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大阪の歴史、伝統文化に関するスレ02
1798
:
よっさん
◆XxkTNAUYOc
:2014/06/19(木) 22:56:19 ID:QAqFInms0
そうなんや 大阪24区
東成区 深江の菅細工
2014年6月16日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/sounanya/140616/20140616039.html
技術伝承支える保存会
東成区深江地区に約2千年前から伝わるとされる菅(すげ)細工。天皇が即位される時の大嘗祭(だいじょうさい)や、伊勢神宮(三重県)で20年に1度行われる式年遷宮の儀式で使用される菅笠を代々、献納している。地元の伝統技術を継承していこうと現在、9人のメンバーで活動するのが、深江菅細工保存会だ。
同地区は古代から良質の菅草が自生し、菅笠作りが行われていた。江戸時代には「伊勢参り」の流行とともに必需品として深江で菅笠を買い求める旅人が増え、名産品となった。しかし戦後は都市化で宅地開発が進み、菅草を育てる菅田が姿を消した。
伝統技術が存亡の危機を迎える中、保存会は1988年に発足。地元で菅細工教室を開くなど、活動を展開。99年には「深江の菅細工」は、大阪市の無形文化財に指定された。
2007年には保存会が協力し、深江菅田保存会が結成され、地元の南深江公園の一角に菅田が復元された。10年には地区内に深江郷土資料館がオープン。館内には式年遷宮で献納される同じサイズの菅笠(直径170センチ)が展示され、伝統の技術を伝える。
保存会の最年長メンバー、長尾桂子さん(81)は、「次のそしてまたその次の式年遷宮と、深江の菅細工を絶やすことなく、後継者を育てていきたい」と力を込めた。(藤林敏治)
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