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中米・カリブニュース 7
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メキシコ学生失踪事件への抗議、デモ隊と警察が衝突
【メキシコ市】メキシコ市で20日、学生43人が行方不明になっている事件に抗議する大規模デモが発生、空港への接近を防ぐために集まった機動隊と衝突した。
テレビの映像には、若者が投げつけた火炎瓶で警察車両2台に火がつく場面や、金属チューブから小型ロケット弾が発射されるところが映し出された。警察は15人を拘束した一方、ロケット弾で2人の警官が負傷したという。
メキシコでは2006年以来、薬物関連の衝突で推定10万人が死亡したとされる。今回の事件は国民をいらだたせているだけでなく国外でも共感を呼んでおり、20日にはニューデリーからブエノスアイレスまで、世界各地でメキシコのデモ隊への支援を表明するデモが行われた。
当局者らによると、行方不明になっている43人は教員養成大学に通う男子学生で、9月にイグアラ市で地元警察に拘束された。連邦政府の捜査官らによると、学生はその後、麻薬カルテルに引き渡された。麻薬カルテルが殺害し、遺体を焼却し、遺体の一部は川に捨てたという。捜査は今も続いている。
この問題はニエト大統領にとって大きな課題だ。政府は19日、メキシコ市中心部での革命記念パレードを急きょキャンセルした。大統領は20日の軍事セレモニーで行方不明の学生に言及し、「メキシコは傷ついている」と述べ、「痛みを和らげるには、平和と正義を通じた方法しかない」と平和を呼びかけた。
国民の大半は政府が学生殺害に直接関与したとは考えていない。だが、現政権は、発足後2年間の治安対策が甘かったとして批判を浴びている。
http://jp.wsj.com/news/articles/SB12711975506514794531604580289882441970648
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