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直観音楽アンサンブル とりあえず2

197千手:2009/01/22(木) 23:46:13
つづき
>クライストの全作品を支配するこの外部性という要因は、彼が文学の領域で最初に発明したものであり、時間に新しいリズムを、すなわち緊張または失神、閃光または加速の果てしない継起を与えることになる。緊張とは、「この情動は私には強烈すぎる」という場合であり、閃光とは、「この情動の力が私を運び去る」という場合である。いずれの場合にも、〈自我〉は、一人の登場人物にすぎないのであり、その身ぶりや感動は脱主体化されている。そのために〈自我〉は死ぬかもしれないとしても。いかなる主体的内部性も残存させない、死に物狂いの疾走と凝固した緊張の継起、---これがクライスト独自の方式である。
(河出書房新社)

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