高1です。
さっそくですが本題に入ります。
I want to buy the guitar.
I finished reading a book.
のように動詞の後ろに不定詞や動名詞がくる形についてです。
僕が学校で使っている参考書を読んでいたら、
不定詞は「はっきり特定できる・なにかをすることをはっきり示す・なにかを達成すること」、
動名詞は「はっきり特定できない・はっきりしていないこと・している途中のこと・なにかをやめること・実現されないこと」
なんて説明がされていて、これを読んで頭の中が混乱してしまいました。
不定詞と動名詞の差は、漠然と躍動感しか知らないので・・・。
finishやenjoyは後ろに動名詞しかとらないなんてことも聞きますが、
みなさんの意見を聞かせてもらえないでしょうか。
I want to buy the guitar.
この文はI want.と言うことですよね。
I want. I want.僕はのどから手が出るほど欲している。(SV、自動詞パターン、単なる動作)
この文だけだと何を欲しているのか解らないですよね。
意味が不完全だとも言えますよね。
I want to(→) "buy(原形、一般的な事柄) the guitar".
ですのでtoという矢印で"buy the guitar"という一般的な事柄をタッチして指し示すわけです。これですよって。
なぜ一般的な事柄になるかと言えば原形だからです。
動詞には現在形、過去形のように原形(〜すること、一般的な事柄)にも意味があるのですよ。
つまりは漠然としているのです。
こういう意味があるから命令形も原形なわけです。
相手に要求することは一般的な事柄ですよね。
大事なことはこういうフィール、リズムを感じて英文を読むことだと思います。
I finished reading a book.
これは他動詞パターン(SVO)でしょう。
"reading a book"という動的な内容を直接finished!
finishedでワシャワシャ動いている"reading a book"を直接パンチ。
有無を言わさず、finished終わりましたね。
to不定詞とはずいぶんフィールが異なる気がしませんか?
何故ingかと言えば動いていない事を終えることはできないからですよ。
これも何回かフィールをつかんで音読してみればよいと思います。
例えば、 try to open the door (ドアが開くかどうか試す)と try opening the door (ドアを実際に開けたらどうなるかやってみる)のように意味がはっきり違うものも、 like (love, hate, prefer, ...) to swim / swimming のように意味がほとんど違わないものもありますから、『漠然』と『躍動感』の日本語としての違いを絶対視せず、動詞とのコンビネーションで違いの大きさが変化することを理解しなければならないわけです。