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金剛般若経を読んで実践する

90避難民のマジレスさん:2024/01/21(日) 21:36:57 ID:Dp/qMVVc0
(31) 「スブーティよ、もし誰かが『如来は自我という観念、認識主体という観念、個体という観念、生きているものという観念、輪廻の主体という観念を説く』と言った場合、どう思うか、その者はわたしが説いた意味を理解しているだろうか?」
 スブーティは答えました。「師よ、その者は如来が説いた意味を理解していません。それはなぜかというと、如来が説く自我という観念、認識主体という観念、個体という観念、生きているものという観念、輪廻の主体という観念は、実際には自我という観念ではなく、認識主体という観念ではなく、個体という観念ではなく、生きているものという観念ではなく、輪廻の主体という観念ではないからです。それゆえに自我という観念、認識主体という観念、個体という観念、生きているものという観念、輪廻の主体という観念と呼ばれるのです。」
 「スブーティよ、最高の悟りを目指すことを決意した菩薩は、一切の法において、このように知り、このように見て、このように信じて理解し、ことがらの観念を生じさせないようにすべきだ。スブーティよ、如来が説くことがらの観念は、実際にはことがらの観念ではない。それゆえに、ことがらの観念と呼ばれる。」

(32) 「スブーティよ、もし計り知れない数の世界を満たすほどの七宝を持ち、それを布施する人がいたとしても、善き男や善き女が、菩薩の強い決意を持ち、この経から四行詩ひとつでも、心に留め、読み、繰り返し唱え、念じて実践し、他の人に説いて聞かせるならば、その功徳は前者を上回るだろう。
 それではどのように説いて聞かせるのだろうか。説いて聞かせないようにすればよい。それゆえに、説いて聞かせると呼ばれるのだ。
  世界の一切のものごとは
  夢や幻、泡や影、
  露や稲妻のよう、
  そのように観るがよい。」
 師がこの経を説いた後、スブーティや修行者たち、在家の信者、そして天人、神々を含む世界のものたちは、師の説いたことを聞いて大いに喜び、金剛般若波羅蜜経を信じて受け入れ、これを修めました。

https://bccks.jp/bcck/178313/info
に電子書籍版を作成しました。パソコンの場合、左側の「本をよむ」をクリックして読むことができます。最初の「実践のための手がかり」をお読みいただき、間違いや修正点などがありましたら、お知らせください。また、時間があります時に全文を通して読み、何かありましたらご指摘くださいますとありがたいです。私も毎日確認します。
2,3日経って問題が見つかりませんでしたら、紙本も作成する予定です。


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