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機動戦士ガンダム0.5

16きんけ:2008/12/03(水) 20:24:28

機動戦士ドーナツ0.5
4話 ドーナツ

ドーナツが支配する世界。
そこはドーナツが人々を従えて社会が成り立っていた。
くるくるとドーナツが人類の頭上を飛び交い、通称「天の声」が、どこからともなく声が聞こえる―――

「エンディア大尉ですよね?」
イチノセ少尉がなぜだか不安そうに私に声をかけている。
肩を揺らされ、垂れていた頭がふと起き上がり、眠気が吹き飛んだ。
「あぁ…私だ。ミーティング中に寝てしまい、すまない」
「無理もない。ここ数日は激務が続いていた」
イチノセ少尉が声を発するよりも先、艦長が言った。
周りを見渡してみると、ミーティングに参加している者の視線が全て私に向けられている。
「…本当にすまない」
ややうつむきながら、エンディアが再度謝罪した。


機動戦士ガンダム0.5
4話 天秤


プレイオスによる宣戦布告から数日後。
世界の反応は早い。
地球連邦政府はククルス宙域における横暴を認めると、以後ククルスへの停泊をしないことを発表。
それと同時にプレイオスの奇襲に怒りを示すと彼らに徹底抗戦の意思を示す。
サイド4ではククルス宣戦布告に合わせてクーデターが勃発。
もともと反連邦意識の根強かったサイド4からは連邦軍は追い出され、反連邦組織の拠点として使われることとなる。

月にほど近いサイド4を一日の内に失った連邦は、スペースラインの防衛強化やサイド4の監視部隊の設立など、とにかく忙しかった。
特にサイド4に次いで月との距離が近いサイド6では新たなスペースラインの敷き直しに手を焼いていた。


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