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リニア新幹線を大阪へ
1023
:
名無しさん
:2016/05/12(木) 20:32:09 ID:MLQWHo7E0
バンブローガンの言う「輸送のパケット化」というのはインターネットの仕組みによく似ている。ネットでは、異なるコンピューターに向かう小規模な個々のデータパケットが同じ伝送経路を進み、それぞれの目的地で別のラインに逸れていく場合がある。車両を比較的小さい規模にとどめることで、ハイパーループについても利用可能性を最大限にしつつ、同じことをしたいとバンブローガンは考えている。
1本のチューブの中で、車両は一方向にしか進むことができないため、双方向の移動を実現するには、各ルートに最低でも2本の並行したチューブを建設する必要がある。複数の目的地を結ぶ環状のチューブ1本というシステムも建設可能だが、利用者にとってはあまり望ましくない。
バンブローガンはまた、ものを動かすことに重点を置き、そのために使われる仕組みについてはさほど気にしない鉄道会社との提携についても言及。実現すれば、ハイパーループ・テクノロジーズはそれら鉄道の線路に近い既存の敷設用地を活用することができ、導入を劇的に単純化することが可能になる。
バンブローガンによれば、双方向のハイパーループ・システムの建設コストは1kmあたり約1,500万ドル(約16.6億円)。もしもこの推定が正確ならば、サンフランシスコとロサンゼルスを結ぶ約643kmのシステム建設費は100億ドル(約1.1兆円)を下回る。同じ区間を高速鉄道で結ぶ場合、建設コストの現在の推定額は600億ドル(約6.6兆円)だ。
現在、ハイパーループ・テクノロジーズの資金調達額は約1億ドル(約111億円)に達しており、今後のテストが成功すれば、さらに多くの資金を調達できる可能性もある。
ハイパーループは、民間航空機よりも運営コストの点でもかなり強みがある。現在、座席マイルあたりの運航費は格安航空会社で約7〜8セント(約7.7〜8.8円)、従来型の航空会社で11〜12セント(約12.2〜13.3円)だ。バンブローガンは、ハイパーループの場合はこれが約1.6セント(約1.7)円になるだろうと推定する。
これらのコストが推定通りになるのかも、技術が予定通りに機能するのかも、現時点ではまだ分からない。だがハイパーループには、都市間で人や貨物を移動させる未来の複合輸送システムとして、とてつもなく大きな可能性があるのは確かだ。
多くの乗客を機体に乗せ、空を突っ切る航空機に比べて、乗り心地や利便性が改善される可能性も大きい。ハイパーループ・テクノロジーズが年内に行う予定の試験走行には、世界の注目が集まるだろう。バンブローガンのかつての上司であるマスクが最新の電気自動車を発表した時や、ロケットの洋上着陸を成功させた時のように。
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