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直観音楽アンサンブル とりあえず2
68
:
千手★
:2007/12/20(木) 13:24:05
2007年12月12日の読売新聞に掲載された浅田彰氏の「シュトックハウゼン氏を悼む」という追悼文には、何か虚しい思いがつきまとう。その正体は多分終りの方の次のような文章から見えてくるように思う。
>彼ら(=ノーノ、ブーレーズ。引用者注)に比べ、献身的な弟子たちと共にセクトのような小集団をつくって自らの音楽の夢を純粋に追い続けたシュトックハウゼンの軌跡を、偉大と見るか悲惨と見るか
浅田氏の関心は、どうやらシュトックハウゼンの音楽にではなく、「軌跡」の方にあるようだ。そう見ればこの記事の中に、シュトックハウゼンの音楽について、直接の評価が何一つないことにも納得が行く。浅田氏はただの一曲についても自分の評価ということをしていないのだ。(感動の経験が何もない?) そういう「追悼文」とは一体何のなのだろう?
浅田氏にとって「シュトックハウゼン」とは、彼のゲームの中の一キャラクター、「誇大妄想的な前衛音楽家」というキャラクターの名前でしかないようだ。しかもそのキャラクター自体についても、
>その夢は時に危険な誇大妄想と見なされもした
と伝聞で語っているところを見れば、浅田氏はどうやらこのゲームを本気で売り出す気はないようだ。
これが浅田氏の「追悼文」を読んで感じる虚しさの正体だ。
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