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鬼和尚の経典解説まとめ

98避難民のマジレスさん:2024/09/07(土) 10:39:42 ID:Yv4tGo9A0
352 :鬼和尚 :2022/01/07(金) 23:59:50.03 ID:rpgyt4lA.net[2/2]

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 師は言われました。
「それゆえにスブーティよ、すべての偉大な菩薩は、このように清浄な心を生じさせるべきである。形に執着して心を生じさせるべきでない。音、香り、味、触れられるものや心の対象に執着して心を生じさせるべきでない。何にも執着せずに、その心を生じさせるべきである。

***

 続いてお釈迦様は清浄の心を生じるようにするのじゃ、
 というのじゃ。
 清浄の心とはなにものにも囚われない心であると言うのじゃ。

 色声香味触法の全てに囚われずに心を起こすのじゃ、
 というのじゃ。
 当然ながらこの教えは、色声香味触法だけでなく、その器官である眼耳鼻舌身意も含んでいるのじゃ。
 そして五蘊にも囚われないことは当然なのじゃ。

 それら全てが省略して説いていることを理解しなければならんのじゃ。
 自分の心身の全てに囚われず、心を起こすと言う事は、ヨーガでは無種子三昧に当たるのじゃ。
 心に何の対象もなく、ただ集中している状態なのじゃ。

 ありのままの無為であり、座る自分の観念さえも失くして座り続けるのじゃ。
 それが出来れば悟りはもはや目の前にあると言えるのじゃ。
 無種子三昧は初めは対象のあるサマーディから始めて長い年月がかかるのじゃ。

 しかし、この金剛般若経の教えに従って全ての観念を断って座れば、速やかに達成することも可能なのじゃ。
 この教えが向いている者には実に有り難い法なのじゃ。
 実践して確かめるのじゃ。


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