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大阪の歴史、伝統文化に関するスレ02

182よっさん ◆yQclIeGV9A:2011/05/22(日) 18:22:44 ID:aZWKqE4g0
大阪・コウノトリ足跡:“弥生”から命つながる 特定に15年、研究者の熱意 /兵庫
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20110522ddlk28040328000c.html

 ◇奇跡的に保存 野生復帰事業の励みに
 大阪府の池島・福万寺遺跡で見つかり、18日に発表された国内最古のコウノトリの足跡は偶然の産物だった。洪水で水田に泥が入り、足跡が付きやすい堅さになった時、コウノトリが舞い降りた。足跡が付いた直後の洪水で白い砂が入り、風化を防いだ。研究者たちの熱意もあって、弥生時代にコウノトリが飛び交う風景を、現代人が描く手がかりができた。【高瀬浩平、皆木成実】

 調査を担当した大阪府文化財センターの井上智博主査は96年、弥生時代前期後半の水田跡に白い足跡がくっきり浮かび上がっているのを見つけた。「驚いた。鳥の足跡は浅いので、残るのは奇跡的」と振り返る。

 足跡をつけた鳥が分かるまで約15年を要した。県立コウノトリの郷公園(豊岡市)の増井光子・前園長(故人)と、獣医の三橋陽子さん(38)が昨年2月、奈良文化財研究所の松井章・埋蔵文化財センター長を訪問したのが転機となった。三橋さんは、後趾(こうし)(後ろ側に伸びている足の指)の跡が後斜めに伸びている特徴から、水鳥の中でもサギやハクチョウでなく、コウノトリの可能性があると指摘した。

 三橋さんは「当時コウノトリが列島に生息していたことは分かっていたが、生息域の広がりが確認できる新たな資料が見つかり、大変うれしい」と話した。

 山階鳥類研究所(千葉県我孫子市)も協力。国内で確認された542種すべてを調査対象とし、迷い鳥や発達した水かきがあるカモなどを除外。コウノトリ、アオサギ、ダイサギの3種に絞った。最後は統計学の手法で、足の指が太く、指の幅が広いコウノトリの可能性が極めて高いと結論付けた。

 奈文研は19日、コウノトリの足跡の石こう型、生駒山地を背景にコウノトリが飛び交う田園風景のイラストなどを、大阪府立弥生文化博物館(大阪府和泉市)に提供した。同館で21日〜7月3日まで展示される。

 コウノトリを野生復帰させる事業を進める豊岡市の中貝宗治市長は「まさに、古代から命がつながっていると感じた。感動した。野生復帰事業の励みになる」と喜んでいる。


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