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社会問題について語るスレ

768名無しさん:2008/06/19(木) 17:53:24
“限界集落”救う廃パソコンリサイクル工場、20日始動

http://sankeikansai.kengyang.com/2008/06/19/20080619-000332.html

産経新聞 2008年06月19日

「限界集落」になりつつある町を、リサイクル工場で活性化させようと、大阪市の業者が奈良県下市町の旧小学校校舎を借りて20日、パソコンの分解工場を開設する。金やパラジウムなどの希少金属が含まれる廃パソコンは「都市鉱山」とも呼ばれている。地域の活性化や資源の海外流出防止に加え、環境保全も目指す“一石三鳥”の試みに、国土交通省は「限界集落で、廃校舎を地域のコミュニティー施設として利用する例は多いが、工場が入るのは珍しい。注目していきたい」と話している。
工場を開設するのは、産業廃棄物収集運搬業のケーエヌアイ(大阪市浪速区)。大量の廃パソコンが中国へ流出し、粗雑な解体で公害にもつながっていることから「希少金属の海外流出と公害の輸出を防ぎたい」とパソコンの解体に乗り出すことになった。
同社の井上義幸社長(46)は、工場の立地場所として、自身の出身地で林業・木工業の衰退とともに高齢化が進む下市町に着目した。関西有数の梅林で知られる同町広橋地区は山里の集落で、人口約250人。「田舎に産業をつくって雇用を創出したい」と町に相談し、9年前に閉校になった旧町立広橋小学校の木造2階建て校舎を借りることになった。
工場では、事業所や官公庁から無償で引き取った廃パソコンを手作業で分解し、細分化した部品ごとに売却、リサイクルする。「工具でパソコンを解体する作業はお年寄りでもできる」(井上社長)といい、薬品などを使わないので環境にも優しい。近所のお年寄りを中心に5人ほどをパートで雇ってスタートするが、将来は雇用を増やし、月1万台の解体が目標だ。
廃パソコンは、中国への輸出用などとして1台数百円で買い取る業者もいる。競争は厳しいが、井上社長は「廃パソコンがどう処分されるのかにも気を配ってほしい」と環境問題への貢献も訴える。
工場で働くことにした町内在住の辻修平さん(27)は「仕事がなくて都会に出ていく人が多いが、近くに職場ができてありがたい」と話している。


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