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文化・学術・研究関連スレ その4

3873名無しさん:2020/09/22(火) 21:20:48 ID:NrdB.GxU0
「コロナワクチンの拙速な開発・承認は危険」免疫学者が断言する理由
9/21(月) 6:01配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3c88c5899e94cd5dd96026de8229d7881ad23fc

全世界で開発競争が進む新型コロナウイルスワクチン。早ければ2020年中の認可と国民への配布を宣言する国も多いが、そこには大きなリスクがある。特集『賢人100人に聞く!日本の未来』(全55回)の#1では、スイス・バーゼル免疫学研究所、東京都臨床医学総合研究所・免疫研究部門部長、大阪大学大学院医学系研究科教授などを歴任した免疫学者の宮坂昌之・大阪大学免疫学フロンティア研究センター招聘教授が警鐘を鳴らす。(聞き手/ダイヤモンド編集部 鈴木洋子)

● 新型コロナの獲得免疫は 1年未満で消える

 ――新型コロナウイルスの感染はどうやって終息するのでしょうか。社会全体が集団免疫を獲得すれば収まるという説もありますが。

 集団免疫の獲得によって終息を目指すということは、新型コロナにおいてはあり得ないでしょう。免疫は、いわゆる「城門の門番」として、体内に入ってくるウイルス全てを殺す自然免疫と、城門が破られたときに本丸で特定のウイルスを殺す獲得免疫の2段階構造となっています。獲得免疫とはワクチンやウイルスへの罹患などを通じて後から獲得されるものです。問題は、新型コロナに対してこの獲得免疫がどのくらい持続するのかということです。

 はしか、おたふくかぜ、破傷風などは、一度ワクチンを打ったら獲得免疫は20年は維持されます。ところが、新型コロナと同様の構造のコロナウイルスによる鼻風邪の免疫が残るのは半年程度です。毎年インフルエンザのワクチンを打つのもこのためです。新型コロナの獲得免疫も、同様に長続きしないと考えるべきでしょう。インフルエンザ同様に毎年流行し続け、感染者が出続けるものと考えた方がいいでしょう。

 ――政府は新型コロナのワクチンの早期開発と国民全員への配布を表明しています。

 現在の拙速なやり方に強い危機感を覚えます。

 というのも、現在開発中の全てのワクチンは、新型コロナの予防効果も、逆に接種が感染を悪化させたり健康被害を及ぼしたりするリスクも、確実な形で確認されていないからです。

 ワクチンの開発には、まず動物実験レベルでウイルスを殺す力を持つ抗体ができるか、病気を悪化させないか、感染予防をする力があるかの3点を確認した後、第1相、第2相、第3相試験と少しずつ被験者を増やしながらヒトでの臨床試験をしていきます。第3相試験とは「確かに安全であり、予防効果がある」ということを数千人レベルで確認するものです。ところが、新型コロナの陽性患者は、一番感染が激しい国においても1000人当たり数人程度しかいない。この状況で、ある集団にワクチンを打ち、同数の集団に打たない試験を行って、確かに予防効果があるという有意な結果を出すには、少なくとも数万人に対してさまざまな地域で第3相試験を行い、1〜2年かけて結果を見る必要があります。

 ――しかし、日本でも世界でも新型コロナワクチンの承認を迅速化する動きが相次いでいます。今年または来年の配布を目指すとしているところもあります。


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