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色界

6和井 恵:2013/06/23(日) 21:12:00 ID:GE8fIX9k

> 驚きました。。四無量心が色界の瞑想だったのですね・・

そうですね、どの世界と対応しているのかと言えば、色界になります。



> 記憶違いで無いのであれば、この色界の第四天界が不還なのでしょうか?・・・

その通り。
色究竟天を最上位とする「五浄居天」が、第四天界の上位に位置するのですが、
この「五浄居天」に、不還果を得た人たちが転生するとされています。

ちなみに、「慈」は「怒り」を滅し、「悲」は害心を滅し、
「喜」は不満を滅し、「捨」は「欲貪」を滅する働きをするのです。


> では、欲界や色界自体の詳細な説明は、教典には出てはいないのですね。。

あちこちに散見される…という感じです。
釈尊は、世界の仕組みなどを詳しく説明したりはしません。
何故ならば、そのような説明は、解脱・悟りの役に立つわけではないからです。

例えば、中部経典第1経「根本法門経」などでは、


  彼は、地 を 地 と思い……

  彼は、水 を 水 と思い……

  彼は、火 を 火 と思い……

  彼は、風 を 風 と思い……

  彼は、生けるもの〈有情〉 を 生けるもの と思い……

  彼は、天〈六欲天の神々〉 を 天 と思い……

  彼は、生けるものの主〈他化自在天に住む魔・マーラ〉 を 生けるものの主 と思い……

  彼は、梵天 を 梵天〈色界の第一禅天〉 と思い……

  彼は、アーバッサラ〈光音天・色界の第二禅天〉 を アーバッサラ と思い……
  
  彼は、スバキンハ〈遍浄天・色界の第三禅天〉 を スバキンハ と思い……

  彼は、ヴェーハッパラ〈広果天・色界の第四禅天〉 を ヴェーハッパラ と思い……

  彼は、征服者〈無想有情〉 を 征服者 と思い……

  彼は、空無辺処 を 空無辺処 と思い……
 
  彼は、識無辺処 を 識無辺処 と思い……

  彼は、無所有処 を 無所有処 と思い……

  彼は、非想非非想処 を 非想非非想処 と思い……


── というような風に、さり気なく説明がされていますし、
長部経典第1経「梵網経」の中でも、「部分的常住論」の中で、梵天や光音天、
キッダーパドーシカ(遊びで汚れる者=楽変化天・他化自在天)などに言及しています。

また、中部経典第120経「行生経」では、転生先についての記述があり、

 資産家大富豪の仲間 → 四天王天 → 三十三天 → 夜摩天 → 兜率天 → 楽変化天 →他化自在天

 → 一千梵天 → 二千梵天 → 三千梵天 → 四千梵天 → 五千梵天 → 十千梵天 → 百千梵天

 → 光天 → 少光天 → 無量光天 → 光音天 → 少浄天 → 無量浄天 → 遍浄天 → 広果天 → 無煩天

 → 無熱天 → 善現天 → 善見天 → 色究竟天 → 空無辺処天 → 識無辺処天 → 無所有処天 → 非想非非想処天 

このような、経典の中にある色々な説明を、後世のアビダルマ論師たちが集めて、
それらをまとめて編纂したのが、「アビダルマ」の中で説明されている「世界観」と言われるものなのでしょう。

「色界」と「無色界」との違いは、〈 有対想 〉が、有るか無いか … なのですが、
要するに、色・形を始めとする感覚器官の対象となる個別的な相〈想〉を〈 有対想 〉と言います。
そして無色界とは、喩えて言うならばそれらの〈 有対想 〉を取り去った〈「空っぽの箱〈フレーム〉」なのです。
「空」は空間的なフレーム、「識」はそれを包摂〈内包〉するさらに大きな「時間」や「次元」のフレーム、
最後の「無所有」は、「無」ではなくて、全ての存在の「ベース」となる根本的なフレーム。
喩えて言うならば、そこに何でも描くことの出来る「黒板」あるいは「ホワイトボード」のようなものなのです。


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