【過去スレ】
大阪の歴史、伝統文化に関するスレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/6501/1201947832/

2175名無しさん:2015/12/07(月) 04:26:46 ID:uaYN9FyE0
54年ぶり再発掘 屋根瓦公開
12月06日 11時49分
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20151206/3835651.html

大阪の難波宮跡で行われた、およそ半世紀ぶりの発掘調査で再び出土した奈良時代の大量の屋根瓦が、6日現地で一般に公開されました。
奈良時代などに宮殿が築かれた大阪・中央区の難波宮跡には、歴史愛好家らあわせて450人が訪れました。
大量の屋根瓦は、いまから54年前の昭和36年に発見されたあと、表面を合成樹脂で覆う当時の最新の保存処理をした上で埋め戻されましたが、遺跡を整備するための調査で再び出土しました。
8世紀の「後期難波宮」で使われたとみられていて、「重圏文」と呼ばれる同心円状の珍しい文様が刻まれ、製作のときに付いたとみられる縄の跡もあります。
一般公開では、大阪市教育委員会の担当者が、屋根瓦の特徴や、難波宮で使われた資材の多くは京都の長岡宮に再利用されたため大量の瓦が見つかるのは珍しいことなどを説明しました。
広島市から訪れた30代の女性は「1000年以上前の屋根瓦がきれいなかたちで残されていたので、驚きました」と話していました。

2176名無しさん:2015/12/08(火) 04:46:45 ID:d9Q0IudQ0
大阪 船場で「みかんまき」
12月07日 15時14分
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20151207/3802661.html

商人の街として知られる大阪の中心部、船場で、火の用心を祈願する恒例の「みかんまき」が行われました。
「みかんまき」は、大阪・中央区の船場にある御霊神社で江戸時代から続けられてきた火の用心を祈願する神事にあわせて毎年この時期に行われています。
はじめに、火打ち石を使っておこした火に神職が、願いごとなどが書かれた木をくべて、災厄を退ける神事を行いました。
このあと、集まったおよそ400人に向けて境内に設置されたやぐらの上からおよそ600キロのみかんがまかれるとその場で味わう人の姿も見られました。
神社によりますと、みかんは火の色を象徴し、「みかんまき」には火の用心の意識を高めてもらうとともに栄養価の高いみかんを食べて風邪を予防するという意味もあるということです。
御霊神社の園文夫宮司は「商人の街、船場は今ではオフィス街になっていますが、行事には多くの企業の代表も駆けつけてくれます。
船場の冬の風物詩として今後も続けていきたい」と話していました。

2177名無しさん:2015/12/14(月) 04:34:49 ID:AO1mnj4U0
「泉布観」来年3月一般公開
12月09日 06時32分
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20151209/4003261.html

現存する大阪府内最古の洋風建築として国の重要文化財に指定されている「泉布観」が、来年3月、一般公開されることになり、大阪市は見学者を募集しています。
大阪・北区にある「泉布観」は、現在の造幣局の応接所として、明治4年に建てられたもので、現存する府内最古の洋風建築として国の重要文化財に指定されています。
貨幣を意味する「泉布」という言葉に、見晴らしのよい建物を意味する「観」という文字をつけて名付けられた建物は、レンガ造りで、2階にめぐらされた白いベランダが特徴です。
建物を保存するため、ふだんは内部に入れませんが、大阪市は、建物の魅力をより多くの人に知ってもらおうと、来年3月12日から14日までの3日間、無料で一般公開を行うことになりました。
1日あたりの定員は400人で、はがきでの事前の申し込みが必要です。
締め切りは1月22日で、当日の消印有効です。
詳しいことは、大阪市のホームページに掲載されています。

2178名無しさん:2015/12/16(水) 01:11:09 ID:I4QK7L3k0
「九輪塔」圧倒 五重塔耐震工事で間近に
2015年12月15日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/151215/20151215028.html

 大阪市天王寺区の和宗総本山四天王寺(森田俊朗管長)で14日、大規模な耐震改修工事が進む境内中心伽藍(がらん)・五重塔(高さ約40メートル)の頂上部から降ろされた相輪「九輪塔」の展示が始まった。全長は五重塔全体のほぼ3分の1を占める約12メートルで、多くの参詣者が大きさに圧倒されながら「初めて近くで見た」と興味津々に見学している。

五重塔など伽藍全体の大改修は、2022年に営まれる開祖・聖徳太子の年忌法要「聖徳太子千四百年御聖忌」に伴う3年工期の重点事業。

 境内に降ろされた九輪塔は「宝珠(ほうじゅ)」「竜舎(りゅうしゃ)」「水煙(すいえん)」からなる先端部分と、輪が九つ連なる本体の九輪部分とを分割して展示。炎を表すという水煙部分には天人天女の細やかなレリーフ加工を見ることができる。同寺に納骨した亡夫の供養で訪れた女性(81)=堺市美原区=は「まず大きさに驚いた。またとない機会に間近で拝見でき、深いご縁を感じました」と目を細めていた。

 展示は来年1月10日まで。同寺によると五重塔改修工事は6月までとなる見通しという。

2179名無しさん:2015/12/16(水) 01:17:32 ID:I4QK7L3k0
豆内蔵助ら さっそう討ち入り 天王寺で「義士祭」
2015年12月15日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/151215/20151215027.html


 赤穂浪士討ち入りの時期に合わせた「大阪義士祭」が13日、大阪市天王寺区の浅野家の大阪菩提(ぼだい)寺、万松山吉祥寺で開かれた。子どもたちは大石内蔵助など四十七義士に扮(ふん)し、市内各地へ“討ち入り”。元禄15(1702)年12月14日の赤穂事件を、現代に伝えた。

同寺と大阪義士会が行う恒例行事。今回は公募で集まった3〜9歳の子ども計46人が参加した。

 子どもたちは、事件を基にした『忠臣蔵』で描かれている黒地に白の山形模様の衣装を身にまとい、太鼓やビニール製の刀を手に「エイ、エイ、オー」と勝ちどきを上げて吉祥寺を出発。大阪城(同市中央区)や通天閣(同市浪速区)などを巡った。

 同寺では、恒例の「討ち入り蕎麦(そば)」が販売されたほか、真剣による形の演武が奉納された。

2180名無しさん:2015/12/21(月) 14:04:23 ID:S/n/UoZU0
白ちゃんお帰り 新春行事、息災運ぶ神馬
2015年12月21日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/151221/20151221017.html 

大阪市住吉区の住吉大社(高井道弘宮司)に20日、来年1月7日に行われる伝統行事「白馬(あおうま)神事」を前に神馬「白雪号」が帰ってきた。8日まで境内西側の神馬舎で過ごし、神事に備える。

同大社の神馬は代々白馬で、白河天皇や源頼朝らも奉納。江戸時代以降は“白”と反対の黒い炭を扱う大阪炭屋仲間の「神馬講」から奉納されている。白馬を新春に見ると無病息災の一年になるとされている。

 白雪号は2009年5月に北海道函館市で誕生したオス。日本在来馬の北海道和種馬で全身が白い毛に覆われた佐目(さめ)馬だ。年末年始と夏の住吉祭みこし渡御時のみ姿を見せる。神馬を見つけた参拝者は「白(しろ)ちゃんがいる」とうれしそうに駆け寄って眺めていた。

 世話は大阪市立大馬術部の部員が行っており、朝と夕方に馬舎から出して運動させている。馬舎横で「はぎり豆」などの授与品の販売も担当しており、2年生の勝井千尋さん(20)は「白はとても元気で力が強い。寒いけれどお世話を頑張りたい」と話していた。

 白馬神事は白雪号が2人の神職とともに各本宮を拝礼し、第一〜第四本宮の周囲を駆け巡る。午前11時から。

2181名無しさん:2015/12/24(木) 10:59:57 ID:k.CYJICQ0
東大阪・枚岡神社の不思議な神事 巫女が突然笑い出し・・・
更新:12/23 20:04
http://www.mbs.jp/news/kansai/20151223/00000047.shtml

東大阪市の神社では新年の開運を願う、ちょっと変わった神事が執り行われました。

「福が来ますように!(巫女)

 参拝客を巫女さんが大笑いしながら出迎えます。

 東大阪市の枚岡神社で、毎年この時期に行われる「お笑い神事」は、天照大神が天の岩戸に隠れた際、神々の笑い声が気になり顔をのぞかせたという神話にちなんで始まったとされます。

 しめ縄が新しいものに掛け替えられると、まず宮司の笑い声に続いて参拝客が3回笑います。

 その後、およそ2,000人の参拝客は20分間笑い続け、新年の開運を願いました。

「今年で3年目なんですけど、だんだん短く感じるようになりました」(参拝客)

「もう楽しかったです。涙出てきました!笑いましょか?あーっはっはっは!」(巫女)

2182名無しさん:2015/12/25(金) 13:44:26 ID:bqNyVEOU0
迎春準備着々 国立文楽劇場「にらみ鯛」設置
2015年12月25日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/151225/20151225022.html

 上方伝統の正月の舞台飾り「にらみ鯛(だい)」が24日、大阪市中央区の国立文楽劇場にお目見えした。1月3日開幕の「初春文楽公演」の準備が進む中、大きな張り子のタイがにらみ合うように取り付けられ、劇場を一足早く迎春ムードに包んだ。

戦前に上方の劇場で親しまれたとされるにらみ鯛は戦後に途絶えたが、同劇場は1984年4月の開業後、初めて正月を迎えた翌年に復活させた。

 作業では、舞台スタッフが1体ずつ慎重にワイヤでつり上げて取り付け位置を調整。2体の間には春日大社(奈良市)の花山院弘匡宮司の揮毫(きごう)による「申(さる)」の大たこも飾られた。

 753席ある客席も約20年ぶりに入れ替えられ、真新しいシートで新春公演の観客を迎える。

 公演初日は開演前に地元の黒門市場から本物の「にらみ鯛」が届けられるほか、文楽人形による鏡開きも予定されている。

2183名無しさん:2015/12/27(日) 10:33:13 ID:/W4wMoWI0
有馬記念「無事にゴールを」 大阪天満宮で安全祈願
2015年12月26日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/151226/20151226026.html

 JRA日本中央競馬会は25日、今年の最後を飾るGIレース「第60回有馬記念」(27日・中山)の安全祈願を大阪市北区の大阪天満宮(寺井種伯宮司)で行った。競馬ファンら多くの参拝者が見守る中、サラブレッドとポニーが出走馬に代って参拝するなど、伝統のレースを大々的にPRした。

大阪の三大商店街(天神橋筋、千林、駒川)とコラボしたキャンペーンの一環。同宮では毎年10月に「流鏑馬(やぶさめ)神事」が行われているが、競馬の安全祈願として馬が参拝するのは初めて。

 2頭は参拝に先駆けて地元の天神橋筋商店街をパレード。境内ではタレントで有馬記念PR隊長を務める、じゅんいちダビッドソンさんら関係者とともに神職からお払いを受けた。

 あいさつに立った阪神競馬場の日置耕司場長は「今年活躍した馬が一堂に会する大事なレース。16頭の出走馬が無事にゴールしてほしい」と期待を込めた。

 この日は年内の縁日を締めくくる「終(しまい)天神」にあたり、朝から祈願絵馬のたき上げや振る舞い餅などが行われ、多くの参拝者で終日にぎわった。

2184名無しさん:2015/12/28(月) 13:57:33 ID:H2VUnaNc0
もうすぐ出番 「住吉踊り」製作始まる
2015年12月27日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/151227/20151227022.html

 大阪市住吉区の住吉大社(高井道弘宮司)で26日、正月の縁起物「住吉踊り」の製作が始まった。奉仕した神楽女(かぐらめ)がていねいに仕上げ作業をこなした。同日には、境内の防災訓練と本宮のすす払い式が行われ、迎春準備を本格化させた。

「住吉踊り」は御田植(おたうえ)神事などで奉納される住吉踊(おどり)(重要無形民俗文化財)のかさと童子が踊る姿を麦わら細工で表現した伝統の郷土民芸品。商売繁盛・家内安全を呼び込むとされ、正月までに約3千個を製作する予定。

 かさの大きさ別に直径12センチから55センチまで4種類があり、神楽女は青々としたササにかさを手際よく取り付けていた。

 同大社は、正月三が日で約230万人の人出を予想している。

2185名無しさん:2015/12/28(月) 14:42:12 ID:H2VUnaNc0
繁昌亭で落語家が餅つき
12月28日 11時21分
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20151228/4497081.html

年の瀬を迎え、大阪にある上方落語の寄席、天満天神繁昌亭で28日、落語家たちが餅つきを行いました。
これは上方落語協会が毎年、行っているものです。
大阪・北区の天満天神繁昌亭には、上方落語協会の桂文枝会長をはじめおよそ30人の落語家が集まりました。
まず、文枝会長が「繁昌亭の人気もながもちするように、来年もよろしくお願いします」とあいさつをしたあと、男性の落語家が餅をつき、できあがった餅を女性の落語家が食べやすい大きさにまるめていきました。
そして、できあがった餅はぜんざいなどにして集まった人たちに配られ、親子連れなどがおいしそうに食べていました。
天満天神繁昌亭では年末年始も公演が行われ、さまざまな落語の演目が披露されることになっています。

2186名無しさん:2015/12/28(月) 17:18:58 ID:H2VUnaNc0
大丸心斎橋本館、30日閉館 ランドマークとして街に重厚な風格 「歴史を語る存在として次の時代にも」と期待
http://www.sankei.com/west/news/151228/wst1512280047-n1.html

大阪・ミナミの大丸心斎橋店本館が建て替えのために30日、閉館する。米国出身の建築家、ウィリアム・メレル・ヴォーリズが手がけた名建築で、戦災や震災を乗り越え、心斎橋のランドマークとして街並みに風格を与え続けてきた。建物は外壁と内装の一部を除いて解体される。再開は4年後。従業員や周辺の商店主らは「今の建物の重厚な風格が、次の時代へも受け継がれていってほしい」と願う。(中井美樹、石見有紀)

 同じ日に退職

 「建築の素晴らしさに、百貨店では一番という誇りをもって働いていた」

 同店営業推進部の高野弘さん(65)は、いとおしそうに本館1階の空間を見上げた。大理石や黒曜石をふんだんに使ったぜいたくさに加え、幾何学模様で埋め尽くされた華やかさの中に動物や植物など自然を感じるデザインがある温かみが好きだったという。

 今月が誕生月で、偶然にも本館が閉館する30日に、ともに退職の日を迎える。

 昭和45年に入社。以来、主に展覧会や物産展を行う催し物会場の企画や展示デザインに関わってきた。

 本館には思い出も詰まる。昭和の百貨店は文化の発信地としてぜいたくに予算を使えた時代。延暦寺の出開帳展では、柱に本物の杉皮を巻いて杉林を演出。北海道物産展では現地から本物の流氷を運んだ。肝心の流氷は運搬の途中で半分以上解けてしまって慌てたが、今では良い思い出だ。

http://www.sankei.com/west/news/151228/wst1512280047-n2.html

建て替えに寂しさを覚える一方、耐震性や劣化を考えると仕方ないと感じている。「老いて朽ちていくのを見ているようで痛々しかった。外壁や内装の一部は残ると聞いている。新しい技術で元気になってほしい」と話す。

2187名無しさん:2015/12/28(月) 17:25:19 ID:H2VUnaNc0
「街の個性」

周辺の商店主らからも、建て替えを惜しむ声が上がる。

 「いよいよその時がきたかという心境」。心斎橋筋商店街に本店を構える日本茶販売「宇治園」取締役顧問の重村泰弘さん(78)はそう話す。店の真向かいが本館。大丸のシンボルともいえる中央玄関上のテラコッタ(陶製)のクジャクを毎日のように見てきた。「あれは残ってほしいな」とつぶやく。

 かつては老舗がのれんを連ねた心斎橋筋商店街も、不況と後継者不足で次々と閉店し、ほとんどがテナントとして入居している店になった。近年は、訪日外国人客の“爆買い”の影響で、観光客をターゲットにしたドラッグストアなどが増えた。「時代の変化がますます早くなっている。本館が再開する4年後、街がどう変貌しているのか期待と不安でいっぱい」と話す。

http://www.sankei.com/west/news/151228/wst1512280047-n3.html

心斎橋筋北商店街振興組合の前理事長、春木洋次さん(71)も「重厚な、あの建物があってこその心斎橋」。本館の外壁が残されると聞いてほっとしたという。

 「これから東京オリンピックに向けて伝統や歴史が改めて注目されていくことになると思う。その中で、大丸は心斎橋という街の個性であり、歴史を語る存在としてあり続けてほしい」

2188名無しさん:2015/12/29(火) 08:27:56 ID:Mii5n1..0
【訃報】海原小浜さんが死去…女性漫才コンビで活躍
2015.12.28
http://www.sankei.com/west/news/151228/wst1512280085-n1.html

 上方の女性漫才コンビの先駆的存在だった「海原お浜・小浜」の海原小浜(うなばら・こはま、本名・田中桃江=たなか・ももえ)さんが24日、大阪市内の病院で死去した。92歳。葬儀・告別式は近親者のみで行った。

 岡山県出身。劇団の少女座長として活躍後、叔母のお浜さん(平成6年に死去)とコンビを結成。しゃべくり漫才で頭角を現し、上方漫才大賞や上方お笑い大賞などを受賞した。

 弟子に海原千里(現・上沼恵美子さん)・万里や海原さおり・しおりのほか、実子の海原かけるは、めぐる(現・池乃めだかさん)とのコンビで活躍した。姉妹コンビ「海原やすよ・ともこ」は孫にあたる。

 昭和53年にお浜さんが病気で引退してからは、1人でテレビの司会やラジオのパーソナリティーなどを務めていた。

2189名無しさん:2015/12/29(火) 11:27:15 ID:cRAT.jKc0
「あさ」の晩年示す文献見つかる 米建築家ボーリズが記す
2015年12月28日 17:17
http://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/151228/20151228076.html

 NHK連続テレビ小説「あさが来た」の主人公のモデルで、大同生命保険や日本女子大の創設に貢献した広岡浅子との交友や活動に関して、米国出身の著名建築家ウィリアム・メレル・ボーリズが約100年前に残した文献が見つかった。最晩年の浅子はボーリズを“屈指の親友”と認め、ボーリズは浅子を母のようだったと追憶している。

ボーリズは歴史的建造物とされる大丸心斎橋店(大阪市中央区)の設計などで知られる。大同生命の旧本社ビル(同市西区)も手掛け、浅子と接点があった。ただ2人を直接結び付ける記録は少ないという。

2190名無しさん:2015/12/29(火) 13:28:25 ID:cRAT.jKc0
大阪天満宮の招福娘が松井知事、吉村市長を訪問
http://www.sankei.com/west/news/151228/wst1512280066-n1.html

大阪天満宮(大阪市北区)で来年1月9〜11日に行われる「天満天神えびす祭」で福笹を授ける「招福娘」12人が28日、大阪府庁を訪れた。

 府庁ではダブル選挙でともに当選を果たしたばかりの松井一郎知事と吉村洋文大阪市長が出迎え、招福娘は「来年が府市にとって輝かしい年になりますように」と祈願。2人に商売繁盛の縁起物を授けた。

 松井知事は「若いみなさんのため、成長する大阪をつくりたい」。吉村市長は「大阪に大きな福が訪れるよう頑張りたい」と意気込んだ。

2191名無しさん:2015/12/30(水) 14:11:03 ID:0dFftqvI0
伝統芸能 面白く 児童ら能の世界体感
2015年12月29日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/151229/20151229030.html

 小学生を対象とした能を学ぶための体験教室「能と遊ぼう!」が大阪市中央区徳井町1丁目の山本能楽堂で始まった。子どもたちは舞台裏の見学や歩き方の練習などを通し、日本の伝統芸能を楽しく体感していた。

伝統文化の継承・発展などを目的とした文化庁の事業の一つで2008年から3〜10回の連続講座として開催。第8回の今回は全5回シリーズで、1回目は27日に「能楽堂で遊ぼう!」と題して開かれた。

 能楽師の林本大さんらが講師を務め、遠近感を出すために大きさの違う松の木を植えていることや、必然的に「お辞儀をさせるために」背の低い出入り口(切戸口(きりどぐち))となっていることなどを質問形式で説明。

 約40人の子どもたちは、「猩々(しょうじょう)」の一節を一緒に謡ったり、舞台に上がって能独特の歩き方「すり足」を練習。舞台裏で竹を使って「揚幕(あげまく)」を揚げるなど、さまざまな貴重な体験を積極的に楽しんでいた。

 山本能楽堂はほかにも子ども向け事業として、造形遊びを通して「創造的」な能の世界観を体験するワークショップや、能の地謡(コーラス)のワークショップなどを開催。参加者から後継者も育っているという。山本佳誌枝事務局長は「先入観がなく、感受性が強い幼少期に能の面白さを知ってもらえたら」と参加を呼び掛けている。

 今シリーズの今後の予定は次の通り。来年1月5日「能面・能の衣装で遊ぼう!」▽11日「舞で遊ぼう!」▽17日「お囃子で遊ぼう!」▽24日「能役者になってみよう!」。いずれも午前10時半〜11時半。1日だけの参加も可、申し込み先着順(30人まで)。参加無料。申し込みはホームページから。

2192名無しさん:2015/12/30(水) 14:17:18 ID:0dFftqvI0
縄文人の骨 重労働のあとか
12月30日 06時23分
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20151230/4555471.html

大阪の「森の宮遺跡」でおよそ40年前に発掘された縄文時代の人の骨を専門家が改めて調査したところ、複数の人で、肩こりや腰痛を伴う重い病気の部分が確認されました。
専門家は過酷な労働が関係している可能性があると指摘しています。
大阪・中央区の「森の宮遺跡」では、およそ40年前、縄文時代から弥生時代にかけての人の骨が発掘されました。
その一部が去年、大阪市の指定文化財になったのを受けて、大阪市立大学大学院医学研究科の安部みき子学術博士が改めて調べたところ、見つかった骨は以前、確認された18人分ではなく、24人分あることが分かりました。
また、縄文時代の40代以上の男女2人とみられる骨には、▼肩こりや痛みを伴う「けい椎症」であることを示す首の部分の突起や、▼腰痛などを招く変形性脊椎症を示す腰の部分の異常が確認されました。
症状はかなり重く、重いものを運ぶなど過酷な労働が関係している可能性があるということです。
さらに、赤ちゃんの骨がこれまで確認されていた2人分ではなく5人分あることも分かりました。
安部学術博士は、「穏やかなイメージがある縄文時代だが、過酷な労働や子どもの高い死亡率など、厳しい環境だったと考えられる。
当時の暮らしを知る上で重要な発見だ」と話しています。

2193名無しさん:2015/12/30(水) 20:12:09 ID:pDrKspXQ0
大阪から伊勢神宮まで170キロを歩いて初詣 元日の到着目指し、4日間かけて踏破へ
http://www.sankei.com/west/news/151229/wst1512290039-n1.html

江戸時代に大流行した伊勢神宮(三重県伊勢市)への「おかげ参り」を再現し、大阪から伊勢神宮まで歩いて初詣をする「伊勢迄(まで)歩(ある)講(こう)」の一行が28日の早朝、大阪市中央区の玉造稲荷神社を出発した。元日の到着を目指し、14〜81歳までの約70人が4日間かけて約170キロを踏破する。

 協力し合うことへの喜びや達成感を得てもらおうと、大阪ユースホステル協会が年末の恒例行事として主催し、今年で43回目。1日に約35〜65キロ歩く。

 江戸時代、同神社は大阪以西の人たちの旅の玄関口としてにぎわったという。同神社が所蔵する歌川広重の錦絵「伊勢参宮 宮川の渡し」には犬の姿もあり、犬も参るほど人気があったことがうかがえる。

http://www.sankei.com/west/news/151229/wst1512290039-n2.html

この日、菅笠(すげがさ)と法被姿で安全祈願をした参加者は、道中安全木札を受け取り気合も十分。「度胸試しに」と初参加した神戸市の大学生、山田航(わたる)さん(22)は「この日のために訓練してきたので、達成できるはずです」と自信をみせていた。

2194名無しさん:2016/01/02(土) 13:38:45 ID:a1UaaI.o0
大阪・狭山池博物館 市民ボランティアらが手作り「片桐且元」展
http://www.sankei.com/region/news/151225/rgn1512250067-n1.html

 豊臣秀吉、秀頼親子に仕え、日本最古のため池「狭山池」の改修を行った片桐且元(かつもと)(1556〜1615年)の生涯や業績を紹介する特別展「片桐且元」が、大阪狭山市の府立狭山池博物館(工楽善通館長)で開かれている。同館の市民ボランティア約20人が約1年がかりで写真撮影や資料収集にあたり、手作り感あふれる展示会が話題になっている。

 同館の市民ボランティアたちは、これまでに地元特産品「河内木綿」などをテーマに、年1回程度のペースで手作りの展示会を行っている。狭山池築造1400年、且元の没後400年の節目にあたることから、今年は「賤ケ岳七本槍」の一人に数えられる武勇を持つ且元にスポットを当てることにした。

 元教師の西川正彦さん(76)=河内長野市=を代表とするメンバーたちは昨年9月、「且元集額会」と名付けたチームを結成。学芸員のアドバイスを受けながら且元の生涯や業績を調べ、手分けして写真撮影や資料収集にあたった。展示は「且元の生涯」「社寺の普請」「水利開発」の3つのテーマに分けて、且元の足跡がたどれるように工夫したという。

 西川さんは「素人ばかりで大変だったが、且元が身近な人になった。ぜひ見学にきてほしい」と自信の表情を見せる。工楽館長は「ボランティアの方々の熱心さには頭が下がる。専門の学芸員にはない視点もあって、とても面白い展示になっている。今後も続けてほしい」と話している。

 無料。展示は来年1月24日まで。月曜(月曜が祝日の場合は翌日)と12月28日〜来年1月4日休館。また、「大和川今池遺跡」の発掘調査速報展が1月17日まで開催されている。問い合わせは同館(電)072・367・8891。

2195名無しさん:2016/01/03(日) 21:09:01 ID:hsKmdIUc0
17日に年頭行事「綱引神事」 難波八阪神社
2016年1月1日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160101/20160101076.html

 大阪市浪速区の難波八阪神社(粟辻勲宮司)で17日に年頭行事「綱引(つなひき)神事」が行われる。一般参拝者の見学可。

 八岐大蛇(やまたのおろち)退治で知られる祭神「スサノオノミコト」の威徳を仰ぐ伝統行事。江戸期の出版物でも紹介されており、2001年度に市指定無形民俗文化財の第1号となった。

 当日は午前8時から拝殿前で神事を斎行。文化財保持者である同神事保存会(竹立威三雄会長)が奉仕し、オロチに見立てた大綱を作る。完成後は双方から綱を引き、神社周辺を巡行する。

 問い合わせは電話06(6641)1149。

2196名無しさん:2016/01/03(日) 21:41:27 ID:hsKmdIUc0
「春から艶っぽく…」 愛之助さん公演始まる
2016年1月3日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160103/20160103016.html

 大阪府出身の歌舞伎俳優・片岡愛之助さんが地元の大阪松竹座(大阪市中央区)で2日から始まった「寿初春大歌舞伎」公演で新年の仕事をスタートさせた。初日開幕演目は歌舞伎十八番の「鳴神」で、鳴神上人の愛之助さんが雲の絶間(たえま)姫の中村壱太郎さんと競演し「春から艶っぽく…」と笑顔を振りまいた。

 鳴神上人が絶間姫の誘いで胸元に手を差し入れ思わずドキッとする。女に惑わされる純な鳴神が名前を替えて「かたおかあいのすけ〜」というアドリブのセリフで場内の笑いを誘う。ほかに市川中車さんと「らくだ」「研辰(とぎたつ)の討たれ」、人間国宝の坂田藤十郎さん、中村扇雀さんと上方歌舞伎の秀作「桂川連理※(れんりのしがらみ)/帯屋」。扇雀さんの「枕獅子」「芝浜革財布」が付く。26日まで。

 ※は「木へん」に「朔」

2197名無しさん:2016/01/03(日) 21:52:52 ID:hsKmdIUc0
それぞれの思い祈願 住吉大社、初詣にぎわう
2016年1月3日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160103/20160103013.html

 新年を迎えた1日、大阪府内各地の社寺は初詣の人でにぎわい、大阪市住吉区の住吉大社でも家族連れやカップルら多くの参拝者が列をつくってそれぞれの思いを祈願した。

 
「太鼓橋」の名で親しまれる反(そり)橋では、本宮へと向かう参拝者が、足元を気にしながら急な斜面をゆっくりと上り下り。罪やけがれをはらい清めた。

 四つの本宮前にはそれぞれ人だかりができ、順番が回ってくると、さい銭を投げて手を合わせていた。

 おみくじを引いたり、お守りを買い求めたりする人も多く、広い境内は無数の参拝者で埋め尽くされていた。

 また境内では、天下泰平や庶民繁栄を祈って踊る住吉踊(おどり)の新春特別奉納がなされ、注目を集めていた。

 家族4人で訪れた山下智史さん(36)=同市阿倍野区=は「おサルさんたちのように家族みんなが陽気にワイワイとやっていければ」と、えとを踏まえた思いを語っていた。

 住吉大社は、三が日で約250万人の人出を見込んでいる。

2198名無しさん:2016/01/04(月) 13:11:28 ID:BgT.CLUU0
幸せな1年願う 大阪・住吉大社、156万人が初詣
2016年1月2日23時53分
http://www.asahi.com/articles/ASJ125D4MJ12PPTB001.html

西日本は元日に続き青空が広がり、各地の寺社は初詣客でにぎわった。大阪市住吉区の住吉大社境内には「志望大学に合格しますように」「元気な子どもを授かりますように」「社会人としていいスタートを切れますように」などと書かれた絵馬がずらり。


6日から米国に赴任する大阪市西区の会社員真山裕平さん(35)は「元気で平和で楽しく過ごせますように」と手を合わせた。

 住吉大社によると、元日は昨年より4万人多い156万人が参拝。1〜3日の三が日で例年250万人前後が参拝するが、天候に恵まれた今年は例年より多そうだという。気象庁によると、3日も西日本全域で晴れるという。


新年の願い、天神さんに 大阪天満宮、初詣客でにぎわう
2016年1月1日09時18分
http://www.asahi.com/articles/ASHD04WMDHD0PTIL009.html

大阪市北区の大阪天満宮は1日未明から、大勢の初詣客でにぎわった。本殿前の大門(おおもん)が開き、午前0時、新年を告げる「報鼓(ほうこ)」の音が鳴り響くと、列をなした初詣客が次々とさい銭を投げ入れて、手を合わせた。

 大阪府門真市の高校2年三野心さん(16)は「4月から3年生。受験生となるので目標の大学に合格したい」。大阪市東成区の会社員宮井康行さん(27)は「彼女とけんかをせずに平和に過ごせますようにとお願いしました」と話した。

2199名無しさん:2016/01/04(月) 14:01:47 ID:BgT.CLUU0
天満天神えびす祭をPR 招福娘が知事、市長を訪問
2016年1月4日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160104/20160104018.html

 大阪市北区の大阪天満宮で9〜11日に行われる「天満天神えびす祭」を前に、祭りで奉仕する招福娘12人が、府庁を訪れ、同祭をPRした。

 一行は昨年末に府庁を訪問。梅鉢紋の入った赤い装束に、金色の烏帽子(えぼし)をかぶった招福娘は「笑顔と元気と福で、この大阪がますます元気で、活気のある街になるように奉仕します」などと元気良くあいさつ。掛け声を響かせ、「えびす締め」で商売繁盛を祈願した。

 招福娘から縁起物の「福箕(ふくみ)」を受け取った松井一郎知事は「福を持ってきてもらい、ありがとう。若い皆さんのために成長する大阪をつくっていきたい」と述べ、吉村洋文大阪市長は「大阪に大きな福が来るように頑張りたい」と決意を口にした。

 招福娘は、祭り期間中、境内で福ザサなどの縁起物を参拝者に授ける。

2200名無しさん:2016/01/04(月) 14:31:37 ID:BgT.CLUU0
受験生ら学業成就真剣に 「元三大師合格祈願法要」
2016年1月4日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160104/20160104015.html

 大阪市天王寺区の和宗総本山四天王寺(森田俊朗管長)で3日、伝統行事「元三(がんざん)大師合格祈願法要」が盛大に執り行われた。受験生や家族らが続々と境内に足を運び、真剣な表情で学業成就などを祈った。

  元三大師は平安時代に実在した天台宗の僧侶・良源(りょうげん)上人の通称で、多大な智恵と記憶力を持ったことから、古来、学力向上などを祈る人々からの信仰があつい。

 早朝から境内に並んだ参詣者は、元三大師堂(重要文化財)の前に設けられた大きな「智慧(ちえ)の輪」をくぐって入堂。荘厳な堂内では森田管長、瀧藤尊淳執事長によって護摩供がなされ、無数の護摩木が高く燃え上がる中、手を合わせて僧侶から錫杖(しゃくじょう)で加持を受けた。

 多くの御利益に感謝して毎年訪れるという男性(84)=同市阿倍野区=は「長年子どもや孫のために祈願している。今年は天候もよく、すがすがしい気持ちでお参りできた」と笑顔で話していた。

 合格祈願護摩供は16日(午前10時)、2月3日(午後1時半)、10日(午前10時)にも行われる。

2201名無しさん:2016/01/04(月) 16:40:04 ID:BgT.CLUU0
来場者に祝い酒 国立文楽劇場で鏡開き
2016年1月4日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160104/20160104016.html

 国立文楽劇場(大阪市中央区)正面玄関前で3日、初春文楽公演の開幕を告げる鏡開きが行われ、文楽人形「太郎冠者」(吉田一輔さん)と「醜女」(吉田玉佳さん)が来場者らに祝い酒を振る舞った。

 
1985年以来、毎年行われている新春の風物詩で、地元の黒門市場からは縁起物のタイ2匹が到着。14日からNHKで始まる近松門左衛門を描いた人情喜劇「ちかえもん」に主演する俳優の青木崇高さんも交えて鏡開きを行った。

 同劇場の水野英二理事は「今年も充実したラインアップを用意している。形が固まり、一つの実を結ぶとされる『丙申(ひのえさる)』の今年、日ごろの努力が形となって現れるように」と期待を込めた。青木さんも「番組が文楽の盛り上がりにつながれば」と話していた。

2202名無しさん:2016/01/07(木) 18:02:52 ID:gqmpkY160
初詣の道は真田幸村へ続く
http://weblog.hochi.co.jp/arukulove/2016/01/post-adf8.html

 正月休みの運動不足解消と初詣を兼ねて大阪市天王寺区を歩いた。四天王寺から一心寺を訪ねたが、いつの間にか目的が変わった。このあたりは茶臼山の北側。1614年の大阪冬の陣では徳川家康が本陣を構え、翌15年の夏の陣では真田幸村が陣取った場所。NHK大河ドラマ「真田丸」も始まるので、その史跡へ足が自然に動いた。
地下鉄谷町線の「四天王寺前夕陽ケ丘」で降りて、谷街筋のひとつ東側の道を南へ向かう。そこは四天王寺の参道で、商店街が設置している「飛び出し注意」や「進入禁止」の看板まで、聖徳太子をモデルにしたイラストだ。

 四天王寺は1400年以上も前、聖徳太子が建立したと伝わるお寺だ。参道から境内に通じる門は3か所あるが、通り過ぎて南側の南大門から入る。お寺の中心伽藍(がらん)への近道だからだ。入ると目の前に仁王門(中門)が現れる。その向こうに五重塔がそびえているはずだったが、グレーのシートにすっぽり覆われていた。シートには大手ゼネコンと設計事務所の企業ロゴが張り付けてあって、その間に「聖徳太子千四百年御聖忌 2022年 厳修 中心伽藍耐震改修工事」と書かれていた。

聖徳太子こと厩戸王子(うまやどのおうじ)が死去したのが622年とされ、2022年はそれから1400年。その儀式を厳かに執り行うため、この場所の耐震改修を行っているという。現在の五重塔は1959年建立というから耐震改修は必要。仕方ない。
 見たかった五重塔が隠れていて残念だったので、西へ少し歩いて、今度は一心寺へ向かった。年が明けてまだ4日だけに初詣客は多い。幼い子供を連れた夫婦連れもいて、子供が山門の両側に立つ青銅の阿形像と吽形(うんぎょう)像を見て怖々、お母さんに「これ、動くの」と尋ねていたのが面白かった。神戸峰男さん作の像は、動くのではないかと錯覚するくらい迫力がある。

 その山門を下から眺めていて気がついた。怖い仁王にばかり気を取られていたが、その下の扉には4人の天女の像があった。秋野不矩さんの原画を神戸さんが浮き彫りにしたと説明されている。門の上では邪念を戒め世の乱れをにらんでいるが、その下には瑞々しい生命力がみなぎっている。この山門を見るだけでもこのお寺に来る意義がある。
 ところで、ここは大阪の陣の激戦地でもある。お寺のホームページによると、およそ5万人の武将が戦死。当時の住職が遺体を境内に集めて火葬し、供養したという。50年、100年、150年、200年の節目の年には供養法会を行っており、冬の陣から400年となった2014年にも関連行事を開催したと書かれている。

討ち死にした武将の中でもいまだに人気が高く、今年は大河ドラマの主人公になる真田幸村(信繁)の戦死跡とされる場所が、一心寺の北側にある安居神社。以前、このブログでも紹介したが、昨年秋に宮司さんに話を聞いてスポーツ報知大阪本社版に書いた。
 その時、分かったのは、ここが幸村戦死の史跡と認定されたのは、明治時代に陸軍が日本の過去の合戦を検証した結果だったという。2009年には宮司さんが寄付を集めてブロンズの座像も建立されている。彫刻家の播間公次さん制作のその像は、本懐を遂げた安らかな表情で夕日を眺めているイメージという。

 この日も若い参拝客が次々に訪れて、その座像に手を触れていた。あと一歩で家康の首は取れなかったが、幸村は400年後の若者たちにも愛されていた。(文と写真・鬼塚 静信)

2203名無しさん:2016/01/07(木) 18:50:41 ID:gqmpkY160
住吉大社で白馬神事
01月07日 15時02分
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20160107/4840971.html

正月に青い馬を見ると縁起が良いという故事にちなんだ神事「白馬神事」が7日、大阪の住吉大社で行われました。
白い馬と書いて「あおうま」と読むこの神事は、正月に青い馬を見ると、1年間、無病息災で過ごせるという中国の故事にちなんだもので、大阪・住吉区の住吉大社では毎年1月7日に行われています。
7日は、神職が祝詞を上げたあと、住吉大社の神馬「白雪号」が4つの本殿を回り、頭を下げる仕草をしました。
そして、境内を走って回る「早駆け」を行いました。
白馬神事を見た大阪市の40代の女性は「家族みんなが健康に暮らせたらそれが一番です」と話していました。
大阪市の30代の男性は「白馬を見られたし、ことしは元気にかけたい。仕事を頑張れそうです」と話していました。

2204名無しさん:2016/01/07(木) 19:02:53 ID:gqmpkY160
笑顔で大阪元気に 十日戎前に福娘が来社
2016年1月7日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160107/20160107032.html

 “えべっさん”の愛称で知られ、商売繁盛の御利益があるとされる今宮戎(えびす)神社(大阪市浪速区)の十日戎を前に、祭礼に花を添える福娘が6日、大阪市北区の大阪日日新聞を訪れ、一年間の福を授けた。

 着物の上に白い千早を羽織り、金色の烏帽子をかぶった中谷芽以さん(19)ら福娘13人が来社。ことしのえと「申(さる)」を描いた縁起物の額を届け、「打ちましょ、もうひとつせい、祝うて三度で」と上方締めを披露し、新年を祝った。

 十日戎は9〜11日に行われる商売繁盛や景気回復を願う祭礼。例年、大勢の参拝者でにぎわっており、福娘代表の中谷さんは「私たちの笑顔で大阪の皆さんを元気にしたい」と話していた。

2205名無しさん:2016/01/07(木) 22:48:29 ID:wgbjZ23.0
故・桂枝雀さんの長男りょうばさん、大阪・西成で初高座
篠塚健一2016年1月7日
http://www.asahi.com/articles/ASJ166480J16PTFC00X.html?iref=com_rnavi_arank_nr03

 爆笑王と称され、一時代を築いた落語家の故・桂枝雀さんの長男桂りょうばさん(43)が7日、大阪市西成区の動楽亭で初高座に上がった。詰めかけた約100人の観客を前に上方落語「東の旅発端」を陽気に演じ、デビューを飾った。

 アマチュア落語家を経て昨年8月に桂ざこばさんに入門した。寄席の前座として笑顔で登場すると、張り扇と小拍子で見台(けんだい)を叩(たた)きながら旅ネタを披露。父の面影が宿る表情やしぐさ、落ち着き払った高座ぶりに何度も笑いが起きた。

 終演後、師匠のざこばさんは張り扇の握り方も枝雀さんとそっくりで驚いたと明かした。「あんな落ち着いた初舞台ちゅうのはない。けれどもアマチュアの延長やちゅうのを感じる。玄人やなって思える噺家(はなしか)になってほしい」とざこばさん。りょうばさんは「親子なので似ちゃうのは仕方がない。本当に腹の底からはなしができる噺家になりたい」と話した。(篠塚健一)

2206名無しさん:2016/01/09(土) 11:53:36 ID:8dYmZVgk0
「ササ持ってこい」 北新地、えびす詣招福行列
2016年1月9日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160109/20160109033.html

 大阪市北区の大阪天満宮で「天満天神えびす祭」(9〜11日)が始まるのを前に、同区の北新地と同宮を往復する「堂島北新地えびす詣招福行列」が8日、盛大に行われた。天満えびす招福娘ら約100人が長い列を連ね、「商売繁盛でササ持ってこい」とにぎやかに練り歩いた。

同宮の氏子崇敬者でつくる青年親睦会(土井由憲会長)が主催。戦前に途絶えた同宮の「天満えびす」が2007年に復興したことを契機に、風物詩だった北新地の「宝恵かご」復興を願う関係者の思いが実を結び、09年に実現。以後、えびす祭の前景気を盛り上げる行事として定着している。

 軽快なえびすばやしが響く中、高張りちょうちんやつり太鼓などを先頭にした一行が北新地を出発。招福娘が愛嬌(あいきょう)を振りまいたほか、上方落語協会の桂春之輔副会長や北新地社交料飲協会(東司丘興一理事長)の北新地クイーンらを乗せた豪華な人力車も列に加わり、えびす祭の到来を触れて回った。

 同親睦会の林秀昭副会長(56)は「行事を通じて大阪天満宮と北新地がますます発展してもらいたい」と願いを込めた。



大阪「十日えびす」開幕 ミナミの新年彩る宝恵かご
2016年1月9日 11:29
http://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/160109/20160109036.html

 商売繁盛を祈願する今宮戎神社(大阪市浪速区)の「十日えびす」が9日、初日の「宵えびす」で幕を開け、芸妓や福娘が乗った宝恵かご行列が市内の繁華街・ミナミを練り歩いた。

かごには、NHKの連続テレビ小説「あさが来た」にヒロインの嫁ぎ先の奉公人ふゆ役で出演している女優の清原果耶さん(13)のほか、俳優香川照之さん(50)らの芸能人も乗り込み、笑顔を振りまいた。街には「ほーえかご」という見物客や参加者の掛け声が響き、多くの人が写真を撮って楽しんでいた。

 十日えびすは10日の「本えびす」、11日の「残り福」と続く。神社は約100万人の参拝客を見込んでいる。

2207名無しさん:2016/01/10(日) 04:31:34 ID:krSUgzVY0
今宮戎神社 宵えびす
更新:01/09 18:08
http://www.mbs.jp/news/kansai/20160109/00000033.shtml

商売繁盛の神様で知られる、大阪の今宮戎は、9日が宵えびすで、朝から大勢の参拝者で賑わっています。

 十日えびすの初日となる「宵えびす」。

 今年は、三連休の初日と重なったこともあり、朝から大勢の人たちが、商売の神様のご利益を授かろうと訪れています。

 境内では、笹が無料で配られ、参拝者はひとつ1,500円ほどの縁起物の小判や金の俵などを福娘に授けてもらっていました。

「いい始まりを迎えているので、今年はすごい年になると思います。ちなみに、知り合いが引いたこの人のおみくじは、凶でした」(参拝者)

 今宮戎神社では、10日の本えびすと11日の「残り福」の3日間で、約100万人の参拝者を見込んでいます。

2208名無しさん:2016/01/10(日) 04:33:54 ID:krSUgzVY0
阪城のやぐらなど特別公開
01月09日 17時28分
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20160109/4875651.html

戦国時代の武将、真田幸村の生涯をえがくNHKの大河ドラマ、「真田丸」の放送が、10日から始まるのに合わせて、幸村ゆかりの大阪城に残るやぐらや蔵が、特別公開されています。
9日から特別公開されているのは、大阪城の大手口を守る「千貫櫓(せんがんやぐら)」と「多聞櫓(たもんやぐら)」、それに、火薬の保管庫として使われた「焔硝蔵(えんしょうぐら)」です。
いずれも、大坂夏の陣のあと再建されたもので、「焔硝蔵」は、床や壁、天井に、厚さ2点4メートルを超える巨大な石が使われ、火縄銃などに使うおよそ230トンの火薬が保管されていたということです。
また、「千貫櫓」は、大阪城に残る最も古い建物で、壁には、敵が攻めてきた際に火縄銃で応戦するための小窓が付いています。
初日の9日は、訪れた人たちが、江戸時代の足軽にふんした職員にアドバイスを受けながら、小窓から外に銃口を向けて敵に狙いを定める体験をしました。
参加した11歳の男の子は、「火縄銃の体験ができてうれしかった。
昔の人が、どうやって城を守っていたかがよく分った」と話していました。
大阪城の特別公開は、ことし6月5日まで行われます。

2209名無しさん:2016/01/14(木) 08:14:12 ID:Mii5n1..0
訃報
桂春団治さん 85歳=落語家
毎日新聞2016年1月14日
http://mainichi.jp/articles/20160114/ddm/041/060/110000c
上方落語復興に尽力

 戦後、滅亡寸前と言われた上方落語界の復興に尽くした四天王の最後の一人で、厳しいまでに磨き上げた芸風で知られる桂春団治(かつら・はるだんじ、本名・河合一=かわい・はじめ)さんが9日、心不全のため亡くなった。85歳だった。親族や直系の弟子らで密葬を営んだ。

 1930年、大阪市生まれ。父親は二代目春団治。高校を卒業後、会社に就職するが1年で辞め47年小春の名でデビュー。50年に二代目福団治、59年に三代目春団治を襲名した。

 後に上方落語四天王と称された三代目桂米朝、六代目笑福亭松鶴、五代目桂文枝(いずれも故人)とほぼ同時期の入門で衰退していた上方落語界再生の原動力として活躍した。

 芸風は地味だが手堅く、上方落語のエッセンスを観客に見せるよう心掛けた。テレビやラジオにはほとんど出演せず落語一筋。粒よりのネタを完璧に演ずることに全力を傾け、「野崎詣(まい)り」「いかけや」「代書」などは至芸と言われた。

 若手育成にも熱心で福団治さんや故二代目春蝶、小春団治さんらを育てた。78年から83年には3代目の上方落語協会会長を務めた。

 81年に胃潰瘍、92年にはC型肝炎と診断されるなど、何度か病気に見舞われながらその度に克服。年齢とともに円熟を重ね、艶のある芸で観客を酔わせた。足のけがで正座できなくなったことなどを理由に、2013年夏以降は高座から遠ざかっていた。

 75年芸術祭優秀賞受賞、98年には紫綬褒章を受章した。

2210名無しさん:2016/01/14(木) 08:25:57 ID:Mii5n1..0
落語家の三代目桂春団治さん死去…85歳
2016年01月14日
http://www.yomiuri.co.jp/culture/20160114-OYT1T50033.html?from=ytop_top

 戦後の上方落語を支えた「四天王」最後の一人、三代目桂春団治(かつら・はるだんじ、本名・河合一=かわい・はじめ)さんが9日午前0時11分、心不全で亡くなった。

 85歳だった。親族と弟子たちで密葬を行った。26日にお別れの会を行う。喪主は妻、成子(しげこ)さん。

 大阪市出身。二代目春団治の実子で、1947年に父に入門した。小春、福団治を名乗った後、59年に大名跡、春団治の三代目を襲名した。

 当時は漫才人気などのあおりを受け、「上方落語は滅んだ」と評されるほどの危機的な状況だった。古典落語一筋に鍛錬を重ね、先輩の六代目笑福亭松鶴、同期入門の三代目桂米朝、五代目桂文枝とともに「四天王」と並び称される人気を確立。一方で、多くの弟子を育て、復興に尽力した。

 持ちネタは「野崎詣まいり」「代書屋」「親子茶屋」「皿屋敷」など多くはなかったが、華やいだ上品な語り口に加え、人物や情景描写の緻密さには定評があった。高座で羽織の両そでを引いてすっと落とす粋なしぐさが有名で、噺はなしの冒頭でまくらを語らない、けれん味のなさも売り物だった。

 上方落語協会会長も務め、75年に芸術祭優秀賞、96年に大阪芸術賞を受賞。98年に紫綬褒章、2004年に旭日小綬章を受章した。

2211名無しさん:2016/01/15(金) 00:20:56 ID:NJRBBpGw0
弟子ら会見「安らかな顔でした」 春団治さん、意欲変わらず
2016年1月14日 21:55
http://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/160114/20160114101.html

 端正な高座でファンを魅了した落語家、三代目桂春団治さんの訃報が伝えられた14日、薫陶を受けた弟子らが大阪市内で記者会見を開き、名人の晩年を振り返った。

上方落語協会副会長を務める弟子の桂春之輔さん(67)は「遺族の話では、静かに息を引き取られたようだ」。筆頭弟子の桂福団治さん(75)も「目を覚ますんじゃないかと思うぐらい安らかで眠っているような顔でした」としみじみ語った。

 春之輔さんらによると、春団治さんはこの2年の間、入退院を繰り返し、高座から遠ざかっていた。落語への意欲は変わらなかったものの体調が万全ではなく、正座ができないことも気にしていたという。

2212名無しさん:2016/01/15(金) 19:16:47 ID:a7cbp8Xc0
訃報に「本当に残念」と文枝さん 春団治さん悼み
2016年1月15日 12:00
http://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/160115/20160115052.html

 上方落語の復興に尽力し85歳で亡くなった三代目桂春団治さんの訃報を受け、上方落語協会の桂文枝会長(72)が15日、大阪市内の同協会で記者会見し「師匠はいつもそっと見守ってくれていた。本当に残念ですが、感謝の気持ちに堪えません」と言葉を詰まらせた。

六代目笑福亭松鶴さん、三代目桂米朝さん、五代目桂文枝さんら「四天王」が全員、鬼籍に入ったことは「大きな試練だが、上方落語界の第二章の始まりで、次は皆が頑張れという思いを託していただいたと思う」と語り、春団治さんのように「後進の育成に命を懸けたい」と誓った。

2213名無しさん:2016/01/16(土) 04:21:34 ID:r0wQZ.VE0
手伸ばし、熱気ぶつけ合い 四天王寺で「どやどや」
2016年1月15日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160115/20160115025.html

 大阪市天王寺区の和宗総本山四天王寺(森田俊朗管長)で14日、五穀豊穣(ほうじょう)や天下泰平を祈願する年頭行事「どやどや」が盛大に執り行われた。約千人の男子中高生らがふんどしに鉢巻き姿で参加し、お堂の天井からまかれた少数の護符(ごふ)をつかもうと勇猛果敢に体をぶつけ合った。

元日から14日間続けられる修正会法要の結願日に行われる伝統行事。四天王寺羽曳丘中・高、清風中・高、清風南海高の生徒が紅白両軍に分かれ、境内のほぼ中央に位置する六時堂の前に進んだ。

 双方から繰り返し冷水を浴びせられながら堂内へなだれ込み、法要中に祈祷(きとう)された護符が宙を舞うたびに手を高く伸ばした。見事に護符をつかんだ生徒は、寒風の中、体からもうもうと湯気を立て「やったぞ」などと歓声を上げた。

 境内の一画では魔よけの「牛王宝印楊枝(ごおうほういんようじ)」が授与され、参詣者の長い列ができた。

2214名無しさん:2016/01/19(火) 04:44:42 ID:vWBGPGsM0
開運願い「綱引神事」 難波八阪神社
2016年1月18日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160118/20160118023.html

 大阪市浪速区の難波八阪神社(粟辻勲宮司)で17日、年頭の伝統行事「綱引(つなひき)神事」が執り行われた。開運を祈願しようと氏子らが八岐大蛇(やまたのおろち)に見立てた大綱を作り上げ、双方から引き合った。

 同神社の祭神で、オロチ退治で知られるスサノオノミコトの遺徳を仰いで地域の繁栄などを祈願する行事。2001年度に大阪市指定の初の無形民俗文化財になった。

 この日は神職や文化財保持者である同神社「綱引神事保存会」(竹立威三雄会長)の面々が早朝から境内に参集。お払いを受けた後、老若男女が作業手順を教え、教えられながら108本の細い縄をより合わせ、昼すぎに全長約20メートル、太さ約30センチの巨大な綱を完成させた。

 氏地巡行の前には、二手に分かれて豪快な綱引きが行われ「難波の綱引きヨーイヨイ、八阪の綱引きヨーイヨイ」の掛け声が境内にこだました。

 会長の竹立さん(85)は「例年を上回る立派な大綱となり、ご祭神もお喜びだと思う。若い世代にも多く参加してもらい地域の伝統を継承する絶好の機会となった」と話していた。

2215名無しさん:2016/01/20(水) 04:11:35 ID:v0jt.e7o0
好景気を射抜く 御霊神社で「御弓神事」
2016年1月19日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160119/20160119026.html

 大阪市中央区の御霊(ごりょう)神社(園文夫宮司)で18日、年頭恒例の「御弓神事」が執り行われ、多くの参拝者が古式ゆかしい装束や作法、美しい矢の飛翔を見守った。

平安期の正月の宮中行事「射礼(じゃらい)」にちなみ、神前で弓道の上達と国の安寧などを願う伝統行事。かつて“天下の台所”として多くの蔵屋敷などが並んだ商業の地・北船場に位置する同神社では当たり矢で景気向上などを祈念する。

 この日は神職のほか、地元企業の大阪ガスの弓道部から男女2人が奉仕。弓構えから矢を放つ寸前までの所作を2度繰り返した後、計3本の矢を放つ射法を披露した。同部の射手は28メートル先にある的へ矢を当て大きな拍手が湧いた。

 本殿の神事では、みこが神楽「弓の舞」を奉納。園宮司は「幸い雨の影響もなく年頭にふさわしい行事を斎行することができた。今年一年の繁栄を願いたい」と話していた。

2216名無しさん:2016/01/23(土) 18:11:42 ID:kZhDz8tw0
春団治さんしのび 生前好んだハナミズキ植樹
2016年1月23日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160123/20160123041.html

 上方落語の再興に尽力した「四天王」最後の一人で、9日に85歳で死去した三代目桂春団治さんをしのび、ゆかりのある池田市で22日、春団治一門の桂春之輔さん(67)らが、春団治さんが生前好んだハナミズキを植樹した。春之輔さんは「目立つでなく、地味でもない。春団治の人柄にふさわしい木。さぞ喜んでいることでしょう」と、しみじみと亡き師へ思いをはせた。

池田市は「池田の牛ほめ」や「池田の猪買い」など古典落語の舞台となった上方落語ゆかりの地。市内の受楽寺には、初代と二代目の顕彰碑がある。

 春之輔さんによると、同寺にもハナミズキがあり、法要と落語会がある4月下旬の「春団治まつり」には見ごろを迎え、三代目夫妻も咲き具合を気に掛けていたという。

 市内の五月山公園であった式典には、春之輔さんのほか、池田市の倉田薫市長らが出席。高さ3メートルの若木を高台に植えた。

 植樹した木は紅白の花を咲かせる予定で、親交のあった倉田市長は「ご恩に対する思いを込めた。落語のまち・池田が発展するよう天国から応援してほしい」と話していた。

2217名無しさん:2016/01/28(木) 04:15:46 ID:Eh8dD/HE0
古墳の掘に大規模な橋の痕跡
01月27日 22時05分
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20160127/5336541.html

大阪・堺市にある大型の古墳「ニサンザイ古墳」で、堀をまたいで長さ45メートル以上の大規模な橋がかけられていたとみられることが市の調査で分かりました。堺市は、古墳の堀に橋の痕跡が見つかったのは初めてで、埋葬方法などを知る上で重要な発見だとしています。
5世紀後半に造られた前方後円墳、「ニサンザイ古墳」は、長さがおよそ300メートルあり全国で7番目に大きいとされ、天皇を埋葬した墓の可能性も指摘されています。
3年前、堺市の調査で堀の底に柱を建てた穴の跡が見つかり、市は、柱が橋脚として使われ、堀の上に何らかの構造物があった可能性が高いとみてさらに調査を進めていました。
その結果、これまでに見つかった痕跡だけでも柱は35本あり、柱の並び方から、堀を渡るように長さ45メートル以上、幅12メートルの大規模な木造の橋がかかっていたとみられることが分かりました。
堺市によりますと、古墳の堀に橋の痕跡が見つかったのは初めてですが、橋自体は出土していないことから、埋葬などの際に一時的にかけられたとみています。
堺市文化財課の内本勝彦主査は「埋葬の時や、埋葬者の後継ぎが墓参りする際などに大がかりな儀式をするため、大きな橋が必要だったのではないか。当時の埋葬方法などを検討するうえで重要な発見だ」と話しています。

2218名無しさん:2016/01/28(木) 04:47:50 ID:Eh8dD/HE0
豊竹嶋大夫さん最後の大阪公演
01月26日 20時33分
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20160126/3273811.html

人形浄瑠璃「文楽」の語り手で、2月に引退する人間国宝、豊竹嶋大夫さんの大阪での最後の公演が26日、行われました。
豊竹嶋大夫さんは、松山市出身の83歳。
昭和23年に文楽の世界に入り、語り手の「太夫」として高い評価を受け、去年10月、人間国宝に認定されましたが、体力面の問題を理由に、2月に引退することになりました。
大阪の国立文楽劇場で行われていた大阪での最後の公演が26日、千秋楽を迎え、会場には多くのファンが詰めかけました。
題目は、江戸時代の人気力士の活躍を描く「関取千両幟」で、嶋大夫さんは、力士を陰で支える妻の役をつややかな声で情感豊かに語り、観客から大きな拍手がおくられました。
嶋大夫さんは幕が閉じたあと再び登場し、長年共演してきた、いずれも人間国宝の、三味線の鶴澤寛治さんと、人形遣いの吉田蓑助さんから花束を受け取りました。
最後となる東京・国立劇場での公演は、2月6日から22日まで行われます。
文楽では、おととし、竹本住大夫さんが引退し、去年は竹本源大夫さんが亡くなり、嶋大夫さんが引退すると現役の人間国宝の語り手が不在となります。
公演を見た大阪市の70代の女性は「語り口もしっかりしているのに引退はとても残念です。後継者を育てて文楽を後世に引き継いでいってほしい」と話していました。

2219名無しさん:2016/01/31(日) 20:09:54 ID:Ys.fV5620
住吉祭 大みこしが復活へ
01月31日 07時59分
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20160131/5493811.html

大阪の三大夏祭りの1つ、住吉大社の住吉祭の象徴と言われていた重さ2トンを超える「大みこし」が、ことしの8月、75年ぶりに復活することになりました。
住吉大社の「大みこし」は、明治14年に奉納されて、昭和15年まで、毎年、夏の住吉祭で担がれてきました。
今の住吉祭では、別のみこしが担がれ、「大みこし」は、境内に展示されるだけでしたが、地元の人たちが、かつての象徴を復活させようと、ことしの夏、75年ぶりに、担ぐことになりました。
「大みこし」は、長さが5メートル、高さが3メートル、重さが2.6トンあり、富山県の工房で行われていた修復作業がこのほど終わり、住吉大社の境内に戻ってきました。
このあと「大みこし」には、装飾が施されるということで、地元の人たちは、祭りを盛り上げようと、みこしの担ぎ手を募集しています。
住吉祭神輿会の中野紀久雄会長は、「みこしは、これくらい迫力あるものでなければいけないと思います。祭りが楽しみです」と話していました。
また、神職の岡康史さんは、「明治の人たちの意気込みが感じられるみこしなので、みなさんにぜひ見てほしいです」と話していました。

2220名無しさん:2016/02/02(火) 19:23:04 ID:H6Z03t5M0
大坂夏の陣の建造物焼損跡を確認…石垣再発掘
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%a4%a7%e5%9d%82%e5%a4%8f%e3%81%ae%e9%99%a3%e3%81%ae%e5%bb%ba%e9%80%a0%e7%89%a9%e7%84%bc%e6%90%8d%e8%b7%a1%e3%82%92%e7%a2%ba%e8%aa%8d%e2%80%a6%e7%9f%b3%e5%9e%a3%e5%86%8d%e7%99%ba%e6%8e%98/ar-BBp0sER

国特別史跡・大坂城跡(大阪城公園、大阪市中央区)の地下に眠る豊臣秀吉時代の石垣公開プロジェクトを進めている大阪市は2日、石垣の一部を再発掘し、大坂夏の陣(1615年)で櫓(やぐら)などの建造物が焼損した跡を新たに確認したと発表した。

発掘場所は現在の天守閣の南東に位置し、1984年に確認されていた石垣の周辺を範囲を広げて再調査。表土を約2メートル除去し、石垣の上端部を長さ約5メートル出土させたところ、瓦などが焼けたことを示す赤茶けた土壌が見つかった。市の担当者は、「石垣上にあったとされる櫓の存在を示すもの」としている。

調査現場の一般公開は6日、7日の午前10時〜午後4時。小雨決行。問い合わせは市教育委員会文化財保護課(06・6208・9069)。

2221名無しさん:2016/02/04(木) 00:29:48 ID:ywLvT61k0
福が来た、「あさ」も来た…成田山で節分祭
2016年02月03日
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20160203-OYO1T50018.html?from=oycont_top_txt

大阪府寝屋川市の成田山不動尊で3日、節分祭があり、NHKの連続テレビ小説「あさが来た」に夫婦役で出演中の波瑠さんと玉木宏さんが約2万3000人の参拝者に落花生をまいた。

 境内では鬼も改心するとされ、繰り返すかけ声は「福は内」のみ。かみしも姿で特設舞台に上がった2人はヒノキの升(1・5メートル四方、高さ0・8メートル)に盛られた豆を両手ですくい上げ、開運や厄よけを願う人たちに次々と投げた。

 波瑠さんは「温かい声援をもらえて、すごく楽しい時間でした。この升から投げるイメージはなかったので、びっくりぽんでした」と笑顔で話した。

2016年02月03日

2222名無しさん:2016/02/04(木) 04:48:15 ID:ywLvT61k0
厄去れ 子背負い火渡り…帝釈寺
2016年02月03日
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20160202-OYTNT50412.html?from=oytop_ymag

箕面市粟生外院の帝釈寺で2日、節分の時期に合わせた「福護摩祭り」が開かれ、参拝客約260人が、今年1年の幸福と安全を祈りながら、焼けた護摩木の灰の上を歩く「火渡り修行」を行った。

 境内では、「家内安全」「厄除(やくよけ)」などと書かれた約2500本の護摩木が燃やされた。煙が残る中、長さ約5メートルの灰の上を住職らが渡った後、参拝客も素足で火渡りに挑戦。ゆっくりと灰を踏みしめたり、子供を抱えながら渡ったりしていた。

 長女(1)を背負いながら渡った豊中市の主婦、花岡愛矢さん(30)は「1年間何事もなく過ごせたらいいと願いながら渡りました」と笑顔で話していた。

2016年02月03日

2223名無しさん:2016/02/04(木) 04:49:02 ID:ywLvT61k0
厄去れ 子背負い火渡り…帝釈寺
2016年02月03日
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20160202-OYTNT50412.html?from=oytop_ymag

箕面市粟生外院の帝釈寺で2日、節分の時期に合わせた「福護摩祭り」が開かれ、参拝客約260人が、今年1年の幸福と安全を祈りながら、焼けた護摩木の灰の上を歩く「火渡り修行」を行った。

 境内では、「家内安全」「厄除(やくよけ)」などと書かれた約2500本の護摩木が燃やされた。煙が残る中、長さ約5メートルの灰の上を住職らが渡った後、参拝客も素足で火渡りに挑戦。ゆっくりと灰を踏みしめたり、子供を抱えながら渡ったりしていた。

 長女(1)を背負いながら渡った豊中市の主婦、花岡愛矢さん(30)は「1年間何事もなく過ごせたらいいと願いながら渡りました」と笑顔で話していた。

2016年02月03日

2224名無しさん:2016/02/05(金) 00:23:17 ID:.ZY9AVQ.0
恵方巻き1000人丸かぶり 大阪天満宮
2016年2月4日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160204/20160204018.html

 節分の3日、千人がそろって巻きずし(恵方巻き)を丸かぶりするイベントが大阪市北区の大阪天満宮であった。幼児から高齢者まで幅広い年齢の府民らが参加。今年の恵方・南南東を向き、所願成就を願いながら格別の巻きずしを味わった。

大阪海苔(のり)協同組合(村瀬忠久理事長)主催の「海苔チャリティーセール」の関連イベント。今年で15回目で、売上金の一部で車いすを購入し、大阪市社会福祉協議会に寄付している。

 巻きずしを受け取った来場者は、境内の一画に設けられた結界に集まり、同宮の神職からおはらいを受けた後、合図とともに一斉に頬張った。2人の子どもと参加した松田里沙さん(35)=大東市=は「大阪府外から嫁いで来たので初めて参加し、楽しかった。家族が笑顔で過ごせる1年であるよう祈願しました」と満足の表情。セールも早々に商品が完売する盛況ぶりで、村瀬理事長(50)は「多くの方に参加していただき節分行事として定着した。車いすの寄贈も含め継続していきたい」と話していた。


厄よけ「かぶら汁」人気 四天王寺、節分にちなみ
2016年2月4日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160204/20160204019.html

 なにわの伝統野菜「天王寺蕪(かぶら)」の発祥地とされる大阪市天王寺区の四天王寺で3日、節分にちなんだ厄よけのかぶら汁が販売された。参拝者らが温かいカブを頬張り、無病息災を願った。

天王寺蕪は平らな根が特徴の白カブで、一般のカブに比べて甘みが強い。大正時代に作成された「天王寺村誌」などには、大坂の陣の戦火から種を守った功績を評価され、地元農民が四天王寺付近に土地を与えられたという記録が残る。

 休憩所では、境内で干し、さっとゆでたカブと葉、大阪湾で採れたノリなどを具材にした白みそ仕立てのみそ汁と麦飯を提供。400食が完売した。天王寺蕪を初めて食べたという管理栄養士の女性(64)=茨木市=は「カブはもちっとして柔らかく、体も温まる。お嫁さんにも教えてあげたい」と満足そうだった。

 かぶら汁の販売は昨年に続き2回目。普及を図る天王寺蕪の会事務局長の難波りんごさんは「関心を持ってもらえて良かった。恒例行事になれば」と話した。


厄払い千客万来 堂島薬師堂節分お水汲み祭り
2016年2月4日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160204/20160204021.html

 大阪市北区の堂島薬師堂周辺で3日、早春の風物詩「堂島薬師堂節分お水汲(く)み祭り」があり、鬼追いや龍の巡行が繰り広げられた。参拝客らは1年の厄を払い、福を授かった。

お水汲みは、薬師堂で奈良薬師寺の僧侶が参拝客の竹筒護符にお香水をくんで清め、千客万来や無病息災を祈願。僧侶や鬼、福男らでつくる鬼追い隊が地域の飲食店や企業を訪問すると、従業員や客は同隊に豆を投げて厄を払った。

 また、薬師堂に祭られている弁財天の化身とされる龍に続いて、お化けの仮装をした北新地の女性たちが街を巡行。夜の通りを清めると、見物客らから大きな歓声が沸いた。

 祭りは、地域に根付く節分行事と薬師堂のお水汲み儀式を融合して2004年に開始。今回で13回目となる。

2225名無しさん:2016/02/06(土) 07:21:48 ID:cuHBXmXM0
大坂城の石垣発掘、焼けた瓦や土 夏の陣、本丸被災跡か
2016年2月2日 16:28
http://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/160202/20160202067.html

 豊臣秀吉が築いた大坂城の石垣が発掘され、2日、大阪市教育委員会などが発表した。大坂城本丸の「詰ノ丸」と呼ばれる区画の東南角で、大坂夏の陣(1615年)で焼けたとみられる瓦片や焼土層も確認した。見つかったのはわずかで、徳川家による再建時に片付けられた可能性があるという。

調査した大阪文化財研究所の担当者は「焼失前に詰ノ丸にあったとされる建物の存在を裏付ける材料になる」と話している。

 秀吉の天守閣は調査地点から約80メートル北にあったという。現在の城は徳川家が土を盛った上に再建。豊臣期の石垣の最上部は地下1メートルにある。

2226名無しさん:2016/02/06(土) 11:45:51 ID:cuHBXmXM0
「真田丸」の地に顕彰碑
02月01日 19時19分
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20160201/5401191.html

大坂の陣で戦国武将、真田幸村が築いた「真田丸」があったとされる大阪・天王寺区に顕彰碑が設置され、除幕式が行われました。
大阪・天王寺区の大阪明星学園がある辺りは、幸村の名で知られる戦国武将、真田信繁が大坂冬の陣で築いた大坂城の出城「真田丸」があったとみられることが、最新の研究で明らかになっています。
顕彰碑は、天王寺区役所が、大阪明星学園と協定を結んで敷地の一角に設置したもので、1日、関係者が集まって除幕式が行われました。
碑は花崗岩に大型の陶板を貼り付けたもので、高さが1メートル65センチ、幅が2メートル60センチあります。
「真田丸顕彰碑」という文字が刻まれているほか、陶板には大坂冬の陣を描いた図や、幸村と真田丸の戦いについての解説なども表示されています。
地元の自治会の竹田善彦さんは「石碑ができてうれしいです。地元のシンボルとして多くの人に訪れてほしい」と話していました。
天王寺区は、幸村終焉の地であることを多くの人に知ってもらうため、今後、ゆかりの地への案内図などを設置することにしています。

2227名無しさん:2016/02/06(土) 16:43:06 ID:cuHBXmXM0
住吉の文化、すごろくで紹介
2016年01月28日
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20160127-OYTNT50356.html

大阪市住吉区役所は、同区の文化や歴史にまつわる活動や団体などをすごろく形式で知ることができる「再発見! すみよし文化すごろく」を制作し、1月号の広報紙に掲載している。今後、区のホームページ(HP)やパンフレットなどにも載せ、広く活用できるようにするという。

 同区は、地元ゆかりの文化的活動などに取り組む人たちに、活動内容や地域の魅力について話を聞く、「再発見! すみよし文化レポート」を2013年からHPなどで連載している。インタビューなどを担当している区教育文化課の松永貴美さんが、過去22回分を、正月にちなんで、すごろく形式にまとめた。

 住吉大社のかかしプロジェクトや、すみよし歴史案内人の会、大阪市立大など、地域を盛り上げるために奮闘する個人や団体の写真などを升目に掲載。「住吉区内の見どころを3つ言えたら2コマ進む」「住吉区にゆかりのある歴史上の人物を1人以上言えたら2コマ進む」などと楽しみながらゴールを目指す。

 松永さんは「区内に色々な活動をしている人がいることを知り、区外の人が魅力を感じて足を運んでもらうきっかけになればうれしい」と話している。

 問い合わせは、同課(06・6694・9989)へ。

2016年01月28日

2228名無しさん:2016/02/06(土) 16:57:24 ID:cuHBXmXM0
歌舞伎役者の文明開化…逸翁美術館、絵看板や錦絵
2016年02月01日
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20160131-OYTNT50316.html

池田市栄本町の逸翁美術館で、明治期の芝居小屋に飾られた絵看板などを集めた「歌舞伎絵看板展〜文明開化の音がする〜」が開かれている。3月6日まで。

 1884年(明治17年)から95年(同28年)にかけて大阪・道頓堀にあった中座などで、上演中の歌舞伎の内容を紹介する絵看板22点や、役者を描いた錦絵などを展示。

 会場には、和装に山高帽をかぶるなどハイカラなものを身につける歌舞伎役者の姿が並ぶ。中には舞台上に電灯を置いた様子を描いた作品もあり、「文明開化」の世相が反映されている。

 展覧会に合わせて、2月20日午後2時から、明治大の神山彰教授(演劇学)が「明治の歌舞伎と散切物の風俗」と題して講演。同6、27日の午後2時からは学芸員による展示解説もある。

 午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)。月曜休館。観覧料は一般700円、65歳以上と高校・大学生500円、中学生以下は無料。問い合わせは同美術館(072・751・3865)へ。

2016年02月01日

2229名無しさん:2016/02/06(土) 19:04:31 ID:fY/otJ.A0
織姫・彦星 宇宙の愛 人形劇
2016年02月04日
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20160203-OYTNT50339.html

◇11日、ゆかりの枚方で地元団体

七夕伝説ゆかりの地・枚方市を人形劇でアピールしようと、地元のグループが11日、伝説を題材に創作した作品を初めて披露する。人形や舞台セットはすべて手作りで、表現の幅を広げたいと劇中に影絵も取り入れた。仕上げの稽古に励むメンバーは「自分らしく生きる織姫と彦星の物語を生き生きと演じ、まちの魅力を全国に発信していきたい」と意気込む。(広瀬毅)

 「あなたのお名前をお聞きしてもよろしいでしょうか」「牛飼いの彦と申します。なぜ、こんなところにいらっしゃるのですか」

 1月28日、市内の稽古場で、30センチほどの人形が軽やかに体を動かした。「一瞬、見つめ合う時間がほしいね」「はい、暗転」。各場面で、台本を書いた広田美那子さん(77)からメンバーに鋭い指示が飛ぶ。

 手がけるのは、女性9人でつくる「夕づるの会」。1970年代後半以降、市内で開かれていた人形劇の講習会で学んだ人らで公演に取り組んでいたが、一時休止。2014年6月、新たに同会を結成し、活動を再開した。

 枚方、交野両市を流れる天野川沿いには、織姫を祭る「機物(はたもの)神社」や、「牽牛(けんぎゅう)石」など七夕伝説にまつわる名所があることから、広田さんが伝説ゆかりの枚方ならではの創作劇を上演しようと提案。「私たちを育ててくれたまちへの恩返しに」と心を合わせた。

 人形や、織姫が暮らす天上界の舞台セットは、代表の木谷弥生さん(62)らがアイデアを出し合い、布や木などで手作りした。影絵のシーンでは、織姫が機織りをやめてしまったことで起きる天変地異などを効果的に表現している。

 織姫を操る横井洋子さん(45)は「劇を、みんなで作っていく過程が楽しくて。家に帰っても鏡の前で人形を持ち、お客さんにはどう見えているのか、チェックしています」と話し、広田さんは「最後には天上界の掟(おきて)も変えさせた2人の純真な愛を、ぜひ見てほしい」とアピールしている。

 「七夕伝説より『宇宙(そら)の愛―天の川ものがたり―』」は、枚方市新町のメセナひらかた会館で11日午後2時開演。入場無料で、定員150人(先着順)。申し込み、問い合わせは、ひらかた市民活動支援センター(072・805・3537)へ。

2016年02月04日

2230名無しさん:2016/02/11(木) 10:56:25 ID:FjcA5.eI0
道明寺天満宮 早咲き梅満開
02月10日 12時52分
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20160210/5683451.html

大阪・藤井寺市にある梅の名所「道明寺天満宮」では、例年より1か月ほど早く梅の花が咲き始めています。
大阪・藤井寺市の道明寺天満宮にある梅園には、およそ80種類、あわせて800本ほどの梅が植えられています。
梅の花は例年に比べて1か月ほど早く去年の12月中旬から咲き始めていて、このうち、「鹿児島紅梅」という早咲き梅は今、満開となっています。
この品種は、濃いピンク色の八重の花びらが特徴で、すっきりとした華やかな香りをあたりに漂わせています。
ほかにも、黄緑色の丸い花びらが特徴の茶青梅という品種の梅なども見頃を迎えていて、訪れた人たちが、写真を撮ったり、香りを楽しんだりしていました。
藤井寺市の60代の女性は「たまたま立ち寄りましたが、梅を見て心が和みました」と話していました。
東住吉区から来た70代の男性は「梅を見て新しい年を実感します。
友達と見られて楽しかったです」と話していました。
道明寺天満宮の宮司、南坊城光興さんは「ことしは、早咲き中咲き遅咲きと順番に咲いていくので長く楽しめると思います。きょうは、高校受験の日なので、お参りに来て梅を見て、花開かせてもらいたいです」と話していました。
道明寺天満宮の梅の花は、3月中旬ごろまで楽しめるということです。

2231名無しさん:2016/02/11(木) 11:40:08 ID:FjcA5.eI0
さらなる上達を祈願 大阪天満宮でお針まつり
2016年2月9日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160209/20160209030.html

 使い古した針をねぎらう伝統行事「お針まつり(針供養祭)」が8日、大阪市北区の大阪天満宮境内社・吉備社で執り行われた。和裁をはじめ裁縫に携わる人が折れ曲がった古い針を手に参拝。軟らかいこんにゃくに刺し、さらなる技術向上を祈願した。

大阪和服裁縫協同組合(岡村博之理事長)と日本和裁士会大阪府支部(大森貴之支部長)が主催。神職によるおはらいなど神事に続き、参拝者は吉備社・針塚の前に置かれた大きなこんにゃくにまち針などを代わる代わる刺していき、感謝と供養の気持ちを込めて手を合わせた。

 岡村理事長(53)は「コンピューターなどさまざまな機器が発達する時代でも手縫いの技術は不可欠。皆さんには日々研さんしていただき、より美しい着物を手掛けていただきたい」とあいさつ。長年和裁を教えている野田利子さん(75)=奈良県=は生徒と参拝し、「生徒さんと自分自身の上達を祈願した。昔と比べて着物を手掛ける人は減っているが、いくつになっても頑張りたい」と話した。

 境内では和裁用品の販売なども行われ、大いににぎわった。

2232名無しさん:2016/02/11(木) 11:47:06 ID:FjcA5.eI0
無病息災祈り初庚申 四天王寺・庚申堂
2016年2月9日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160209/20160209028.html

 えとの組み合わせで約2カ月ごとにめぐってくる「庚(かのえ)」「申(さる)」の日にちなんだ信仰行事、庚申(こうしん)まいりの内、1年で最初の「初庚申」が8日、大阪市天王寺区の和宗総本山四天王寺・庚申堂で盛大に執り行なわれた。護摩たきなどが行われた境内は無病息災、家運繁栄などを祈願する大勢の参詣者でにぎわった。

日本の庚申信仰の縁起である同寺庚申堂には、徐災無病の霊験を持つ青面金剛童子が祭られている。古来、人々のあつい信仰を集めており、庚申まいりは2012年度に市指定無形民俗文化財に指定された。

 この日は、初庚申恒例の柴灯(さいとう)大護摩供がなされ、同寺僧侶をはじめ奈良県大峯山の修験行者が法弓、法剣といった作法で結界を清めた後、護摩壇に点火。護摩木にさまざまな所願を託した人々が、燃え上がる炎にじっと手を合わせた。

 今年は、4月8日、6月7日、8月6日、10月5日、12月4日に本庚申があり、各前日に宵庚申が執り行なわれる。

2233名無しさん:2016/02/12(金) 00:09:06 ID:kvwaKaLk0
大阪天満宮 梅酒を楽しむ催し
02月11日 12時24分
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20160211/5671731.html

全国各地の約100種類の梅酒を楽しめる催しが、大阪・北区の大阪天満宮で始まり、大勢の人でにぎわっています。
この催しは大阪天満宮で行われている盆梅展などにあわせて始まりました。
境内に設けられた会場には午前10時の開始前から大勢の人が詰めかけました。
高知県や山形県など全国各地から集まった約100種類の梅酒やリキュールを1杯100円から500円で楽しむことができます。
会場限定のオリジナルの梅酒や純米大吟醸を原料にしたふだんは高価な梅酒も並び、訪れた人たちはお目当てのものを探しては次々と飲み比べていました。
会場には全国各地のおでんを楽しめる屋台も設けられ、人気を集めていました。
訪れた人たちは「次は何を飲もうかワクワクします」と話しながら会場を巡り、「もう8種類目です。
全部美味しくて幸せな気持ちです」とほろ酔いかげんの人もいました。
この催しは今月14日まで開かれています。

2234名無しさん:2016/02/13(土) 12:29:33 ID:Mii5n1..0
大阪)「福者」右近に沸く 豊能町、活性化へPR作戦
2016年2月10日
http://digital.asahi.com/articles/ASJ256TL1J25PPTB00S.html?rm=355

 キリシタン大名の高山右近(1552〜1615)が今年1月、バチカン(ローマ法王庁)から「福者(ふくしゃ)」に認定された。カトリックで「聖人」に次ぐ崇敬の対象だ。右近の生誕の地・豊能町は喜びに沸き、「右近の故郷」を地域活性化につなげようと期待も高まる。

 右近は豊能町の高山地区で生まれ、幼少期を過ごした。地区には高山家の屋敷があったとされる場所に生誕の碑が立ち、母と言い伝えがある墓もある。妻の志野も豊能町余野地区の出身で、豊能とのゆかりは深い。

 右近没後400年だった昨年5月には、町民らが寄付を募って右近夫婦の石像を旧・高山小学校の跡地に建立した。寄付を呼びかけた町民有志の代表甲田広行さん(80)は「豊能町が聖地の一つになり、カトリック関係者を中心に町を訪れる人が増えるのでは」と福者認定を歓迎する。

 ログイン前の続き地区の自治会長を務める下野弘文さん(69)によると、福者の認定以降、数組が地区を訪れたという。「高山牛蒡(ごぼう)や高山真菜(まな)などの地域の特産物を知ってもらういい機会になる」。2014年からは右近の史跡巡りやクイズ、収穫体験などを楽しめる「右近の郷フェスタ」を開いており、今年も秋に開催予定だ。

 町観光協会は「ローマ法王が決定 祝 高山右近『福者』認定」との横断幕を作成し、今月から役場や駅前など町内6カ所で掲示を始めた。27日には町立ユーベルホールで講演会を開き、専門家が右近と郷土の関係などを解説する。榎谷靖司会長(60)は「右近が豊能出身だと知る人は少ないと思うので、積極的にPRしたい」と意気込む。

 地元の影絵劇団「おととえ座」は14日、右近の影絵劇を同ホールで上演する。福者認定を見据えて脚本を練り、信仰のために大名の地位を捨てた生き様を描いた。劇団の川村弥生代表(44)は「影絵劇で多くの人に右近のことを知ってもらい、郷土の偉人を盛り上げていきたい」と話す。

 町も昨年8月、PR策を検討するプロジェクトチームを立ち上げた。右近の名前を冠した日本酒を売り出す計画もあるという。(吉村治彦)

     ◇

 〈高山右近〉 父の影響で12歳の時に洗礼を受け、洗礼名はユスト。21歳で高槻城主となり、織田信長や豊臣秀吉に仕えた。黒田官兵衛ら多くの武将をキリスト教に導いたが、秀吉のバテレン追放令で信仰を捨てず、領地と財産を失った。徳川幕府の禁教令で1614年に国外追放され、翌年フィリピンのマニラで亡くなった。茶人としても名高い。

2235名無しさん:2016/02/14(日) 18:05:19 ID:ujSu.vKw0
大神輿復活、夏祭り練習スタート 住吉大社
2016年2月12日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160212/20160212031.html

 「べ〜ら、べ〜ら」-。大阪市住吉区の住吉大社で、大阪三大夏祭りの住吉祭に向けた練習がスタートした。今年は70年以上の時を経て復活する大神輿(みこし)の渡御があり、例年に比べ5カ月近く早い“初担ぎ”。「輿丁(よちょう)」と呼ばれる男衆の勇ましい声が寒風を吹き飛ばし、祭りムードが盛り上がっている。

■精鋭が集結
 「目方700貫(約2・6トン)」とも称される大神輿は現在のものより一回り以上大きく、担い棒だけでも1本11メートルで150キロ。今年1月に木部の修理が完了し、4月17日にはお披露目が予定されている。

 7日昼に始まった初練習には、安立、東粉浜、堺の3地域の神輿会から精鋭約100人が集結。まずは結び目を作らない「男結び」で大神輿に横棒や担い棒を縄でくくりつけていく。縄を締め上げる男衆の額からはじんわり汗。

 堺神輿会若頭長の芝辻益博さん(42)は「心待ちにしていた大神輿。2月だからといって寒いという人は誰もいない」と目を輝かせる。

 西日が差し始めたころに安立神輿会若者頭の中野光典さん(43)の号令で、いよいよ担ぐ練習へ。輿丁が担い棒に肩を入れ「べ〜ら、べ〜ら、べらしょっしょい」。第一本宮前まで移動して神輿を高々と差し上げると参詣者から歓声が上がった。

 飾り金具などは修繕中で本来の姿ではないが、「やっぱり担げた、いける」と中野さん。集まった「精鋭」の力強さにうなずきながらも、「新しい輿丁らが入ったときにどうなるか。練習はこれから」と気の緩みはない。

■「地域の力」
 神輿の練習はこれまで閉門後に行っており、参詣者が自由に見学できるのも今年ならでは。3月は2回行い、4月のお披露目以降も継続する予定。輿丁も随時募集している。

 東粉浜神輿会・若者頭の田中努さん(52)は「大神輿は地域の力の結晶。住吉祭りをもっと多くの人に知ってもらえるように頑張っていきたい」と話していた。

 住吉大社の大神輿 1881(明治14)年奉納。「住吉祭の象徴」として長く担がれたが、1941(昭和16)年、戦争を背景に渡御は中止。2005年に新調した神輿で渡御が再開され、地域からは大神輿の復活の声が上がっていた。地元有志が修繕費用3千万円を確保し、13年から京都と富山で修理が行われ、今夏の住吉祭での復活を目指している。

2236名無しさん:2016/02/14(日) 20:01:05 ID:ujSu.vKw0
道真公に思いはせ てんま天神梅まつり
2016年2月12日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160212/20160212032.html

 樹齢約300年の古木をはじめ各種銘木や盆石などを集めた「盆梅と盆石展」が11日、大阪市北区の大阪天満宮参集殿で始まった。白やピンクの花を咲かせた盆梅が、書院造り百畳敷きの会場で優美なたたずまいを見せている。3月13日まで。

菅原道真公が梅を愛(め)でた御心に思いをはせてもらおうと、2004年から「てんま天神梅まつり」と題して、毎年梅にまつわる催しを開催。そのメーンとして盆梅の展示を行い、昨年から和歌山県みなべ町の瓜渓石同好会の協力を得て、20の盆石も展示している。

 盆梅は約60点で、来場者は「かわいらしいなあ」「ええにおい」と目を細めながら観賞していた。来週末ごろに満開になり、見頃を迎えるという。

 浜辺で子どもたちに文字を教える道真公の姿が描かれた「天神画像」などの掛け軸5点も展示しており、土日祝日はボランティアガイド「天満天神御伽衆(おとぎしゅう)」が説明する。

 午前9時半〜午後4時。大人(中学生以上)500円、小学生300円、幼児無料。

2237名無しさん:2016/02/19(金) 04:37:45 ID:cGApVV4c0
春、そこまで  松山神社の梅開花
2016年2月18日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160218/20160218038.html

 大阪市内は17日、雲が広がったものの、時折、穏やかな日が差した。二十四節気の「雨水」を前に約100本の梅がある大阪市東淀川区の松山神社では梅の花が咲き始め、参拝客を楽しませている。

この日の市内は、気圧の谷が通過して寒気が流れ込んだために気温が上がらず、最高気温は9・6度(平年10・5度)と、1月中旬並みとなった。

 菅原道真をまつる同神社の境内では、あちらこちらで梅が開花。青空が広がった午前中には次々と地域住民が訪れ、空の青と、ピンクや赤の花のコントラストを堪能していた。同神社の国井政宏宮司は「次の日曜(21日)が見ごろになりそう。遅咲きの梅もあるので、3月も楽しんでもらえるのでは」と話していた。

2238名無しさん:2016/02/20(土) 19:17:43 ID:zcaIKSJ.0
勝利まで動じぬ心
2016年02月19日
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20160218-OYTNT50351.html

本格的な受験シーズンを迎え、箕面市の勝尾寺では「勝ちダルマ」が合格祈願に訪れた受験生らの人気を集めている。だるまは胴に大きく「勝」の字が記され、11センチから75センチまでの10種類。願いが成就した後、寺に奉納する。

 同寺の勝運信仰は、平安時代にまで遡るという。同寺の執事、小嶋隆文さん(35)は「苦しい時もあるでしょうが、願いを込めただるまを自分自身だと思って七転び八起きの気持ちで頑張ってほしい」とエールを送る。

2016年02月19日

2239名無しさん:2016/02/24(水) 21:44:41 ID:wCllzgKE0
豊竹嶋大夫さんが最後の舞台 「一生懸命つとめ、満足」
2016年2月22日 21:18
http://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/160222/20160222131.html

 人形浄瑠璃文楽太夫で人間国宝の豊竹嶋大夫さん(83)の引退公演が22日、東京・国立劇場で千秋楽を迎えた。終演後に報道陣の取材に応じた嶋大夫さんは「長い間ありがとうございました。一生懸命につとめたことだけは自分でも満足しております」と語った。

最後の演目「関取千両幟」で関取の夫を思いやる女房の思いを味わい深く語ると、満員の場内には大きな拍手が鳴り響いた。舞台上で行われた引退セレモニーでは、三味線の人間国宝、鶴沢寛治さんから花束を贈られ、固く握手。さらに人形遣いの人間国宝、吉田簑助さんからも花束を贈られ、人形と抱き合った。

2240名無しさん:2016/02/25(木) 04:17:10 ID:wCllzgKE0
皇太子さまの健勝祈り矢放つ 高津宮で的祭神事
2016年2月24日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160224/20160224037.html

 皇太子さまが56歳の誕生日を迎えられた23日、大阪市中央区の高津宮(高津神社)で「的祭(てきさい)神事」が執り行われた。小谷真功宮司らが盾型の的に矢を放ち、弥栄(いやさか)を祈念した。

同宮では、仁徳天皇を主祭神として祭っており、神事は皇太子さまが誕生された1960年から毎年実施されている。

 産湯につからせる際に、魔よけのために弓を鳴らしたことから、神事では大阪府弓道連盟の有志による射が行われている。また、仁徳天皇に高麗から献上された鉄盾と鉄的を使者の前で射抜いたという「日本書紀」の記述にのっとり、盾型の的を用いている。

 小谷宮司と府弓道連盟の有志8人が伝統の所作で約20メートル先の的を射抜くと、境内に集まった観覧者からは感嘆の声がもれていた。

2241名無しさん:2016/02/27(土) 20:13:59 ID:e1f6odRw0
お雛さま、船場を染める 貴重なひな飾りなど公開
2016年2月27日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160227/20160227043.html

 大阪・船場ゆかりの旧家に残る貴重なひな飾りなどを公開する催し「春の船場博覧会『船場のおひなまつり』」が26日、大阪市中央区の登録有形文化財の建造物などで始まった。多くの人が、大阪の経済や文化を育んできたまちの面影を楽しみながら各会場の展示などを満喫している。3月3日まで。

 華やかな企画を通じて船場の歴史や文化に触れてもらおうと実行委が開いた。メーンの「船場のお雛(ひな)さま展」は北船場ゆかりの五家(新井家、生駒家、鷹岡家、芝川家、別所家)が4カ所で戦前の貴重なひな飾りを公開。“神農(しんのう)さん”の呼び名で知られ、別所家が代々宮司を務める少彦名(すくなひこな)神社(別所賢一宮司)では、明治期の作と伝わる人形のほか茶道具など小さな道具類も並び、訪れた人々が一様に目を細めて見入っている。

 4会場を巡った天王寺区の女性(67)は「どこも趣向を凝らした内容で楽しめた。友人を誘ってまた来たい」と話していた。

 4会場とも見学自由。周辺の老舗各店などで期間限定サービスや関連

2242名無しさん:2016/02/27(土) 22:22:49 ID:DRtkK5jU0
ここにも五代さまゆかりの地 邸宅跡は大阪科学技術センター 
http://www.sankei.com/region/news/160226/rgn1602260077-n1.html

NHK連続テレビ小説「あさが来た」で一躍脚光を浴びた五代友厚(1836〜85年)がかつて住んでいた邸宅の跡地に、大阪科学技術センター(大阪市西区)が建っているのをご存じだろうか。現在の大阪商工会議所の設立などに奮闘していた明治4〜17年に居住し昭和35年に取り壊された。“五代さま”ブームにあやかり企画展を準備していたところ、近隣住民が譲り受けた邸宅の鬼瓦も今月「発見」され、新たな注目を集めている。

 同センターが運営する大阪科学技術館の企画展「五代友厚公ゆかりの地〜五代友厚邸跡に建つ大阪科学技術センター〜」で展示中の鬼瓦は、縦約40センチ、横約55センチ、高さ約30センチで、力強い目に鋭い角が印象的だ。明治4〜17年に五代が住んでいた邸宅に使われていた。

 同館によると、朝ドラの影響で五代に注目が集まる一方、この邸宅跡はほとんど知られず、各団体が発行する朝ドラゆかりの地マップでも紹介されていない。

 そこで、同館も五代と縁があることを広く知ってもらおうと、企画展の開催を準備していたところ、同館の近くに住む会社社長、西保吉裕(さいほ・よしひろ)さん(63)が五代邸の鬼瓦を所有していることを偶然知り、合わせて展示することになった。

 西保さんは五代邸の向かいにある住宅で生まれ育った。鬼瓦は小学校低学年だった昭和35年、五代邸を取り壊す際に祖母が記念に譲り受けたものという。取り壊し前に一度、西保さんも邸宅に入った。「とにかく大きくて、襖(ふすま)の向こうに可動式の隠し階段があり、忍者屋敷みたいだった」と懐かしそうに振り返る。

 同館などによると、五代は市内で6回にわたり転居。邸宅に住んでいた当時は、五代の人生で特に激動の時代だったという。

 明治11年には大阪商法会議所(現・大阪商工会議所)を設立し初代会頭に就任したほか、大阪株式取引所(現・大阪取引所)を設立。13年には大阪商業講習所(現・大阪市立大)、17年に大阪商船(現・商船三井)を設立するなど、大阪経済の復興に大きな功績を残した。

 五代邸の写真付き資料などを展示する企画展は入場無料。午前10時〜午後5時(日祝は午後4時半まで)。問い合わせは同館(電)06・6441・0915。

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2243名無しさん:2016/03/07(月) 22:58:03 ID:FUOGSy8I0
大正琴の調べ 水墨画奉納 てんま天神梅まつり
2016年3月6日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160306/20160306030.html

 「てんま天神梅まつり」が開かれている大阪市北区の大阪天満宮で5日、奉納する梅の水墨画のライブペインティングが行われた。大正琴の調べとともに、流れるように梅が描かれていく様子が多くの参拝者を魅了した。

水墨画の奉納は、NPO法人アジア文化芸術連盟会長で水墨画家の李鴻儒(りこうじゅ)さんと、琴伝流大正琴の前垣有紀さんが行っており、ことしで12回目。演奏には、尺八とケーナ奏者の山田聡さん、ドラムの原口裕司さんも加わった。ライブペインティングは本殿で行われ、幻想的な音色とともに、李さんと水墨画講師6人が流れるように筆を操った。

 李さんは「自分が表現したいことを描くのが水墨画。梅は私たちの鏡になっている」と出来栄えを表現した。前垣さんは「お客さんとの距離が近く、楽しい演奏ができた」と話していた。

 水墨画は6日も制作を続け、幅約10メートルの大作に仕上げて奉納する。

2244名無しさん:2016/03/08(火) 00:30:29 ID:FUOGSy8I0
浅野内匠頭も宿泊しました 大阪・茨木の郡山宿本陣「春の特別公開」始まる
http://www.sankei.com/west/news/160306/wst1603060036-n1.html

江戸時代、日本地図をつくった伊能忠敬(ただたか)や「忠臣蔵」の浅野内匠頭(たくみのかみ)ら多くの歴史上の人物が宿泊した大阪府茨木市宿川原町の国史跡「郡山宿本陣」の春の特別公開が始まった。入館無料。13日まで。

 郡山宿は江戸時代、西国街道の主要な宿場として栄えた。郡山宿本陣は参勤交代の西国大名や公家、幕府役人、高僧らが休憩や宿泊に使った。保存されている宿帳には、宿泊者名簿やお供の人数、料金などが記録されている。

 邸内に大きなツバキの木があることから「椿の本陣」とも呼ばれ、御成門(おなりもん)や大名が泊まった「上段の間」がある座敷、母屋、茶室、米蔵などが残る。

 期間中、企画展「宿帳にみる世相のいろいろ〜郡山宿本陣でのできごと〜」が開催されているほか、6、13日には本陣当主、梶洸(たけし)さん(93)らによる本陣内の案内・解説、12日には茨木市学芸員の講座がある。

2245名無しさん:2016/03/10(木) 00:54:11 ID:kfRj6B0A0
芸術選奨にオール阪神・巨人
03月09日 16時58分
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20160309/3518011.html

芸術の分野で優れた業績をあげた人に贈られる文化庁の「芸術選奨文部科学大臣賞」の大衆芸能部門に、漫才コンビ「オール阪神・巨人」の2人が選ばれました。
平成27年度の文化庁の「芸術選奨文部科学大臣賞」には、芸術の各分野で活躍する19組が選ばれました。
このうち、大衆芸能の部門は、漫才コンビ「オール阪神・巨人」のオール阪神さんとオール巨人さんが選ばれました。
2人は、昭和50年にコンビを結成し、以来、上方伝統のしゃべくり漫才で人気を集め、高い実績を残してきました。
去年、大阪と東京でコンビ結成40周年の記念公演を行い、その場で披露した「ボケ」と「ツッコミ」を瞬時に入れ替える巧みな話芸が、高く評価されたということです。
芸術選奨の贈呈式は、今月15日に東京都内のホテルで行われます。
大衆芸能部門に選ばれた「オール阪神・巨人」のオール阪神さんは、「ほんまに降ってわいたようなありがたい賞です。若いときにもらうのと、この歳になってもらうのとでは違いますね。家族に対してもええ顔できます。お父ちゃんが『すごかったんや』と思ってもらえます」というコメントを発表しました。
また、オール巨人さんは「最初、『ほんま?』と思いましたけれど、うれしかったです。40年やってきてあとはゆっくりと思ってたんですが、こんな賞をいただくともうひと頑張りせないかんなと思います。改めて責任感が増しました」というコメントを発表しました。

2246名無しさん:2016/03/11(金) 00:58:13 ID:gEHETi7I0
文楽の吉田文雀さんが引退 人間国宝の人形遣い
2016年3月10日 12:10
http://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/160310/20160310051.html

 人形浄瑠璃文楽の人形遣いで人間国宝の吉田文雀さん(87)が10日、現役を引退すると発表した。高齢のためで、昨年1月の公演が最後の舞台出演となった。

文雀さんは1945年に入門。吉田簑助さん(82)と並ぶ女形の第一人者で、老人や武士まで幅広い役柄を手掛けた。94年に人間国宝に認定。知識が豊富で「文楽の生き字引」と言われ、公演で人形の首を割り振る「首割」を長年務めた。

 文雀さんは、文楽協会などを通じ「何より好きなただ一つの道だけを70年にわたって勤められたことは、幸福以外の何物でもございません」とコメントを出した。

2247名無しさん:2016/03/15(火) 04:26:02 ID:Zsbcn8EE0
文楽の語り手 芸名も太夫に
03月14日 16時41分
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20160314/3682231.html

人形浄瑠璃「文楽」の世界では、一般的な語り手を示す「太夫」ということばは「太い」という文字、芸名は「大きい」という文字が使われてきましたが、文楽協会などは、義太夫節で知られる江戸時代の竹本義太夫にならっておよそ60年ぶりに「太い」という字に統一すると発表しました。
文楽の世界では、一般的な語り手を示す「太夫」は「太い」という字を使いますが、それぞれの芸名は「大きい」という字を書き、人間国宝の竹本住大夫さんや豊竹嶋大夫さんの名前も大きいという字を使っています。
これは、昭和28年ごろから、歌舞伎などのほかの芸能で使われる「太い」という字の「太夫」と区別するために始まった習わしという説があります。
しかし、文楽の起こりとされる義太夫節で知られる江戸時代の初代竹本義太夫にならって「太い」という字にそろえたいという声が技芸員からあがり、文楽協会などはおよそ60年ぶりに、「太い」という字に統一することを決めました。
担当者は「なぜ違うのかと尋ねられることも多く、これで分かりやすくなると思います」と話しています。
文楽を上演する大阪・日本橋の国立文楽劇場は、来月2日に初日を迎える春の公演から表記を統一することにしています。

2248名無しさん:2016/03/17(木) 04:13:40 ID:vFBsHS8E0
寺町文化が息づくまち 天王寺探訪(上)
2016年3月16日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160316/20160316042.html

 四天王寺をはじめ約200の社寺が集まる天王寺区は、京都をもしのぐ寺町でもある。その寺院の町に、20年続く春恒例の催しがある。年に一度、全国から劇団やパフォーマーが集まる「なにわ人形芝居フェスティバル」だ。

■寺院の役割

 催しが始まったのは1996年。前年に阪神大震災が起き、その年の3月には東京都内でオウム真理教による地下鉄サリン事件が発生した。区内にある劇場「一心寺シアター倶楽」の事務局長で、企画の立ち上げに関わった脚本家の秋山シュン太郎さん(58)は「悩める若者が事件に関与していた。今まで宗教は何をしていたんだというバッシングが起こった」と当時の世相を振り返る。

 「寺だからこそ、できることがあるのではないか」というのが、フェスティバルを始めたきっかけ。教育施設としての「寺子屋」、悩みを相談できる救済施設としての「駆け込み寺」、さらには芸能表現の場など、寺院にはもともと、さまざまな役割があった。

 「寺はコミュニティーの場。喜怒哀楽がなければいけない」。当時の一心寺の住職の言葉も秋山さんらの取り組みを後押しした。

■戦後と重なる

 「境内を貸していただけないでしょうか」。20年前、寺院に協力を申し出ると、寺町の中心的な世話役だった長老が厳しい表情ながら、おもむろに口を開いた。「(阪神)大震災におびえる子どもたちが、戦争で焼け出された子どもたちとダブる」

 聞けば、戦後まもなく、プロの人形劇団に人形の操作を学び、慰問活動をしていたのだという。「ぜひやりましょう」。長老の後押しでフェスティバルの実施が決まった。

■ロケーション

 フェスティバルの舞台、下寺町は、坂の多い上町台地の西側、南北約1キロに約30の寺院が並ぶ異空間。高度な技でマリオネットを操る人形劇の面白さと、寺町ならではのロケーションを同時に味わえるのも、このフェスティバルの特長だ。

 回を重ね、現在では1日の参拝客1万5千人のうち、半数はフェスティバルの観客。「子どものころに楽しんだ」という20代の若者が子どもを連れて訪れることも多いという。

 大道芸や音楽ライブなどの路上企画、オリジナル雑貨などを体験できる「手作り市」、スタンプラリーやコスプレイベントなどもある。今年は4月3日。20都道府県の25劇団が参加する。

 「地方色豊かな公演が楽しめますよ」。秋山さんが穏やかな笑顔で来場を呼び掛けた。

   ◇  ◇   

 戦国時代末期から江戸初期にかけ、都市整備で大坂城南に寺院が集められたのが寺町の起源。聖徳太子にゆかりのある古いまちの新たな取り組みを紹介する。

2249名無しさん:2016/03/18(金) 00:49:29 ID:aA6UXrXM0
春日大社で文楽の成功祈願
03月17日 19時55分
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20160317/3382281.html

飛鳥時代の奈良を舞台にした人形浄瑠璃「文楽」の公演が来月、大阪の国立文楽劇場で行われることになり、関係者がゆかりの深い奈良の春日大社を訪れ、成功を祈願しました。
春日大社を訪れたのは、文楽の人形遣いの吉田玉男さんや、三味線の人間国宝、鶴澤清治さんなど5人です。
神職のおはらいを受けたあと、玉男さんが登場人物の人形を操って玉串をささげ、公演の成功を祈りました。
来月2日から公演が始まる「妹背山婦女庭訓」は、飛鳥時代の大化の改新を題材に、恋の物語を織り交ぜた人気の高い作品です。
神の遣いとされる春日大社の鹿の話も登場するなど春日大社ともゆかりが深く、20年に1度の「式年造替」が行われているのを記念して公演されることになりました。
参拝を終えた玉男さんは「身が引き締まる思いです。神様から人形にいただいた力を舞台で発揮したい」と話していました。

2250名無しさん:2016/03/18(金) 00:58:31 ID:aA6UXrXM0
寺町文化が息づくまち 天王寺探訪(中)
2016年3月17日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160317/20160317027.html

 四天王寺をはじめ約200の社寺が集まる大阪市天王寺区では、立地を生かした新しい取り組みも始まった。伝統文化の「体験学習会」がその一つ。「子どもたちが文化に触れられる貴重な機会」と保護者らにも好評だ。

■達人集まる
 寺院が密集する生玉町や下寺町が校区にある夕陽丘中学校では、寺に縁が深い茶道や華道をはじめ、和の文化の学習会が開かれている。講師は地元で活動する師匠ら。人間国宝も住む土地柄で、福山英利校長は「これだけ達人が集まるのは、天王寺区の特色ではないか」と話す。

 今年2月の体験会では、茶道や華道の他、日本舞踊、和菓子作り、琴など計10講座が開かれた。和菓子作りでは、練り切りと呼ばれる生地をベースに男びなと女びなを製作。参加した2年の女子生徒(14)は「季節感を勉強できてよかった」と喜んだ。

■相乗効果
 かつて、「豪商」と呼ばれた船場の商人が邸宅を構えた地。船場の木綿問屋の四姉妹を描いた谷崎潤一郎の小説「細雪(ささめゆき)」の舞台にもなり、天王寺公園にある市立美術館は住友家の本邸跡地に建つ。

 舌の肥えた旦那衆を相手にしてきたのが、創業90年を迎えた和菓子の老舗「本松葉屋」。職人で社長の松下雄一さん(50)も体験学習会の講師で、夕陽丘中のPTA役員時代に会を発案した一人でもある。

 「若い子たちにもらったエネルギーを仕事の糧にしている」と松下さん。和の体験学習会は、指導側にも相乗効果を生んでいる。

■文教地区
 寺町に由来する落ち着いた住環境が受けてか、昨年の国勢調査の速報値によると、5年間に区の人口が8・4%増えた。子育て世代の流入も念頭に、区は「日本一の文教地区」を旗印に教育施策の充実を進めている。

 英語での対話能力や論理的思考の向上を目指した「即興型ディベートスクール」、外国人留学生との相互理解を図る「国際交流カフェ」など、中高生を対象に、英語をツールにした事業を積極的に展開。医療やロボット開発の現場を中高生が体験する「就業体験事業」にも取り組んでおり、区未来人材育成担当の北吉秀輔課長は「これからも教育のニーズにしっかり応えたい」と話している。

2251名無しさん:2016/03/19(土) 05:19:18 ID:g3SDvGAU0
寺町文化が息づくまち 天王寺探訪(下)
2016年3月18日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160318/20160318021.html

 寺町の風情を生かしたガイドツアーが人気だ。大阪城に近く、以前から人気のエリアだったが、大坂の陣から400年を迎えた2014〜15年には歴史関連のイベントが花盛り。今年1月にはNHK大河ドラマ「真田丸」の放映もスタートし、さらに注目を集めている。

■感性くすぐる

 「時の権力者に対する真田幸村の姿勢が人々の感性をくすぐる。(四天王寺を建てた)聖徳太子にも同じことが言えるのではないか」。歴史の魅力をそう解説するのは、心斎橋生まれ、天王寺育ちの郷土史研究家、松村基さん(79)だ。

 幸村最期の地と伝わる安居神社や大坂城への抜け穴伝説が残る三光神社、幸村親子の冥福を祈って建てられた心眼寺など、区内には幸村や大坂の陣にゆかりの史跡が数多く現存。約200を数える区内の社寺にも、人形浄瑠璃の竹本義太夫や作家の井原西鶴ら江戸時代に活躍した文化人の墓所が点在する。

■一気に増加

 松村さんが講師や案内役を務める「てんのうじ観光ボランティアガイド協議会」は、「大坂の陣」「四天王寺」のほか、幕末に活躍した新撰組や作家の織田作之助にもゆかりが深い「天王寺七坂」など11のモデルコースを設定する。

 事務局に当たる大阪市コミュニティ協会天王寺区支部の担当者は、大坂の陣400年や真田丸の放映などを背景に「この2、3年で旅行業者からの問い合わせが一気に増えた」と話す。一コースに、定員の1・5倍以上150人の申し込みがあったり、観光バス数台に分乗して参加するツアー客もいるという。

 松村さんのガイドツアーに参加した経験のある主婦(61)は「とにかくドラマチック。情景が目に浮かぶようで楽しかった」と振り返る。

■まだまだ人気

 大阪唯一の丘陵地で、大阪市の中央を南北に貫く上町台地。古くは海に突き出た半島状だったことから「西方にある浄土を向いて、心を清算するところだった」(松村さん)という。沈む夕日に極楽往生を願う修行「日想観」という行事が四天王寺にあるのも、往時の浄土信仰の名残だ。

 昨年11月には、大阪市などが官民共同で「大河ドラマ『真田丸』大阪推進協議会」を立ち上げ、地域活性化に取り組んでいる。“歴史の街”天王寺の人気はまだまだ続きそうだ。

(おわり)

2252名無しさん:2016/03/21(月) 00:50:45 ID:Ogr2nMGg0
古市古墳群周辺を清掃して歩く
03月20日 18時42分
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20160320/3734881.html

大阪の羽曳野市と藤井寺市にある古市古墳群の周辺で、清掃活動をしながら歩くイベントが開かれました。
出発地点の羽曳野市の古市駅前には約100人が集まりました。参加した人たちは、ごみ袋などを持って十の古墳をめぐる総延長5キロのコースを歩きました。5世紀のものとみられる白鳥陵古墳では、日本書紀に日本武尊と古墳のある場所との関係が書かれていることを担当の職員が説明しました。
立ち入りが認められている藤井寺市の古室山古墳では、古墳にのぼってごみを拾い集めました。
参加した人たちは、「古墳の数が多く大きいことに驚きました」「せっかくの古墳なので大事にしていきたい」などと話していました。
藤井寺市世界遺産登録推進室の山田幸弘室長は、「古墳群をきれいに守り伝えていくことが世界遺産へのきっかけになればと思います」と話していました。

2253名無しさん:2016/03/21(月) 22:41:10 ID:6Oir4s/g0
旭堂南陽のブラリ講談 歴史あるき
北摂の武将を訪れる
2016年3月19日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/rekiwalk/160319/20160319051.html

キリシタン大名高山右近

北摂の武将で中川清秀と並んで有名なのが、高山右近。その右近が1月には大きなニュースとして世界に発信されました。発信元はバチカン。高山右近が「流刑や追放の責め苦を受けながら一生を神にささげた者」として福者に認定されたんです。福者はカトリック教会で最高位の崇拝対象となる聖人に次ぐ称号で、マザー・テレサなども認定されているすごい称号なんです。

 そんな右近の生まれは摂津国高山(現在の豊能町高山)。父が松永久秀に従って大和国宇陀(現在の奈良県宇陀市)にあった沢城主になっていた関係で、6歳のときに同城に移り住み育てられました。

 父親の高山友照は勇猛果敢な男で教養もあり、領民たちの人望も集めた方。そんな父がある日帰ってくると、「今日はすごくいい話を聞いた」と家族に話し始めました。「ロレンソ了斎という琵琶法師がキリスト教を布教するために奈良にやってきた。それを快く思わない久秀様が寺の僧侶と問答されることになった。わしはそこに居るように言われたんじゃが、何ともキリスト教というものはすごいものじゃ。わしは感心をした。もっとキリスト教のことを教えてもらうためにロレンソをこの城に呼ぶことにした」。ロレンソから話を聞き、来日していた宣教師ガスパル・ヴィレラから家族一同で洗礼を受けることになりました。右近の洗礼名はジュスト。

 しかし、時は戦国時代。群雄割拠のその中で高山家は二転三転信長に仕える事になり、その家来の和田惟政が城主の高槻城に入りました。そこで起こったのが、清秀の項で書いた白井河原の戦い。これにより惟政が討死し、その子・惟長が城主となり相談役には友照が就きました。しかし、友照をよく思わない家臣が和田家にはゾロゾロいる。ここで事件が起こります。友照・右近親子に「話し合いがしたい」と惟長からの書状が届いたのです。

◆出演情報 「旭堂南陽と行く講談ウオーキング〜五代友厚、活躍の地を歩く」 29日午後1時半から約2時間、地下鉄阿波座駅集合。料金2700円。問い合わせは電話06(6941)1112、よみうり天満橋文化センター。

2254名無しさん:2016/03/21(月) 23:09:37 ID:6Oir4s/g0
鳥居越しに西方の神秘 四天王寺で日想観
2016年3月21日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160321/20160321036.html

 春分の日の20日、真西に沈む夕日を拝む彼岸の伝統行事「日想観(じっそうかん)法要」が大阪市天王寺区の和宗総本山四天王寺(森田俊朗管長)で執り行われ、多くの参詣者が静かに手を合わせた。

同寺は上町台地上にあり、約1400年前には以西に海が広がっていた。西の方角に極楽浄土を思い浮かべ、信仰したことに由来する修行の一つ。

 春・秋それぞれ彼岸の中日に、境内西側の「石の鳥居」中央に夕日が落ちることで知られ、毎年多くの参詣者が神秘的な光景を見届けている。

 日没前の午後5時半ごろ、西大門(極楽門)近くでは僧侶が参集し、読経などをして法要を営んだ。参詣者も一様に西を向き、夕日に染まる中で真言を唱えた。

 親子で訪れた神戸市灘区の主婦(45)は「母とただ無心で手を合わせた。こういう時間を持つことが大切だと思います」としみじみ話した。

 この日は天候にも恵まれ、境内は墓参りなど多くの人出でにぎわった。

2255名無しさん:2016/03/26(土) 07:24:10 ID:4MeXlipA0
「うめだ文楽」25日開幕
更新:03/25 07:51
http://www.mbs.jp/news/kansai/20160325/00000031.shtml

文楽の魅力を伝えようと、大阪の5つの民放局が共同で企画・制作する「うめだ文楽」公演が、25日から始まるのを前に通し稽古が行われました。

「また泣かすのかい・・・」

「うめだ文楽」は、関西発祥の文楽を身近に親しんでもらおうと、大阪の民放5局が共同で企画、制作していて、今回が2回目です。

 大阪市から補助金制度の見直しが行われ、文楽協会では観客動員数を伸ばすことが求められていますが、「うめだ文楽」では浄瑠璃も人形使いも、20代から40代の若手が務め、幅広い世代にわかりやすい演目を選んでいるということです。

「うめだ文楽」の公演は、25日から3日間、グランフロント大阪のナレッジシアターで行われます。

2256名無しさん:2016/03/27(日) 04:16:52 ID:4110Adyc0
水無瀬神宮 国登録文化財に
2016年03月23日
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20160322-OYTNT50321.html

◇本殿や拝殿 1か所5件 文化審答申

 国の文化審議会が文部科学相に行った答申で、府内からは水無瀬神宮(島本町広瀬)の本殿など1か所5件が登録有形文化財に選ばれた。これで、府内の登録有形文化財(建造物)は224か所619件となる。

 同神宮は、平安時代後期から鎌倉時代初期にかけて後鳥羽天皇が造営した、水無瀬離宮の跡地にある。客殿と茶室は1926年に重要文化財に指定されており、今回は残る本殿などが登録される。

 本殿は、江戸時代初めの明正(めいしょう)天皇の時代に三種の神器を安置していた「内待所(ないしどころ)」を移築したとされ、府教育委員会によると「歴史的経緯や、簡素ながら風格ある意匠が評価された」という。ほかに、29年に建てられた拝殿や幣殿、大正期の手水舎(ちょうずしゃ)などが選ばれた。

 また、重要文化財(美術工芸品)には奈良時代の高僧、行基(668〜749年)が築いたとされる大野寺跡(堺市中区)の出土品など6件を指定、泉穴師神社(泉大津市豊中町)の木造神像72体を追加指定した。

2016年03月23日

2257名無しさん:2016/04/03(日) 12:47:21 ID:u7h.iwGQ0
稽古安全に感謝 住吉大社で土俵祭「昇神之儀」
2016年3月28日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160328/20160328025.html

 大相撲春場所が千秋楽を迎えた27日、立浪部屋の稽古場がある大阪市住吉区の住吉大社(高井道弘宮司)で場所中の稽古安全を相撲の守護神・住吉大神に感謝する土俵祭「昇神之儀」が執り行われた。力士衆が御幣を抱いた神職を胴上げし、修行成就を祈願した。

住吉大社によると、平安時代より同社では神事相撲が行われた記録があり、力士の最高位の「横綱」の起源は住吉相撲会とされるなど、ゆかりが深い。

 境内の稽古場ではファンが見守る中、神職が土俵に神酒をささげた。権禰宜(ねぎ)の岡康史さんが「来年、大阪に来られたときは、たくさんの力士が誕生していることを祈念します」とあいさつ。一同の大阪締めに続き、稽古を見守った神さまを天へ送る意味を込め、神職の増田椋太さんを力士衆が「えいえいおー」の掛け声で持ち上げて儀式を締めくくった。

 立浪部屋は2007年から春場所中の部屋を境内に構え、場所中は、近隣の幼稚園児を招くなど、地域と交流。土俵祭は12年から執り行っている。

2258名無しさん:2016/04/03(日) 12:52:20 ID:u7h.iwGQ0
秘蔵 重文神像写真展…泉穴師神社の80体
2016年04月01日
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20160331-OYTNT50345.html

◇泉大津、5日から

泉大津市は、同市豊中町の泉穴師(いずみあなし)神社に安置されている神像80体の写真を5〜12日、市役所ロビーで展示する。同神社の神像は、既に重要文化財に指定されていた8体に加え、3月に72体の追加指定が決まり、重文指定の神像数としては京都市の大将軍八神社と並び全国最多。これまで一般に公開されたことはなく、市教委は「地元の貴重な文化財に関心を持ってもらいたい」としている。

 泉穴師神社の主祭神「栲幡千々姫命(たくはたちぢひめのみこと)」は織物の神として、地場産業の織物業界などから信仰を集めている。市教委によると、神像は平安時代後期から鎌倉時代(12〜13世紀)につくられたヒノキ材の一本造による座像で、高さ58・1〜8・8センチ。8体は1950年に重文指定され、72体も今年3月、国の文化審議会が追加指定するよう答申した。

 男神像44体は大半が巾子(こじ)冠、上着の「袍(ほう)」姿。女神像36体は「垂髪(すべらかし)」という髪形で、大袖衣を着用する。多くに赤や緑の彩色文様が残り、金色の像もある。X線のCT撮影で年輪を調べたところ、同じ木から男女一対、または3体一組で彫られていたことが判明。貴重な神木が材料のため、同じ木から複数体をつくって節約した可能性があるという。

 市教委によると、仏像の多くが公開され、学術調査もされているのに対し、神像は神職らにしかなじみがなく、不明な点が多い。全国で数百体しか確認されておらず、なぜこれほど多くの神像が泉穴師神社にあるのかもわかっていない。市教委は「今後さらに神像研究が進み、文化的価値が高まれば」と期待している。

2016年04月01日

2259名無しさん:2016/04/03(日) 17:10:24 ID:u7h.iwGQ0
【都市を生きる建築(58)】
金融街に誕生した“カップルの聖地”…オペラ・ドメーヌ高麗橋
http://www.sankei.com/west/news/160402/wst1604020012-n1.html

御堂筋と堺筋のちょうど真ん中を南北に通る三(さん)休(きゅう)橋筋は、沿道に歴史的建築が多く残る通りで、本連載でも既にグランサンクタス淀屋橋と重要文化財の綿業会館を取り上げた。今回は高麗橋の交差点に建つオペラ・ドメーヌ高麗橋(高麗橋ビル)をそれに加えたい。

 大正元年に完成した赤煉瓦の外観は、ちょうど三休橋筋の北詰にアイストップのように建つ、中之島の中央公会堂と印象が似ている。白い御影石で帯を幾重にも回す意匠も同じだ。それもそのはずで、この建物を設計したのは建築家・辰野金吾が片岡安と共同で設立した辰野片岡事務所。辰野は中央公会堂の監修者であり、片岡は岡田信一郎という若手建築家の案をもとに、実施設計を担当した。一街区北に建つグランサンクタス淀屋橋も、最初の建物は彼らの設計によるものだし、中之島には辰野金吾の代表作のひとつである日本銀行大阪支店がある。辰野は首都東京を拠点に活躍した建築史上の偉人だが、近代における彼の影響は、大阪においても大きかったことがよくわかる。

http://www.sankei.com/west/news/160402/wst1604020012-n2.html

金融街という立地もあって、最初は大阪教育生命保険の社屋として建てられた。戦後は長らく証券会社が入っていたが、2002(平成14)年に高級フレンチレストランが本店を構えた際に内部を大きく改修し、現在はオペラ・ドメーヌ高麗橋というブライダル会場として活用されている。2013年度には地域の協議会のサポートを得て外観の改修を実施、レストランへと改修した際に開かずの窓となってしまった三休橋筋に面する窓枠に照明を仕込み、沿道の夜の賑わいづくりに一役買っている。そして屋根裏にずっと眠っていた色鮮やかなステンドグラスが、改めて正面玄関に据えられた。以前から古い教会での結婚式は人気があったが、近年は中央公会堂や綿業会館など、レトロな近代建築で式を挙げるカップルが増えているようで、週末になるとオペラ・ドメーヌ高麗橋には新郎新婦を中心に祝福の輪が広がり、北船場の街並みに彩りを添えている。

2260名無しさん:2016/04/03(日) 17:11:31 ID:u7h.iwGQ0
 三休橋筋と直交する高麗橋通は、その名が示す通り東横堀川に高麗橋が架かり、江戸時代から東の大阪城へと至る目抜き通りであった。越後屋が大阪に両替商を構えたのも高麗橋通で、堺筋には三越百貨店と三井銀行が建つなど、北船場のなかでも格式の高い通りといわれている。しかし近年はかつての活気が失われ、長らく停滞期が続いていた。それが2000年代の後半くらいから、地域と大学や行政が協働して、近代建築などの文化遺産を活かした地域活性化に取り組み始め、オペラ・ドメーヌ高麗橋も催しに建物を開放するなど、歴史・文化を活かしたまちづくりが進んでいる。老舗も集積するこの一角は、北船場の復権を担う中核的なエリアといえるだろう。(高岡伸一/建築家・大阪市立大学特任講師)

2261名無しさん:2016/04/03(日) 18:44:10 ID:u7h.iwGQ0
百舌鳥・古市古墳群、世界遺産候補対象から2古墳除外 景観上の問題考慮 大阪
http://www.sankei.com/region/news/160324/rgn1603240057-n1.html

世界文化遺産登録を目指す百舌鳥(もず)・古市古墳群の登録推進本部会議は23日、3月末までに59基で推薦書原案を文化庁に提出することを決めた。今夏の国内候補獲得を目指す。昨夏の文化審議会では国内候補から外れたが、当時は61基で、「景観上問題がある」とする2基を外した。

 本部会議は、大阪府と、古墳群の立地自治体である堺市、羽曳野市、藤井寺市で構成。この日、大阪市内で市長らが集まり、決定した。

 今回外されたのは百舌鳥古墳群の鏡塚古墳(堺市北区)と古市古墳群の赤面山(せきめんやま)古墳(藤井寺市)。

 鏡塚古墳は5世紀中頃に築造された円墳で、仁徳天皇陵の東側に位置するが、JR阪和線沿いのスーパーの駐車場の中にあり、周辺に商業ビルも建てられている。赤面山古墳は方墳で、5世紀前半に築造、高速道路の西名阪自動車道の高架下に保存されている。

 昨年10月に大阪市内で国内外の世界遺産専門家が集まる会議があり、両古墳の景観上の問題が指摘されていた。

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2262名無しさん:2016/04/06(水) 04:04:56 ID:w0Rp74as0
「良き月の良き日に」巫女ら優雅な舞い 富田林の佐備神社「神楽祭」
http://www.sankei.com/region/news/160405/rgn1604050043-n1.html

1150年以上の歴史を持つ佐備神社(大阪府富田林市佐備)で4日、恒例の「神楽祭」が営まれ、同神社の巫女(みこ)らを含む約20人が優雅な舞いを披露した。

 もともと佐備神社で神楽の稽古(けいこ)を積んでいた巫女らが「日頃の練習の成果を発表しよう」と始めたことが起源。「良き月の良き日に」との言葉に合わせ、毎年原則として4月4日に行われている。

 34回目の今回は約20人が参加。タイを釣る場面を盛り込んだ「大海の幸」や、4人が淡い緑色を基調にした衣装で登場する「浦安の舞」などを披露。訪れた観客らは、舞台上で繰り広げられる華やかな神楽に見入っていた。

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2263名無しさん:2016/04/18(月) 00:54:31 ID:VZOWHj260
「家造りの神」知って 生國魂神社でセミナー
2016年4月17日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160417/20160417040.html

 日本で唯一、家造りの神様「家造祖(やづくりみおや)神社」を祭る生國魂神社(天王寺区生玉町)でセミナー「住まいと家造りの神様-生國魂神社で学ぶ、いい家造りのために大切なこと」(いい家塾主催)が開かれ、受講者は神社の歴史や長屋再生事例などの話に熱心に耳を傾けていた。

家造祖神社は大阪城築城の大事業にも大きく関わり、現代も土木建築関係者が崇敬。毎年4月11日に例祭を執り行っており、これに参列していた「いい家塾」の釜中明塾長は「大阪に日本で唯一の家造りの神様がいることを広く知ってほしい」という思いから初めてセミナーを企画した。

 第1部は釜中塾長のコーディネートで「大切な『住まいと家造りの神様』を知っとこ!」と題したパネルディスカッションが行われ、同神社権禰宜(ごんねぎ)の中村文隆さんが家造祖神社の歴史や家造りに欠かせない神事など、寺西家阿倍野長屋当主の寺西興一さんが大阪府登録文化財である寺西家長屋と町家の活用と収益について話した。

 第2部では本殿や家造祖神社、境内を案内。家造りの相談も受け付けた。釜中塾長は「生國魂神社との共同行事として、毎年家造祖神社の例祭前に開催できれば」と話していた。

2264名無しさん:2016/04/24(日) 04:09:04 ID:HI.dKpnM0
古式ゆかしく鮮やかに 四天王寺で聖霊会舞楽大法要
2016年4月23日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160423/20160423037.html

 大阪市天王寺区の和宗総本山四天王寺(森田俊朗管長)で22日、開祖聖徳太子の命日にちなんだ「聖霊会(しょうりょうえ)舞楽大法要」があった。多くの参詣者が見守る中、太子慰霊の法要と舞楽が混然一体となった一大行事が繰り広げられた。

聖霊会は同寺最大規模の行事で、ここで舞われる古典芸能「天王寺舞楽」は千数百年の伝統があり、国の重要無形民俗文化財に指定されている。

 四方に曼珠沙華(まんじゅしゃげ)の飾りを立てた境内・石舞台では僧侶による声明(しょうみょう)や合掌礼拝に続き、舞楽伝承団体「天王寺楽所雅亮会(がくそがりょうかい)」の舞人、楽人が奉仕。太子の目覚めを慰める供養舞と伝わる「蘇利古(そりこ)」のほか、勇壮な4人舞「甘州(かんしゅう)」といった舞楽を古式ゆかしく奉納した。

 大阪管区気象台によると、この日の同市の日中の最高気温は5月上旬並みの23・8度。初夏の日差しが歴史絵巻のような法要を色鮮やかに引き立たせた。

2265名無しさん:2016/04/25(月) 12:17:49 ID:NOv3W6260
平野に女神の加護 あかる姫まつり
2016年4月24日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160424/20160424035.html

 女神を祭る赤留比売命(あかるひめのみこと)神社の神事に合わせた「あかる姫まつり」が23日、境内のある大阪市平野区の平野公園周辺であった。装束姿の住民らが商店街をパレードした。今年10回目を迎え、地元関係者は「(1980年の)南海平野線廃止でまちが一時衰退したが、皆が力を出し合い盛り上がっている」と節目を喜んだ。

地元町会や商店街でつくる実行委が主催。祭りのヒロイン赤留比売命に扮(ふん)したのは地元出身の小学校教諭淡路真優さん(28)で、「皆さんが笑顔になるよう精いっぱい務めたい」とみこしの上から爽やかな笑顔で手を振った。

 太鼓やかね、どらの勇壮な音色が響く中、地元ゆかりの武将坂上田村麻呂のほか、区内が「大坂夏の陣」の舞台でもあることから豊臣方の武将真田幸村も列に加わった。総勢100人がアーケード内を含む1・2キロを1時間半かけて練り歩き、一帯は出店もあって終日にぎわった。

 家族で見物に訪れた会社員武田健太郎さん(37)=同区=は「まちが活気づく。お姫さまはかわいいですね」と喜んでいた。

2266名無しさん:2016/04/28(木) 22:40:40 ID:0A8VyNqc0
花の霊に安寧の祈り 大阪天満宮「鎮花祭」
2016年4月26日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160426/20160426026.html

 大阪市北区の大阪天満宮(寺井種伯宮司)で25日、伝統行事「鎮花祭」があった。本殿前に設けられた舞台上で雅楽や神賑行事が奉納され、多くの参拝者がみやびやかな光景に見入った。

古来、季節の変わり目に災厄が生じやすいのは花の精霊に起因すると考えられたことから、舞い散る花とともに飛び行く精霊を鎮めて健康を祈願する行事。別名「はなしづめのまつり」とも呼ばれる。

 奉納雅楽では同宮神職の管弦に続き、神職、みこが神楽「浦安の舞」などを厳粛に奉納。関西雅楽松風会の奉仕者による舞楽もあり、優美な所作で見守る人々を魅了した。

 ほぼ毎年訪れているという東淀川区の男性(65)は「伝統がしっかりと受け継がれている点が素晴らしい。息の合った神職の方々の姿に魅せられた」と話し、熱心に撮影していた。

2267名無しさん:2016/04/30(土) 19:11:34 ID:ObkfRf760
古墳価値の明確化 世界遺産へ鍵握る
2016年04月18日
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20160418-OYTNT50021.html

◇百舌鳥・古市古墳群シンポ

百舌鳥(もず)・古市古墳群の世界文化遺産登録を目指すシンポジウムが17日、大阪市内で開かれた。専門家らが実現に向けた課題を探り、約450人が熱心に耳を傾けた。

 府と堺、羽曳野、藤井寺の3市でつくる世界文化遺産登録推進本部会議(会長・松井知事)が主催した。

 文化遺産に詳しい西村幸夫・東京大大学院教授が講演で、いったん国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会へ推薦された「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」が、禁教史に焦点を当てるようユネスコの諮問機関から推薦書見直しを求められた例を紹介。

 「個々の資産に『顕著で普遍的な価値』があるかが問われている」と解説し、同古墳群が3市に現存する古墳89基のうち59基を遺産候補とした点について「59基と他との違いを明確に説明できるかが鍵を握る」と助言した。

 パネルディスカッションも行われ、宮内庁の徳田誠志・陵墓調査官は「環境の変化が激しい都市部にあり、いかに保存していくかも大きな課題だ」と指摘した。

2016年04月18日

2268名無しさん:2016/05/01(日) 04:15:14 ID:Tdv/6YMw0
東海道は五十七次? 400年の節目“最終地”守口宿アピール 大阪
http://www.sankei.com/region/news/160420/rgn1604200064-n1.html

「東海道五十三次」ではなくて、実は「五十七次」あった-。東海道最後の57番目の宿場町があったとされる「守口宿」(大阪府守口市)が400年の節目を迎えるのを機に、地元の市民団体が地域活性化に力を入れている。街道近くの商店街では、当時の旅人が食べた「にぎりめし」をイメージした弁当を開発した。今秋には街道イベントを計画して、知名度アップを図るという。

 東海道は江戸と京都を結ぶ主要ルートとして徳川家康が慶長6(1601)年に定めた。途中には公用の人や物資、通信物などを次の宿まで運ぶ「宿駅」を置き、当初は四十数駅があったとされる。その後、大坂城の再建を始めた2代将軍・徳川秀忠が、豊臣秀吉の制定した京街道(京都〜大坂)を加え、新たに4つの宿駅を置いた。

 歌川広重が江戸時代後期に手がけた浮世絵「東海道五十三次」は江戸〜京都間だったが、実際は江戸〜大坂間を結ぶ「五十七次」の街道だったと考えられる。江戸時代の「宿駅制定証文」では、元和2(1616)年に守口宿が制定されたことが記されている。

 守口市のまちおこしを手がける市民団体「守口門真歴史街道推進協議会」は、こうした史実をもとに、今年で守口宿制定から400年の節目を迎えることに着目。知名度アップを図り、地域活性化につなげる活動に乗り出している。

 まずはかつての宿場町にふさわしい名物を作ろうと、江戸時代の旅人が食べていた「にぎりめし」をアレンジした弁当「竹皮むすび」を開発した。炊き込みご飯と沖縄名産「油みそ」の2種類のおにぎりに、守口大根の奈良漬や野菜の煮しめなどを竹皮に包んだ。

 同市の土居商店街の沖縄料理と物産の店「さとうきび畑」の店主、高井律子さんが考案し、500円(お茶付き、1日20食限定)で販売している。

 守口宿は枚方宿(枚方市)から3里(約12キロ)大坂・京橋へは2里(約8キロ)の位置にあり、天保14(1843)年に幕府の街道調査をまとめた「東海道宿村大概帳」(道中奉行所編)によると、当時の人口は764人、177軒もあってにぎわっていたとされる。

 しかし、現在では住宅化が進み、宿場町の風情を残す建物は寺やちょうちん屋など数軒しかない。その一方で、古い建物を生かした喫茶店や写真店などがあり、秀吉が淀川沿いに築いた堤防「文禄堤」の一部(長さ約700メートル)も現存している。

2269名無しさん:2016/05/01(日) 04:17:40 ID:Tdv/6YMw0
昨年に草津宿街道交流館(滋賀県草津市)が実施した宿場町の人気投票「TKD(とうかいどう)57総選挙」では4位に入るなど、“東海道の本当に最後の宿”として知名度を上げている守口宿。

 11月には東海道五十七次や守口宿をテーマにした歴史イベントを計画中で、同協議会の加藤忠広事務局長は「地元の人が守口宿を『わが町の誇り』と思ってもらえる仕掛けづくりをしていきたい。街道沿いの地域の盛り上がりによって、東海道や宿場町の価値を高め、いつか『東海道五十七次』として世界遺産登録も狙えれば」と大きな夢を語っている。

..

2270名無しさん:2016/05/05(木) 09:52:03 ID:VKLCjBl20
荘厳 万部おねり 平野区・大念仏寺
2016年5月2日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160502/20160502030.html

 大阪市平野区の融通念仏宗総本山大念仏寺で1日、伝統行事の二十五菩薩(ぼさつ)練り供養「万部(まんぶ)おねり」が始まった。境内で菩薩が現世から極楽浄土へ導く来迎(らいごう)の様子が再現され、多くの参詣者が荘厳なお練りを見届けた。5日まで。

同寺最大規模の年中行事で、2002年度に市指定無形民俗文化財となった。

 本堂に沿って設けられた来迎橋上では、僧侶や稚児、講元の行列に続き、いかなる災難からも衆生を救済すると伝わる観世音(かんぜおん)菩薩を先頭に二十五菩薩が厳かに登場。快晴の下、大勢が見守る中、紫連台(しれんだい)や琵琶などを手にした菩薩がお練りを繰り広げ、極楽浄土に見立てた本堂へ順次入堂した。

 地元在住で幼少期から行事を見てきた女性(81)は、「何年たっても色あせることない素晴らしい伝統。多くの方に知ってもらいたい」と話していた。

 お練りは連日午後1時から。拝観自由。期間中はお練りに先立ち仏教賛歌(3、4日)や声明コンサート(3日)、雅楽(4日)といった奉納行事も予定されている。

2271名無しさん:2016/05/08(日) 15:12:56 ID:wh51SplY0
戦死の地で幸村悼む 天王寺・安居神社
2016年5月7日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160507/20160507044.html

 NHK大河ドラマ「真田丸」で注目が高まる武将・真田幸村が戦死したとされる大阪市天王寺区の安居神社(中島一熈宮司)で5日、恒例の慰霊祭「幸村祭」が盛大に執り行われた。氏子関係者や歴史愛好家ら大勢が続々と参拝し、境内にひっそりとたたずむ座像に手を合わせた。

大坂夏の陣(1615年)の終盤「天王寺口の戦い」で戦死した幸村を悼み同神社が毎年手掛けている。

 祭壇が設けられた座像前では中島宮司によるおはらいや祝詞奏上などに続き、真田家の子孫や故郷である長野県上田市の関係者ら参列者代表が玉串をささげた。中島宮司は「大坂の陣400年の節目や大河ドラマなど近年の盛り上がりに驚いているが、今後も変わることなく幸村公の慰霊に努めたい」と話した。

 境内には大阪城真田鉄砲隊(澤田平代表)のコーナーもお目見え。幅広い年齢層の幸村ファンがスタッフの解説に耳を傾けながら甲冑(かっちゅう)や火縄銃の弾丸といった品々に見入っていた。

 生野区から訪れた足代健二郎さん(73)は「長年の幸村祭の積み重ねがあったからこそのにぎわい」、幸村の肖像画を奉納している“歴女”山下栞さん(18)は「ファンが集える素晴らしい場所」と笑みを浮かべた。

2272名無しさん:2016/05/08(日) 22:32:45 ID:HaM4wtjY0
勇ましく的射抜く いくたまさんで走馬神事
2016年5月7日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160507/20160507043.html

 「いくたまさん」と呼ばれて親しまれている大阪市天王寺区の「生国魂神社」で5日、端午の節句の伝統行事「走馬(そうめ)神事」が執り行われた。流鏑馬(やぶさめ)の型を奉納するもので、大勢の参拝者らが勇ましい礼法に見入った。

同神社の流鏑馬は、豊臣秀吉が大坂城を築城する約400年前、現在の場所に神社が移って武士が稽古していたのが始まりとされている。1912(明治45)年の「南の大火」で、社殿とともに武具類が焼失して以降は途絶えてしまい、神事のみが続いてきた。

 型は「木馬の型」といわれ、武士が流鏑馬の稽古として行っていた形式。2014年の夏の大祭で、70年ぶりに大阪城への渡御列を行うのに合わせ、弓馬術礼法小笠原教場の協力で102年ぶりに復活した。

 境内では、大阪の発展を願う神事が営まれた後、武士の衣装を身にまとった同教場の3人が型を披露。木馬にまたがり、回転しながら鏑(かぶら)矢で三つの的を射抜くと、参拝客から大きな歓声が上がった。

 型を奉納した一人、和田太地さん(27)=岐阜県関市=は「歴史ある“いくたまさん”の走馬神事で、型を奉納させていただいて光栄だった」と話していた。

 また、近くの生玉公園では、新庄乗馬クラブ(奈良県)の協力で乗馬の体験会も開かれた。

2273名無しさん:2016/05/11(水) 04:25:09 ID:N2Gv0X6s0
華麗な舞楽を奉納 住吉大社で卯之葉神事
2016年5月10日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160510/20160510029.html

 大阪市住吉区の住吉大社(高井道弘宮司)で9日、祭神・住吉大神の鎮座記念の祝祭行事「卯之葉(うのは)神事」が執り行われた。あいにくの雨にもかかわらず大勢の参拝者が境内を訪れ、厳かな神事や舞楽奉納などを見守った。

住吉大神の鎮座が神功皇后摂政11年、辛卯(かのとう)年卯月上の卯日と伝わることから、卯の花(ウツギ)が開花する5月最初の卯日に執り行われている。

 第一本宮であった本殿祭では、参列者代表が通常のサカキの玉串ではなく卯の葉を神前にささげた。続く舞楽奉納は雨天のため本来の石舞台から屋内の神楽殿へ会場が移され、古典芸能「天王寺舞楽」の伝承団体である天王寺楽所雅亮会(がくそがりょうかい)の有志が奉仕した。

 みやびやかな装束で登壇した舞人らは舞楽の幕開けを飾る儀式的舞曲「振鉾(えんぶ)」をはじめ、4人舞の「承和楽(しょうわらく)」「地久(ちきゅう)」などを披露。参拝者は「例年よりも間近で拝見できた」「屋外と異なる雰囲気で楽しめた」などと話し勇壮かつ華麗な所作に見入っていた。

2274名無しさん:2016/05/11(水) 22:03:06 ID:7dgw1sFs0
レーザー光、演出アップ 奉納花火で初登場へ
2016年5月10日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160510/20160510041.html

 日本三大祭りの一つ天神祭の花火「水都祭・天神祭奉納花火」(実行委員会主催)で、今年初めてレーザー光を使った演出が加わることが9日分かった。仕掛け花火で表現していた文字の部分に使う。演出効果を向上させ、祭りのにぎわいにつなげるのが狙い。

毎年7月25日の天神祭本宮祭では、都心部の大川沿いで 奉納花火が打ち上げられ、協賛企業名などが浮かび上がる仕掛け花火が“名物” となっていた。

 今回、さらに演出効果を高めようと奉納花火実行委メンバーがレーザー光への変更を企画。文字の掲示部分はこれまでの縦2メートル、横10メートルから縦10メートル、横20メートルに拡大し、メッセージの発信など多彩な演出ができるようにする予定だ。

 9日に大阪市北区の大阪天満宮で開かれた天神祭実行委の初会合で明らかになった。

 会合では、大阪観光局が製作する天神祭のパンフレットについて、日本語と英語版だけだったのをハングルと中国語版を加える方針も示された。アジアからの外国人観光客の増加を踏まえた。

 栗原宏武実行委員長は「大阪の経済や観光の活性化に寄与していく」と話していた。


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