したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

鬼和尚の経典解説まとめ

177避難民のマジレスさん:2024/12/19(木) 10:17:29 ID:arA//S5U0

<第八章>

アルジュナは、クリシュナに、このように問う。

「ブラフマンとは、アートマンとは、何か。
カルマとは、現象界とは、神とは、何なのか。
クリシュナよ、どうか、私に、説明して下さい。」

クリシュナは、アルジュナに、このように説く。

「カルマは、万物を生み出す、生命であり、
ブラフマンは、永遠かつ不変の、実在であり、
アートマンとは、内なる原理たる、本性である。」

「確かに、プラクリティは、変化し続ける。
しかし、三界を含む大宇宙は、私の体であり、
生き物の、心臓に宿った真我は、私自身である。」

「誰でも、死に際して、肉体を離れるとき、
真我だけ念じる者は、真我の元に遣って来る。
アルジュナよ、これを、決して疑うべきでない。」

「誰でも、死に際して、肉体を捨てるとき、
生前に念じていたことを、死後も念じている。
そして、死後に念じる者に、来世は生まれ変る。」

「真我を観想し続け、自己の義務を果たせ。
いつでも、意識を、真我に結び付けておけば、
死に際して、必ずや、真我の元に帰れるだろう。」

「絶え間なく訓練して、至上者を観想せよ。
決して、他のものに、心を乱してはならない。
そうすれば、必ず、至上者の元を訪れるだろう。」

「全知かつ全能たる、宇宙の支配者であり、
最古にして最新である、万有の維持者である、
輝ける人格神として、私、クリシュナを念じよ。」

「ヨーガで培われた、不動の信念によって、
臨終の際、眉間に気を集めて、真我を念じる。
そうすれば、真我の元に、必ず来る事が出来る。」


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板