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金剛般若経を読んで実践する

112避難民のマジレスさん:2024/05/19(日) 12:00:22 ID:ty2e.GiU0
568 :鬼和尚 :2022/01/08(土) 23:39:55.85 ID:J7QLfMfx.net[2/2]

***
 スブーティよ、例えばある人がスメール山のような大きな身体を持っていたとする。どう思うか。その身体は大きいだろうか。」

 スブーティは答えました。
「非常に大きいです、師よ。それはなぜかというと、如来は、身体というものは無く、それゆえに大きな身体と呼ばれると説かれたからです。師よ、それは身体が有るのでもなく、身体が無いのでもないのであって、それゆえに、身体と呼ばれるのです。」

***

 その後、更にチョモランマのようにでかい体の人が居たら、それはでかいか、
 と、お釈迦様はきいたのじゃ。
 須菩提長老は、それはでかい
 なぜならばそれは体ではないからなのじゃ。
 体が無いからでかい体と言うのじゃ、
 と、答えたのじゃ。

 このようにあらゆる観念についてそれを否定して、後にそれを肯定するのじゃ。
 それを繰り返すことで身につき、観念の切断ができるようになるのじゃ。

***
(十一)
 師はスブーティに問われました。
「スブーティよ、もしガンジス大河にあるすべての砂の数ほどのガンジス河があるとしよう。どう思うか。それらのすべての河にある砂は多いだろうか。」

 スブーティは答えました。
「非常に多いです、師よ。ガンジス河自体が数えきれないほど多いのですから、ましてやその砂に至ってはなおさらのことです。」

 師は言われました。
「実に、また、スブーティよ。もし善き男や善き女が、そのような数のガンジス河の砂ほどの果てしない世界を七宝で満たし、それを布施として行ったとしたら、その福徳は多いだろうか?」

 スブーティは答えました。
「非常に多いです、師よ。」

 師はスブーティに言われました。
「もし善き男や善き女が、この経の中で、たとえ四行詩一つでも、心に留め、繰り返し唱え、念じて実践し、他の人々のために説いたとしたら、その福徳は先の福徳よりも勝るだろう。」

(十三)
 その時、スブーティは師に尋ねました。
「師よ、この経は何と名付けられるのですか?また、私たちはどのよう記憶すべきでしょうか?」

 師はスブーティに告げました。
「この経は智慧の完成と名付けられる。その名前で記憶すべきである。それはなぜかというと、スブーティよ、如来が説く智慧の完成は、智慧の完成では無いからだ。それだからこそ、智慧の完成と言われるのだ。」

***

 それからお釈迦様はガンジス川の砂と同じ数のガンジス川があり、それと同じ三千世界を満たした宝を布施するよりも、
 、この経典の四句でも他人に説いたほうが功徳が大きいことを教えたのじゃ。
 そしてこの経文を金剛般若経とすることを告げたのじゃ。


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