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直観音楽アンサンブル とりあえず2

188毛蟹:2008/12/13(土) 12:39:52
昨日千手さんと「強度」のCDを聴きました。

「変化しなければばならない」とか、「旅行に出掛けなければならない」という意志がこの演奏の奏者にはありません。
「いま、ここ」を肯定する音、「どこにも行く必要がない、ここが最高」という確認のための音だけで出来上がった音楽だと感じました。
これほど楽しく(シュトックハウゼンの演奏が可笑しい)、暖かい直観音楽の演奏を体験したのは初めてです。

この「強度」の演奏は同時に「無限に」と「それ」の演奏でもある。

個人的に次のことを確認した。

直観を捕まえることはできない。直観に捕まえてもらうしかない。
どのような音からでも開始できるが思考を開始点にしてはならない。
「考える」ということをやめたときが直観音楽の開始点である。
直観は表現されるべき対象ではなく、弾くことの唯一の根拠である。
したがって実際の演奏において奏者が最低限なすべきことは音を弾くことではなく、音を弾かないことである。
急かすと逃げてしまう。リズムが自らの外と内にとどまるための最小限の音を出すだけでよい。転換点は自らゆっくりと近づき、一気に訪れる。


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