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直観音楽アンサンブル とりあえず2

206毛蟹:2009/03/31(火) 12:25:27
エントリー183で紹介しましたシュトックハウゼンのライナーノーツをもう一度。

In this way the most vertical music of AUS DEN SIEBEN TAGEN arose as if of its own accord, through my function as playing conductor.The "Intensity",which I at first interpreted as the purely physical one of hammering and sweating, tuned suddenly into a spiritual one,into rhythmic polyphony.

突然「spiritual one」に同調した(tuned)、と述べられています。

音楽というものは(もしかすると他のカテゴリーもそうかもしれませんが)、天岩戸伝説に登場する八百万の神々とアマテラスによる演劇のようなものではないでしょうか。
八百万の神々を演奏者に、アマテラスをリズムに置き換えたというわけです。そうしておいて更に強引に、

音楽とはパトス(演奏者)とゲシュタルト(リズム)による演劇である。

と言いたい欲望に駆られています。パトスについてヴァイツゼッカーは著書「ANONYMA」で次のように定義しています。

「私が何かをしたいという場合、それはその私のしたいことがまだ存在しないという確認を含んでいる。私はすることができるという場合にも、私のできるそのことはまだ存在しないことが含まれている。その他すべてのパトス的言表についても同様である。そこでわれわれはパトス的な言表は非存在者にかかわることを確認できる。一般に言って、パトス的なものとは存在的でないものである。」

またゲシュタルトについては「GESTALT UND ZEIT」で次のように定義しています。

「ゲシュタルト的なものとは、ひとりでに生じてくるもの、否応なくやってくるもの、つまり[われわれが能動的に]求めるものではなく、[受動的に]受け取るものである。」

ついでにこうも言っています。
「ゲシュタルトは、客観的にはもはや存在しないものと客観的にはまだ存在しないものとの、現在における同時性を要求する。つまりゲシュタルトは客観的時間の法則に逆らい、客観的時間の中では無に帰する。」
「自然とはほかでもない、ゲシュタルトのないものをゲシュタルト化するいとなみなのだから。」

パトスはゲシュタルトがどのようにして生じるのか、いつ生じるのか知ることができず、ただ「突然に」受け取る(蒙る)ことしかできないと思われます。


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