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鬼和尚の経典解説まとめ

109避難民のマジレスさん:2024/09/18(水) 11:16:44 ID:p54R1Ff20
0637鬼和尚 ◆v4C6SeeabHj8 2022/01/19(水) 23:23:53.63 ID:AEMpn1Ia

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 もしも誰かが、『如来がこの上ない正しいさとりを得られた』と言うならば、それは誤りである。それはなぜかというと、スブーティよ、 実際にはこの上ない正しいさとりによって得られることがらは存在しないからだ。スブーティよ、如来が得たこの上ない正しい覚りは、その中に真実も虚妄も無い。それゆえに、如来は『すべての法は目覚めた者の法である』と説くのだ。
 それはなぜかというと、スブーティよ、すべての法と言われるものは、実際にはすべての法では無い。それゆえにすべての法と言われるのだ。」

***

 そして更にお釈迦様は、誰かが如来は無上正等正覚を得たというならば、誤りであるというのじゃ。
 法として無上正等正覚を得るということはないからというのじゃ。
 無上正等正覚には真実はなく、偽りも無いからというのじゃ。

 真実も、偽りもまた観念であるからなのじゃ。
 一切の観念を離れれば、真実もなく、偽りも無いのじゃ。
 もともとそれはないものじゃ。

 ただ人が世間で日常の観念として使うだけのものなのじゃ。
 世間から離脱すれば、それもなくなるのじゃ。
 それが出世間の法なのじゃ。

 それ故に一切の法は、仏法であると言うのじゃ。
 全ての法則であれ、方法であっても全ては真実とか、偽りを離れているのじゃ。
 ただありのままにあるだけなのじゃ。
 
 それに気付いたならば、それが目覚めるための法になるのじゃ。
 全てが目覚めた者の証になるのじゃ。
 それが一切の法が仏法であるということなのじゃ。


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