したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

文科・中教審・教育再生会議・改組・改革

7472研究する名無しさん:2022/09/07(水) 09:54:26
大学教員、複数の大学に「在籍」OK…デジタルや脱炭素など新分野の専門家「共有」へ
ttps://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20220905-OYT1T50121/

 文部科学省は、国公私立大学の教員らが、複数の大学に在籍できるよう大学設置基準を緩和する方針を固めた。
大学では、デジタルや脱炭素技術など新しい分野での人材育成が求められているが、
高い専門性を持った教員が不足している。複数の大学でこうした教員を共有し、
文理横断のカリキュラム作りなど学部の運営に携われるようにする。2023年度から運用が始まる見通しだ。

 大学設置基準では、一つの大学で教育研究に従事する「専任教員」の配置を求めている。
専門性が高く、主要科目を担当して学部教育や運営での柱となる。ただ、他大学では専任教員になれないため、
授業のみを担当し、学部運営などには携わらないケースがほとんど。専任教員は、
学部の規模や種類で必要最低数が決められており、学部新設のハードルにもなってきた。

 政府は、35%にとどまる理系学生を世界トップレベルの5割程度にする目標を掲げる。
一方で、社会のニーズが急速に高まるAI(人工知能)やデータサイエンス、脱炭素技術などの
教育に必要な教員は不足し、大学や学部レベルでの改革を進める人材も十分でない。

 同省は、専任教員の知見を複数の大学が共有できるようにし、新分野での学部新設などにもつなげたい考えだ。
同省は、専任教員を「基幹教員」に衣替えし、一つの大学に縛られず複数の大学や学部で基幹教員になれるよう基準を改正する。

 基幹教員は、学部運営に参加し、新分野に対応した先進的な教育プログラムの開発などに携わる。
学部の再編や文理横断教育の推進も期待される。学生は他大学の有能な教授らの授業を受けやすくなる。

 非常勤の立場のままでも年8単位(週2コマ)以上の授業を持てば基幹教員になれる。
民間企業の成長分野などで活躍する現役の実務家や研究者も想定する。

 一方、基幹教員の質の確保も課題だ。文科省は、他大学や民間と兼務する場合は受け入れの上限を設ける。
また、教育・研究の実績やカリキュラム編成への参画状況などの情報を公開し、認証評価機関による外部チェックも徹底する。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板