したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

直観音楽アンサンブル とりあえず2

179千手:2008/12/01(月) 23:50:42
今日、授業が終わって研究室への帰り道、山の上の能舞台の隣の屋上で岩下(徹)さんが踊っていた。ひとりで踊りの練習に体を動かしていたということなのだろう。あのいつもの黒い上下の練習服で。
お会いするのも久しぶりのことで、二三言葉を交わして、邪魔ではないというのでドラをもっきて、遊んでいた。
私の意識では演奏していたのは「正しい長さ」。身体の動きのアーティキュレーションに合わせるのは、楽器を使えば容易なことだ。はじめはまず合わせて、そして動きの方も音色に応じて新しい展開に入ってくれる。
そのうち合わせる必要がなくなって、たとえば靴の動きだけを見て、あるいは目の動きだけを見て、そして自分の音の論理をきいて、新領域へとめざす。屋上のざらざらな表面もあたらしい音素材をもたらしてくれる。
そのうち私の携帯が鳴り出したりもしたが。
やがて共演者が増えてくる。南の方で鳴く鳥が、対話をしてくれる。
また、何かの工事中の音か、何の音かわわからないが、北の方からも呼応した音が出てきてくれる。わたしの方が呼応させているだけかもしれないが。ともかくそのリズムが掴める。
岩下さんのステップが非常に不思議なリズムをもつようになる。同じくり返しではなく、微妙に短くなるのだ。このずらしは演奏で経験したことがない。
だが確かにそうやって攻めてくるのだ。私もそのリズムを把握しようとして追いかける。やがて把握する。
その後また鳥たちとの交響の世界。鴉も鳴き出すが、これはまた合わせにくい。なかなか把握しにくい。
そのうち岩下さんの動きが終了する。
このダンスとの共演。新しいリズムのヒントがあった。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板