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社会問題について語るスレ  その2

1よっさん:2008/09/12(金) 22:29:55
明らかにおかしいことでも、実際に起こっているのが、世の中。

色々な話題を取り上げてみましょう。

2よっさん:2008/09/12(金) 22:35:54
NHK関西のニュースより
http://www.nhk.or.jp/osaka/lnews/03.html
3府県警 合同で捜査へ
大阪の加工米販売会社「三笠フーズ」と関連会社が食用に使えない輸入米の一部を食用として販売していた問題で、農林水産省が不正競争防止法違反の疑いで告発したのを受けて、大阪府警察本部など3府県の警察が合同で捜査に乗り出す方針を固めました。

この問題は、大阪の加工米販売会社「三笠フーズ」が、先月までの5年余りにわたって海外から輸入されたあと、基準を超える農薬が検出されるなどして、食用にはできないコメ1778トンを工業用として購入しながら、一部を食用として転売していたものです。
農林水産省は「三笠フーズ」の関連会社「辰之巳」が「すべて国産」とする証明書を付けて問題のコメの一部を熊本県の酒造会社「美少年酒造」に、販売したとしてうその表示を禁じた不正競争防止法違反の疑いで「三笠フーズ」と「辰之巳」を11日、熊本県警察本部に告発しました。
こうした動きを受けて大阪府警察本部は、告発を受けた熊本県警や福岡県警とともに合同で捜査に乗り出す方針を固めました。
農林水産省などのこれまでの調査で、問題のコメは仲介業者を通じて福岡や熊本の酒造メーカーなどに販売され、焼酎や菓子の原料として使用されたほか、関西の2府4県の病院や高齢者施設などに流通し赤飯などに調理された疑いが出ています。
警察は「三笠フーズ」が不正に利益を得るために食用にできないことを隠して転売したとみて、近く強制捜査に乗り出し、詳しい経緯について捜査を進める方針です。

3よっさん:2008/09/12(金) 22:38:37
NHK三重のニュースより
http://www.nhk.or.jp/tsu/lnews/02.html
野呂知事 不正転売で情報収集
食用に使えない輸入米などを愛知県の業者が不正に転売していた問題で、三重県の野呂知事は、今後詳しい情報を収集し、食の安全を確保する考えを示しました。
これは12日三重県庁で開かれた定例会見で、野呂知事が示したものです。

この中で野呂知事は「今回の問題について、詳しい情報を農林水産省と連携しながら収集し、県として適切な対応をしていきたい」と述べ、食の安全を確保する考えを示しました。
その上で「食用での転売が確認された場合は、食品衛生法違反の疑いが出てくるので、必要があれば保健所が調査することになる」と述べました。

このほか野呂知事は、三重県が今回の問題を受けて、三重県食品衛生協会などに対し、原材料の安全確認に細心の注意を払うよう求める文書を11日付けで送ったことも明らかにしました。

http://www.nhk.or.jp/tsu/lnews/01.html
不正転売 三重県が相談窓口
食用に使えない輸入米などを愛知県の業者が不正に転売していた問題で、これらのコメが四日市市にある仲介業者を通じ食用としてさらに転売されていたことから、三重県は当面の間、仕入れた可能性のある業者などを対象に相談を受けつける窓口を設置しました。

この問題で、愛知県に本社がある「浅井」から基準を超える残留農薬が検出された輸入米など862トンを買った四日市市のコメ仲介業者「ノノガキ穀販」は、これらのコメを愛知・岐阜・三重などにある菓子メーカーなど12業者に食用として転売したとしています。

農林水産省では、流通経路やこれらのコメがどのように使われたのかなどについて調査していますが、三重県では、実態を把握するため12日緊急対策会議を開き、今後情報収集を進めるとともに、コメを仕入れた可能性のある食品業者などを対象にした相談窓口を12日付けで設置しました。

窓口の電話番号は、059−224−2359で、土日や祝日を含め午後1時から5時までの間、電話や面接で相談を受けつけるということです。
三重県では「少しでも心当たりのある業者は、ためらわずに相談してほしい」と話しています。

http://www.nhk.or.jp/tsu/lnews/03.html
不正転売 あられ自主回収へ
愛知県の業者が食用に使えない輸入米などを不正に転売していた問題で、愛知県知多市の米菓製造会社が三重県の仲介業者を通じて買ったコメを「あられ」の原料に使っていたことがわかり、この会社は、商品を自主的に回収することになりました。

この問題で、愛知県の「浅井」から基準を超す農薬が検出された輸入米など862トンを買った三重県のコメ仲介業者「ノノガキ穀販」は、これらのコメを愛知・岐阜・三重などにある菓子メーカーなど12業者に転売したとしています。

このうち、愛知県知多市にある米菓製造会社「竹新製菓」が製造、販売した「あられ」の原料に、ノノガキ穀販から買ったコメが含まれていたことがわかり、商品を自主的に回収することになりました。

回収するのは、今年5月ごろまでに製造し、賞味期限が11月や12月となっている「さつき」「味千舞」「ピリカラコンビ」の3つの商品で、合わせて6万から7万袋が出荷されているということです。

竹新製菓の新美範恭副社長は「食用には使えないコメだとは知らされずに仕入れており憤りを感じる。問屋などを通じてできるだけ早く回収したい」と話しています。

東海農政局では、この他の転売先についても、食用に使えないコメがどのように使われたのかなどについて詳しく調べています。

4よっさん:2008/09/12(金) 22:41:48
NHK滋賀のニュースより
http://www.nhk.or.jp/otsu/lnews/02.html
事故米 県内でも流通
大阪の加工米販売会社「三笠フーズ」が食用に使えないコメを不正に転売していた問題で、滋賀県内でも基準を超える残留農薬が見つかったモチ米が10の病院や老人福祉施設で給食に使われていた
ことがわかりました。

この問題は加工米の販売などを行っている大阪の「三笠フーズ」が工業用として国から購入した輸入米などを食用として転売していたものです。
大阪府などによりますと基準を超える農薬が検出された中国産のモチ米が「三笠フーズ」から複数の業者を経由して東京に本社のある給食会社「日清医療食品」に販売された疑いがあるということです。これについて滋賀県は11日、記者会見を行い、日清医療食品が購入したモチ米は704キロのうち43キロが県内でも流通していたことがわかりました。
流通していたのは、日清医療食品が給食業務を請け負っている県内の病院や老人福祉施設、あわせて10か所で43キロのモチ米のうち42キロが給食の赤飯などに調理されて消費されたということです。
残る1キロのモチ米は11日までに三笠フーズに返品されたということです。
県によりますと今のところ健康被害の報告はないということです。

NHK京都のニュースより
http://www.nhk.or.jp/kyoto/lnews/01.html
モチ米から農薬検出される
大阪の「三笠フーズ」が、食用に使えない輸入米などを不正に転売していた問題で、京都市が問題のコメが流通していた疑いがある2か所の施設から残っていたモチ米を回収して検査したところ、基準の2倍にあたる、農薬のメタミドホスが検出されました。

京都市によりますと、これまでに被害の情報は入っていないということです。

京都市では、三笠フーズが不正に転売した中国産のモチ米が流通していた疑いがある市内の施設のうちモチ米が残ってた3か所からモチ米を回収して、市の衛生公害研究所で検査しました。
その結果、東京・千代田区に本社のある給食会社「日清医療食品」が市内の老人保健施設の給食用に購入したモチ米と、大阪府の米の仲介業者「大和商会」が市内の保育所に納入したモチ米から、それぞれ基準の2倍にあたる0.02ppmのメタミドホスが検出されたということです。

京都市によりますと、検出された濃度は、毎日食べ続けても問題の無いレベルだということで、これまでに2つの施設のお年寄りや子どもなどから、健康被害の情報は寄せられていないということです。

NHK和歌山のニュースより
http://www.nhk.or.jp/wakayama/lnews/01.html
和歌山市がもち米の検査始める
食用に使えない輸入米などが不正に転売された問題で、三笠フーズと取り引きのある業者から、市内の米穀店などにもち米が流通していた和歌山市では、このもち米を回収して、農薬の「メタミドホス」が含まれていないか検査をしています。

この問題は、加工米の販売などを行っている大阪の「三笠フーズ」が、平成15年度以降、基準の5倍にあたる農薬の「メタミドホス」が見つかった輸入米などを工業用の「のり」の原料に使う目的で国から購入しながら食用に転売していたものです。
和歌山市によりますと、これまでに、三笠フーズと取り引きのある複数の業者を介して、和歌山市内の米穀店と病院あわせて3か所にもち米計2200キロ余りが納入されて給食などに使われたほか、和歌山市の菓子製造業者にもち米を粉にしたもの200キロが納入されて焼きもちなどが作られ、土産物店など20か所に出荷されたということです。
このため和歌山市では、このもち米の中に食用に使えない輸入米などが入っていた可能性もあるとして、大阪の卸売業者から仕入れたという市内の米穀店からもち米を回収し、12日から検査をはじめました。
検査は市の衛生研究所で行われ、もち米を細かく砕くなどして農薬の「メタミドホス」が含まれていないか調べています。
検査の結果は、週明けにもわかるということです。
和歌山市によりますと、仮に問題のあるもち米を食べたとしても健康への影響は極めて少なく、今のところ健康被害の報告も入って
いないということです。

一方、和歌山県でも三笠フーズと取り引きのあった業者からもち米が流通していた県内の農事組合法人と老人保健施設に残っていたよもぎもちと赤飯について民間の検査機関で調べた結果、いずれもメタミドホスは検出されませんでした。

5よっさん:2008/09/12(金) 22:43:16
NHK兵庫のニュースより
http://www.nhk.or.jp/kobe/lnews/01.html
不正転売の米 23か所で使用
三笠フーズが不正転売したもち米について兵庫県内では、老人ホームなど社会福祉施設19か所と、病院4か所の合わせて23か所で、給食に使われた疑いがあります。

このうち、新温泉町の公立浜坂病院では、ことし5月と先月の2回、もち米を昼食のおこわに使っていました。
使用したのは合わせて2キロで、入院患者と職員70人が食べましたが、今のところ健康状態に問題があるという報告はないということです。
公立浜坂病院の小谷庄司事務長は、「たいへん驚き、憤りを感じる。病院の給食は安全であるという前提が根底から覆されたということで残念だ。
しっかりとした国の対応をお願いしたい」と話しています。
また、神戸市北区の障害者施設では、7月下旬の「さつまいもごはん」と、先月と今月1回ずつ給食に出した赤飯にあわせて7キロのもち米が使われ入所者70人が食べましたが、体調を崩すなどした人はいないということです。
勝浦正司施設長は、「施設に暮らす人たちにとって食事は楽しみの1つなので、三笠フーズに対して、憤りを感じる。
なかには体が弱い人もいるのでしばらくは健康状態に注意したい」と話しています。

6よっさん:2008/09/12(金) 22:44:04
NHK鳥取のニュースより
http://www.nhk.or.jp/tottori/lnews/05.html
松本孟さんが拉致解決訴える
北朝鮮による拉致被害者、米子市の松本京子さんの兄の孟さんが11日夜、大山町で講演し、拉致被害者の家族が高齢化している現状を述べ、一刻も早い帰国の実現を訴えました。

講演会で松本孟さんは「家族の思い」と題して100人あまりの人を前に講演しました。
この中で孟さんは「私の母親も85歳で、家族は年老いています。妹が拉致されてからの30年は生活が崩され、人生が壊されたままです」と家族が高齢化している現状と一刻も早い拉致被害者の帰国の実現を訴えました。
また、今後の拉致問題の解決について「福田総理の突然の辞任でまた手がかりがとだえました。次の総理大臣には、真剣に拉致問題に取り組んでほしい」と次の内閣にはこれまで以上に力強い姿勢を求めました。
また、孟さんらの活動を支援する特定失踪者問題調査会の妹原仁さんは「世論を盛り上げなければ政府は動いてくれません」と拉致問題への関心を持ち続けてくれるよう呼びかけました。
講演会を聞いた50代の女性は「京子さんのこれまでの人生の半分以上が拉致されてからだというのが信じられません。お母さんと会わせてあげたいです」と話していました。

7よっさん:2008/09/12(金) 23:45:23
※事故米関係ニュースのまとめ 9/12 その4

NHK北海道のニュースより
http://www.nhk.or.jp/sapporo/lnews/04.html
三笠フーズ問題 再発防止を
北農中央会・北海道農業協同組合中央会の飛田会長は、大阪の加工米販売会社、「三笠フーズ」が食用に使えない輸入米などを不正に転売していた問題で、近く、国に対して再発防止などを求める申し入れを行う考えを示しました。

この問題について北農中央会の飛田稔章会長は、12日の会見で、「消費者に対する裏切り行為で生産者団体としては非常に腹立たしい。農林水産省が検査に入っていたにもかかわらず、見抜けていないことも問題だ」と指摘しました。その上で、「消費者がコメに不信を抱きかねないこうした問題が2度と発生しないよう、国に対して申し入れたい」と述べ、近く、国に再発防止などを求める申し入れを行う考えを示しました。
一方、ホクレン・ホクレン農業協同組合連合会の佐藤俊彰会長は、飲用乳価の引き上げについての乳業メーカーとの交渉について交渉が難航しており、10月中の乳価引き上げは難しいとする見通しを示しました。
その上で佐藤会長は、冬場のバターなどの需要期を前に牛乳を増産するには、乳価の引き上げが不可欠だとして引き続き交渉妥結に向けて努める考えを示しました。

NHK東海のニュースより
http://www.nhk.or.jp/nagoya/lnews/02.html
大田産業譲渡先 農政局が訂正
東海農政局は、愛知県小坂井町の太田産業が食用に使えない輸入米などを無償で譲渡していた問題について、譲渡先として発表した長野県の業者については、取り引きの実態がなかったと訂正しました。東海農政局によりますと、長野県の業者に確認したところ、取り引きがあったことを示すものは見つからなかったということです。
東海農政局では、太田産業がうその説明をしていた可能性もあるとみて、この分のコメの行方について調査を続けることにしています。

8よっさん:2008/09/13(土) 17:46:14
日経ネットより
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080913AT5C1300L13092008.html
神戸の穀物卸、三笠フーズ出荷事故米を「米国産」と偽る
 残留農薬などで汚染された「事故米」が食用として転売されていた問題で、米粉加工会社「三笠フーズ」(大阪市北区)が出荷した中国産もち米を、神戸市の穀物卸売会社「大豆油糧」が仲介業者から国内産として仕入れながら、「アメリカ産」と表示を偽って販売していたことが13日、分かった。もち米はほかの業者を通じて近畿の病院などに納められた。

 大豆油糧は「米国産の在庫がなく、採算を考えずに国内産を提供したつもりだった。表示を偽ったことに加え、知らなかったとはいえ事故米を販路に乗せてしまった。申し訳ない」と話している。 (16:00)

9よっさん:2008/09/13(土) 17:48:18
日経ネットより
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080913AT3S1202W12092008.html
事故米問題で検証委 農水省検討、第三者交え職員処分も
 農林水産省は12日、残留農薬などで汚染された「事故米」が食用として転売されていた問題で、検査体制が不備だった原因の検証や同省職員の処分などを協議する委員会を設置する検討に入った。弁護士などの第三者が参加し、問題を分析する。農水省は問題となった転売業者に何度も立ち入り調査していたにもかかわらず、不正を見抜けなかった。検査体制の甘さが指摘されており、同省は検証を今後の運営に生かす。

 来週にも初会合を開く。農水省は過去5年間に96回も米粉加工会社「三笠フーズ」(大阪市)に対して立ち会い調査をしていながら、同社が工業用として買った事故米を転売していたことに気づかなかった。会議ではなぜ長年にわたる不正が見抜けなかったのか、検査の姿勢や携わった職員の処分などを協議する。(07:00)

10よっさん:2008/09/13(土) 18:43:25
毎日jpより
http://mainichi.jp/kansai/news/20080913ddn041040007000c.html
京都・京丹波のフリースクール傷害:「児相」出た直後連行 親に段取りを指示
 入所者への傷害容疑で経営者らが逮捕された京都府京丹波町のフリースクール「丹波ナチュラルスクール」が、児童相談所から出た直後の少年を連れて来たケースがあったことが府警の調べで分かった。保護者には「児相から出たら、少年と離れて歩く」などと細かい指示をしていたという。経営者の江波戸聖烈(えばとせいれつ)容疑者(60)らが説明したといい、府警は連れて来られた経緯などを入所者から詳しく聞いている。

 調べなどによると、スクール側は男性スタッフ約3人のチームを30万〜50万円で各地に派遣。事前に江波戸容疑者が保護者に当事者が嫌がってもある程度強硬な手段を取ることを説明し、協力を求めていたという。

 自宅から連れ出す場合は寝込みを狙えるよう家の鍵を開け、家人は外出してもらっていた。入所者が児相に保護された時には親が引き取りに行き、帰り道に強引に車に乗せたこともあったという。【細谷拓海、珍田礼一郎、田辺佑介】

毎日新聞 2008年9月13日 大阪朝刊

11よっさん:2008/09/13(土) 19:05:12
NHK京都のニュースより
http://www.nhk.or.jp/kyoto/lnews/03.html
うその説明で入所者集めか
京都府京丹波町のフリースクールで、入所していた女子中学生を殴ったりけったりしたとして逮捕された経営者は「私たちはプロだから勉強も高校進学も心配ない」などと説明して入所希望者を募っていたことがわかりました。

その一方、施設では子どもたちに勉強はほとんどさせておらず警察は、保護者を安心させて入所者を集めていたものと見て実態を調べています。

この事件は京丹波町にある「丹波ナチュラルスクール」の経営者の朴聖烈容疑者ら2人が今年8月、入所していた女子中学生を殴ったりけったりしたとして、傷害の疑いで逮捕されたものです。

子どもを入所させた保護者の証言によりますと朴容疑者らは施設の説明をする際「私たちはこの道20年のプロだから勉強も高校進学も、全て心配はいらない」と話していたと言うことです。

一方、警察の調べで施設では入所者にはほとんど勉強はさせておらず毎日、お守りをつくる作業や、畑仕事をさせており入所者が言うことを聞かない場合には日常的に木刀などを使って虐待もおこなわれていたと言うことです。

警察は、朴容疑者らが子どもの養育に困った親を安心させて入所者を集めていた一方自分たちに都合のいい作業をさせていたものとみて実態を調べています。

12よっさん:2008/09/13(土) 19:08:18
NHK東海のニュースより
http://www.nhk.or.jp/nagoya/lnews/01.html
非食用米転売で価格約10倍に
食用に使えない輸入米などが不正に転売されていた問題で、基準を超す残留農薬が見つかった大量の輸入米が、名古屋市に本社を置く浅井から、三重県四日市市の仲介業者、ノノガキ穀販を通じて愛知県知多市にある米菓製造会社などに転売されていました。
食用に使えないコメは国が工業用のりの原料として通常、1kgあたり10円から20円で販売していますが、東海農政局によりますと浅井からノノガキ穀販にはこれを大幅に上回る50円で転売されていたということです。このコメは、さらに米菓製造会社に当初の価格の約10倍の 100円から 150円で転売さ
れていたことがわかりました。東海農政局が転売の詳しい経緯を調べています。

http://www.nhk.or.jp/nagoya/lnews/02.html
非食用米転売で相談窓口
愛知県知多市にある米菓製造会社「竹新製菓」が製造した「あられ」の原料に、三重県の仲介業者を通じて買った食用に使えないコメが含まれていたことがわかり、会社では12日から11の商品の自主的な回収を始めました。
これを受けて愛知県は、この会社の商品に関する消費者からの情報提供や問い合わせに応じるため、13日から県庁の生活衛生課の職員が臨時に出勤し、相談窓口を開いています。
また、県内の12の保健所でも相談があった場合には担当者が対応するということです。
三重県でも、食用に使えないコメを仕入れた可能性のある食品業者などを対象にした相談窓口を設置しています。

13よっさん:2008/09/13(土) 19:10:36
時事通信社より
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008091300276
政府の責任重大=「汚染米」で市民団体 
「食の安全・監視市民委員会」と日本消費者連盟(いずれも東京)は13日、農薬などに汚染された事故米の転売問題について「企業の法的責任が問われなければならないが、規制できなかった政府の責任は重大」との抗議声明を出した。
 連盟などは厚労相、農水相に対し、国が事故米を販売した経緯や検査の実態などについて公開質問状を送った。(2008/09/13-18:08)

14よっさん:2008/09/13(土) 19:23:24
神戸新聞NEWSより
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001438301.shtml
障害者駐禁除外標章、目的外使用で初の返納命令 
 身体障害者に交付する「駐車禁止除外指定車標章」を不正に使ったとして兵庫県公安委員会は十二日までに、神戸市内の七十代男性二人に返納命令を出した。いずれも、家族が馬券購入や買い物など目的外に使っていた。県警交通規制課によると、障害者への交付での返納命令は全国初。

 同標章は障害者本人に発行され、タクシーなどを利用した場合でも使える。本人が乗車していない場合の介護以外の利用は認められていない。現在、県内で約五万人に交付している。

 同課によると、返納命令を受けた二人は、県公安委員会から適正な使用を求める警告を受けたが、再び不正使用し、同委員会が悪質と判断した。

 同委員会は、同様の不正使用で一-七月、違法駐車など五十八件の反則切符を交付している。

>同じように悪用しているのは全国にいそうですが。

15よっさん:2008/09/14(日) 00:17:00
NHK東海のニュースより
http://www.nhk.or.jp/nagoya/lnews/01.html
非食用米 流通経路解明進める
食用に使えない輸入米などが不正に転売された問題で、三重農政事務所は、13日、これらのコメを扱った四日市市にある仲介業者2社に立ち入り調査を行い、流通経路の解明を続けています。
愛知県に本社がある浅井から非食用の輸入米などを買った、三重県四日市市にあるコメ仲介業者のノノガキ穀販は、これらのコメを愛知などにある12の業者に食用として転売したとしています。三重農政事務所は、13日、ノノガキ穀販に2度目の立ち入り調査を行うとともに、ノノガキ穀販からこれらのコメを購入した別の仲介業者にも調査に入りました。農政事務所では、2つの業者から詳しい事情を聞くとともに、帳簿などを調べて流通経路の調査を続けています。

NHK岐阜のニュースより
http://www.nhk.or.jp/gifu/lnews/01.html
三重の業者などに立入調査
食用に使えない輸入米などが不正に転売された問題で、三重農政事務所は、13日、これらのコメを扱った四日市市にある仲介業者2社に立ち入り調査を行い、流通経路の解明を続けています。
愛知県に本社がある浅井から非食用の輸入米などを買った、三重県四日市市にあるコメ仲介業者のノノガキ穀販は、これらのコメを愛知などにある12の業者に食用として転売したとしています。三重農政事務所は、13日、ノノガキ穀販に2度目の立ち入り調査を行うとともに、ノノガキ穀販からこれらのコメを購入した別の仲介業者にも調査に入りました。農政事務所では、2つの業者から詳しい事情を聞くとともに、帳簿などを調べて流通経路の調査を続けています。

http://www.nhk.or.jp/gifu/lnews/02.html
あられ会社に再び立入検査
食用に使えない輸入米などが不正に転売された問題で、愛知県知多市にある米菓製造会社、竹新製菓が製造したあられの原料に、食用に使えないコメが含まれていたことを受けて愛知県は、この会社の商品に関する消費者からの問い合わせや情報提供に応じるため、13日、県庁の生活衛生課の職員が臨時に出勤し相談にあたりました。その結果、1日で58件の電話が相次ぎ、大半が「自分が買った製品は大丈夫か」という問い合わせだったということです。愛知県は、15日まで、午前8時45分から午後5時半まで相談を受け付けます。また三重県でも、食用に使えないコメを仕入れた可能性のある食品業者などを対象にした相談窓口を設置しています。

16よっさん:2008/09/14(日) 00:25:10
NHK福岡のニュースより
http://www.nhk.or.jp/fukuoka/lnews/01.html
元特別顧問関与業者で食用に
大阪の「三笠フーズ」が不正に転売したとみられる食用に使えないもち米が給食用として流通していた問題で、このもち米は複数の仲介業者の間で取り引きを繰り返す中で三笠フーズの元特別顧問の男性が深く関わっている業者が工業用から食用に変えて転売していたことが農林水産省の調査でわかりました。
東京・千代田区に本社のある給食会社「日清医療食品」は、「三笠フーズ」が不正に転売したと見られるもち米およそ730キロを複数の業者を仲介して購入し、関西の病院や高齢者施設など119か所の給食に使っていました。
農林水産省のこれまでの調査によりますとこのもち米は三笠フーズから工業用のコメとして佐賀県内の仲介業者を経て、三笠フーズの元特別顧問の男性が深く関わっている福岡市の仲介業者「サン商事」にわたりました。
しかし、サン商事は北九州市の仲介業者に食用のコメとして転売していたことがわかりました。
こうした取り引きはすべて伝票だけで行われ、北九州市の仲介業者は「元特別顧問から頼まれて伝票だけの取り引きを行った。
食用に使えないコメとは知らなかった」と話しています。
農林水産省は三笠フーズが複雑な伝票だけの取り引きを繰り返す中で元特別顧問が深く関わっている業者を利用して食用として転売していた疑いがあると見てさらに詳しく調べています。

NHK佐賀のニュースより
http://www.nhk.or.jp/saga/lnews/05.html
販売量少なく見せかけ
大阪の「三笠フーズ」が食用に使えない輸入米などを不正に転売していた問題で、このコメを仕入れていた佐賀市の仲介業者が佐賀県の調査に対し販売した量をおよそ10トン少なく見せかけていたことがわかりました。

この問題で佐賀市の仲介業者は、9月8日に佐賀県が行った調査の際、三笠フーズから転売されたコメを大阪の業者に3回に分けて販売し、45トン余りが在庫として残っていると説明していました。しかし翌日の県の調査の際は、販売した回数は3回ではなく5回で、在庫はおよそ10トン少ない36トンと説明したということです。佐賀県によりますと、この仲介業者は、佐賀県の最初の調査の際、関係のない輸入米を倉庫に運び込み、45トンの在庫があるようにして販売した量をおよそ10トン少なく見せかけていたことがわかりました。
仲介業者は「取引先から頼まれた」と話しているということで、佐賀県では、問題のコメが10トンほど多く販売されたことを大阪府に伝えるとともに、事実と異なる説明をした理由を調べることにしています。

NHK鹿児島のニュースより
http://www.nhk.or.jp/kagoshima/lnews/04.html
”仕入先 十分チェックを”
県内の焼酎メーカーなどが加盟している県酒造組合の定例理事会が開かれ、食用に使えない輸入米などが不正に転売された問題に対応するため米の仕入れ先を十分チェックするよう各メーカーに呼びかけました。

県酒造組合に加盟している焼酎メーカーのうち4社が「三笠フーズ」が転売した問題の米を使用していたなどとして製品の自主回収を進めています。

12日鹿児島市内で開かれた酒造組合の定例の理事会では吉野馨副会長が「全国の消費者が鹿児島の焼酎の安全性に不信感を持っていると思うので今後の対応を考えたい」と話しました。

組合によりますと理事会では、農林水産省の監督に批判が相次いだほか、米の仕入れ先を十分にチェックするよう各メーカーに呼びかけたということです。
また問題の米を使用した焼酎の流通など、実態の把握ができしだい、三笠フーズに損害賠償を求めるかどうか検討するということです。

酒造組合には今回の問題が発覚してから電話やメールで「鹿児島の焼酎が信頼できなくなった」などの意見が寄せられいて影響が広がることが懸念されています。
鹿児島県酒造組合の本坊喜一郎会長は「風評被害が広ろがらないように現状をしっかりと把握して対応していきたい」と話しています。

17よっさん:2008/09/14(日) 00:29:47
YOMIURI ONLINEより
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080913-OYT1T00023.htm
事故米を12社に転売、レストラン主食の可能性も
 接着剤製造会社「浅井」(名古屋市)が有機リン系殺虫剤「メタミドホス」やカビに汚染された事故米を不正に転売していた問題で、同社から事故米862トンを購入した「ノノガキ穀販」(三重県)の野々垣勝社長(45)は12日、東海地方や関西の食品加工会社など12社に全量を食用として転売したことを明らかにした。

 出荷先にはレストランもあり、主食用として使われた可能性が高いという。

 野々垣社長によると、浅井から購入した事故米のうち、メタミドホスに汚染された中国産もち米570トンは愛知、岐阜、三重県、京都府の菓子製造会社と米穀販売業者の計4社に、水ぬれやカビなどのうるち米292トンは別の8社に売った。

 野々垣社長は「1キロあたり50〜130円で仕入れ、70〜160円で売った。若干安かったが、価格からも食用だと考えていた」と述べた。

(2008年9月13日00時29分 読売新聞)

http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/080913_1.htm
ノノガキ 12社に食用転売
知多の業者 米菓11種回収
 接着剤製造会社「浅井」(名古屋市瑞穂区)が有機リン系殺虫剤「メタミドホス」に汚染された事故米を不正に転売していた問題で、同社から事故米862トンを購入した「ノノガキ穀販」(三重県四日市市)の野々垣勝社長(45)は12日、東海3県や京都府などの計12社に、すべて食用として転売したことを明らかにした。購入した会社の一つは愛知県知多市の菓子メーカー「竹新製菓」と判明。同社は事故米をあられなどの菓子類に加工、全国のスーパーなどで販売しており、同日、商品の自主回収を始めた。対象は11種類8万〜9万袋に上る見込みだ。

 野々垣社長によると、浅井から購入した事故米862トンを転売したのは、2004年ごろから今年にかけて。このうち、メタミドホスに汚染された中国産もち米570トンは、竹新製菓と、岐阜、三重県、京都府の米穀販売業者の計4社に、水ぬれやカビなどのうるち米は別の8社に売った。

 野々垣社長は「1キロあたり50〜130円で仕入れ、1府7〜8県の業者に70〜160円で売った。若干安かったが、価格からも食用と考えていた」と述べた。一部は主食としてレストランに卸されているという。

 竹新製菓は今年3月までに少なくとも242トンのもち米を購入した。事故米とは知らなかったとしている。岐阜県で購入したのは「岐阜米穀卸」(岐阜市)と分かったが、すでに、県外の米穀取扱業者に転売されており、農林水産省で追跡調査している。三重県は四日市市内の仲介業者が購入していた。

(2008年9月13日 読売新聞)

18よっさん:2008/09/14(日) 00:34:43
YOMIURI ONLINEより
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/080913_2.htm
愛知県警捜査へ 食品衛生法違反容疑
 事故米の不正転売問題で、愛知県警が12日、食品衛生法違反などの疑いで捜査に乗り出す方針を固めたことが分かった。

 捜査幹部によると、接着剤製造会社「浅井」が、健康被害の危険性を認識しながら、米穀商「ノノガキ穀販」に事故米を販売、利ざやを稼いでいた疑いもあるとみて、不正転売の実態などを調べる。

 この問題では、農林水産省東海農政局などが関係各社の立ち入り調査を行い、流通経路の解明などを急いでいるが、県警は関係先が広範囲にわたることなどから、調査の長期化を懸念し、独自に捜査を進める必要があると判断した。

(2008年9月13日 読売新聞)

http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/080913_3.htm
汚染米拡大 「あられ売れないかも」
米菓業者 風評被害を懸念
不正転売された事故米は、あられに加工されて販売されたり、さらに食用として別の会社に売られたりしていたことが12日、次々と明らかになった。農林水産省東海農政局などが関係者からの聞き取り調査を進めているが、依然として一部の販売先は不明のまま。スーパーなどでは事故米の混入した商品の自主回収が始まり、米菓子を扱う同業者などからは風評被害を懸念する声が出るなど、波紋が広がった。

事故米と知らずに購入し、あられなどに加工して全国販売していた竹新製菓(愛知県知多市)。同社の新美匡之社長はこの日夜、記者会見を開き、「11日に取引があったのを知って、夜に自主回収の指示をした。まさかうちがという思いだった。消費者の方たちにはご迷惑をかけて、大変申し訳ない」と深々と頭を下げた。

直営店には店頭におわびの張り紙がはられ、知多市の女性(62)は「近所なのでよくあられを買ったが、大丈夫だろうか」と驚いた様子だった。

また、大手スーパーチェーン「ピーコックストア」では、「消費者に不安を与えたくない」として、竹新製菓が11種の自主回収商品を公表する前に、愛知県内の8店舗の棚から同社の商品を撤去した。

同業者らも不安を隠せず、同県米菓工業協同組合は「あられを扱う業者から『しばらくは店に出しても売れないかもしれない』と風評被害を心配する声が上がっている」とし、米を主力に扱うJA愛知中央会(名古屋市中区)も「消費者が相次ぐ食品問題で疑心暗鬼になっている。JAは商品をきちんと管理しているが、消費者から見れば『どれでも同じ』と思われてしまう」と頭を抱える。

一方、事故米を購入していた岐阜市内の「岐阜米穀卸」にもこの日、農水省岐阜農政事務所職員が立ち入り調査を実施した。

同社は取引を仲介しただけで、県外の米穀取扱業者に全量を転売しており、村田年史社長は「購入した中国産もち米が事故米とは知らなかった。取引価格も事故米の値段ではなかった」と説明した。

こうした中、愛知県教委は、各市町村教委などに対し、学校給食に使う食材に事故米が使用されていないか調査するよう指示した。県教委では、16日までに調査結果を報告するように求めている。

名古屋市教育委員会も、市内の小中学校の給食や選択式のスクールランチで使われている食材を急きょ調査し、事故米がないことを確認した。

愛知県 残留農薬検査へ 竹新製菓立ち入り
愛知県は12日、食品衛生法に基づき、竹新製菓を立ち入り調査した。製造量や出荷量などを聞き取り、自主回収状況などの報告を指示した。事故米が使われたとみられる商品を含め7件を持ち帰り、13日から県衛生研究所で残留農薬の検査を行う。結果は16日に出る見込み。

また、事故米を使って肥料を製造していた太田産業も、肥料取締法に基づき立ち入り調査した。同社が製造している肥料は、原料や材料を県に事前に報告しなければならないが、同社は米を使っていることを報告していなかった。

県は同社から肥料を持ち帰り、米が混じっているか検査する。混入が確認できた場合、肥料の製造登録を取り消すことができる。

14トン不明と訂正 太田産業事故米
肥料製造会社「太田産業」(愛知県小坂井町)については、事故米を2003年度から昨年度までに、千葉県の肥飼料製造会社へ122トン、長野県のキノコ培地製造会社に14トンの計136トンを無償譲渡したと、東海農政局に説明していたが、同局のその後の調べで、キノコ培地製造会社には譲渡されていなかったことが分かった。

太田産業は「思い込みによる勘違いだった」と説明しているといい、同局は該当分の行方など調査を続けている。

(2008年9月13日 読売新聞)

19よっさん:2008/09/14(日) 00:42:58
MSN産経より
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080913/crm0809132302028-n1.htm
【事故米不正転売】近畿農政局が電話相談窓口
2008.9.13 23:04
 三笠フーズ(大阪市)が農薬やカビ毒で汚染された事故米を転売していた問題で、近畿農政局は13日、電話とFAXで相談を受け付ける「消費者相談窓口」を近畿2府4県の農政局・農政事務所に設置した。

 「心配している消費者も多く、疑問に答えられる範囲で答えたい」と担当者。受付時間は平日の午前8時半から午後5時15分までだが、14、15日は対応する。

 問い合わせは近畿農政局、電話075(414)9761まで。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080913/crm0809132124023-n1.htm
【事故米不正転売】鳥取・島根・広島の和菓子業者にも流通か
2008.9.13 21:21
 鳥取県は13日、米粉加工販売会社「三笠フーズ」の汚染米が混ざった米粉220キロが鳥取県米子市の菓子材料業者を通じて同県や島根県、広島県の菓子製造業者に流れたとみられると発表した。

 昨年11月21日から12月25日にかけ兵庫県内の米穀加工業者が米子市内の菓子材料業者に納入した11袋220キロで、すでに菓子製造業者の手で、もちの生地など和菓子に加工され販売されていた。

 米子市の菓子材料業者は過去1年に鳥取県の2業者、島根県の2業者、広島県の1業者に正規米の粉29袋を含む計40袋800キロを販売。汚染米の混じった米粉がどこに流れたかは不明という。

 鳥取県くらしの安心推進課は「兵庫県の米穀加工業者が買い付けた時点ですでに汚染米の比率は5〜10%になっており、残留農薬の割合は低く、健康への影響はほとんどないと判断している」と話している。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080913/crm0809131334014-n1.htm
【事故米不正転売】給食ルートの上流で正体不明の事故米450トン 農水省が流通先を精査
米粉加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市北区)の汚染米転売問題で、近畿地方の保育園や病院で消費された汚染米の流通ルートの最初の業者の事務所で、新たに農薬メタミドホスの汚染以外の正体不明の事故米450トン分の伝票が佐賀県の調査で見つかっていたことが13日、分かった。

 この業者は佐賀県唐津市の「マルモ商事」。三笠の宮崎一雄非常勤顧問(76)の依頼で偽装工作に協力したことを認めている。メタミドホスに汚染された米に加え、カビや水濡れが原因の事故米の食用偽装に手を貸していた可能性が高い。

 伝票では、マルモ商事は昨年11月〜今年8月、三笠フーズから20〜30回にわたり、計880トンの事故米を工業のり原料として購入。すべて偽装工作に利用された宮崎顧問経営のサン商事(福岡市)に転売されていた。このうち430トンはメタミドホス米で、残り450トンの正体は不明という。

 三笠は平成15年度以降に政府から事故米計1779トンを購入。その内訳は、メタミドホス米(800トン)▽カビ毒アフラトキシン米(9トン)▽水濡れやカビ、汚臭米(970トン)−の3種類だった。

 農水省の調査でメタミドホス米は350トンが三笠の倉庫に残り、450トンの流通先も確認し、800トン全量の行き先が判明している。このため、正体不明の450トンは、水濡れやカビが原因の事故米だった可能性が高いとみられる。

 三笠はこれまで、「水濡れやカビなどの事故米は同じ産地の正規米に1割〜2割混入し食用として販売した」と説明していたが、マルモ商事の伝票には「工業用」と明記されており、正規米とブレンドせずにそのまま転売して流通させた恐れもある。

 マルモ商事の代表の男性(59)は産経新聞の取材に「三笠に頼まれて伝票上で取引しただけ。実際に米をやりとりしたことはない」と偽装工作への協力を認めていた。

20よっさん:2008/09/14(日) 09:02:23
毎日jpより
http://mainichi.jp/kansai/news/20080913ddf041040007000c.html
京都・京丹波のフリースクール傷害:ここに捨てられたんや 容疑者の言葉、今も忘れず
 ◇20年前入所の男性
 京都府京丹波町のフリースクール「丹波ナチュラルスクール」の入所者虐待事件で、スクール設立間もない約20年前に入所していた男性が毎日新聞の取材に応じた。当時から木刀での殴打や手錠を使った連行はあったが、「報道で知る限り、はるかに暴力がエスカレートしている」と驚きを語った。

 この事件では、京都府警がスクール経営者の江波戸聖烈(えばとせいれつ)(60)、責任者の森下美津枝(55)両容疑者を傷害容疑で逮捕している。

 男性は中学時代、転校などを機に不登校になり、学校の勧めで入所した。当時のスクールは、江波戸容疑者と森下容疑者の夫が共同経営する「青雲塾」という名称。入所料など約150万円を支払った。

 現在のように入所初日に殴られることはなかったが、江波戸容疑者がいきなり放った「言うことをきかないからここに捨てられたんや」という言葉は今も忘れられない。

 入所者は男女合わせて4、5人。勉強はせずに「奉仕」と呼ばれるテレビの部品を作る内職をして過ごした。意味のない生活に疑問を持ち、2、3日後に脱走。タクシーに飛び乗ったが、金が払えず大阪府内の警察署に連れて行かれた。

 迎えに来た母親の後ろには江波戸容疑者がおり、手錠をはめて連れ戻された。「逃げられへんなと思って、反抗するのをやめた。やっぱり恐怖心があった」という。

 江波戸容疑者は木刀をぶら下げ「逃げたらどこにでも拉致しに行く」と脅した。だが、激しく殴られることはなく、言うことを聞いていれば暴力をふるうことはなかった。おとなしくしていた男性は3週間で「更生した」と判断され、帰宅できた。

 男性は江波戸容疑者らについて「私の時も、わずか3週間で150万円を手にしている。大金を受け取り続けているうち、おかしくなっていったのではないか」と話した。【細谷拓海】

毎日新聞 2008年9月13日 大阪夕刊

21よっさん:2008/09/14(日) 09:05:38
KTVニュース関西版より
http://www.ktv.co.jp/news/date/main.html
三笠フーズ 事故米の検査を大阪市が開始
「三笠フーズ」が工業用の事故米を食用に転売していた問題で、大阪市は市内の医療機関などに納入された米の検査を始めました。大阪市の環境科学研究所では、3つの医療機関の給食施設にあった中国産もち米の検査が行なわれています。三笠フーズが転売したもち米のうち、大阪市内では13の医療機関や高齢者施設におよそ72キロ納入され、今年5月から今月にかけ赤飯などとして3237食分提供されました。結果が出るまで2日ほどかかりますが、今のところ健康被害の報告はないということです。一方、京都市では2つの保育園などに納入されたもち米から基準値の2倍の農薬メタミドホスが検出されています。警察当局は近く三笠フーズへの強制捜査に乗り出す方針です。

22よっさん:2008/09/14(日) 10:31:25
※事故米関連ニュースのまとめ 9/14 その1

NHK関西のニュースより
http://www.nhk.or.jp/osaka/lnews/01.html
複数業者経て価格40倍以上
大阪の加工米販売会社「三笠フーズ」が、不正に転売していたモチ米が給食用として流通していた問題で、モチ米の価格は複数の業者を経て給食会社に渡った際には、三笠フーズが国から購入した価格の40倍以上にはねあがっていたことがわかりました。

この問題では、三笠フーズが不正に転売したモチ米が、関西の病院や施設に給食用として流通し、このうち京都市にある老人保健施設などに残っていたモチ米から基準の2倍にあたる農薬のメタミドホスが検出されています。
このモチ米は三笠フーズがおととし11月からことし5月にかけて、国から1キロあたり8.9円で購入した約800トンの一部で、給食会社に渡った際には、1キロあたり370円と41.5倍まではね上がっていたことが、関係者の話で明らかになりました。
三笠フーズと給食会社の間には、9つの業者が介在し、3社については伝票の取り引きだけで、売買の実態はなかったことがわかっています。
これについて三笠フーズの財務担当者は「マネーロンダリングのようなものだと思う。複雑な流通ルートになっているのは工業用を食用と偽る工作と、食用の価格に引き上げて通常の取り引きに見せかける目的があったのだと思う」と話しています。

http://www.nhk.or.jp/osaka/lnews/02.html
問題米流通先 178業者に
大阪の加工米販売会社「三笠フーズ」が食用に使えない輸入米などを不正に転売していた問題は、流通先がこれまでに16の都府県、合わせて178の業者に広がっており、農林水産省は業者からの聞き取りを進めるなど流通経路の解明を急いでいます。

この問題で、三笠フーズは、平成15年度以降、国や商社から基準を超す農薬が見つかった輸入米などを購入し、このうちの1407トンを食用として不正に転売していました。
農林水産省によりますと、問題の輸入米は、仲介業者などを通じて東京の給食会社や九州の酒造会社などに転売されたほか、13日、鳥取県の3つの菓子メーカーなどにも転売されていたことが新たに分かりました。
この結果、農林水産省などが把握している輸入米の流通先は、16の都府県の合わせて178の業者に拡大しています。
一方で、不正に転売された輸入米のうち229トンは、最終的な流通先がほとんど特定できていません。
このため農林水産省は、業者の担当者から直接説明を聞いたり伝票を確認したりして、今週中の発表に向け流通経路の解明を急いでいます。
また、この問題では、農林水産省の担当者が三笠フーズなどにたびたび調査に入りながら不正を見抜けませんでした。
このため農林水産省は、立入調査が適切に行われていたかどうかの検証も進めており、問題が明らかになれば関係者の処分を行う方針です。

23よっさん:2008/09/14(日) 10:34:36
※事故米関連ニュースのまとめ 9/14 その2

NHK三重のニュースより
http://www.nhk.or.jp/tsu/lnews/01.html
非食用米 流通経路解明進める
食用に使えない輸入米などが不正に転売された問題で、三重農政事務所は13日、これらのコメを扱った四日市市にある仲介業者2社に立ち入り調査を行い、流通経路の解明を続けています。

この問題で、愛知県に本社がある「浅井」から食用に使えない輸入米など 862トンを買った四日市市のコメ仲介業者「ノノガキ穀販」は、これらのコメを愛知・岐阜・三重などにある菓子メーカーなど12の業者に、食用として転売したとしています。
三重農政事務所はその後の流通経路とコメがどのように消費されたかなどについて調査を続けており13日、「ノノガキ穀販」に対し2度目の立ち入り調査を行いました。また、ノノガキ穀販からこれらのコメを購入した四日市市内の別の仲介業者にも調査に入りました。関係者によりますと、この別の仲介業者は、食糧法で定められたコメの取扱事業者の届出を行っていないということです。
三重農政事務所では、2つの業者から詳しい事情を聞くとともに、帳簿などを調べて流通経路の調査を続けています。

NHK東海のニュースより
http://www.nhk.or.jp/nagoya/lnews/01.html
転売の米 主食用にも流通か
名古屋市に本社を置く「浅井」がカビなどが発生したうるち米 292トンを含む 862トンの食用に使えないコメを三重県四日市市のコメ仲介業者、「ノノガキ穀販」に転売していた問題で、三重農政事務所はきのう、「ノノガキ穀販」に対する2度目の立ち入り調査を行いました。その結果、うるち米の一部に、加工用に細かく砕かれていない主食用の国産の玄米が含まれていたことがわかりました。
うるち米は平成16年から18年にかけて精米業者などあわせて8社に転売されており、ノノガキ穀販の野々垣勝社長は取材に対しこれらのコメの一部については「一般消費者をはじめ、業務用のレストランなどに行っていると思う」と話しています。


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