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オショーのSadhana Pathを読んで実践する

975避難民のマジレスさん:2023/03/03(金) 00:24:25 ID:Eie3y8e.0
荘子62.
德充符 第五(8)
惠子謂莊子曰。人故無情乎。莊子曰然。惠子
曰。人而無情。何以謂之人。莊子曰。道與之
貌。天與之形。惡得不謂之人。惠子曰。既謂
之人。惡得無情。莊子曰。是非吾所謂情也。
吾所謂無情者。言人之不以好惡內傷其身、常
因自然、而不益生也。惠子曰。不益生。何以
有其身。莊子曰。道與之貌。天與之形。無以
好惡內傷其身。今子外乎子之神。勞乎子之
精。倚樹而吟。據槁梧而瞑。天選子之形。子
以堅白鳴。
 
惠子莊子に謂って曰く。人故(もと)より情無
きか。莊子曰く然りと。惠子曰く。人にして
情無ければ。何を以てか之を人と謂はんや。
莊子曰く。道之に貌(ばう)を與(あた)へ。天
與之に形(けい)を與ふ。惡んぞ之を人と謂は
ざることを得んやと。惠子曰く。既に之を人
と謂ふ。惡んぞ情無きことを得んやと。莊子
曰く。是れ吾が所謂情に非ざる也。吾が所謂
情無き者は。人の好惡(かうを)を以て內其の
身を傷(やぶ)らず、常に自然に因って、生を
益(ま)さざるを言ふ也。惠子曰く。生を益さ
ずんば。何を以て其の身有らんやと。莊子曰
く。道之に貌(かたち)を與へ。天之に形(かた
ち)を與ふ。好惡を以て內其の身を傷ること無
からんのみ。今子は子の神を外(そと)にし。
子の精を勞し。樹に倚(よ)って吟じ。槁梧(か
うご)に據(よ)って瞑す。天子の形を選べる
に。子は堅白を以て鳴ると。

注:
貌;視聴言動を云ひ、形:耳目鼻口身体を云ふ
 (深く区別する要なし)。道≒天
 道與之貌。と 天與之形。の二句は同じ意
 を語を換へて云へるもの
 道と天と人に形貌を附与して斯の世に生ぜ
 しむ。既に人の形あり。
惡得不謂之人;どうして之を人と謂はざるを
 得んや
是非吾所謂情也。吾所謂無情者。言人之不以
 好惡內傷其身、常因自然、而不益生也;汝
 が謂ふ所の情は吾が謂ふ所の情に非ず。吾
 が所謂情無しとは、人が好悪(即ち情)を以
 て其の身を傷(やぶ)らず、常に自然に因り
 て生を助長附益せざるを言ふなり。(恵子の
 謂ふ所の無は絶対にして、荘子の謂ふ所の
 無は比較なり、故に其の意見合せざるな
 り)
不益生。何以有其身;生を増益せざれば、何 
 を以てか其の身を有たんや
無以好惡內傷其身;人たる者好悪の情を以て
 其の身を傷るべからず。
今子外乎子之神。勞乎子之精;子は其の精神
 を外にして、性分の内に休せず、之を疲労
 せしめ、
據槁梧而瞑;几案に拠て思慮する
天選子之形;天、耳目鼻口等の形貌を子に与
 へたるに
子以堅白鳴;子は堅白異同の弁(詭弁)を以て
 世に鳴る

德充符 第五
(´・(ェ)・`)
(おわり)
次回より大宗師第六


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