したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

社会問題について語るスレ

775名無しさん:2008/06/20(金) 06:58:23
行政とミニコミ紙の“癒着” 異動“報告”に現金持参!? 京都府

◇「お礼」「慣例」校長昇任で1万円の例も 問われる情報提供の意義

http://mainichi.jp/area/kyoto/sento/

毎日新聞 2008年06月15日

府政や京都市政の動きをミニコミ紙「京都ニュース」で紹介している京都報道センター(上京区)と行政との“癒着”ぶりが市議会などで問題になっている。京都市立小の校長や教頭らが、昇任や転任の際、同センターに現金を手渡すことが慣例化したり、学校や幼稚園の管理職に関する市教委の人事資料がセンターに流出したり。府がPR記事を広告として掲載していたことも判明し、行政側が改善を迫られる事態に陥っている。【谷田朋美】

◆現金譲渡
同センターが毎月1、15日の2回発行しているB4判1枚のミニコミ紙。府知事や市長の顔写真とともに、府や市の施策などを紹介する情報が掲載されている。センターは77年に設立され、各小学校の校長、教頭ら学校関係者、市教委職員などが個人で契約し購読している。
奥野進社長によると、毎年4月初旬の異動時期に市立小学校長らが昇任や転任のあいさつに訪れ、1人3000円から1万円程度の現金を渡していくのが20年以上前からの慣例となっていたという。今春は計50万円に上ったといい、なかには人事異動で市教委指導主事になった元校長も含まれていた。
社長は新任校長に花束やペンなど数千円程度の新任祝いを贈っているといい「お金はお礼の範囲だと認識している」と説明する。
市教委も「組織ぐるみで現金を渡す指示をしたことは一度もない。校長、教頭の間で代々引き継がれてきたようだ」などと説明。「公金ではないため、基本的には校長ら個々人の判断にゆだねられる」と癒着の否定に躍起だが、「市民感覚からは理解しがたい行為」とも話す。

◆内部資料漏えい
市とセンターの不透明な関係はこれだけにとどまらない。市教委は市立小・中学校長らの年齢や管理職経験年数を記した内部資料を同社に長年提供していた。同センターは「マル秘」の朱印を押し、さも、自社で作成したかのように装って学校管理職らに資料を配っていたという。
内部資料は、管理職の配置を検討する際に作成した一覧表。市民からの情報公開請求には開示していない情報も含まれていた。市教委によると、慣例的に続けられており、人事主事は「これまでの引き継ぎに従った。市教委の判断で行っていると認識しており、上司の許可は取らなかった」などと説明しているという。
市教委は「提供された情報はもともと公にされているもので、守秘義務違反にはあたらない」などと話す。その一方で「センターを介して校長らに渡す必要もない」として来年度以降は提供を取りやめるという。

◆情報提供方法
ミニコミ紙には府政、市政の情報が1回づつ交互に掲載されているが、市と府の情報提供のあり方は全く異なっている。
府は長年、府政などのPR記事を広告としてセンターに月1回提供し、年間約70万円(1回5万8000円)の広告料を公費で支払ってきた。
府広報課は「購読する校長らに府の施策を知ってもらい、教育活動の話題にしてもらえればと掲載してきた」と説明。しかし今月、現金受け渡しなどの一連の問題発覚を受け、広告に対する費用対効果を改めて検討した結果、「効果は薄い」と判断し、広告提供を打ち切った。
一方、市政情報などを掲載してきた市は、これまでセンターに広告料を支払ったことはない。市教委広報課は「毎月センターの職員が情報提供のお願いに来られるので、広報資料などを渡していたが、広告料を要求されたことはない。府が広告料を支払っていたことには驚いた」と話す。
奥野社長は今のところ、行政との関係に関し「何も答えることはできない」としている。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板