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オショーのSadhana Pathを読んで実践する

971避難民のマジレスさん:2023/03/01(水) 06:13:40 ID:B3IEgO6E0
荘子60.
德充符 第五(6)
哀公曰。何謂才全。仲尼曰。死生存亡。窮達
貧富。賢與不肖毀譽。饑渴寒暑。是事之變。
命之行也。日夜相代乎前。而知不能規乎其始
者也。故不足以滑和。不可入於靈府。使之和
豫通。而不失於兌。使日夜無郤。而與物爲
春。是接而生時於心者也。是之謂才全。何謂
德不形。曰平者水停之盛也。其可以爲法也。
內保之而外不蕩也。德者成和之修也。德不形
者。物不能離也。哀公異日以告閔子曰。始也
吾以南面而君天下。執民之紀而憂其死。吾自
以為至通矣。今吾聞至人之言。恐吾無其實。
輕用吾身而亡吾國。吾與孔丘非君臣也。德友
而已矣。

哀公曰く。何をか才全しと謂ふやと。仲尼曰
く。死生存亡と窮達貧富と。賢と不肖と。毀
譽饑渴寒暑(きよ きかつ かんしょ)とは。是
れ事の變にして。命(めい)の行(かう)也。日
夜(じつや)前に相代はれども。而かも知も其
の始を規(はか)ること能はざる者也。故に以
て和を滑(みだ)るに足らず。靈府に入る可か
らず。之を和豫して通ぜしめて。而して兌を
失はず。日夜郤(ひま)無からしめて。而して
物と春を爲す。是れ接(まじは)りて而して時
を心に生ずる者也。是れを之れ才全しと謂ふ
と。何をか德形(あらは)れずと謂ふやと。曰
く。平(へい)なる者は。水停(すゐてい)の盛
(さかん)なる也。其の以て法と爲すべきは。
內之を保ちて而して外蕩(たう)せざれば也。
德は成和の修也。德の形(あらは)れざるは、
物離るゝこと能はざれば也と。哀公異日(いじ
つ)を以て閔子(びんし)に告げて曰く。始や吾
れ南面して而して天下に君たり。民の紀を執
りて。而して其の死を憂ふるを以て。吾れ自
ら以て至通と爲せり。今吾れ至人の言を聞い
て。吾が其の實無く、輕(軽々しく)吾が身を
用ひて、而して吾が國を亡(ほろぼ)さんこと
を恐ると。吾と孔丘とは君臣に非ざる也。德
友のみと。

注;
死生存亡;身に就いて云ひ
窮達;位に就いて
貧富;財に就いて
賢と不肖、毀譽;名に就いて
饑渴;食に就いて
寒暑;時に就いて
是事之變。命之行也;事相の転変、天命の必
 然であって、
天運と伴に生滅して、日夜眼前に交代変化し 
 て行く
故不足以滑和;(全才の人は)これが為に、其
 の徳の和を乱すことなく。;別読み、別
 訳、故に以て滑和するに足らざれば、滑和
 (かつわ);混同和合して一と為す。和して
 一となし、(如何なる変化に遭遇するも淡然
 自若たるにあらずんば)
靈府;最上の場所を指し言へるなり、妙所
使之和豫通;その心をして和らぎ楽しみて、
 豫;楽しむなり
而不失於兌;(至変に遭ふも)其の悦楽を失な
 はず、(心は常に平和悦楽の境に安住し)
 兌;悦なり
使日夜無郤;毎日暇なく楽しんでいるから、
 無郤;隙無く、間断無く
而與物爲春;万物皆之と共に和気を発して、
 融融たること春の如くであります。
是接而生時於心者也;人に接しても相戻るこ
 となく、春光和煦(く)の心を以てともに其
 性を完うせしめるのであります。
 時;春なり夏なり一定せる時を云ふに非
 ず、その時々に從ひて物に応ずるなり。
平者水停之盛也;物の平均にして高低無き
 は、水の満ち湛へて而かも外に流蕩(ると
 う)せざる極度の処なり。
其可以爲法也;其の(停りて何へも傾かざる極
 みなる)平が以て法則となすべき所以は、
內保之而外不蕩也;内に水を保ちて、外に蕩
 せざるが故なり
德者成和之修也;万物を視るに間(へだて)な
 く、あらゆる事物に対して咸(あまね)く和
 合するは即ち、和の成就なり、之を修るを
 徳と云ふ。
 蕩(タウ、うごく、はらう);落ち着かない
 で、ゆれうごく。ゆらぐ。うごかす。 
德不形者。物不能離也;此の徳外に露出せ
 ず、深淵なるときは外物これを離す能はず
閔 子騫(びん しけん)孔門十哲の一人、徳行
 で有名
(´・(ェ)・`)つ


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