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文化・学術・研究関連スレ その4
3535
:
名無しさん
:2019/11/04(月) 13:41:40 ID:NrdB.GxU0
関西圏の私大 農学系学部新設相次ぐ
2019年11月4日
https://www.nnn.co.jp/dainichi/news/191104/20191104029.html
関西圏で私立大の農学系学部の新設が相次いでいる。食料生産だけでなく、生命科学からマーケティング、先端テクノロジーの活用まで、各校が特色を持たせながら幅広い学びを用意しているのが特徴。大阪では摂南大(寝屋川市)が来春の開設を控えており、「農学の学びは、あらゆる分野や業界の研究に応用可能」と魅力を発信している。
食関連を巡っては、国内外で課題が山積。国連が掲げた「持続可能な開発目標(SDGs)」では、飢餓や健康、環境がテーマとして盛り込まれ、国内では担い手不足が深刻でビジネスモデルの在り方が問われている。こうした背景の中、学びが多様化している。
学部新設では、2013年度に吉備国際大(岡山県)が、兵庫・淡路島で地域創成農学部(現・農学部)を設置。島を舞台に農業の生産から経営まで一貫して学べるようにした。
15年には龍谷大(京都市)が滋賀の瀬田キャンパスに農学部を設け、遺伝学や栄養学といった専門分野も追究できる学科を用意。18年度には、立命館大(同)が滋賀のびわこ・くさつキャンパスで、食の多様な側面を経済学や経営学を基盤に総合的に学べる「食マネジメント学部」を開設した。
摂南大が今年7月に実施した調査では、首都圏と関西圏の農学部出身者の入学理由(複数回答)で、最多だったのは「幅広い分野を学ぶため」(34%)。就職先は、農水産業だけでなく、飲食料品メーカーや医療業など多岐にわたっていた。
来春開設の摂南大の農学部は、枚方キャンパス(枚方市)を拠点に、生産から消費まで一連の流れを学べるように展開。医療系学部との共同研究をはじめ、同じ学校法人が運営する大阪工業大(大阪市)と連携し、人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)を活用した先端分野の研究にも取り組む。
開設に尽力してきた八木紀一郎・前学長は「農学部の学びは生産にとどまらない。実学として広く応用可能な学問で、将来の選択肢を広げられる力を養える」と強調している。
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