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オショーのSadhana Pathを読んで実践する

304鬼和尚 ◆Yj52hBkdLM:2022/04/02(土) 00:19:52 ID:1d4drIFg0

 また次は生滅の因縁についてなのじゃ。
 衆生は心によって意と意識を転じるというのじゃ。

 この意味は阿頼耶識があるから無明があると説くからなのじゃ。
 不覚にして起こり、能見、能現なのじゃ。
 能く境界を取り、念を起して相続するのじゃ。
 それを説いて意とするのじゃ。 

 その意にはまた五種の名前があると言うのじゃ。

 一つ目は業識なのじゃ。
 無明の力によって、不覚の心が動くからなのじゃ。

 二つ目は転識なのじゃ。
 動く心によって能見の相があるからなのじゃ。

 三つ目は現識なのじゃ。
 いわゆる一切の境界を現すからなのじゃ。
 鏡が色形を現すようなものじゃ。
 現識もまた同じようなものじゃ。
 五塵に従って対すれば、直ぐに現われて前後ありとするのじゃ。
 全ては自然に起こって常に主体の前にあるからなのじゃ。
 
 四つ目は智識なのじゃ。 
 染浄の法を分別するからなのじゃ。

 五つ目は相続識なのじゃ。
 念が相応じて断絶しないからなのじゃ。
 過去の無量世等の善悪の業を持ち運び、失くさないからなのじゃ。
 また現在未来の苦楽等の報いを成り立たせ、間違いがないからなのじゃ。
 現在や過去のことを念じて、未来のことを不覚に妄想させる能力が在るのじゃ。
 この故に三界は虚偽にして、ただ心が創るものなのじゃ。
 心を離れれば、六塵の境界もないのじゃ。


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