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鬼和尚の経典解説まとめ

14避難民のマジレスさん:2024/06/22(土) 13:30:46 ID:.S2lonHs0
390鬼和尚 ◆v4C6SeeabHj8 2021/12/05(日) 00:05:53.85ID:vK3Ur6hS

23章からは菩薩や天人たちが法華経を護持する者を保護するというのじゃ。
空海が法華経を推したのもこの後半の密教的な展開があるからなのじゃ。
法華経を護持していれば菩薩や多くの天人たちをよべるのであるから、密教そのものなのじゃ。

23章では薬王菩薩が保護するというのじゃ。
24章では妙音菩薩が保護するのじゃ。
25章では観世音菩薩が保護するのじゃ。
この章だけをとりあげて観音経といったりするのじゃ。

26章では菩薩や天人、夜叉等の妖怪までもが陀羅尼を唱えればすぐに来て保護するというのじゃ。
これが正に密教の真言と同じなのじゃ。
法華経は実践の法が少ないというが、このような真言の法は実践の法としてあるといえるのじゃ。

27章では妙荘厳王菩薩の因縁が語られるのじゃ。
28章では普賢菩薩の陀羅尼と保護が語られて修了なのじゃ。

全体を俯瞰してみれば法華経は大乗の始末をしたといえるのじゃ。
大乗とは実は方便に過ぎないものであると語られ、一仏乗のみ真実というのじゃ。
如来になる乗り物なのじゃ。

そうであるからには本来、大乗ではなく、仏乗とを説くべきであるのに、未だに大乗と名乗る者が多いのじゃ。
実に実学相違なのじゃ。

仏乗では般若の空の法とか、陀羅尼による集中の法などが使える法なのじゃ。
誓願をして衆生を多く教化すべきであるとするのも善法なのじゃ。
後は捨てて善いのじゃ。
そのように択法して実践すると善いのじゃ。


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