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南米ニュース 14

1taro:2022/03/10(木) 05:19:27
南米ニュースの14です

154taro:2022/07/30(土) 03:52:57
マチュピチュ遺跡、チケット売り切れで入場者数の上限引き上げ ペルー

(CNN) 南米ペルー政府は28日、観光地として最も人気が高いマチュピチュ遺跡に入場できる観光客の上限を引き上げると発表した。文化省はこの前日、8月半ばまでの入場券が売り切れになったと発表していた。

ペルー外国貿易・観光相の28日のツイートによると、マチュピチュに入場できる観光客の上限は、1日あたり5044人に引き上げる。これまでは1日当たり4044人を上限としていた。

マチュピチュはユネスコの世界文化遺産に登録された遺跡で、「インカ帝国最盛期に建造された、恐らく最も驚くべき都市」と形容されている。

上限の引き上げは今月17日に続く措置。この時は入場者数の上限を1日3044人から4044人に引き上げると発表し、「ユネスコの勧告を受け、その素晴らしい普遍的価値を損なうような取り返しのつかないダメージを避けるため、遺跡の保全を考慮した上での判断」とフェイスブックで説明していた。

文化省は観光客に対し、マチュピチュ観光は前もって計画を立てるよう促している。入場チケットは専用サイトから申し込みができる。

観光需要と文化遺産の保全との間で均衡を保つことに苦慮している国はペルーにとどまらない。

イタリアのベネチアは2023年から、世界の都市として初めて市内への入場料を徴収する。日帰り観光客には専用サイトを通じた予約を求め、予約がなければ市内への立ち入りはできなくなる。

https://www.cnn.co.jp/travel/35191171.html

155taro:2022/07/30(土) 04:01:52
アルゼンチン大統領、「超省庁」創設発表 経済危機への対応強化

[ブエノスアイレス 28日 ロイター] - アルゼンチンのフェルナンデス大統領は28日、経済・製造・農業政策を監督する「超省庁」の創設を発表し、トップに与党連合の大物政治家であるマッサ下院議長を任命した。経済危機への対応を強化する。

同国ではグスマン経済相が今月初めに突然辞任。後任の経済相に就任したバタキス氏は、今回の超省庁創設に伴い、国営金融機関バンコ・ナシオンのトップに就くという。

経済相を巡る一連の人事は、インフレ率の急上昇、巨額の政府債務、先週歴史的な安値を記録した通貨ペソへの対処を巡り、連立与党内に意見の相違があることを示唆している。

マッサ氏は来週8月2日に開かれる議会での特別審議を経て下院議長のポストを辞任、新たに創設された役職に就くことになる。

アルゼンチン中央銀行はこの日、政策金利を8ポイント引き上げて60%にすることを決定。政府はその数時間後に、マッサ氏の新職務を発表した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fa321610af73654685e671660614693795dba147

156taro:2022/07/30(土) 04:03:19
アルゼンチン中銀が今年7回目の利上げ、政策金利60%に

[ブエノスアイレス 28日 ロイター] - アルゼンチン中央銀行は28日、政策金利を8ポイント引き上げて60%にすることを決めた。インフレの抑制が狙いで、利上げは今年だけで7回目となった。

アナリストの予想では、アルゼンチンの物価上昇率は年内に80%を超える可能性がある。一方同国と国際通貨基金(IMF)は3月、440億ドルの債務再編を巡る最終合意の条件として、政策金利を物価上昇率よりも高くすることが盛り込まれている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9781508c6a912b643bb78ad3f6b8f9c1e56a8adf

157taro:2022/07/30(土) 04:07:16
アルゼンチン経済相が交代 今月初めに続き

 【ロサンゼルス共同】南米アルゼンチンのフェルナンデス政権は28日、新たな経済相にセルヒオ・マサ下院議長を充てる人事を発表した。経済相ポストを巡っては、国際通貨基金(IMF)やパリクラブ(主要債権国会議)との債務交渉を率いてきたグスマン氏が2日に辞意を表明し、後任としてバタキス氏が4日に就任したばかりだった。

 新たに生産開発省と農牧漁業省を経済省に統合し、マサ氏が統括する。

 アルゼンチンは5月のインフレ率が前年同月比60%を超えて市民生活を直撃。通貨ペソも下落し、燃料高騰に抗議するトラック運転手らのデモが起きるなど経済的に厳しい状況が続いている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a60f627789e26c4b6a91060afba3f0ce76579884

158taro:2022/07/30(土) 04:08:25
ベネズエラと国交回復へ 左派政権誕生のコロンビア

 【サンクリストバル(ベネズエラ)AFP時事】南米のベネズエラとコロンビアは28日、断絶状態にある外交関係の再開で合意した。

 8月7日に就任する左派のペトロ次期コロンビア大統領は、同じく左派のマドゥロ大統領率いる隣国ベネズエラとの国交回復を公約していた。

 コロンビアの親米右派ドゥケ現大統領は、2018年に行われたベネズエラ大統領選でのマドゥロ氏再選を認めず、両国関係が悪化。19年以降は国交断絶状態に陥っていた。

 コロンビアのレイバ次期外相は28日、ベネズエラ西部サンクリストバルを訪れ、ファリア外相と会談。両国間では大使館や領事館が閉鎖されているが、両者は声明で「大使任命などによる2国間関係の段階的な正常化に向けた進展」に期待を表明した。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/5a4ea001e21d2962b29838117cf3b0dc2b84389b

159taro:2022/07/31(日) 04:13:16
カリのサルサ、コロンビアの無形文化遺産に

【7月30日 AFP】南米コロンビア西部の都市カリ(Cali)の市創設記念日に当たる25日、同市のサルサチームが街に繰り出した。

 コロンビア政府は最近、世界的に有名なカリのサルサを国家無形文化遺産に指定した。「カリ国際サルサフェスティバル」のディレクターであるエドウィン・チカ氏は、「カリはサルサのために生きている街だ」と語った。(c)AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/abc2f30f73e45d2fa02840b94af865b626caa8fc

160taro:2022/08/02(火) 04:16:04
ガラパゴス諸島の生き物が人間を恐れないのはなぜ? 現地で福岡伸一さんが最も驚いたこと〈dot.〉
https://news.yahoo.co.jp/articles/32fd2d6288159ef0a41d0689ffa8bee66a20a9df

 地球上でここにしか見られない生き物が生存する、ガラパゴス諸島。南米エクアドル領の、赤道直下に並ぶ火山群島で、ユネスコの世界自然遺産第1号に登録されている。この地を2020年3月に初めて訪れたのが、生物学者の福岡伸一さんだ。そのときの体験を織り込んだ初めての本格小説『新ドリトル先生物語 ドリトル先生ガラパゴスを救う』(朝日新聞出版)も刊行した福岡さんに、子どものころから抱いていたガラパゴスへの思いや、現地での驚きの体験を聞いた。

 小学生のころから世界地図を見るのが好きで、大陸から離れた孤島を見つけては、行ってみたいなと思っていました。

 ガラパゴスという島の名前を聞いたのは、ガラパゴスゾウガメを知ったときです。世界最大のリクガメで体長1m超に成長し、200年近くも生きるというすごい生物にとても興味を持ちました。




 また中学生のころにチャールズ・ダーウィンの存在を知りました。彼は1835年にガラパゴスを探検し、そこで見聞きしたことが後の「進化論」の着想につながったといいます。私もダーウィンみたいな生物学者になりたいと思っていたので、ガラパゴスは自然と「いつか行ってみたい場所」になっていました。もちろん観光としてならいつでも行けたでしょう。しかし、私のぜいたくな夢は「ダーウィンが通ったのと同じ航路でガラパゴスを旅したい」というものでした。2020年3月についに念願の旅が実現しました。


■人が道をよけてゾウガメが通り過ぎるのを待つ

 訪れてみて一番驚いたのは、ガラパゴスの不思議な生き物たちは、人間のことをまったく恐れないということです。

 私たちの周りにいる野生動物は人間が近づくと逃げてしまうし、スズメやカラス、ハトも遠ざかってしまいますよね。ところがガラパゴスゾウガメは人間がいても全然動じないで近づいてきて、むしろ私が道をよけてゾウガメが通り過ぎるのを待つんです。

161taro:2022/08/02(火) 04:17:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/32fd2d6288159ef0a41d0689ffa8bee66a20a9df?page=2

 大きな黒い羽を持ったグンカンドリは、私たちの船と一緒に並行して飛んでくれた。それも鳥のほうから近づいてきて、わざわざ挨拶をするような感じで。

 ガラパゴスの生き物たちは非常にのびのびと暮らしていて、あくせくしていない。おそらく天敵もいないし、エサに困ることもないからでしょう。そうした彼らの「余裕」が人懐っこさや好奇心につながっているのだと思います。


■限られた資源を奪い合わない

 次に、ガラパゴスの生き物たちの面白いところは、自分の生き方を巧みに選んで「すみ分け」をしていることです。

 例えば、ガラパゴスイグアナには、ウミイグアナとリクイグアナがいます。もともとはトカゲで一つの種だったわけですが、そのうち海辺にすむイグアナは泳げるようになって海に潜って海藻を食べ、陸にすむイグアナはサボテンなどの植物を食べるようになりました。限られた天然資源を奪い合わないように、うまくすみ分けて生活しているのです。ガラパゴスのあらゆる生き物たちは、環境に適応し、生き方を選んで工夫することで、ここを楽園に変えました。こうした生物のあり方はとても驚くべきことです。


■島だけでなく、海もきれい

 そして、ガラパゴス諸島は島に注目しがちですが、海もすごくきれいなんです。

 ガラパゴス諸島は火山島なので、水深3000mくらいの深いところから山になっていて、そのほんのちょっと先が島になっている。だから海に入るとすぐ下がストーンと切れ込んで、底が見えないくらい深い海になっています。非常に怖いんですが、潜って水中眼鏡で見てみると、色とりどりの魚が泳いでいたり、ウミガメやマンタというエイが悠然と泳いでいたりと、まさに楽園です。

 ガラパゴスは赤道直下にありますが、太平洋から寒流も流れてくるため、すごく涼しいのです。この寒流が島にぶつかって山の斜面を上っていくことを「湧昇」といいます。この湧昇が起こると、海の深いところに沈んでいた有機物やミネラルなどの栄養が持ち上がってきて、それをエサにするプランクトンが大量に発生する。そしてそれを食べる小さな魚、さらにそれを食べるペンギンやアシカや大型の魚も繁栄します。そのため、ガラパゴスの海はここまで豊かになるのです。

(構成/ジュニアエラ編集部・吉田美穂)

162taro:2022/08/03(水) 04:04:11
ペルーでもサル痘感染者死亡

 【サンパウロ時事】南米ペルーの国立病院当局者は1日、サル痘に感染した45歳の男性が首都リマの病院で敗血症性ショックなどで死亡したことを明らかにした。

 国営通信などが伝えた。ペルーで感染者が死亡したのは初めてという。男性はエイズ患者で症状が進行しており、免疫力が低下していた。

 サル痘はアフリカで1970年に初めて人への感染が確認され、今年に入ってアフリカ以外に感染が拡大。ここ数日、ブラジルやスペイン、インドで感染者の死亡例が相次いでいる。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/02be75201a0a3784a9bd7fd2a686dada2087092b

163taro:2022/08/03(水) 04:10:55
山岳地帯に直径25メートルの巨大な穴出現、当局が調査開始 チリ

チリ北部の鉱山地帯で週末、突如巨大な陥没穴が出現した。発表によると穴の直径は約25メートル、深さは約200メートル以上もあり、当局は調査を開始した。

現場は銅山に近いという。

市長
「これは最近発見されたものでは最大の陥没穴だ。この穴は、どんどん大きくなっているのでとても心配だ。かつてこのような穴を見たことがない。

良心のかけらもなく地元に対する警告もないまま過度な鉱物の採掘がおこなわれた結果、こうしてその影響が姿を現しているのだ」

https://news.yahoo.co.jp/articles/be6ba1fae8d1319a9bef5078a4ce21eff2e56ded

164taro:2022/08/03(水) 04:13:39
ベネズエラが超インフレ抑制で進展、左派政権ながら経済を緊縮

[カラカス 1日 ロイター] - 2018年にインフレ率が13万パーセント超のハイパーインフレを記録したベネズエラで、昨年9月以来、前月比の物価上昇率が1桁台に収まっている。今年5月の前年同月比上昇率は167%で依然、世界でも高いとは言え、消息筋やアナリスト5人によると、国内銀行への外貨供給拡大や国内銀行に対する融資拡大制限、公的支出削減、増税などを通じ通貨ボリバル相場の安定を狙うマドゥロ政権の戦略が成功している。

石油輸出国機構(OPEC)加盟国であるベネズエラにとって、石油高騰も財政難の助けになった。外貨収入が増え、中銀が今年上半期の国内銀行への週次のドル供給を2倍にすることができた。国内の民間試算によると、上半期に国内銀行が受け取ったドル資金は13億ドルで、昨年全体での10億ドルよりも多い。これが効いて上半期のボリバル下落率は18%と、前年同期の50%より縮んだ。

消息筋2人によると、中銀は銀行に対する預金準備比率を73%にし、事実上貸し出しを制限。一方で政府は外貨取引などへの新たな課税を導入することでボリバル使用の促進を試みている。

ただ、公的支出削減によって公務員の昇給は抑制が続き、公的部門と民間部門の労働者の賃金格差は拡大。資本主義国では珍しくないが、社会主義政権では異例とも言えるこうした一連の施策は、消息筋によれば、2020年に経済方面の経験がないままに経済・財務・貿易相に就任したロドリゲス副大統領が、近隣国エクアドルの元反米左派政権の当時の当局者らから指南を受けたという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6a3cc984728a04aea589057403bee0eae69ac0e7

165taro:2022/08/03(水) 04:14:21
ペルー、7月CPIは前年比8.74% 25年ぶり高水準から鈍化

[リマ 1日 ロイター] - ペルー国家統計情報庁(INEI)が1日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比8.74%上昇し、1997年7月以来最高となった6月の8.81%から伸びが鈍化した。

前月比は0.94%上昇で先月の中銀予想と一致。6月の1.19%から鈍化した。

インフレ指標で最大の比率を占める食品と飲料の価格は前月比1.56%、輸送価格は2.49%それぞれ上昇した。

7月までの12カ月のインフレ率は5.42%だった。

中銀はインフレ抑制策として、7月に政策金利を6.0%に引き上げた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c7bd43b0da5d404d9ff7f0f9b5208adcde3198d0

166taro:2022/08/04(木) 04:00:26
サッカー選手を逮捕、試合中に女性審判殴る アルゼンチン

(CNN) アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの地域サッカーリーグの試合で、選手が女性審判を殴って逮捕された。

審判の話によると、同リーグのガルメンセとインデペンデンシアが対戦した試合の後半で、ガルメンセのクリスティアン・ティローネ選手にファウルを出したところ、同選手が暴言を吐き始めた。

これを受けてレッドカードを掲げようとした時、ティローネ選手に後ろから後頭部を殴られ、地面に倒れ込んだ。

現場の映像には、同選手が審判から引き離され、数人の警官に連行される場面が映っている。

審判は地元の病院へ運ばれて手当てを受けた後、同選手を告訴した。

警察関係者によると、ティローネ選手は現地の警察に留置され、外部との連絡を断たれている。今後、身柄を送検される予定。

アルゼンチンサッカー協会(AFA)は同選手の行動を非難し、裁判に協力するとの声明を出した。

ガルメンセは声明で審判との「連帯」と、謝罪の意を表した。

https://www.cnn.co.jp/showbiz/35191404.html

167taro:2022/08/05(金) 04:00:09
ペルー首相が辞任、大統領巡る犯罪捜査の渦中で4人目の首相交代

[リマ 3日 ロイター] - 南米ペルーのトレス首相が3日、突然辞任した。辞任は「個人的な理由」によるとツイッターで説明した。

同国では、就任から1年で孤立を深めているカスティジョ大統領を中心とした犯罪捜査が広がっている。弁護士出身のトレス氏はカスティジョ氏に最も忠実な盟友の一人とされていた。

カスティジョ政権は昨年7月の発足以来、高官の入れ替わりが激しく、前例のない事態に陥っている。4人目の首相だったトレス氏の辞任により、今後は5人目の首相を指名しなければならない。

大統領は現在、5件の犯罪捜査の対象となっており、うち2件では大統領自身が「犯罪組織」の一員であるかどうかが調べられている。

ペルーの大統領は在任中に捜査されることはあっても、起訴されることはない。

大統領はまだ、首相の辞任を発表していない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0a2221271b56970c7f17855091014c7286a81dfc

168taro:2022/08/05(金) 04:10:32
ペロシ議長訪台を非難 反米のキューバとベネズエラ

 【サンパウロ時事】カリブ海の島国キューバのディアスカネル大統領は3日、ペロシ米下院議長の台湾訪問に関して、「中国の領土の一体性と主権を傷つけようとする行動を断固否定する」と非難する声明を発表した。

 南米ベネズエラの外務省も同日、「一つの中国」原則への支持を改めて表明した上で、ペロシ氏の行動を「内政干渉だ」と批判した。キューバとベネズエラの左派政権は長らく米国と鋭く対立している。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/84fd40adebdd96c719b243cbdc7e2ddf6b06673d

169taro:2022/08/06(土) 04:40:17
モアイ観光、2年半ぶり解禁=チリ・イースター島

 【サンパウロ時事】南米チリのイースター島で4日、観光目的の渡航が正式に再開した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/901b436522fd448a18469db4c661969bd9e3f9de

170taro:2022/08/06(土) 04:40:57
モアイ観光、2年半ぶり解禁 チリ・イースター島

 【サンパウロ時事】南米チリのイースター島で4日、観光目的の渡航が正式に再開した。

 南太平洋に浮かぶ同島は巨大なモアイ像が立ち並ぶ観光名所だが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けて、2020年3月から島民以外は原則として立ち入りが禁じられていた。

 政府当局のホームページによると、この日首都サンティアゴから空路で島に渡った観光客の一人は「島が再び開かれて、とても幸せだ。観光客と島のコミュニティー双方の幸運を祈る」と語った。イースター島はチリ本土から約3700キロ離れた絶海の孤島で、面積は小豆島より一回り大きい約164平方キロ。住民は約8300人で、19年には15万人の観光客が訪れた。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/87b84d796714f48526a163da7c68c13479a01329

171taro:2022/08/09(火) 03:52:30
南米コロンビア、初の左派政権誕生 米との友好関係支持に陰り

【ニューヨーク=平田雄介】南米コロンビアで7日、6月19日の大統領選決選投票で勝利した左派グスタボ・ペトロ氏(62)が大統領に就任した。南米随一とされる親米国で初の左派政権が誕生した。ペトロ氏は、断交状態にあった反米左派ベネズエラとの外交関係を回復させ、米国との自由貿易協定(FTA)でも見直しを主張するなど歴代の親米路線からの修正をはかっている。

ペトロ氏は首都ボゴタで就任式に臨み「強く、公正で結束したコロンビアを望む」と訴えた。ベネズエラ国境付近で麻薬・人身取引などを資金源にテロ事件を起こす左翼ゲリラ「民族解放軍」(ELN)などを念頭に武装解除し和平交渉に応じるよう呼びかけた。

現地からの報道によると、ELNはかつて中南米最大とされた左翼ゲリラ「コロンビア革命軍」(FARC)とコロンビア政府の和平が成立した2016年以降に台頭し、ベネズエラで独裁体制を築くマドゥロ政権とも結びついている。

ペトロ氏にとり、ELNとの和平交渉にはマドゥロ政権の関与が欠かせず、これがベネズエラとの国交正常化を目指す理由の一つとなったという。7月28日にはペトロ氏が外相に指名したレイバ氏と、マドゥロ政権のファリア外相が国境付近で会談し、ペトロ氏の大統領就任と合わせて大使や領事を相互に指名し、国境付近の治安改善へ協力することなどで合意した。

ただ、ペトロ氏の動きは、マドゥロ政権に民主化を促すために「最大限の圧力」をかけてきた米国の政策に反する形となった。ペトロ氏はさらに、12年に発効した米国とのFTAは「(農業分野などで)コロンビアに不利だ」と主張している。

カリブ海と太平洋に面し、2つの海をつなぐパナマ運河にも近いコロンビアは地域の要衝だ。ペトロ氏の反米的な言動が続く中でも、バイデン米大統領は「コロンビアとの関係は西半球の安全と繁栄の基盤だ」と述べ、政府高官をペトロ氏の政権発足準備チームと協議させるなど関係維持に注力している。

他方、野党・共和党からはペトロ氏への非難も出ている。24年大統領選への出馬も取り沙汰される若手有望株のフロリダ州のデサンティス知事は、左翼ゲリラ「4月19日運動」(M19)出身のペトロ氏を指して「元麻薬テロリストのマルクス主義者による政権運営は悲惨なものになる」と酷評した。


米政策研究機関「ウィルソン・センター」のシンシア・アーンソン博士は「対コロンビア関係での超党派の支持は冷え込む兆しがある」と指摘している。

https://www.sankei.com/article/20220808-64MKODRVZBO5XEPMFYDHGMWI2A/

172taro:2022/08/09(火) 03:56:17
凱旋門すっぽり、チリ北部の謎の大穴 どんどん広がり1週間で倍に…

 南米チリの北部にある銅山の近くに巨大な穴が出現し、広がっている。

 直径が1週間で2倍に広がって50メートル以上になり、深さも200メートル以上で、フランスの凱旋門がすっぽり入る大きさだという。7日にロイター通信が報じた。

 同通信によると、穴は7月下旬に出現した。原因はわかっておらず、銅山を運営するカナダの企業が究明を続けているという。

 チリ当局は銅山のすべての作業の中止を命じており、地元市長は銅山の作業で周辺の土地が不安定化したのではないかと懸念しているという。(宮野拓也)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/60243c592c47a095852cd0356fb39e06d9985809

173taro:2022/08/11(木) 04:33:13
コロンビアの金融犯罪当局、3年半で約200億ドル摘発

[ボゴタ 9日 ロイター] - コロンビアの金融犯罪を捜査する金融情報分析局(UIAF)は取り締まりを強化しており、2019年から今年半ばまでの3年半にマネーロンダリング(資金洗浄)に関連した疑いのある総額約200億ドルの金融活動を摘発した。UIAFのハビエル・グティエレス局長がロイターに明らかにした。

この金額はコロンビアの年間国内総生産(GDP)の6%余りに相当する。UIAFは疑わしい動きについて毎年2万件以上の報告を上げている。

グティエレス氏は「われわれはこの数年、不正資金の捕捉が加速し、時間の経過とともに習熟度が高まっている」と述べた。

偽物や水増しされた送り状、通貨取引、輸出、仮想通貨など資金洗浄の経路を570件ほど発見したという。

国連薬物犯罪事務所(UNODC)によると、資金洗浄は1年間の規模が全世界のGDPの2―5%に相当する8000億―2兆ドルに上ると推計されるが、実態を把握するのは困難だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/024c4c195422607c86e30e1eb9173c7d46070bd4

174taro:2022/08/11(木) 04:37:17
住民恐怖 チリ“謎の巨大穴”発生した2つの理由とは

 南米チリで突如現れた謎の巨大な穴。フランスの凱旋門がすっぽり入る大きさまで拡大し、住民の恐怖はつのる一方です。

 ティエラ・アマリージャ市長:「こんなものは、これまで見たことがありません」

 南米チリの北部の町、ティエラ・アマリージャの市長が驚愕し恐れているのは…。地面にぽっかり開いた黒い巨大な穴。

 首都サンティアゴから北におよそ665キロ離れた銅の鉱山で、先月30日に発見されました。

 穴は発見当初、直径およそ25メートル、深さは200メートル近くありましたが、現地メディアによると、発見されてから一週間で37メートルほどに広がったとみられます。

 鉱山会社の管理部長:「原因について手掛かりはありません」

 鉱山を所有する企業は原因不明との見解ですが、この地域での採掘作業を中止しました。

 巨大な穴から、わずか600メートルの地域に住む人々は気が気ではありません。

 住民デモ参加者:「解決してくれ!」

 南米チリ北部の町にある直径およそ50メートル、深さ200メートル以上の巨大な穴。穴は日ごとに拡大しつつあり、今では40階建てのビルやパリの凱旋門を4つ積み上げてもすっぽりと入る大きさになっているそうで…。

 巨大な穴から、わずか600メートルの地域に住む人々は、気が気ではありません…。

 デモをしている人々が訴えているのは「住民は落ち着いて暮らしたい」と書かれています。

 ティエラ・アマリージャ市長::「鉱山採掘活動は無関係だと、鉱山会社はごまかしや嘘の発言をしています。そもそも、こういうことが起こるべきでななく、市としては懸念しています」

 巨大な穴ができた理由について地元メディアによると…。

 地元メディア:「鉱山の内部で陥没が発生した。過剰な採掘が行われ、土地が軟弱化してしまったことと(7月の大雨が)要因として挙げられる」

 チリ当局は現在、専門家チームを派遣し調査を進めています。

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/8b69b996e5d903309678a1effe3aee139109ca72

175taro:2022/08/13(土) 04:46:16
アルゼンチン中銀、9.50%利上げ インフレに対応

[ブエノスアイレス 11日 ロイター] - アルゼンチン中央銀行は11日、政策金利を9.50%ポイント引き上げ69.50%とした。急騰するインフレの抑制を図る。

中銀は声明で、今回の決定は金利構造の正常化を目的としており、金利を「実質的にプラスの領域」に近づけることを目指すと指摘。「政策金利の引き上げは年内のインフレ期待を低下させ、金融と為替の安定性を強固にするのに役立つ」とした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a93b4503c3c249eabd4aed0ade0c9bf9bf9262a8

176taro:2022/08/14(日) 03:37:26
左翼ゲリラと和平交渉再開 コロンビア政府が宣言

 【ハバナAFP時事】コロンビア政府は12日、国内最大の左翼ゲリラ「民族解放軍(ELN)」との和平交渉再開を宣言した。

 政府当局者とELNの代表が同日、キューバのハバナで協議。政府側は協議後、7月13日からELNに拘束されていた9人が解放されたと明らかにした。

 和平交渉に携わるダニロ・ルエダ氏は「コロンビア社会と世界に(和平への)意志が本物だと示すため、対話再開が必要だという認識で双方が一致した」と説明した。協議にはノルウェーとキューバの当局者のほか、国連やコロンビアのキリスト教会組織の代表も立ち会った。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/63bb27f3b6fa1f6aaf6b9dfd049f94bc7f67750e

177taro:2022/08/15(月) 04:26:16
マチュピチュ麓の町で抗議デモ 遺跡の入場券めぐり

【8月14日 AFP】南米ペルーの観光名所マチュピチュ(Machu Picchu)遺跡への玄関口となっている同名の町(旧名アグアスカリエンテス、Aguas Calientes)での遺跡の入場券販売が中止されたことをめぐり、地元の商店主や観光客が12日、抗議デモを行った。

 観光客はマチュピチュの町で列車からミニバスに乗り換えて狭い山道を登って遺跡に向かう。

 デモ参加者らは、入場券がこの町ではなく近くのクスコ(Cusco)で販売され、オンライン購入が大部分を占めていることに抗議した。

 観光で訪れたメキシコ系イスラエル人のゴンサレス・リソーさんは「インカ鉄道(Inca Rail)でガイド付きの1日ツアーを申し込んだ。マチュピチュ遺跡行きのバスの追加料金も払ったのに、入場券がないから入れてもらえない」とAFPに語った。

 マチュピチュ町の商店主ら数十人も反発し、線路を封鎖。商店主らは、文化省マチュピチュ事務所での入場券販売と、地元経済の活性化のために入場券の半分を対面販売とすることを要求した。

 文化省は抗議デモを受け、入場者数の制限を尊重しつつ、入場券の対面販売を継続することを決定。過去2週間にわたり「マチュピチュのラクタ(城塞)への平均入場者数が、定員を下回っていたため」だと説明している。

 当局は最近、遺跡の劣化を抑えるために入場者数を1日当たり4044人に制限したが、観光業界の苦情を受けて5044人に引き上げた。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3419107?cx_part=top_topstory&cx_position=3

178taro:2022/08/15(月) 04:35:20
左翼ゲリラと和平交渉再開 コロンビア政府が宣言

 【ハバナAFP時事】コロンビア政府は12日、国内最大の左翼ゲリラ「民族解放軍(ELN)」との和平交渉再開を宣言した。

 政府当局者とELNの代表が同日、キューバのハバナで協議。政府側は協議後、7月13日からELNに拘束されていた9人が解放されたと明らかにした。

 和平交渉に携わるダニロ・ルエダ氏は「コロンビア社会と世界に(和平への)意志が本物だと示すため、対話再開が必要だという認識で双方が一致した」と説明した。協議にはノルウェーとキューバの当局者のほか、国連やコロンビアのキリスト教会組織の代表も立ち会った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/63bb27f3b6fa1f6aaf6b9dfd049f94bc7f67750e

179taro:2022/08/15(月) 04:48:03
動物虐待の厳罰化を、ペットと一緒に訴え 南米ベネズエラ

【AFP=時事】南米ベネズエラの首都カラカスで13日、動物愛護活動家らがペット同伴で動物虐待に抗議するデモを行った。

「I Am the Voice of the Voiceless(声なき者の声)」運動は、動物虐待を軽罪と規定している動物保護法を改正し、厳罰化するよう求めている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/bbf5edf81c82d1b9d661d3295c859db519d10f90

180taro:2022/08/16(火) 04:24:44
ペルーの諦めの悪いバス運転手、無免許発覚し暴走 ついには車体に放火

南米ペルーの首都リマで8月11日、バス運転手が無免許運転の違反切符を免れるため、乗客を乗せたまま暴走し、警察や取締担当者がはねられそうになった。挙句の果てには、レッカー移動となったバスに放火した。負傷者は出ていないという。

ペルーの首都リマを走るバスで、運転手の無免許が発覚。
違反切符を免れるため、乗客を乗せたまま暴走し、警察や取締担当者がはねられそうになった。
ようやく停まったと思ったが、諦めの悪い男はまた暴走。
その後、ついに停められ、レッカー移動となったが、運転手はバスに火を放った。
負傷者は出ていないという。


https://news.yahoo.co.jp/articles/bcc0db1e056d65e7c5ca38c5f5d47caee8856e80

181taro:2022/08/17(水) 03:57:10
脳性まひなど障害のある子どもらがホースセラピー、ベネズエラ

南米ベネズエラの首都カラカスでは、脳性まひなどの障害のある103人以上の子どもや青年らが、財団の補助金のもとでホースセラピーを受けている。参加した子どもの母親によると、セラピーのおかげで体の一部を動かせるようになり、ゆっくりとだが確実に効果が出ているという(ナレーションなし)。

ベネズエラの首都カラカスでは、脳性まひなどの障害を持つ子供らがホースセラピーを受けている。
脳性まひを患う6歳のドレイク君にとって、セラピーは生命線だ。
ドレイク・メンドーサ君の母親
「ドレイクは頭を上げることが全くできなかった。ソファーに寝かせても動かず、手もあまり動かさなかった。
たとえば話す時など、今のように手を動かすことはなかった。
ゆっくりとだが、明らかに発達している」
セラピーを受けたのは、103人以上の子どもや青年ら。一部の低所得の家庭には、カラカスにあるセラピー財団が補助金を出している。
セラピー財団の創設者
「親が経済的に余裕がなく、子どもらの生活の質を高められず、治療を受けられない子どもらを支援したい。
セラピーやリハビリを提供したい」

https://news.yahoo.co.jp/articles/9d1a94f6471974ad8809cdcc46419af76a177104

182taro:2022/08/17(水) 03:58:22
中南米4カ国、政治危機続くペルーのカスティジョ政権に支持表明

[リマ 13日 ロイター] - メキシコ、アルゼンチン、エクアドル、ボリビアの中南米4カ国は13日、ペルーのカスティジョ政権への支持を表明した。同氏に対しては内相更迭による司法妨害の疑いなどで検察が複数の捜査を行っており、議会では3回目の弾劾提案が行われる可能性がある。

4カ国は「合法的に選出された当局との連帯を改めて表明する」とし、ペルーの「全ての政治家が幅広いコンセンサスの構築を優先させる」ことに期待を示した。

元教師のカスティジョ氏は昨年、大統領に就任した。

同氏の大統領当選は投資家を驚かせたが、その後は穏健路線に修正し、重要な財務省にテクノクラート(技術官僚)を残した。しかし、既に2回にわたり弾劾提案を乗り切り、何度も閣僚を刷新するなど危機的状況が続いている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7460658f2bc473e141aa04cc56f353c57ace9d35

183taro:2022/08/18(木) 03:50:56
エクアドル大統領、メラノーマ検査で渡米 執務に影響なしと説明

[キト 16日 ロイター] - エクアドルのラッソ大統領は16日、右目のまぶたに皮膚がんの一種であるメラノーマが見つかったため、がん治療で定評のある米国の病院に検査に行くと明らかにした。18日に2度目の手術を受ける公算が大きいという。大統領の執務には影響しないとしている。

大統領は、16日夜に施設のある米ヒューストンに向かう前の記者会見で、7月29日にまぶたの下部から悪性腫瘍を摘出する手術を受けたが、医師の勧めによりさらに検査を受けると説明した。

会見で大統領は、「気分は大変良い。将来、私の場合は顔全体に広がるのを防ぐために必要な処置」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/82375b33d02357516a8f4be550c76d93a5ba30ff

184taro:2022/08/19(金) 03:48:20
チリのリチウム大手SQM、第2四半期利益10倍増 EV電池需要増

[17日 ロイター] - 世界的なリチウム生産大手であるチリのソシエダード・キミカ・イ・ミネラ(SQM)が17日に発表した第2・四半期決算は純利益が8億5930万ドルと、前年同期の8980万ドルからほぼ10倍に増加した。電気自動車(EV)電池向け需要が拡大した。

リフィニティブがまとめた市場予想の8億7641万ドルは小幅下回った。

売上高は4倍超増加して26億ドルとなり、市場予想の22億8000万ドルを上回った。

第2・四半期のリチウム売上高は18億5000万ドル。前年同期は1億6300万ドルだった。

チリの証券取引所に提出した資料で「今年のリチウム需要は前年比で少なくとも35%増加する」との見通しを示した。

今年のリチウム売上高は少なくとも14万5000トンになると見込んでおり、従来予測の14万トンから引き上げた。

第2・四半期の利払い・税・償却前利益(EBITDA)は前年同期の2億ドルから13億ドルに急拡大した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/878b1e8202c10078615daa1d77d9f24026224dea

185taro:2022/08/19(金) 03:49:31
アルゼンチン、数千人がデモ 賃上げとインフレ対策求め

[ブエノスアイレス 17日 ロイター] - ブエノスアイレスの中心街で17日、賃上げと失業手当引き上げに向けた政府の対策を求めて数千人が抗議デモを展開した。

消費者物価上昇とペソ相場安が打撃をもたらす中、貧困者の割合は人口の40%に達し、インフレ率は年率70%前後で推移している。フェルナンデス大統領はインフレ対策に苦慮している。

デモ参加者は、大衆救済路線のペロン主義を掲げる正義党(ペロン党)関連の労組や左派グループの人々で、旗を掲げたりドラムを叩いたりしながら市内の大通りを行進。インフレ率に応じた賃上げと、広範囲な経済の痛みを緩和するための社会支出拡大を訴えた。

政府職員を中心に構成されるアルゼンチン労働総同盟(CGT)のパブロ・モヤノ会長は「現状のインフレ率では日々給料が目減りしている状態で、耐え続けることはできない」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ce39fe6d410eee5f884f833b1b3db7483cef801a

186taro:2022/08/20(土) 07:12:18
食肉処理場へ輸送中の牛が逃走、近所の店で大暴れ ペルー

南米ペルーの首都リマで17日、食肉処理場へ輸送中の牛がトラックから逃げ出し、近くに商店へ乱入するトラブルがあった。

牛は興奮した様子で、店内に設置されたパラソルや看板などを次々となぎ倒していった。

牛は約40分ほど暴れまわったのち、地元の人たちによって捕獲された。このトラブルで1人が負傷し、近くの病院へ搬送されたという。


https://news.yahoo.co.jp/articles/587624f1744733338ac5b142c20cfdfaa3982371

187taro:2022/08/20(土) 07:12:52
アルゼンチン、外国から債券買い戻しなどで外貨準備増強へ=新経済相

[ブエノスアイレス 18日 ロイター] - アルゼンチンのセルヒオ・マサ新経済相は18日、シンクタンクのイベントで講演し、同国にとっては外貨準備拡充が喫緊の課題だとの認識を強調した。外国債権団からの債券買い戻しの新たな枠組みや、農業界首脳との穀物輸出協議の進展などで、同国に必要な外貨準備の構築が可能になるとの考えを示した。

フェルナンデス大統領は7月下旬に連立与党議員のマサ氏を経済相に任命した。物価高騰による経済の大幅な悪化で国民の抗議デモが拡大する中、経済相が1カ月足らずの間に2人も辞任。3人目としてマサ氏が起用された。IMFとアルゼンチンの債務合意は、債務返済に一定の猶予を与える条件として同国が満たすべき外貨準備の目標を設けている。

マサ氏は「われわれは3つの(債務)買い戻しメカニズム合意に向けて交渉中だ」と語り、アジアと欧州、米国の銀行団がこの協議に参加し、幾つかの申し出も提示されたと表明した。アルゼンチン政府として提案を一体化した上で債務買い戻しを実施し、その後の外貨準備の強化につなげたいとも語った。

農業界首脳との協議については、マサ氏は穀物輸出が加速すれば中央銀行により多くの外貨をもたらせるとの期待を表明した。

アルゼンチンの駐米大使によると、マサ氏は9月上旬に初外遊としてワシントンを訪問する予定。国際通貨基金(IMF)で金融関係者と面会するほか、米財務省やホワイトハウスの高官やプライベートバンク幹部とも会うという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/abb69fb4a85dca7a266592d495dd2339b403f793

188taro:2022/08/21(日) 04:32:29
アルゼンチンBBQ「アサード選手権」開催

【8月20日 AFP】アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで14日、アルゼンチン式バーベキュー料理「アサード」の全国大会第4回「連邦アサード選手権」が開催された。

 ブエノスアイレス市のウェブサイトによると、独立記念日にちなみ名付けられた「7月9日大通り(July 9 Avenue)」には、全23州とブエノスアイレス市の代表計24組が屋台を並べた。

 審査では、それぞれが持つ独自のバーベキュー技術が評価された。

 今年の優勝者には、サンルイス(San Luis)州代表のナタリ・スアレスさんが選ばれた。スアレスさんは24組の頂点に立ち「うれしい」と述べた。

 バーベキュー料理学校の校長で審査員を務めたカルロス・ロペスさんはAFPに対し、「アサードは、アルゼンチンの人に最も人気がある国民食だ」と話した。

 来場したパン職人見習いの女性(39)は、「アサードは人を幸せにする。家族と分け合って食べる料理で、アサードと聞くとアルゼンチン人は家族、そして結束を思い出す」と語った。(c)AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/96da84297f1f64e1ac972b0497b521f5c9c7ae83

189taro:2022/08/22(月) 03:43:12
新生児5人、病院で相次ぎ死亡 看護師を逮捕 アルゼンチン

【8月21日 AFP】アルゼンチンの検察当局は20日、中北部コルドバ(Cordoba)の病院で生まれた健康な赤ちゃん2人を殺害した容疑で、看護師1人を逮捕したと発表した。

 ブレンダ・アグエロ(Brenda Aguero)容疑者(27)は、コルドバの産科病院で3〜6月に新生児5人が相次いで死亡した事件に関与したとして、19日に逮捕された。出産時の健康状態は、いずれも母子ともに良好だった。

 検察によると、死亡した赤ちゃんの体内からは過剰な量のカリウムが検出されており、これが死因とみられる。さらに8人の新生児が体調不良を起こしたが、命に別条はなかったという。

 死亡した新生児1人の祖母が6月6日に告訴したことで明るみに出た。当局は殺人、過失、医療過誤の面から捜査を開始。これまでに病院の元職員3人が職務不履行で訴追された。

 このほか、逮捕された看護師を含む9人が今月、停職処分を受けていた。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3419972?cx_part=top_topstory&cx_position=2

190taro:2022/08/24(水) 03:58:43
マチュピチュ観光バス転落 4人死亡、16人負傷

南米ペルーの世界遺産マチュピチュ遺跡を訪れた外国人観光客ら20人が乗ったバスが21日夜、付近の山道で約100メートル崖下に転落、4人が死亡、16人が負傷した。貿易・観光省や警察が発表した。日本人はいなかった。

死亡したのはコロンビア人3人とペルー人1人。現場は遺跡から直線距離で約30キロのアブラマラガで、事故当時は霧が発生していたとの情報がある。(共同)

https://www.sankei.com/article/20220823-BOZFTQCOLNMURL5LMFHXU5TJ3U/

191taro:2022/08/24(水) 04:03:47
アルゼンチン元大統領に禁錮12年求刑、在任時汚職で 現副大統領

[ブエノスアイレス 22日 ロイター] - アルゼンチン検察当局は22日、現在は副大統領を務めるクリスティナ・フェルナンデス元大統領に公共事業に関する汚職の罪で禁錮12年を求刑した。

検察官はフェルナンデス氏について、2007年から15年の間に大統領でありながら国家を欺き、公金流用計画に関与したと指摘。「おそらく、この国で知られている中で最大の汚職工作だ」と訴えた。

地元メディアによると、判決は数カ月以内に下される予定。

フェルナンデス氏はツイッターで、自らが直面しているのは「メディア・司法の銃殺隊」であり、「憲法上の裁判所ではない」と主張。新たな陳述機会が与えられなかったと訴えた。

アルベルト・フェルナンデス現大統領もツイッターで、陳述機会を与えなかった決定を非難。司法による迫害事例と表現した。その上で「元大統領に対する訴因はどれも証明されていない」とした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/573d7ea40ef836babdf0dd1b1cfbf5e1d255b4f5

192taro:2022/08/24(水) 04:07:42
コロンビアの“コカイン解禁”検討 米は危機感

 世界最大のコカインの産地として長年、犯罪組織との麻薬対策に苦心してきた南米コロンビアで、新任の大統領がコカインの使用を合法化する検討を始めました。

 今月就任したコロンビアのグスタボ・ペトロ大統領は「今こそ麻薬戦争は失敗だったと国際社会が認めるべきだ」などと発言しました。

 ワシントンポスト紙が報じています。

 同国初の左派政権は、政府がコカイン市場を統制することで違法取引をなくし、麻薬の収益性を下げる考えを示しています。

 供給先のアメリカは、コロンビア政府と協力して取り締まりに資金を投じてきましたが、今回の方針転換に「バイデン政権はコカインの解禁を支持しない」とコメントしています。

 取り締まりがおろそかになることで「世界的に破滅的な結果を招く」との懸念も示されていて、国際的な議論を呼んでいます。

(C) CABLE NEWS NETWORK 2022

https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000265838.html

193taro:2022/08/24(水) 04:13:29
チリ下院、全議員に麻薬検査 「透明性」追求、人権侵害と反発

 【サンパウロ時事】南米チリで22日、国民に範を示すため、下院(定数155)議員全員を対象とした麻薬検査が始まった。

 結果は公開される。「南米の優等生」と呼ばれる同国では2019年10月の反政府暴動を機に治安が悪化し、若者らの麻薬汚染が社会問題化。ボリッチ大統領(36)にも昨年の選挙運動中に使用疑惑が持ち上がり、陰性証明書を公開して打ち消していた。

 地元メディアによると、下院は「議員が麻薬使用者ではないことを国民に透明にすべきだ」と主張する野党議員らの主導で、今年7月に検査規則を決定。議員は4年の任期中に少なくとも2度の検査を求められており、最初に選ばれた78議員は30日までに毛髪を提出する。

 22日に検査に応じた議員からは「われわれは公務員だから透明でなければならない。政府関係者や閣僚、裁判官も受けるべきだ」と訴える声が上がった。一方、一部議員は「基本的人権の侵害だ」と反発している。検査を拒んだ場合、下院倫理委員会にかけられる可能性がある。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/0ccb411f9760ad16ee6cdc43d20650154a874118

194taro:2022/08/25(木) 03:45:42
ベネズエラGDP、第1四半期は前年比17%増=中銀総裁

[カラカス 23日 ロイター] - ベネズエラ中央銀行のオルテガ総裁は23日、第1・四半期の国内総生産(GDP)が前年同期比17.04%増加したと発表した。

「中南米地域で最も高い成長率だ」と国営放送で述べた。同国GDPの公式発表は2019年第1・四半期以来となる。

総裁は第2・四半期の成長率について、中銀が示した予想があると明らかにしたが、具体的な数字は共有しなかった。ただ、同期間の民間部門の伸びが18.7%だったことに言及した。

総裁によると、21年第4・四半期GDPは前年比19.07%増加した。

ベネズエラは2014年から深刻なリセッション(景気後退)に陥っており、高インフレにも直面している。

アナリストや調査会社の推計によると、10年前に約4000億ドル相当だったGDPは現在500億─600億ドル程度とみられる。

原油生産の減少や米国の制裁に直面する中、マドゥロ政権が19年に、経済崩壊の一因となっていた経済統制を緩和。事実上のドル化が進み、製造業や商業、サービスなどの分野が息を吹き返している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/727b13cbc765fdb7733d820912e0b7df2fcce001

195taro:2022/08/27(土) 04:18:09
ペルー、2023年の銅価格下落を予想=経済省

[リマ 25日 ロイター] - 銅生産量世界2位のペルーは25日、来年の銅価格が1ポンド=3.40ドルと、今年の平均3.90ドルから下落するとの見通しを示した。経済省が25日に予測を公表した。

ペルーは鉱業が主要な税収源となっており、銅採掘がその大部分を占める。

銅生産世界1位の隣国チリが7月下旬に示した来年の価格予想は3.93ドルと、さほど悲観的な見通しにはなっていない。

銅価格は今年3月の高値から30%近く下落しているものの、依然として比較的高い水準にある。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ae216a1f8c4ada9403ce7cd7b003bb883fee41ff

196taro:2022/08/27(土) 04:20:27
コロンビア法相 “コカイン合法化”報道を否定

 コロンビア政府がコカインの合法化の検討を開始したとする一部の報道を巡り、コロンビアの法相は「コカインを合法化することはない」と否定しました。

 ワシントン・ポストは20日、今月発足したコロンビア初の左派政権が麻薬対策の方針を転換し、コカインの使用を合法化する検討を開始したと報じました。

 この報道についてコロンビアのオスナ法相は地元メディアの取材に対し、「政府がコカインを合法化することはない」と明確に否定しました。

 そのうえで、新政権の方針として「警察や司法機関を麻薬取引やマフィア、資金洗浄の構造の追跡に集中させる」と強調しました。

 また、生産者が他の作物の栽培に移行できるような仕組みづくりなどに焦点をあてるとしています。

(C) CABLE NEWS NETWORK 2022

https://news.yahoo.co.jp/articles/1e3d854ac29f777a6b2a0658ea98c8ec08dead93

197taro:2022/08/30(火) 04:12:44
記者2人を殺害、オートバイの人物が車に向けて銃撃 コロンビア

 南米コロンビア北部のマグダレナ県で28日、車に乗っていたジャーナリストの男女2人が射殺される事件があった。AFP通信などが伝えた。

 同通信などによると、殺害されたのはレイネル・モンテーロさん(37)とジリア・コントレラスさん(39)。2人はマグダレナ県フンダシオンを拠点にしたメディア「ソル・デジタル」の記者だった。2人が近くであった祭りの取材から帰る途中、車に接近してきたオートバイから銃撃を受けたとみられる。銃撃をした人物の正体はわかっていない。ほかにも後部座席の男性はけがを負い、病院に運ばれたという。

 地元警察は、モンテーロさんが祭りの最中に、居合わせた人物と口論になっていたとした。口論が記者としての活動と関連しているかは不明だが、コロンビアの「報道の自由財団」は事件後、ツイッターに「警察には、2人が記者活動によって殺害されたと仮定した捜査を行うよう求める」と投稿した。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/d12eb6f0b69cbbb828b7d11d55a53177ea770906

198taro:2022/08/30(火) 04:14:41
ベネズエラと外交関係再開 コロンビア

 【カラカスAFP時事】8月7日に左派政権が発足した南米コロンビアの駐ベネズエラ大使が28日、同国に着任し、3年間にわたって断絶していた両国の外交関係が正式に再開した。

 ペトロ・コロンビア大統領と、同じく左派のマドゥロ・ベネズエラ大統領が11日に国交回復の方針を発表していた。

 コロンビアの親米右派ドゥケ前大統領は、2018年に行われた大統領選でのマドゥロ氏の再選を認めず、両国は対立。双方の大使館が閉鎖されるなど、19年に断交状態となっていた。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/ca33bb91c685bdbfd4b0fb124fa4ea7bd365df7e

199taro:2022/08/31(水) 03:36:14
ブラジル大統領「チリ大統領が地下鉄に放火」 チリ反発

【サンパウロ=時事】10月に大統領選を控えたブラジルの右派ボルソナロ大統領は、28日夜に行われた候補者によるテレビ討論会で、南米チリの左派ボリッチ大統領が「地下鉄に火を付けた」と決め付けた。チリ政府は「事実無根」と強く反発し、ブラジル大使を呼んで抗議した。

ボリッチ氏は学生運動指導者出身。2019年10月に首都サンティアゴなどで発生した学生らによる反政府デモに加わっていた。デモ参加者の一部は暴徒化。同地で予定されていた国際会議が中止になるなどした。

ボルソナロ氏は、大統領選で最大のライバルとなる左派のルラ元大統領を攻撃する際、深刻な経済問題や人権問題を抱える中南米諸国の左派指導者とルラ氏の交友に言及。「ルラは地下鉄に放火したチリ大統領も支持した。チリはいったいどこへ向かおうとしているのか」と述べた。

これに対し、チリのウレホラ外相は29日、声明で「(ボルソナロ氏の)発言は非常に深刻であり、明らかに誤りだ」と反発。「誤情報やフェイクニュースは民主主義を損ない、時には2国間関係をむしばむ」と強い不快感を示した。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGV30CN50Q2A830C2000000/

200taro:2022/08/31(水) 03:40:02
ペルーのマチュピチュでチケット詐欺 被害にあった観光客らが入場口に殺到

 世界七不思議の1つとも言われるペルーの世界遺産マチュピチュで暴動が起きた。
 旅行代理店による詐欺被害にあった観光客が怒りをあらわにし、遺跡の入場口に殺到したため、当局はゲートを封鎖。入場を待っていた数百人もの人は足止めを食らった。多くの人は手にチケットを持ちゲートを通ろうとしていたが、警察官がこれを阻止。
 映像を撮影したイギリス人観光客のジェイミー・ヘディントンさん(31)は、何とか暴動に巻き込まれずに済んだが、既に旅行代理店にチケット代を支払っていたにも関わらず、当局にパスポートを没収され、新たにチケットを購入するまで返却されないと言われたという。
 ヘディントンさんによると、ケンカが発生し、警察官が人々を逮捕していたという。また観光省や旅行代理店が話し合いをしており、警察を含め誰も状況を把握していなかったという。

(ペルー、マチュピチュ、8月30日、映像:SWNS/アフロ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/783b568b3af618999640b3859ab2d67678332d28

201taro:2022/08/31(水) 12:17:22
カミロ・ゲバラ氏死去 革命家チェ・ゲバラの長男

 カミロ・ゲバラ氏(革命家チェ・ゲバラの長男)29日、訪問先のベネズエラ・カラカスで肺血栓による梗塞症を起こし死去、60歳。中南米のメディアが報じた。

 62年5月、アルゼンチン出身の革命家、故チェ・ゲバラとキューバ人の母アレイダ・マーチさんの間に生まれる。労働法などが専門の弁護士。キューバ・ハバナにあるチェ・ゲバラ研究センター館長を務めていた。

 17年8月に広島を訪問し平和記念式典に参列、献花した。「広島は戦争という名の犯罪の確かな証拠だ。世界は変わらなければならない」などと語っていた。チェ・ゲバラも59年に広島を訪問した。(サンパウロ共同)

© 一般社団法人共同通信社

https://nordot.app/937516668695527424

202taro:2022/09/02(金) 05:11:29
ペルーの遺跡で3000年前の墓、神官埋葬か 日本人学者も調査参加

南米ペルーで、現地の考古学者らと日本の国立民族学博物館による調査が行われ、3000年前の墓が発見された。同博物館の関雄二名誉教授によると、埋葬品から考えて、宗教的に重要な神官の墓である可能性があるという(ナレーションなし)。

南米ペルーのパコパンパ遺跡で、3000年前の墓を発見。重要な地位についていた、神官の墓だとみられている。
パコパンパ遺跡は、同国北部のカハマルカにある。
遺骨は、異国情緒あふれる品々や楽器とともに埋葬されていた。
国立民族学博物館・名誉教授関雄二氏「埋葬品は、ペルーではなくエクアドルの巻き貝とも関係がある。
遠くから運ばれてきたということは、埋葬されているのが宗教的に重要人物である可能性がある」
パコパンパ遺跡では、「パコパンパの貴婦人」など2つの墓が見つかっており、紀元前700―600年のものとみられている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/739a7755a04477936c1b855968fbb50c9b73e4d6

203taro:2022/09/02(金) 05:15:38
ベネズエラを逃れた難民、戦禍のウクライナとほぼ同数に 国連

(CNN) 情勢が悪化する南米ベネズエラを離れて国外へ脱出した人が、国連機関の統計で600万人を超えてウクライナと並び、初めてシリアを上回った。

ベネズエラはウクライナのように戦争が起きているわけではなく、難民危機の状況は大きく異なる。

国連難民支援機関R4Vによると、ベネズエラから世界各国に逃れた難民や移民は約680万人となり、ウクライナ難民の680万人に匹敵する。シリアからの難民は約660万人。

母国からの脱出を強いられた人の数は同じでも、国際社会の対応には差がある。ベネズエラの人道支援計画に占める寄付の割合は13%にとどまるのに対し、ウクライナにはそのほぼ5倍の寄付が寄せられている。

ベネズエラの人たちは経済状況の悪化や食料不足、医療を受けにくいといった事情のために出国を強いられている。米国に住むベネズエラ人が増えたことも一因となっている。

7月に米国境警備隊がメキシコとの国境地帯で拘束したベネズエラ人は1万7603人で、前月よりも増加した。首都ワシントンやニューヨーク市にも、テキサス州との契約に基づきバスでベネズエラ人が到着している。難民となった人が政治亡命を申請することもある。

中にはコロンビアとパナマの国境にまたがるダリエン地峡と呼ばれる危険なジャングルを抜けて米国を目指す人たちもいる。

8月31日にワシントンに到着したベネズエラ人の一家はCNNの取材に応じ、ダリエン地峡を抜ける旅は危険だったが、安全と仕事を求めて米国を目指したと語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ac800fb3b4f5069d7c48b9e760f1d21a2f2f837

204taro:2022/09/02(金) 20:53:36
アルゼンチン副大統領暗殺未遂、男を逮捕 銃が不発

【9月2日 AFP】(更新)アルゼンチンで1日、クリスティナ・キルチネル(Cristina Kirchner)副大統領(68)に銃を突き付けた男が逮捕された。アニバル・フェルナンデス(Anibal Fernandez)治安相が明らかにした。

 複数のテレビ局の映像によると、キルチネル氏は首都ブエノスアイレスにある自宅前で車から降りたところを、頭に銃を向けられた。男はサインを求めて集まっていた支持者に紛れて近づいた。弾は発射されなかった。

 アルベルト・フェルナンデス(Alberto Fernandez)大統領は国民向けの演説で、「5発の弾が装填(そうてん)されていたが発射されなかったので、クリスティナは無事だった」と述べた。不発だった原因は分かっていないという。

 事件当時の映像では、男がキルチネル氏に向け引き金を引く音が確認できる。

 地元メディアは、男はブラジル人だと報じている。

 キルチネル氏は2007〜15年に大統領を務めた。地盤であるパタゴニア(Patagonia)での公共事業受注をめぐる汚職疑惑の渦中にあり、最近は自宅前に大勢が集まり抗議活動をしていた。

 検察はキルチネル氏に対し、禁錮12年と政治活動の禁止を求刑している。(c)AFP/Nina NEGRON

https://www.afpbb.com/articles/-/3421945?act=all&pid=24831222

205taro:2022/09/03(土) 03:38:50
コロンビアの左派系新大統領の船出と注目の対米関係
https://news.yahoo.co.jp/articles/34d12754557215f2dd441c2eebc9e00cb990da3f

 8月7日に就任したコロンビアの初めての左派系大統領であるペトロは、就任翌日、富裕層や石油・石炭の輸出への課税を中心とする税制改革法案を提出した。8月12日付けのフィナンシャル・タイムズ紙の解説記事‘Colombia’s Petro pushes tax reform to fund ambitious social agenda’は、法案の骨子と成否につき、次のように報じている。

・法案は、来年、58億ドルを追加徴収することを目指しており、これは国内総生産の約1.7%に相当する。その後10年間は、平均1.4%の新規収入を見込んでいる。

・月収2300ドル以上(コロンビアの上位2.4%)の人々への増税を行い、63万ドル以上の貯蓄と財産に毎年富裕税が課される。

・コロンビアからの石油、石炭、金の輸出価格が、国際価格、即ち原油1バレル48ドル、石炭1トン87ドル、金1オンス400ドルを超えた場合、これらの輸出に10%の課税が行われる。

・コロンビア企業の株式を保有する海外投資家に対する配当税が、10%から20%に倍増することになる。

・大統領が有権者に約束した歴史的な変革を実現するために、この追加的な収入源は極めて重要だ。選挙期間中、ペトロは、国民皆保険制度や高等教育への補助金や全面的な土地改革や年金改革など、多くの革新的な改革とともに、露天掘りの採掘や新たな石油・ガスの探査を停止することを公約していた。これらが実現できなければ、昨年、当初、付加価値税の引き上げに抗議して街頭に繰り出した数万人もの彼の支持者達をたちまち怒らせてしまうリスクがある。

・ペトロが、執務開始日に「妥当な」税制改革を提示したことは、議会での早期承認を確保する試みと見られている。しかし、ペトロのプラグマティズムは、また、その急進的なアジェンダの穏健化を受け入れざるを得なくするもので、左派の支持者と伝統的な政党の間の緊張に発展するであろう。議会や有権者との蜜月が終わったとき、政治的混乱と社会不安のリスクは依然として高い。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

 ペトロの大統領選(5月に第1回投票、6月に決選投票)でのさまざまな革新的な公約の中でも、経済格差是正の要求に対応するための低所得者向けの補助金の増加等社会政策の充実や最近のインフレ対策は最も重要であり、財政赤字是正の必要もある中で歳入を確保する税制改革は、最優先事項であると言える。

 ペトロは、大統領選挙キャンペーン中、種々の社会政策の他にも、環境保護と脱炭素化、武装勢力との完全和平実現、麻薬問題への対応、農村・農地改革、米国との自由貿易協定(FTA)の改定、ベネズエラとの和解等、多数の重要な公約を行ったが、立法措置が必要な施策は当然ながら議会の承認が必要となる。3月の総選挙では、与党となる「歴史的盟約」連合は議会で過半数には達せず、ペトロは、大統領当選後その立場を柔軟化、現実化して、議会での多数派工作を精力的に行った。

 その結果、選挙戦で対立した伝統的な中道政党各派の支持も獲得して、現在では、上下両院で十分な余裕をもって過半数を確保できる連立政権を構築した。野党はウリベ元大統領が率いる右派政党だけとも伝えられている。

206taro:2022/09/03(土) 03:41:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/34d12754557215f2dd441c2eebc9e00cb990da3f?page=2

まずは米国との対話ルートを確保
 ペトロとしては、政権発足後の期待感の高まりの中で一気に税制改革法案の早期成立を目指すのであろうが、今後、富裕層や経済界の反発を背景に与党議員の造反により法案が修正される可能性もある。この法案の成否は、ペトロが構築した政党間連合政権の持続可能性を占うと共に、もし所得に応じた課税や富裕層の資産への課税、更にオカンポ財務相が主張する徴税機関の強化が成功すれば画期的であり、同様の格差是正問題や税収拡大の課題に直面している他のラテンアメリカ諸国にとってのモデルとなる歴史的意義を持つことになる可能性がある。

 他方、ペトロが妥協し続けたり、この税制改革による税収では公約実現のために不十分ということになれば、本来の支持勢力である左派急進派が不満を持ち、徹底的な変革を期待したペトロ支持層の離反を招きかねない。そうなれば次第にペトロが左派的路線に戻り政権後半には、連立政権の解消、国内対立の先鋭化による社会不安といった事態に陥ることを懸念する向きもある。ペトロにとって、このような制約の中で種々のハードルを如何に乗り越えていくのかが今後の困難な課題となろう。

 懸念された対米関係も、ペトロ当選をバイデン自身が電話で祝福し、ペトロは知米派の元閣僚を駐米大使に指名し、7月には、米国側がハイレベルの代表団を派遣するなど、とりあえず対話のルートを確保し良好な関係を保つことに双方の利益が合致しているように見える。コロンビアにとり麻薬対策やFTA改定の交渉を控え、貧困対策等経済開発への支援や民間投資の面で対米関係は引き続き重要であり、バイデン政権にとりペトロの気候変動対策や反汚職の姿勢には好ましい面がある。

 ペトロ政権はベネズエラとの関係正常化を行うが、ベネズエラ問題について手詰まり感のあるバイデン政権にとって、直ちに関係悪化させるものではない。もっとも、麻薬対策や米国とのFTA改定に関するペトロの要求に米側は応じないであろうし、完全和平実現を目指すペトロ政権が麻薬組織を含む武装勢力との和解を試みる場合には、米国との関係で難しい問題となる可能性もあろう。

 左派過激派で黒人として初の女性副大統領となった環境活動家のフランシア・マルケスは、7月に次期副大統領としてブラジル、アルゼンチン、チリ、ボリビアを歴訪した。コロンビアが、左傾化を強める南米やラテンアメリカ諸国の連帯強化の旗振り役となる可能性もあり、米国としてもコロンビアを始めとして対ラテンアメリカ外交を改めて再構築する必要があろう。

岡崎研究所

207taro:2022/09/04(日) 03:38:11
原因不明の肺炎で3人死亡、保健当局が調査中 アルゼンチン

(CNN) 世界保健機関(WHO)は2日、アルゼンチン北西部トゥクマン州で原因不明の肺炎を発症した3人が死亡、数人が体調不良を訴えたと明らかにした。

WHOの報道官がCNNに明らかにしたところによると、医療従事者8人と患者1人については州都サンミゲルデトゥクマンの民間診療施設との関連が指摘されている。

トゥクマン州保健省によると、このクラスターに関連して10人目の患者が発生した。基礎疾患を持つ81歳の男性で、重篤な状態で入院しており、人工呼吸器を装着しているという。

WHOの報道官は感染状況について「患者3人が死亡し、3人が入院中だ。1人は自宅隔離中で容体は安定している」と説明。新型コロナウイルスやインフルエンザ、ハンタウイルスに感染していないか検体を分析したものの、いずれも陰性だったと明らかにした。さらなる分析が行われているという。

アルゼンチン保健省によると、医療従事者の一部と9人目の患者は8月18〜22日の期間に発症した。

WHOと汎米(はんべい)保健機構(PAHO)はこうした報告を注視しており、感染対応に当たるアルゼンチン保健省を支援している。WHOによれば、原因については公衆衛生当局が調査中で、ウイルス以外の要因も含め全ての仮説を検証中だという。

PAHOによると、死亡した3人には基礎疾患があった。濃厚接触者が発症した例はないという。

英オックスフォード大の研究者、ジェーク・ダニング氏は、公衆衛生当局の調査結果を待ってから病気の性質について結論を出すことが重要だと指摘。今後さらなる症例が報告される可能性はあるが、その場合も新たなパンデミック(世界的大流行)の始まりを意味するわけではないとの見方を示した。

https://www.cnn.co.jp/world/35192757.html

208taro:2022/09/04(日) 03:49:36
チリで新憲法めぐる国民投票 「急進的内容」で否決の可能性

 【サンパウロ時事】南米チリで4日、ピノチェト軍事政権(1973〜90年)下の1980年に制定された憲法に代わる新憲法草案の是非を問う国民投票が実施される。

 388条から成る新憲法案は女性や先住民の権利拡大、社会保障の面で国の大幅な役割強化などがうたわれている。

 チリでは、社会格差拡大で閉塞(へいそく)感が強まっていた2020年10月に行われた国民投票で、約8割の賛成票を得て新憲法を制定することが承認された。ただ、直近の世論調査では、左派勢力が多数を占める制憲議会によって練られた「急進的」な新憲法案への反対が賛成を約10ポイント上回っており、否決される可能性が高まっている。

 新憲法案は、国を「多民族国家」と規定。国民の約1割を占める先住民の政治的権利を保障した。また、カトリックが多数を占める保守的な風土の国でタブー視される人工妊娠中絶の自由化に道を開くほか、公職の半数以上を女性が占めることなどを規定している。国の義務として年金などの社会保険や環境保護を定めるなど「大きな政府」を志向。上院の廃止、1度に限り大統領の連続再選容認などの政治改革も盛り込まれた。

 現行憲法はクーデターでアジェンデ社会主義政権を倒し、非合法的に権力を奪取したピノチェト軍政を「法治国家」として内外に認知させるのが目的だった。幾度かの改正を経たものの、そもそも軍政継続を想定しており正統性に疑問が呈されていた。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/4d961db73ad868c96c43c215676c3a9371e6df9a

209taro:2022/09/06(火) 03:46:04
チリ国民投票、新憲法草案を否決 左派政権に打撃

南米チリで4日、ピノチェト軍事政権下(1973〜90年)に制定された憲法に代わる新憲法草案の承認の可否を問う国民投票が行われた。現地メディアによると、反対多数で否決され、賛成派は敗北を認めた。3月に就任し新憲法制定を進めた左派ボリッチ大統領(36)に打撃となる。

国家の義務に関する記載が少ない現憲法は格差拡大の要因になったと考える国民が多く、2019年に激しい反政府デモが発生、新憲法起草につながった。ただ草案はリベラル色が強く、保守派らの抵抗を招いた。開票率99%で草案に反対が約62%、賛成が約38%。ボリッチ氏は政党の党首や市民団体代表などを招集し今後の「プロセスを進めるためにあらゆる層の意見を聞きたい」と話した。

草案は、国による医療や教育の保障を強化する内容。先住民の権利も手厚く盛り込まれた。主要産業の鉱業において環境保護などを理由に経済活動を制限する条項もあり、関係する日本企業に影響が出る可能性もあった。(共同)

https://www.sankei.com/article/20220905-KNDP67XFEBNQPC3MHDZY67TNYI/

210taro:2022/09/06(火) 03:48:01
診療所で肺炎の集団感染、原因はレジオネラ菌 アルゼンチン

(CNN) 南米アルゼンチン北西部トゥクマン州で発生した肺炎の集団感染の症例について、汎米(はんべい)保健機構(PAHO)はレジオネラ菌が原因だったことを明らかにした。

集団感染は、同州の州都サンミゲルデトゥクマンにある診療所に関連して発生。3日までに肺炎の症例が計11例確認され、うち基礎疾患のある患者4人が死亡した。

PAHOは3日、アルゼンチン保健省から原因はレジオネラ菌だったとの連絡を受けたと説明し、当局が感染源を調べていると言い添えた。

PAHOは、保健省が検体の収集やリスク評価を行うとともに、診療所で集団感染に関連した対策を講じていると説明。PAHOの本部とアルゼンチン事務所も対応を支援するとした。

レジオネラ症は重度の肺炎を引き起こす感染症で、レジオネラ菌を含む水滴を吸入することで感染する。抗生剤で治療できる。

レジオネラ菌は、シャワーヘッドや蛇口、浴槽、噴水、建物の配管などで発生することがある。

アルゼンチン保健省の先の発表によると、サンミゲルデトゥクマンの診療所では8月18日〜22日の間に医療従事者の一部が発症していた。

https://jbbs.shitaraba.net/travel/5935/#2

211taro:2022/09/06(火) 03:54:54
チリ新憲法案の国民投票、反対多数で否決 賛成派の一部が暴徒化

 南米チリで4日、軍事独裁政権時代の1980年に制定された憲法に代わる新憲法案の是非を問う国民投票が実施された。選挙管理当局によると、開票率99・99%現在で、反対が61・86%を占めて賛成の38・14%を大きく上回り、反対多数で否決された。新憲法の制定を通じて社会格差の是正を図ろうとしていた左派のボリッチ大統領にとって打撃となりそうだ。

 地元紙テルセラによると、ボリッチ氏は同日、新憲法案の否決を受けて敗北を認め、「我々は人々の声に耳を傾ける必要がある」と語った。その上で、新たな新憲法案を起草するため議会と協議する方針を示した。

 ピノチェト軍事政権下の80年に制定された現行憲法は、国家が教育や医療に介入しないと定めた条項があるなど、市場原理優先で格差拡大を招いたと批判が上がっていた。2019年10月の格差是正を訴えた大規模デモで、参加者らは新憲法を要求。20年10月の国民投票で約8割が新憲法制定に賛成し、制憲議会が起草した。

 新憲法案では、教育や医療の保障を「国家の義務」としたほか、先住民の権利や環境保護を重視。雇用面でのジェンダーの平等化なども盛り込まれていた。しかし、右派や中道右派だけでなく、一部の左派からも「内容が急進的」などと懸念が広がり、事前の世論調査では反対が賛成を上回る状況が続いていた。

 首都サンティアゴの中心部では、新憲法案が否決された直後に賛成派の一部が通行車両にビンを投げつけたり、道路の真ん中に可燃物を置いて火を付けたりするなど暴徒化し、治安当局が出動。催涙弾が使用されたほか、放水も行われ、騒然となった。【サンティアゴ中村聡也】

https://news.yahoo.co.jp/articles/919aa90e8bd8cd414e1d3aa2d2d2845eccb150a2

212taro:2022/09/08(木) 05:00:34
宗教集会に向かった数十人不明 ベネズエラ

【AFP=時事】南米ベネズエラで2週間前から、宗教団体の集会に向かっていた20人ほどの集団が行方不明になっている。市民保護局は6日、捜索が続けられており、行方不明者の家族も捜索に加わったと発表した。


 同局は行方不明者は16〜20人としているが、地元メディアはそれよりも多い可能性があると報じている。生後8日の乳児ら子どもも含まれている。

 この集団は先月22日、修養会に参加するため西部タチラ(Tachira)州ラグリタ(La Grita)に向かったという。詳細は明らかにされていない。

 関係者によると、救助隊員30人以上が捜索を続けており、ドローンや捜索犬も投入された。地元住民も捜索に参加している。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/7f9b97f8c3807f04edee9fbba4046e2f4bb0c174

213taro:2022/09/08(木) 05:01:48
拿捕した外国違法漁船で火災 コロンビア

【AFP=時事】コロンビア・バジェデルカウカ(Valle del Cauca)県ブエナベントゥラ(Buenaventura)沖で6日、ベネズエラ船「タウルス(Taurus)1」が火災を起こした。コロンビア海軍によると、漏電が原因で、29人が救助された。

 タウルス1は先月29日、コロンビア海域内で違法操業しているところを拿捕(だほ)され、海上に泊められていた。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/8283504b0781e35841d9f9172cee4d5a7f80495d

214taro:2022/09/13(火) 04:31:35
コロンビアで使われていない線路を村人たちが再利用

 コロンビア西部にあるサン・シプリアーノ村では、使われていない線路をバイクを使い再利用している。
 同地を訪れたジュリアン・モレノさんは村人たちが使われていない線路の幅に合わせた板と車輪の上に設置されたバイクに乗って、横に人を乗せている様子を撮影した。
 かつて使われていた路線は満足の行くレベルの物ではなく、そこで地元の人たちが自分たちで改良することを決めたという。
 撮影したジュリアンさんは「地元の人たちが使っていない線路を新たに利用する様子を広めたかった」と語っている。

(コロンビア、サン・シプリアーノ、9月12日、映像:Caters News/アフロ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/8b657f7b6ce82987fee4eaec93d1015734f898af

215taro:2022/09/14(水) 04:47:56
アルゼンチンでバイク集団がガソリンスタンドを襲撃、燃料を奪う

 アルゼンチンのブエノスアイレス州ベルナルで、9月3日の現地時間午前3時頃、約60人のバイク集団が国営のガソリンスタンドに押し寄せ、燃料を盗んで逃げる事件が発生した。
 防犯カメラの映像によると、窃盗団がバイクに給油する間、他のメンバーはウィリー走行をするなどスタンドは無秩序な状態に。
 危険を感じた他の客は現場から逃げたが、中には暴徒に出口をふさがれ閉じ込められた人もいた。
 現地の報道によると、給油係が近くの警察署に6回に渡り通報したが、警察が出動したのはバイカーたちが支払わずに逃走した後だった。この襲撃による被害額は分かっていない。
 ブエノスアイレス州選出のクリスティアン・リトンド下院議員は事件を引き合いに出して、「防犯カメラの前で60人のバイカーたちが盗みを働きバカ騒ぎをする事態は、州の腐敗を見事に表している」と語り、州内の治安悪化を理由に、ブエノスアイレス州知事のアクセル・キシロフ氏を非難した。

(アルゼンチン、ブエノスアイレス州、9月13日、映像:Newsflare/アフロ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/0f601c583508f83a975cd6a09c2548d9509edd12

216taro:2022/09/14(水) 04:55:17
コロンビア、3日で17人死亡 暴力事件相次ぐ

【AFP=時事】コロンビアで暴力事件が相次いでいる。当局によると、10日から12日にかけて少なくとも17人が殺害された。

 北部の都市バランキジャ(Barranquilla)で12日朝、バーにいた客6人が、銃を持った集団に撃たれて死亡した。

 警察は、国内最大の麻薬密売組織「クラン・デル・ゴルフォ(Gulf Clan)」のメンバーがライバル組織「コステニョス(Costenos)」を襲ったとしている。

 北部サンタンデル(Santander)県では、11日朝、教師と妻・子どもの4人が複数人に襲われて亡くなった。その後、ベネズエラからの移民5人が一家殺害に関与した疑いで住民にリンチされ死亡した。

 地元の首長は国営ラジオに出演し、犯人は「ベネズエラ出身者」で、「金品を盗む」目的で被害者を刺殺したと述べた。負傷した使用人が近隣住民に助けを求めたところ、住民が移民5人を「処刑」したという。

 北東部アラウカ(Arauca)県でも11日夜から12日にかけて、先住民の警備隊員1人が殺害された。状況は明らかになっていない。

 10日夜には、北東部の川沿いの街バランカベルメハ(Barrancabermeja)で、労働組合の指導者がバイクに乗った2人組に銃で撃たれて亡くなった。

 コロンビアでは過去60年間、左翼ゲリラや麻薬組織、右派民兵組織、軍が関与した暴力事件が頻発している。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/b2a34ca855f076fa49619185e7828e350ce26a35

217taro:2022/09/15(木) 04:23:47
ベネズエラ物価上昇、8月は前月比8.2%に加速 前年比は114.1%

[カラカス 13日 ロイター] - ベネズエラ中央銀行の13日の発表によると、8月のインフレ率は前月比8.2%で、7月にいったん7.5%に鈍化していた伸び率が再び加速した。

ロイターの計算では8月の前年同月比は114.1%上昇と、中南米で最も高インフレ国となった。

中銀データによると、8月は通信セクターが携帯電話やインターネット料金引き上げの影響で前月比81.8%上昇。教育サービスも12.5%上昇した。中銀は1-8月の全体では前年同期比60.5%上昇とした。

7月は為替相場の安定などが前月比のインフレ抑制に寄与したが、8月は公的支出増大のほか、通貨ボリバルが下落したことで再びインフレ圧力が高まったとみられている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6830b76000448cb09271a8ee174261f46875071e

218taro:2022/09/15(木) 04:24:38
チリ南部の国立公園で氷河の一部が崩落、標高200mの山頂から

チリ南部にあるケウラト国立公園で、気温の上昇と降雨により氷壁がもろくなり、標高約200メートルの山の上にある氷河の一部が崩落する瞬間が動画に撮影された。

専門家は、温暖化により不安定な氷壁の状態が特に不安定になっているとみている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a4da42b9214193a7fc82bba78e2bac55cfd08ffe

219taro:2022/09/16(金) 04:54:04
熱波で仏ワインが“おいしくなる”けど…チリでは氷河崩落「災害が50年で5倍」

アメリカ・カリフォルニア州で発生した土砂崩れの映像です。異常気象による被害は世界各地で確認されていて、春を迎えたばかりの南半球でも氷河が崩れ落ちました。

 嫌われものの「熱波」。ごくまれに良いこともあります。

 シャンパンを製造・フィリポナ社長:「今までで一番早い収穫です。乾燥した夏だったため、すばらしいブドウができました」

 フランスのシャンパンメーカーによれば、「水分不足」はブドウにとってストレス。一方、このストレスが、ブドウをおいしくすると言います。ただ、手放しには喜べません。

 シャンパンを製造・フィリポナ社長:「これまでのところは、温暖化のおかげでうまくいっています。これからは別の問題が起きるでしょうし、それに対応しなければいけません」

 暑さで「産業の構造」が変わってしまった地域も。

 イラクのカニマラン村。以前はおよそ200頭の「酪農用の水牛」が居ましたが、干ばつで「牛を飼うための水」が激減。半分を売ったと言います。

 水牛を飼う人:「水が激減し、干し草も買えなくなった。水牛を売らざるを得なくなった。だから別の仕事を探さなければならない」

 変化は、南半球でも。

 「春」を迎えたばかりのチリ。南部のアイセンでは9日、氷河が崩落。

 氷河はおよそ200メートルの高さから、少なくとも30秒にわたり落ち続けました。

 サンティアゴ大学・気候変動が専門、ラウル・コルデロ氏:「気温や雨の影響で氷河の壁が崩壊した可能性があります。数カ月前にヒマラヤやアルプスで起きたことと似ています」

 気候変動について、国連のグテーレス事務総長は13日、「災害が過去50年間で5倍」に増えたとし、こう警鐘を鳴らしました。

 国連・グテーレス事務総長:「ヨーロッパでの熱波、パキスタンでの巨大な洪水、中国、アフリカの角(ソマリアなど)、米国での長期にわたる深刻な干ばつ。これらの災害の規模は、全く『不自然なもの』です。これらは人類の『化石燃料中毒の代償』です」

 これも、化石燃料中毒の代償なのか。

 CO2排出量第2位のアメリカ。カリフォルニア州では13日、不気味な現象が…。

 道路の上に「黒い物体」が積もり、ゆっくり動いています。

 さらにこの直後…。

 周辺では先週末にかけ、ハリケーンが接近。大雨が降りました。

 土石流はこの余波とみられますが、背景にはもう一つ「別の気候変動の影響」があると言います。

 ABC7news:「この場所は2020年に山火事の被害を受けた場所でした。そのため、土壌を保持するための植生が、ほとんどない地域でした」

https://news.yahoo.co.jp/articles/6d914d2e23c20b3a828dc307bf4beb70fbc577ce

220taro:2022/09/17(土) 04:58:15
南米からの移民らを米副大統領公邸前に置き去り、共和党知事らが移送を主導

オバマ元米大統領が休暇を過ごしたことでも知られる米マサチューセッツ州にある裕福な島、マーサズ・ビンヤード島。ここに15日到着した航空機から降りてきたのは、南米からの移民のグループだ。

南部州の共和党知事らが、移民流入の責任は民主党にあるとして移民を民主党の州に移送するキャンペーンを行っている。そしてチャーター機2機で移民をこの島へ連れて行ったのだ。人口わずか2万人の島の住民の一部は15日、この移民移送は政治的なショーだと非難した。

地元当局者やボランティアは、困惑する移民たちを助けようと奮闘している。政治的弾圧からベネズエラを逃れ、仕事を求めて米国へやってきた移民の1人、ウバルドさんはこう語る。

ウバルドさん
「私はここに人々に多くの信頼と忍耐を寄せている。彼らは私たちを助けてくれている。」

ある議員によると移民はテキサス州から来たということだが、フロリダ州のデサンティス知事がこの件を得意げに語った。

フロリダ州 デサンティス知事
「トランプ氏が大統領だった時、ワシントンやニューヨークの人々は自分たちは聖域であるとか、国境の壁はひどいとか大げさに語っていた。国境の町が毎日向き合っている現実のほんの一部でも彼らの庭先に持ち込まれた途端、彼らは突然荒れ狂うのだ。」

15日朝、テキサス州からバスで送られてきた別の移民グループが首都ワシントンに到着し、米海軍天文台の隣にあるハリス副大統領の公邸に取り残された。

ベネズエラから来たというモラレスさんは、バスに乗せられて40時間かかってここへ着いたと話した。

モラレスさん
「とても長い旅だった。かなり大変だった。どこに向かっているのかもわからず、ここでさまようことになるとは思ってもみなかった。私たちはニューヨークを目指していたのに。」

移民を支援するNGOのボランティア、カーラ・ブスティロスさんは、ユニオン駅でバスの到着を待っていたのに、人々は副大統領公邸の前で降ろされてしまったと憤る。

ボランティア カーラ・ブスティロスさん
「この政治的なショーをやっている間にも、その苦しみを利用されている人々がいるのだ。保護を求めて米国にやってきたら、ここに来れば受け入れてくれる団体があり、食事や居住地、仕事を与えてくれると言われバスに乗せられた。」

移民を国境から離れた場所に移送するというパフォーマンスは、デサンティス氏や、テキサス州のアボット知事らが11月の中間選挙で再選を目指す中で始まった。知事らは、国境に記録的な数の移民が押し寄せていることの責任を、民主党が地盤とするワシントンやニューヨーク市、シカゴに取らせようとしていると主張する。

ホワイトハウスのジャンピエール報道官は15日、共和党は移民を「政治的な駒」として使っていると非難した。

ホワイトハウス ジャンピエール報道官
「子供を含む移民が、交通量の多いワシントンの道端に置き去りにされるという計画が、国土安全保障省や市、地元NGOではなく、フォックスニュースに伝えられた。これが残酷で、計画的な政治ショーに過ぎないことを明確に示している。」

テキサス州は4月以降、7000人以上の移民をワシントンとニューヨークへバスで送り、8月8日までに1300万ドル(約18億6500万円)の費用を投じていることが、情報公開請求によって明らかになった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/197d79d0aa8cec49190fd9dba6821808cf60e35f

221taro:2022/09/17(土) 05:00:55
アルゼンチン中銀、政策金利を75%に引き上げ-インフレ高進で

(ブルームバーグ): アルゼンチン中央銀行は15日、主要政策金利LELIQ(7日物中央銀行債金利)を5.5ポイント引き上げ75%とした。通貨ペソ下支えと100%に近づくインフレ率の抑制を図る。

利上げは今年9回目。この前日に発表された8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比約79%上昇と、ここ30年で最も高い伸びとなった。

ペッシェ中銀総裁とマサ経済相は今週初め、国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事と会談し、IMFからの440億ドル(約6兆2900億円)規模の支援を巡るアルゼンチン側のコミットメントを確認。この合意にはインフレ率を上回る水準に金利を維持することが含まれている。

原題:Argentina Hikes Key Rate to 75% as Inflation Keeps Spiking (3)(抜粋)

(c)2022 Bloomberg L.P.

https://news.yahoo.co.jp/articles/6e0fb974c5c29f5b529d97dfe5f25350fd2452f4

222taro:2022/09/20(火) 04:39:22
【今日の1枚】コカ農家、隊列崩さずデモ行進 ボリビア

【AFP=時事】ボリビアで、渓谷地帯ユンガス(Yungas)から政府所在地ラパス(La Paz)に向けてデモ行進するコカ栽培農家の人々。行進は、この日で4日目。生産者らは、コカ販売の新市場を直ちに閉鎖するよう求めている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/f9fe301b8324e741457df8b1c8dc74fe0186e6d8

223taro:2022/09/22(木) 04:03:32
エクアドル、中国と債務再編で合意

[19日 ロイター] - エクアドル政府は19日、中国の銀行と債務再編で合意したと発表した。2025年まで14億ドルの返済負担を軽減する。

エクアドルのラッソ大統領は2月、債務再編と中国との長期石油販売契約の条件改善を目指すと表明していた。中国は過去10年でエクアドルの主要な金融パートナーとなった。

中国の国家開発銀行、中国輸出入銀行とそれぞれと14億ドル、18億ドルの融資契約について返済期限を延長し、返済額を軽減することで合意した。返済期限はそれぞれ27年、32年まで延長された。

中国輸出入銀行とは、6カ月間の猶予期間中、一部の適用金利を引き下げ、全ての返済を停止することでも合意した。

融資契約はコレア前政権時代に締結したもので、一部の融資は中国企業への長期の石油販売契約と関連付けられている。

今回の合意の一環で、エクアドルは、中国石油天然ガス集団(CNPC)に対し、一定量の石油を市場価格で販売できるという。

エクアドルの国営石油会社ペトロエクアドルは先週、中国石油天然ガス(ペトロチャイナ)と複数の原油販売契約で合意に達した。

ラッソ大統領は昨年5月の就任以降、新型コロナウイルスで打撃を受けた国内経済の再生に向けて、多国籍金融機関から資金調達に動いており、国際通貨基金(IMF)との65億ドル規模の融資協定を再交渉した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/533185f6b0bcceaedce5a47468bcfdd1fca11fc1

224taro:2022/09/26(月) 05:28:50
反米ベネズエラ、ロシア併合の「住民投票」に監視団…露大使館がツイート

 【リオデジャネイロ=大月美佳】反米姿勢を貫く南米ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権は、ウクライナ東・南部計4州のロシア併合に向けた親露派などによる「住民投票」に、ベネズエラの監視団を派遣した。

 在ベネズエラ露大使館が23日、ツイッターで明らかにしたもので「姉妹国ベネズエラを含む国際監視団が投票所で活動している」と書き込んだ。

 ベネズエラは24日、国連総会一般討論演説で、ウクライナ侵略を巡る欧米の制裁は「戦争の火種となる」と批判した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f08e5bfce86510b28655e15ee2273786eed1f05e

225taro:2022/09/29(木) 05:26:36
運輸安全委、アルゼンチンと協力署名 車両輸出が縁

運輸安全委員会は28日、アルゼンチン運輸安全委員会と相互に協力関係を表明する文書に署名したと発表した。6日付。航空、鉄道、船舶の事故などを巡る一般的な調査手法について情報交換し、調査官の人材育成で協力する。

運輸安全委によると、アルゼンチンには営団地下鉄(現東京メトロ)丸ノ内線や名古屋市営地下鉄名城線、東山線の中古車両や日本で新造された鉄道車両が輸出され、一部は現在も使われている。アルゼンチン運輸安全委が2020年5月に創設されたのを機に働きかけがあった。

武田展雄委員長は28日の定例記者会見で「これまで7カ国と協力関係を構築しているが、航空、鉄道、船舶の3分野全てでの協力は初めて。事故の低減で両国のさらなる発展に寄与したい」と述べた。



https://www.sankei.com/article/20220928-VRTE3N2IO5JFNLTVUPFBQAHKAM/

226taro:2022/09/30(金) 04:35:48
不法移民で米「南北」対立 南部の共和知事、民主地盤の北東へ移送

【ワシントン=渡辺浩生】メキシコ国境を越え米国に不法入国する移民が未曽有のうねりとなり、バイデン米政権の「無策」を批判する南部の共和党の州知事は、移民に寛容とされる民主党が地盤とする北東部各地に、バスや飛行機で送り込む強硬手段に出た。民主党は「人権問題」と非難しており、11月の中間選挙に向けて、移民の扱いをめぐる「南北戦争」が過熱している。

東部マサチューセッツ州マーサズ・ビンヤード島に9月14日、ベネズエラの移民の約50人が飛行機で着いた。富裕層の多い島の住民から支援を受けた後、米軍基地内の施設に移された。

飛行機は南部テキサス州サンアントニオを離陸。フライトを用意したことを南部フロリダ州のデサンティス知事(共和党)が認めた。テキサスからフロリダへの移民流出を阻止する目的で、同知事は16日、「これはほんの始まりだ」と述べ、州予算を使い移送を続ける方針を表明した。移送先の候補にはバイデン大統領の地元、東部デラウェア州も含まれるとした。

11月の州知事選で再選を目指し、2024年大統領選でトランプ前大統領と並ぶ有力候補とされるデサンティス氏は、テキサス州のアボット知事(同)と「連携する」とした。

アボット氏は西部アリゾナ州のデューシー知事とともに、首都ワシントン、ニューヨーク、シカゴなどの都市に不法移民をバスで送致。9月15日朝にはワシントンのハリス副大統領の公邸近くなどに2台の移民バスが到着した。

アボット氏も移送したと認め、「政権はテキサスの共同体を危険に陥れた南部国境の歴史的危機を無視し続けている」と非難した。ハリス氏が以前、「国境は安全だ」と発言したことに反発したとみられる。

9月中旬までにワシントンへ約9400人が移送されたといい、ワシントンのバウザー市長は「国境の危機をここで対処するにはインフラが必要だ」と緊急事態を宣言。移民の住居確保に追われた。記録的な移民流入に危機感を持つ南部州は、不法移民への市民権付与を唱え、リベラル勢が強い北東部が「われわれの苦悩を味わうべきだ」(デサンティス氏)と突き放す。

米税関・国境取締局によると、米南西部国境における22会計年度(昨年10月〜今年7月末現在)の拘束件数は約200万件。21年度(20年10月〜21年9月末)の173万件を超えた。

本国の経済危機や権威主義政権による抑圧が背景にあり、米紙ウォールストリート・ジャーナルによると1日約5千人が不法に国境を越え、半数以上が本国送還されず難民申請のため米国滞在が許されるという。

一方、マーサズ・ビンヤード島に送られた移民は、行く先を知らされなかったと人権団体に証言したとされ、米政権は「人間を政治的な売名行為に利用している」(ジャンピエール報道官)とデサンティス氏らを非難。民主党内には「人身売買」だとして司法省に調査を求める声もある。移民をめぐる「南北」の溝は政治分断を一層深めている。

https://www.sankei.com/article/20220929-XLWJ2HNY6ZOY3MT4NGXE4T4ZPM/

227taro:2022/09/30(金) 04:53:58
コロンビア議会、ペット同伴での登院可能に 馬には物議

【9月29日 AFP】南米コロンビアで27日、ペット同伴での登院が可能となったが、アリリオ・バレラ(Alirio Barrera)上院議員が白馬にまたがって現れ、物議を醸した。

 バレラ氏は、農村部における馬の重要性を強調するため、馬に乗って首都ボゴタと議事堂内を移動した。

 バレラ氏は手綱を握りながら「馬と共に生きる農業従事者、男性と女性、牧畜業者、田畑で働くすべての人に敬意を表する」とAFPに語った。

 ロイ・バレラス(Roy Barreras)上院議長は先週、愛犬を膝に乗せてペット同伴での登院を可能にすると発表。コロンビア議会は世界一ペットに優しい議会になるとしていた。

 バレラ氏は「私のペットは馬だ」「法律が一人のためにあるのなら、みんなのためのものにしよう」と述べた。

 しかし、馬同伴での登院に反発する議員もいる。アンドレア・パディジャ(Andrea Padilla)上院議員は「良い決断をばかにしようとする幼稚な態度」と批判した。

 パディジャ氏は「犬を職場に連れて行くのと馬を連れて行くのでは訳が違う」「馬はアスファルトや歩道、ここ(議場)のワックスがかかった床に苦痛を感じている」と述べた。

 映像は27日撮影。登院する様子はバレラ氏事務所より提供。(c)AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/5ce9a68acd5372376a96e084e54d3d1ef5d054ef

228taro:2022/10/02(日) 05:19:24
中南米左派の〝米国離れ〟印象づける 国連演説

中南米で今年発足した左派政権の大統領3人が国連総会で、一般討論演説を行った。コロンビアのペトロ大統領は、米国が中南米で行う「ウォー・オン・ドラッグ(違法薬物との戦い)」を強く批判し、歴代の親米路線と一線を画す姿勢を鮮明にした。また、ホンジュラスのカストロ大統領は米国主導の国際秩序に不満を表明するなど〝米国離れ〟を印象づけた。一方、チリのボリッチ大統領はロシアのウクライナ侵攻を批判するなど、国際社会での立場の違いが鮮明となった。

https://www.sankei.com/article/20221002-4LNUXSBOKROBJOTLHWDE67AKW4/

229taro:2022/10/03(月) 07:11:58
ベネズエラが拘束米国人7人解放 米収監の大統領親族2人と交換

 【ワシントン共同】米政府は1日、南米ベネズエラが同国で拘束していた米国人7人を解放したと発表した。交換として米側も米国で収監していたマドゥロ大統領の親族2人を釈放した。バイデン政権は反米路線を維持するマドゥロ政権との対立緩和を模索している。

 ベネズエラが解放したのは国営ベネズエラ石油(PDVSA)の米国子会社の社員5人と、元米海兵隊員を含む2人。AP通信によると、5人は2017年に、2人は20年と22年に拘束された。バイデン米大統領は声明で「不当な拘束後、間もなく家族と再会するだろう」と成果を強調した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7f95fd93cf3bd9f9085699d57e05c8c4852f2ca3

230taro:2022/10/04(火) 05:15:48
南米の〝米離れ〟阻止へ 中国念頭に長官3カ国歴訪

【ニューヨーク=平田雄介】2日のブラジル大統領選は、中国が存在感を増す中南米での左派勢力の伸長を改めて印象づけた。昨年来、長年の「親米国」だったペルー、チリ、コロンビアでも左派政権誕生が続き、米国離れが顕著だ。ブリンケン米国務長官は3〜7日、これら3カ国を歴訪し、左派大統領との接近を図る。

米政府高官は3カ国歴訪の狙いについて、ウクライナ侵攻や台湾をめぐるロシアや中国との対立がある中でも、「米国にとって中南米は政策上の優先度が高いことを示すため」とロイター通信に語った。

中国と中南米の関係は2001年以降、経済を軸に深化した。昨年公表された米議会報告書によると、中南米33カ国と中国の貿易額は02年の180億ドル(2兆6075億円)から、19年に3160億ドルへ拡大。外交上の結びつきも強まり、パナマなど台湾と断交して中国と国交を結ぶ国が相次ぎ、中南米で台湾と外交関係を維持する国はウルグアイなど8カ国になった。

×  ×  ×

最近、顕著な米国離れを示したのが、かつて「南米随一の親米国」といわれたコロンビア。ブリンケン氏の最初の訪問先だ。8月に就任した左翼ゲリラ出身のペトロ大統領は、9月の国連総会で、歴代の親米政権が米国と取り組んだ「ウォー・オン・ドラッグ(違法薬物との戦い)」の終結を訴え、米国を批判した。

コロンビアは世界一のコカインの生産地として知られるが、ペトロ氏は、違法薬物問題の責任は最大の消費地「北米の側」にあると強調。「金銭と資本へのあくなき欲」を批判し、資本主義を「是」とする米国への嫌気を隠さなかった。

コロンビアは、パナマ運河がつなぐカリブ海と太平洋の両方に面する中南米の要衝。ブリンケン氏は3〜4日の訪問で、気候変動などペトロ氏が重視する政策分野での合意を足掛かりに接近を図る構えだ。

×  ×  ×

ブリンケン氏が5日訪れるチリでは、中国の製薬大手、科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)の新型コロナワクチン製造工場と研究・開発センターの建設計画が進み、中南米のワクチン供給拠点となることが決まっている。

3月に就任したボリッチ大統領は、米国が6月に主催した米州首脳会議に権威主義国家のベネズエラ、キューバ、ニカラグアの指導者が招待されなかったことに反発し、米政府関係者を怒らせた。ボリッチ氏が米国との自由貿易協定(FTA)について自国優位になるよう見直しを求めるとみられる中、関係の維持・強化がブリンケン氏の課題となる。

ブリンケン氏最後の訪問地はペルー。急進左派カスティジョ大統領にも協力を求め、首都リマで5〜7日に開かれる米州機構(OAS、中南米33カ国と米国、カナダで構成)総会での食料安全保障に関する決議案採択など成果を目指す。

https://www.sankei.com/article/20221003-NTDUJHYSX5PWTM3LEYL5MY74II/

231taro:2022/10/05(水) 05:29:26
チリのアタカマ砂漠に「花畑国立公園」 環境保護と観光活性化目指す

南米チリの北部にあるアタカマ砂漠に、「砂漠の花畑」国立公園が誕生した。この砂漠に花が咲くのは、3―5年に1度しか起こらない自然現象。ボリッチ大統領は10月2日、地域の環境保護と観光の活性化が目的だと説明した。

チリ北部のアタカマ砂漠に「砂漠の花畑」国立公園が誕生。

ボリッチ大統領
「『砂漠の花畑』国立公園の設立は私たちにとって、サステナビリティー(持続可能性)を前進させるための手段だ。
 200種以上の花があり、動物相も保護する必要がある。
 アタカマ地方は観光資源としても非常に大きな可能性を秘めている」

ここは、チリで44番目の国立公園になる予定。
アタカマ砂漠は世界で最も乾燥し、日照時間が最も長い砂漠だ。
この砂漠に花が咲くのは、3―5年に1度しか起こらない、自然現象だという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6da31287bc6cc941b9f8d2c87d34546f0ec865c3

232taro:2022/10/06(木) 04:51:15
ペルーでインカ帝国以前の墓12基発見、パイプライン建設中に

南米ペルーの首都リマで、エネルギー会社の作業員がガスパイプラインを建設していたところ、インカ帝国以前の600―800年前の墓12基を発見した。女神と見られる像など、非常に興味深い副葬品と一緒に埋葬されていたという。

南米ペルーでインカ帝国台頭より昔、数世紀前の墓12基が見つかった。首都リマで、エネルギー会社の作業員がガスパイプラインの建設中に発見した。
ガス会社カリダの文化遺産担当者、セシリア・カマルゴ氏
「約600年前のチャンカイ文化と800年以上前のワウラ文化に関連する、大人と子供の墓を12基ほど発見した。
非常に興味深い副葬品と一緒に埋葬されており、中には粘土や陶器の置物もあった。おそらく、死者に付き添った女神を表しているのだろう」
ペルーでは、インカ帝国台頭前の数世紀、さまざまな文化が繁栄していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/25132fc2b2b31112b9335037ea77d4b9ded959ca

233taro:2022/10/06(木) 04:52:15
中南米、コロナの社会損失対応で社会・インフラ投資促進を=世銀

[ニューヨーク 4日 ロイター] - 世界銀行は4日発表の中南米・カリブ海諸国報告書で、コロナ禍による教育や健康への影響が長期化する恐れがあるとし、適切な社会やインフラ投資を経済成長のけん引役にするよう呼びかけた。

報告書はコロナ禍で教育の機会が長年失われたり、ワクチン接種が進んでいなかったり、食料不安の影響が遅れて現れるといった社会損失が地域の経済回復の妨げになると指摘。エネルギー補助金や効果のない公的支出を減らし、貧困世帯へのエネルギーなどの移転を増やすことで、適切な投資プロジェクトの幾つかに資金が充てられるようになるとした。エネルギー移転などの設計改善により政府支出は約17%節減できると主張した。

税制を簡素化し、課税対象を広げることで、より効率的に税収増が見込めるとも提言。地域の徴税率が比較的低い点を指摘し、税率を下げた上で徴税履行を改善する必要も訴えた。

世銀によると、地域のほとんどでは国内総生産(GDP)がコロナ禍前の2019年水準に回復したが、回復はまだ不十分。ウクライナ情勢の影響やインフレ圧力長期化、先進諸国の利上げも足を引っ張る要因とした。今年の地域の成長率予測は3%とする一方、来年には1.6%に鈍化すると警告した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3a19227b832e2ca43837303d0b3e1f1584de69c0

234taro:2022/10/08(土) 04:38:40
場外の騒動で警察が催涙ガス使用、サッカー場が大混乱に アルゼンチン

【10月7日 AFP】サッカーアルゼンチン1部リーグ、ヒムナシア・ラ・プラタ(Gimnasia y Esgrima La Plata)の本拠地周辺で6日、1人が死亡する騒動が発生した影響でスタジアム内に催涙ガスが流れ込み、逃げようとした観客がピッチになだれ込んだ。地元当局が明らかにした。

 首都ブエノスアイレスから南へ約50キロの都市ラプラタ(La Plata)に本拠地を置くヒムナシアがボカ・ジュニアーズ(Boca Juniors)との一戦に臨んでいた際、スタジアムに押し入ろうとしたファンを制止しようとして、警察がゴム弾と催涙ガスを使用した。

 この混乱がスタジアム内に波及し、驚いた観客が逃げるためにフェンスを破ってピッチに下りる事態となった。

 試合は開始9分で中断。選手やテクニカルスタッフが控室に向かってピッチを去った後、主審は「(警備上の)保証ができないため」中断したと話すと、「フィールドにいたわれわれ全員が影響を受けた」とし、「(スタジアム内に流れ込んだ催涙ガスで)空気は呼吸できないほどになっていた。状況は制御不能だった」とも付け加えた。

 大人に手を引かれたり抱えられたりしていた子どもたちを含め、一部のファンはスタンドからピッチへ一斉に逃れており、明らかに催涙ガスの影響を受けたと思われる人々が座ったり、寝転んだりしている様子も見られた。

 ブエノスアイレス治安当局の責任者は「1人が死亡したことを確認した。死因は心不全」と述べた。ラプラタにある病院の関係者も、スタジアムから搬送される途中で57歳の男性が心不全で死亡したと明らかにした。

 この5日前には、インドネシアで警察が満員のスタジアム内で催涙ガスを使用したことにより人々が殺到し、子ども32人を含む少なくとも131人が死亡する大惨事が起きたばかりだった。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3427734?cx_part=top_topstory&cx_position=5

235taro:2022/10/09(日) 04:30:43
チリ大統領夫人の職務廃止へ 「保守的で階級差別」


南米チリの左派ボリッチ大統領のパートナー、イリナ・カラマノスさんは、ファーストレディーの職務を年内をめどに廃止すると発表した。同国メディアが報じた。男女同権を掲げる人類学者のカラマノスさんは「保守的で、階級差別的な概念から脱するべきだ」などと語っていた。

ボリッチ氏は元学生運動リーダーで、3月に同国史上最年少の36歳で大統領に就任。カラマノスさんは、ファーストレディーとして活動してきた。これまで担っていた財団や文化機関の長としての職務は各省庁が分担するという。

一方でボリッチ氏の補佐は続けるとしており、識者はファーストレディーの儀礼的な役割は残るだろうと指摘した。(共同)

https://www.sankei.com/article/20221008-LBLYLEEUPFNFFDETTD7YOESAMQ/

236taro:2022/10/09(日) 04:35:24
イースター島で山火事 モアイ像「修復不能」


モアイ像で有名な南米チリ領のイースター島で7日までに山火事が発生し、ボリッチ大統領や地元当局者は、多くのモアイ像に「取り返しのつかない被害」が出ていると明らかにした。現地メディアが報じた。

ボリッチ氏は「火災は消し止められたが、世界遺産に取り返しのつかない損害をもたらした」と述べた。同島ラパヌイのペドロ・エドムンズ市長は、島東部のラノララクにあるモアイ像のうち「20%に損害が出ている」と明らかにした。

エドムンズ市長は「炎が石像を石灰化させ、砕ける代わりに熱分解させている」と指摘。「取り返しのつかない、計り知れない被害だ」と危機感を募らせた。
https://www.sankei.com/article/20221008-HF7GHXNS5FJ3LO2LUWMMHIKZ2A/

237taro:2022/10/10(月) 05:01:35
4年に一度の大流行、サッカーW杯ステッカーに南米熱狂
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee12ce8756862e58810c41000f6a14f4822befc6
【AFP=時事】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)の開催を目前に控え、イタリアの出版社パニーニ(Panini)が世界150か国で発売するサッカー選手のステッカーが、南米でかつてない熱狂的な人気を集めている。大枚をはたく人もいれば、まだ暗いうちから店に並ぶ人も。非公式の交換会も盛況だ。

 すべてはサッカー愛に根ざした情熱を満たすため。今大会は、35歳を迎えたアルゼンチンのスター選手リオネル・メッシ(Lionel Messi)にとって最後のW杯になるかもしれず、南米チームの20年ぶり優勝への期待も相まって、ステッカー収集熱が高まっているようだ。

「有り金のほとんどをステッカーにつぎ込んでいる。自分の稼ぎも、借りた分もね」と語るのは、アルゼンチン人のヒルダ・ロサダさん(68)。700枚近いステッカーを集めてアルバムを完成させるため、ブエノスアイレスの販売店に早朝5時から並んだ。完成させるべきアルバムは、自分と孫の2冊分だ。

 アルゼンチンでは何日も前からステッカーが品薄で、不満を募らせる販売店とパニーニとの間を取り持とうと、ついに政府が介入した。ロサダさんが並んでいたのは「今、ステッカーを買える数少ない店の一つ」。開店を待つコレクターが長い列をつくった。

 家族は苦言を呈するが、ロサダさんはどこ吹く風。ひたすら収集を楽しんでいる。「幼い少女」だった頃から4年ごとにサッカーカードを集めてきた。

 ただ、インフレが年率56%まで急進する中でのステッカー収集は容易ではない。1パック当たりの価格は2018年ロシア大会以降、値上がりを続けている。

 もっとも、販売店を営むレイラ・エドゥルさんは「アルゼンチンはだいたい経済危機だ」と肩をすくめる。「でも、ステッカーがあれば、どこからともなくお金が湧いてくる」

■交換会は大盛り上がり
 ブエノスアイレス市内のリバダビア(Rivadavia)公園では、交換会が開かれていた。

238taro:2022/10/10(月) 05:02:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee12ce8756862e58810c41000f6a14f4822befc6?page=2

「お父さんに3パック買ってもらったんだ」と、ティシアノ君(14)は目を輝かせて興奮気味。「『アルゼンチン19』(と書かれたステッカー)を見つけて、メッシだと気付いた時はすごくうれしかった。みんなに見せて回ってからアルバムに貼った」

 台の上に山ほどステッカーを積み上げて販売や交換に応じていたマウリシオ・バレンシアさんは、コロンビアでも交換会に参加したことがある。だが、「ここは他と違う」と話す。「熱気がものすごい。毎週末、人でいっぱいだ」

 パニーニのラウル・バジェシージョ(Raul Vallecillo)氏によれば、南米での売り上げは同社の期待以上。例えば、チリ代表はカタールW杯の出場権を得られなかったが、パニーニが4か月分と見込んでいたステッカーの在庫は1か月で完売した。やはり予選で敗退したベネズエラ、コロンビア、ペルーでも、同様の傾向があるという。

 メッシやポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)らベテランスター選手の出場が今大会きりとなる可能性が高いこと、アルゼンチンかブラジルが20年間に及ぶ欧州チームの覇権を今年こそ打ち破ってくれるのではないかとの期待から、ファンの収集熱が沸騰しているとみられる。

■路上で転売も
 ブラジル・サンパウロ(Sao Paulo)では、サッカー博物館の前にコレクターが集まっていた。レアンドロ・フォンセカさん(40)は、ブラジル代表のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)の特別版ステッカーを探している。インターネット上では数百ドルで取引されているレア物だ。

 アルバム20冊の完成を目標に、W杯のたびにステッカーを集めてきた。これまでに7冊完成させ、費やした総額は1800ドル(約26万円)に上る。

 南米では、ステッカーの転売も盛んだ。ウルグアイの首都モンテビデオでは、子どもたちがお目当てのステッカーの番号リストを手に、にぎやかな通りへやって来る。

239taro:2022/10/10(月) 05:02:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee12ce8756862e58810c41000f6a14f4822befc6?page=3

 メッシやネイマール、地元で人気のルイス・スアレス(Luis Suarez)といったスター選手のステッカーは、100ペソ(約350円)程度。南米出身の有名選手は20〜50ペソ(70〜170円)、フランス代表のキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)は50ペソで取引されている。

 ギジェルモ・オルシレさんは、息子サルバドール君(7)のアルバムづくりを手伝っている。「トレード(交換)のみ」でステッカーを集めるのが2人の間の決め事だ。

「トレーディングの仕組みを理解してもらうことが大切。そうすることで、アルバムが特別なものになる」とオルシレさんは説明した。「ただ買うだけだと、心が失われてしまうから」 【翻訳編集】 AFPBB News

240taro:2022/10/11(火) 04:54:22
ベネズエラ地滑り22人死亡 豪雨災害、50人以上不明

南米ベネズエラからの報道によると、8日夜に豪雨に見舞われた北部アラグア州で大規模な地滑りが発生し、少なくとも22人が死亡、50人以上が行方不明となった。政府高官が9日、明らかにした。政府は現地に救助要員を派遣し、行方不明者の捜索に当たっている。

現場は首都カラカスの南西数十キロに位置する同州テヘリアス。一帯では家屋や店舗が押し流され、広い範囲で停電も起きているほか、飲料水用のポンプも流されるなど大きな被害が出ている。

ベネズエラは最近、激しい雨に見舞われ、洪水や地滑りなどの被害が各地で相次いでいる。(共同)

https://www.sankei.com/article/20221010-XYPWZDRCRZO7LIL42OFIJYM3ZE/

241taro:2022/10/11(火) 04:56:37
地滑りで22人死亡、50人以上行方不明 ベネズエラ

(CNN) 南米ベネズエラ中北部のアラグア州で9日、地滑りが発生し、当局によると少なくとも22人が死亡、50人以上が行方不明になっている。

地滑りはアラグア州サントスミチェレナ市で発生した。同国のロドリゲス副大統領によると、同地では何日も降り続いた大雨のため、ラステヘリアス川が5カ所で氾濫(はんらん)していた。

マドゥロ大統領は9日、「最大限の配備」で非常事態に対応するよう内務省や治安機関に指示したとツイートした。

防災当局によると、現場には国家リスク管理当局や警察などから1000人以上が出動し、捜索救助活動を続けている。

大統領はまた、被災者に寄り添い、国家として9日から3日間、喪に服すと宣言した。

https://www.cnn.co.jp/world/35194374.html

242taro:2022/10/12(水) 05:04:46
イースター島で山火事 「モアイ像」黒焦げに…“日本人”に救い求め 修復に向け助言

南米チリにある世界遺産「イースター島」で山火事が発生し、モアイ像に深刻な被害が出ている。地元当局が「修復はできない」と明らかにするなか、救いを求めたのは、かつてイースター島のモアイを救った日本人だった。

■山火事で…モアイ像「黒焦げ」「石灰化」

 南太平洋に浮かぶ絶海の孤島、南米・チリのイースター島。この島と言えば、モアイ像だ。

 そのモアイ像に思わぬ事態が発生した。

 イースター島で山火事が起き、地元メディアによると、7日までに100ヘクタール以上が燃えたという。

 身動きの取れないモアイ像もこの火に包まれ、黒く焦げてしまったものや、白く「石灰化」したモアイ像もあった。

 チリ・イースター島 エドムンズ市長:「被害は計り知れません。解決策があるのか、どうか分かりません」

 予想以上の被害に、市長も困惑の様子だ。

 地元当局は、山火事による熱でモアイ像にヒビが入ったとしたうえで、修復ができないと明らかにした。

■“日本人”が助言「無駄なことしないで」

 そこで市長は、一縷(いちる)の望みをかけて、ある人物に救いを求めた。

 それが、数々の石造文化財の修復を担当してきた日本人・左野勝司さん(79)だ。

 左野さん:「(Q.(モアイ像は)修復できるものですか?)できますよ!」

 左野さんは、取材に力強く答えた。

 宮崎県にあるモアイ像を製作した人物で、1992年のチリのモアイ復元プロジェクトに参加し、3年がかりで15体のモアイ像を完全修復した。

 左野さん:「たまたま、それ(ニュース)を見たんですよね。僕らが修復をしている時の知事、ハコボ前知事から連絡を受けた」

 ハコボ前知事によると、今回の火災は観光客を受け入れるため、モアイ像周辺の草をいつものやり方で野焼きしたという。

 ところが、コロナ禍でいつも以上に草が伸びていたため、燃え広がってしまったのだという。

 左野さん:「少々の火が当たっても、僕はそんなに大きな支障はないんじゃないかと。ただ、焦げたようなところをたたいて取ろうとか、こすって取ろうとかすると問題がある。ですから、僕の指示しているのは、『無駄なことはしないほうがいい。黒い所を落とそうとか削ろうとか、そういうのを一切しない方がいい』と、今は指示してある」

 現時点で左野さんのもとには、正式な依頼は来ていないが、2週間ほど調査した結果、必要とあれば要請が来るという。

 左野さん:「それはまた修復可能なので、それはそれで考えましょう」

■修復に“世界遺産”ネック?…制約かかり

 被害を受けたモアイ像の修復は「可能だ」と自信を見せる左野さんだが、非常に丁寧な作業が求められるという。

 「モアイ像は、凝灰岩という岩の中でも、もろくて、壊れやすいもので造られている。さらに、作られて1000年経過していて、材質は限界を迎えているので、修復作業もきめ細かく行わないと、さらに被害が大きくなる懸念がある」という。

 また左野さんは、世界遺産であるがゆえの作業の遅れを心配している。

 「世界遺産となったことで、修復を行うにしても、様々な計画書をユネスコに送って許可をもらわなければならず、ものすごく制約がかかるようになった」という。

 「モアイ像の修復に遅れが出ることで、観光客数がなかなか増えてこないのでは」と心配している。

(「大下容子ワイド!スクランブル」2022年10月10日放送分より)

https://news.yahoo.co.jp/articles/b9c36d2c92dafe45e1d2b626974553872850ff43

243taro:2022/10/12(水) 05:07:07
ペルーの海岸に投棄ワクチン 環境保護団体が数千本回収

リマ、ペルー、10月11日(AP)― ペルーの首都リマのオケンド海岸で地元の環境保護団体が行っている清掃活動で、おびただしい数のインフルエンザワクチンが回収されているという。
 環境保護団体「Vida」は10月5日、太平洋に面したオケンド海岸で清掃活動を開始したが、大量のワクチンが海岸に散乱していることが10月10日、ソーシャルメディアへの投稿で明らかになった。
 同団体によると、ロンドンに本社を置く世界有数規模のグローバル製薬企業、グラクソ・スミスクライン社製のワクチンが数千本回収されたという。
 ペルー保健省は声明で、保健当局が同社からワクチンを調達したことはないと否定。
 同団体は20年前から、この海岸を清掃しており、注射器や採血管などの医療廃棄物が大量に投棄されているという。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/92ed7c18e70aebc1ccf1f2382b2f843605e140fa

244taro:2022/10/12(水) 05:14:24
南米ベネズエラ 首都カラカス近郊で大雨による洪水 34人死亡、60人行方不明

南米ベネズエラの首都カラカス近郊で大雨による洪水が起き、これまでに34人が死亡、60人が行方不明となっています。

現地メディアによりますと、ベネズエラの首都カラカス近郊のアラグア州ラステヘリアスで、8日から降り続いた大雨により、洪水のほか、大規模な土砂崩れが起きました。

ベネズエラの副大統領は10日、この土砂崩れなどでこれまでに34人が死亡、60人の行方がわかっていないことを明らかにしていて、行方不明者の捜索が続いています。また、大量の土砂が流れ込んだ影響などで317の建物が倒壊するなど、今も1万世帯以上で断水が続いているということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bee8be88d2e1dff44e0e469b9f85a289c95eae20

245taro:2022/10/13(木) 04:47:04
土砂災害の死者39人に、依然50人超が不明 ベネズエラ

(CNN) 南米ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は11日、同国北中部のアラグア州で9日に発生した土砂災害で、少なくとも39人が死亡、50人以上が行方不明になっていることを明らかにした。

大統領は国営放送を通じて発表したビデオ声明の中で、「死亡した犠牲者はほぼ100人に近付いている」と述べた。アラグア州サントスミチェレナ市で豪雨による大規模な土砂災害が発生してから数日が過ぎ、行方不明者の生存は危ぶまれる状態になっている。

デルシー・ロドリゲス副大統領は10日、大雨のために5カ所で河川が氾濫(はんらん)したと述べ、捜索活動は続いていると説明していた。

災害対策当局によると、捜索救助活動には警察などから1000人以上が加わっている。

大統領は被災者支援のための緊急拠出を発表した。

通信省によると、土砂崩れによって少なくとも1300世帯が被災した。ロドリゲス副大統領によれば、住宅は計317棟が破壊され、757棟に被害が出ている。1万世帯以上は断水に見舞われているという。

ベネズエラは犠牲者をしのび、9日から3日間の服喪に入った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8fbf5eb16098a1099be3af643f859ad685aad7bb

246taro:2022/10/15(土) 05:12:13
深刻なベネズエラ難民危機 米最大2万4000人を受け入れ

ネコクリ、コロンビア、10月14日(AP)― 世界有数の産油国であるベネズエラでは、政情不安と社会経済の混乱、食糧難や人道危機などから700万人以上が難民となっている*。
 米国とメキシコは10月12日、ベネズエラ人移民向けの新たな方針を発表した。それによると、空路で米国を目指す場合、人道的観点から米国は最大2万4000人の移民を受け入れ、メキシコは陸路で米国に不法入国したベネズエラ人を引き取ることで合意した。
 最大2万4000人といえば、昨年1年にパナマに入国したベネズエラ人10万7000人の2割強にしかならない。
 コロンビアから陸路パナマに向かうには、北アメリカ大陸と南アメリカ大陸をつなぐダリエン地峡を越えなければならない。このジャングルで多くの移民は、疫病などの自然の脅威に加えて、強盗、人身売買、性的虐待などの暴力にさらされる。
 生きて地峡を越えても、パナマから米国の国境までは、中央アメリカを縦断しなければならない。
 コロンビアのネコクリのキャンプで待機していたベネズエラ人は、米国へ向かう別の方法を模索するか、米国行きを諦めるしかないという。
 ベネズエラは8月、グアテマラとホンジュラスを抜いて、メキシコに次いで米国への移民を目指す2番めの国となった。
 徒歩や泳いで米国国境を越えたベネズエラ人は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐという理由で、米国法や国際法に基づく亡命を求める権利を停止する「パンデミックルール」に基づき、直ちにメキシコに戻される。
 バイデン政権が発表したベネズエラ人に対する移民方針は、ロシアの侵略を逃れたウクライナ人に対して取ったアプローチと同じで、米国にスポンサーを持ち、スクリーニングと検査を受け、完全なワクチン接種を受ける必要がある。

*国連移民機関と国連難民高等弁務官事務所による。
(日本語翻訳・編集 アフロ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/f0993e40edd8e156d5e26135105d341862f2f5d9

247taro:2022/10/16(日) 05:22:52
アングル:ハイパーインフレのアルゼンチン、ごみ物色や物々交換も

[ブエノスアイレス 13日 ロイター] - 南米アルゼンチンは猛烈なインフレに見舞われている。暮らし向きが苦しくなった市民は、再利用できるものを探してごみの山をあさったり、物々交換会に参加するするなど、日々の生活を続けるのに必死だ。

今年の消費者物価指数(CPI)の年間上昇率は100%を突破し、1990年前後のハイパーインフレ期以来となる高い伸びになる見通し。ロシアのウクライナ侵攻で悪化したインフレを抑え込む取り組みは世界中で繰り広げられているが、アルゼンチンの物価高騰は突出している。

「もう収入が足りない」と嘆くセルギオ・オマルさん(41)は、首都・ブエノスアイレス郊外ルハンにあるごみ処理場で1日12時間ごみの山をあさる。段ボールやプラスチック、金属などを探し、売っている。

食品価格がこの数カ月間で急騰し、5人のこどもを抱えるオマルさんは家族を養うのが難しくなった。生活が行き詰まり、ごみ処理場で売れるものを探す人は増えているという。

「状況が危機的になり、ここに来る人は2倍になった」とオマルさん。リサイクル可能な廃棄物を売れば、1日に2000-6000ペソ(13─40ドル)を稼ぐことができる。

ロイターの記者は、ごみ処理場でまだ使える衣類どころか食料すら探し回っている男女の姿を目撃した。ごみの山では腐敗した廃棄物から出るガスが突然発火したり、ネズミや野犬、腐肉をついばむ鳥が群れている光景が広がっていた。

アルゼンチンは1世紀前には世界で最も豊かな国の1つだった。しかし、近年は繰り返し経済危機に見舞われ、インフレを抑え続けるのが困難になっている。

紙幣の増刷と企業による値上げの悪循環という従来の問題に、肥料と天然ガスの輸入コスト上昇が追い打ちをかけ、足元の物価上昇ペースは1990年代以降で最も速い。

ロイターのアナリスト調査によると、9月のインフレ率は前月比6.7%と予想され、中央銀行は政策金利を75%に引き上げ、その後も引き締めを続ける可能性がある。

今年上半期の貧困率は36%を突破。極貧層は全人口の8.8%、約260万人に上っている。政府の支援計画がこれ以上の悪化を防いではいるが、国家予算が限られているにもかかわらず、福祉予算の拡大を求める声も出ている。

アルゼンチンがひどい経済危機のさなかにあった2001年にサンドラ・コントレラスさんが立ち上げた「ルハン物々交換クラブ」は最近、再び活動が盛り上がっている。物価高についていけない人々が、古着を小麦粉やパスタと交換しようとやって来る。

「給料が足りず、状況が毎日のように悪化しているから、みんなものすごく必死になっている」とコントレラスさん。「お金がなくて、でも家に何か持って帰らなければいけないから、物々交換するしかない」と説明する。

小さなリサイクルセンターで働くパブロ・ロペスさん(26)には物価高騰の傷跡がくっきりと見える。「今回のインフレは常軌を逸している。作業している人たちを見ると、インフレが私たちみんなに襲い掛かっていることが分かる」という。

https://jp.reuters.com/article/argentina-inflation-poverty-idJPKBN2R90BC

248taro:2022/10/16(日) 05:27:10
イグアスの滝、豪雨で水量10倍に

【10月14日 AFP】アルゼンチンとブラジルの国境にある世界遺産のイグアスの滝(Iguazu Falls)で、豪雨の影響で水量が通常の10倍に増加した。当局は安全のため、観光客向けの主要遊歩道を閉鎖した。

 イグアス国立公園(Iguazu National Park)の職員がAFPに語ったところによると、滝の流量は通常、毎秒150万リットルだが、12日夜には同1450万リットルに到達。水位の上昇により、絶景スポットとして知られる遊歩道「悪魔の喉笛(Devil's Throat)」が一部水没し、閉鎖された。これほどの増水は10月としては「異例」だという。

 アルゼンチン側の遊歩道も11日に閉鎖された。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3428816

249taro:2022/10/18(火) 06:02:42
命がけのダリエン地峡越え 米国を目指すベネズエラ難民

ダリエン地峡、コロンビア、10月17日 (AP)― バイデン米政権のベネズエラ難民に対する亡命制限拡大にもかかわらず、米国を目指す数千人のベネズエラ難民が10月15日、北米大陸と南米大陸をつなぐ危険なダリエン地峡に足を踏み入れた。
 バイデン政権は先に、人道的見地から2万4000人のベネズエラ難民に亡命許可を与えると発表した。2万4000人といえば、昨年1年間にパナマに入国したベネズエラ難民10万7000人を超えるベネズエラ難民の2割強でしかない。
 また、亡命許可をもらえるのは、あくまでも空路米国入りするベネズエラ難民で、徒歩でメキシコとの国境を越えようとする大多数は、無条件に追い返される。
 それにもかかわらず、寝袋と水を携えた数千人規模の難民が、幼い子供の手を引いてジャングルのをぬかるみ越え、無数の川を渡り、地峡の反対側のパナマを目指す。
 開発の手が入っていない沼地や熱帯雨林が残る地峡で難民は、疫病などの自然の脅威に加えて、強盗、人身売買、性的虐待などの暴力にさらされる。
 運よく地峡を越えても、パナマから米国の国境までは、中央アメリカ諸国とメキシコを縦断しなければならない。難民の8割はベネズエラ人だが、残りの2割はエクアドル人などで、アフリカのカメルーンからの難民もいる。
 ベネズエラは世界有数の産油国だが、政情不安と社会経済の混乱、食糧難や人道危機などから、国連移民機関と国連難民高等弁務官事務所によると、700万人以上が難民になっているという。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/d281e73e58fa2ad8ff11188d726a9790edc61f46

250taro:2022/10/18(火) 06:10:31
焦点:命がけのジャングル踏破、アメリカンドリーム目指す移民

https://news.yahoo.co.jp/articles/45747a3916ce434d721bda5eb48e1410e846ea71

[カプルガナ(コロンビア) 11日 トムソン・ロイター財団] - コロンビア領内に広がる熱帯雨林は無法地帯だ。その中を、アンゴラ出身で妊娠5カ月の移民女性が重いリュックサックを背負って進んでいく。ジャングルの荷物運搬人からは「20ドル(約3000円)で荷物を担ぐよ」と声が掛かるが、2度断った。

「この先はもっとキツい。山も増える」。隣接するパナマに続く原生林を抜ける60マイル(約96キロ)の行程が始まる場所で、ガッシリした体格の地元男性は彼女に警告する。それでも彼女は首を振り、ぬかるんだ険しい道を重い足取りで進んでいく。

前後には、何十人もの男性、女性、そして子どもたちの列が不規則に連なり、コロンビアとパナマの国境地帯にある「ダリエン地峡」へと続く道をたどっていく。道もないジャングルを抜けていく危険なルートだが、米国を目指すと決めた記録的な数の移民に利用されている。

乳幼児を連れている人もいる。蛇から身を守るために山刀を携帯する人もいるが、多くは、何日も続く行程にしては心もとない装備だ。国際移住機関によれば、昨年は少なくとも51人の移民が死亡または行方不明になったという。

グループの中には、ネパール出身の農家に生まれた2人の兄弟がいる。両親はわずかな農地を担保にして6000ドルの資金を借り、仕事を探しに行く兄弟の旅費に充てた。

何年も続く政治・経済の混乱から逃れる極貧のベネズエラ出身者もいる。コンゴの元ボクシングチャンピオンもいれば、カメルーンでの紛争やアフガニスタンでのタリバーン復権を嫌って車で故郷を脱出した若者たちもいる。

パナマ当局は、昨年ダリエン地峡を越えたのは過去最高の13万3000人、そのうち2万9000人は子どもだったと発表している。

国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチによれば、今年8月だけでも過去最高の3万2000人がダリエン地峡を渡った。前年同月比で40倍に相当する。

テントと缶詰の詰まったバッグを担ぎ、汗だくになっているアブドゥさん(24)は、ガーナ出身で農業を学んでいる。ブラジルで数年間を過ごしたが、米国に向かう決意を固めた。

「今よりも良い場所、より良い生活を求めている。容易な道ではないと言われたけれど」とアブドゥさん。

251taro:2022/10/18(火) 06:10:46
<体力勝負>

アフリカやアジアからの移民の多くは、まずエクアドルやブラジルに飛ぶ。ビザの制限が緩いため、南北アメリカ大陸に入りやすいからだ。そこから、進路を北にとる。

今年ダリエン地峡を越えた人数を国別に見ると、キューバ、ハイチを抜いてベネズエラが首位となった。中南米のいくつかの国で新たなビザ規制が導入され、メキシコおよび中米諸国に空路で入国することが難しくなったからだ。2014年以来、母国を脱出したベネズエラ人は約600万人を数える。

中南米諸国でインフレが進行し失業率が上昇する一方、バイデン米大統領がベネズエラ出身者に対する「一時保護資格(TPS)」発給や亡命認定を増やすという期待もあることから、多くのベネズエラ人が米国への移動を再開している。

パスポートもなしに、聖書に隠した90ドルを頼りに移動していたウィルバーさん(19)がベネズエラを離れたのは15歳のときだった。それ以来、コロンビアの建設現場で働いてきた。

旅費をまかなうため、ウィルバーさんは、ダリエン地峡への玄関口、コロンビアの海岸沿いの街ネコクリでキャンプ生活を送った。数週間にわたって野宿を続けて宿泊費を浮かしつつ、数日間、プラスチックや段ボールのリサイクル作業に携わって30ドルを稼いだ。

「米国の方がチャンスに恵まれている。目標は、ベネズエラに残った母と妹のために家を買ってやることだ」とウィルバーさん。森林地帯の湿気や頻繁な降雨に備えて、小さなバックパックはポリ袋で覆われている。

多くの移民と同様に、ウィルバーさんもTikTok(ティックトック)で、行程の危険さを伝える動画を観ている。そこには、疲れ果ててぬかるみの中に横たわる移民や、ワニの住む川の激流にのまれそうになる子どもの姿が映っていた。

比較的若く元気な者にとっても、ダリエン地峡越えは体力勝負になる。

歩き始めて1時間も経たないうちに、多くの荷物と6リットルの水のボトルの重みで脚は動かなくなり、頻繁な休憩が必要になる。

もっと身軽にならなければ――衣類や靴、緊急に必要でない荷物は後に残され、森の中に散乱している。

252taro:2022/10/18(火) 06:11:02
<栄える移民相手のビジネス>

ネコクリや近隣の観光都市カプルガナでは、毎日通過する何百人もの移民のためにコロンビアの通貨ペソを米ドルに両替するビジネスがにぎわっている。

ネコクリでは、移民相手のビジネスが観光に代わって地元経済をけん引する主役になった。

ホステルを経営するヘルマン・フリオさんは、「かつては観光シーズンの到来を待たなければならなかった。最近は年間を通じて移民が来るから、その必要もない。今後も移民が途絶えることはないだろう」と言う。

ネコクリで政府系人権機関であるオンブズマン局を率いるウィルフレド・メンコ氏は、今年は1日平均約750人の移民がネコクリを通過していると話す。

ジャングル内のガイドや荷物運搬、ボート運航会社、ホステルやレストラン、薬局のオーナー、屋台や両替商はどこも繁盛しており、取引は多くの場合ドル建てで行われている。

ネコクリのビーチに面した遊歩道沿いで、山刀やテント、ゴム靴その他ジャングル向けの用品を販売する店を営むグラシエラ・レオンさん(63)は、「以前は主婦で、仕事はしていなかった」と語る。

移民が通るルートでは数百万ドル規模のビジネスが生まれており、コロンビア最大・最強の悪名高い麻薬カルテル「ガルフ・クラン」にとって、ますます魅力的な副業になりつつある、と地元住民は話している。ただしほとんどの人は、詳細については言葉を濁す。

カルテルはダリエン地峡に足を踏み入れる人間を把握しており、移民相手のものを含め、ほとんどの地元企業の収益の一部を懐に収めている。

メンコ氏は「非合法組織に流れる部分もある」と語る。

報復を恐れて氏名を明かさないことを条件に取材に応じた複数の人々によれば、カルテルは、地元では「バクナ」(ワクチンの意)と呼ばれる「みかじめ料」を20%取り立てているという。

匿名を希望している援助関係者は、「カルテルの許可がなければ、木の葉1枚も動かせない」と話す。

この地域では国家当局の存在感はほとんどなく、移民がダリエン地峡を目指して通過することを黙認しがちだ。

253taro:2022/10/18(火) 06:11:17
<苛烈な暴力>

移民たちはネコクリからウラバ湾を横断するため、救命ジャケットを装着して整然と列を作り、観光客が使うものと同じ快適な遊覧船に乗り込もうとしている。カプルガナまでの所要時間は2時間、料金は40ドル。そこからジャングル踏破が始まる。

カプルガナで、移民たちは1人約160ドルを払い、組織化された「ガイド」チームにジャングル内を案内してもらう。「ガイド」とは、地元の密出入国請負業者の自称である。

ジャングル踏破が始まるカプルガナでは、選挙で選ばれた地元の指導者、カルロス・アルベルト・バレステロス氏が30人のガイドを統括する。ガイド1人につき約25人の移民グループを案内する。

バレステロス氏は、ダリエン越えの過程で、移民たちを虐待したり見捨てたりすることはなく、危害を加えることもないと懸命に強調する。

「移民の世話をしているのであって、人身売買の類いではないことを理解していただきたい」と同氏は言う。

だが国連や援助団体は、ダリエン越えの際に、多くの移民が武装した窃盗団による苛烈な暴力に見舞われていると警告している。

パナマ国内で2カ所の移民受け入れセンターを運営する医療慈善団体の「国境なき医師団(MSF)」によれば、2021年4月から2022年6月までに受け入れた患者の81%が、ダリエン越えの過程で何らかの暴力を目撃したか、自らその被害に遭ったという。

MSFの人道問題担当部門を率いるマリソル・キセノ氏によれば、同じ時期、MSFでは性暴力に関連した456件に対応した。10─15人の男性による集団レイプもあったという。

キセノ氏は「移民たちの話では、ダリエン越えの途中で殺害される例もあるという。所持金を盗まれるばかりか、食料や医薬品、ブーツまで奪われる」と話す。

夕闇が近づく中、ルート上の最初のキャンプ地では、疲れ切った数十人の移民たちがテントを張り、調理のためにキャンプ用コンロに点火する。子どもたちは近くの川で水しぶきを上げ、手足についた泥を洗う人たちもいる。

4人の子どもを連れ、夫と共に旅を続けるマキュリさんは、「なぜ子ども連れでこんな旅を、と聞かれる。でも、子どもたちをベネズエラに残していくほうがつらい」と語る。

ジャングルという壁を越えても、移民たちの前にはさらに約2500マイル(約4000キロ)の長旅が待ち構えており、中米地域の5つの国境を越えなければならない。そして最後に、これまでで最も厳しい関門が立ちはだかる。米国とメキシコを隔てる国境だ。

川岸で休憩を取るマキュリさんは、「神様の思し召しのままだ。主が私たちを導いてくれる」と話す。

(Anastasia Moloney記者、翻訳:エァクレーレン)




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