この方法により、「個人に合わせた」抗がん治療を実現し、「完全な腫瘍の退縮」につながったと、研究チームは述べている。カナダ・オンタリオがん研究所(Ontario Institute for Cancer Research)の専門家、ラースロー・ラドバーニ(Laszlo Radvanyi)氏は、同じくネイチャー・メディシン誌が掲載した解説記事で、女性が治療に対し示した反応は、ここまで進行した乳がんとしては「前代未聞」だと指摘している。【翻訳編集】 AFPBB News
2018年11月18日(現地時間)に、米医学誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン(New England Journal of Medicine)』に掲載された研究によると、ピーナッツアレルギーを持つ患者を対象に、ピーナッツ由来の経口免疫療法「AR101」を実施したところ…4〜17歳の患者がピーナッツのタンパク質600mg(約ピーナッツ2粒分)を摂取することができたというのです。