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バックパッカーのための国内・国際ニュース 3

1000taro:2013/04/23(火) 04:21:23
HISの過失認めず トルコバス事故訴訟 海外旅行で被害、補償に高いハードル
2013.4.23 00:43 (1/2ページ)

 トルコ中部コンヤで平成18年、バスが横転し日本人観光客24人が死傷した事故で、負傷した40代の女性がツアーを企画した旅行代理店「エイチ・アイ・エス」(HIS)に約1700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、東京地裁であった。花村良一裁判長は「安全確保義務に違反したとは認められない」として、請求を棄却した。

 花村裁判長は「事故は運転手の不適切な運転で発生し、HISが直接の賠償責任を負わない」と判断。旅行行程の設定やバス会社の選定についても過失を認めなかった。

 事故は18年10月に発生。1人が死亡、23人が重軽傷を負った。原告女性ら8人が21年にHISの賠償を求め提訴し、女性以外の7人は和解が成立している。

 HISは「これまでに引き続き誠意を持って対処していく」としている。

      ◇

 エジプト南部の観光地、ルクソールで19人が死亡した2月の気球墜落など、海外ツアー旅行で日本人が巻き込まれる事故は後を絶たない。旅行会社への賠償請求を棄却した地裁判決は、被害者の補償に高いハードルが存在する現状を浮き彫りにした。



 原告の40代女性はバス事故で、左足の指3本を切断するなどの重傷を負った。「何の過失もなく重度の障害が残ったのに、十分な補償がなされないのは納得できない」として約4年に及ぶ訴訟を続けてきた。

 しかし、判決は現地の事業者が起こした事故について「手配代行者の関与しない損害に対する賠償責任は負わない」とした契約約款の規定に言及。旅行会社の責任を限定的に捉え、(1)事故時の旅行行程は他ツアーでも一般的(2)十分な実績のあるバス会社を選定していた−などして請求を退けた。

 賠償は現地の当事者に求めざるを得ないのが実情だが、旅行自体も代理店の仲介を要した被害者が、賠償交渉を直接行うのは極めて困難だ。女性は和解交渉の折り合わなかったHIS側の協力を得られず、訴訟と別にトルコの弁護士に依頼しバス会社側と直接交渉。「個人では費用もかかり、限界があった」と振り返る。

 海外旅行トラブルに詳しい坂井崇徳弁護士は「旅行会社側は法的責任がないといって対応を怠るのではなく、旅行前の情報提供や事故後の交渉について、より一層誠意ある姿勢を示すべきだ」と話している。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130423/trl13042300450000-n1.htm




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