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オショーのSadhana Pathを読んで実践する

121避難民のマジレスさん:2021/01/15(金) 20:38:33 ID:Dp/qMVVc0
第6章 3日目の朝 1964年6月6日 午前

私はあなたに真理を与えることはできない。もし誰かが、あなたに真理を与える能力があると言うならば、その人はあなたに虚偽を与えることにより始めていることは間違いない。誰も真実を与える能力を持っていない。これは与える者の能力についての批評ではなく、真実が生きているものであることを示しているだけだ。それは、与えることも奪うこともできる無生物ではない。それは生きた経験であり、自分自身で獲得しなければならない。

死んだものは人から人へ移すことができるが、経験は移せない。私が持っていた愛、愛の経験をあなたに移すことができるだろうか? 私が出会った美しさや音楽をあなたに与えることができるだろうか? このありふれた身体で、私がこのような並外れた経験をした喜びを、あなたに与えられるならどんなによいだろうか! しかし、そうする方法はない。落ち着かないし、苦しいが、何もできない。なんと無力なことか!

私の友人は生まれつき目が見えない。私は彼に視力を移すことができたらと願ったが、それは不可能だった。もしかしたら、目は体の一部であり、移植できる日が来るかもしれない。しかし、真理を見る視力は、どんなに強く願ったとしても、決して移すことはできない。それは魂のものであって、肉体のものではないのだ。

自己の世界で達成されるものは何でも、自己の努力によってのみ達成される。魂の世界では、借金も、借物も、他人に頼ることもできない。誰も借りた足でそこを歩くことはできない。そこには自己から離れて避難する場所はない。真理に到達するためには、あなた自身が自分自身の避難所にならなければならない。これは避けられない条件だ。

私はあなたに真理を与えることができないと言ったのは、これが理由だ。言葉だけが伝えることができる、言葉は命がなく、死んでいる-そして真理はいつも後ろに残っている。そして、この言葉の伝達は、全く本当の伝達ではない。生きているもの-その意味、その魂、その本質である経験-は、言葉と一緒に行くことはない。言葉は空の薬莢のようなものであり、火薬のない弾丸のようなものだ。それは死体、死人のようなものだ。あなたにとって重荷となるだけで、決してあなたを解放することはできない。言葉によって、あなたは真理の死体を運ぶだけだ。死体には真実の鼓動はない。

欲望や情熱もまた、不安や恐れからの逃避でしかないと頭では分かります。が、直接不快をもたらすことと違って、一時的な快をもたらす心の働きを厭離するのは、特に難しいと感じます。そのような快をもたらす心身の働きの連鎖も、気をつけて粘り強く観察します。


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