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鬼和尚の仏教講読会 別館2

876避難民のマジレスさん:2021/10/27(水) 23:20:46 ID:Mq7fRKlY0
くま質問
ここで、「秋の夢に愕然とする」のは寒山であり、寒山が月光をどのように見て受け止めようと、月はあり
のままに在ることに、寒山自身が気付き、悟って愕然としたのでありましょうか?

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昔有一婆子。供養一庵主剄二十餘年。 昔一婆子有り。一庵を供養して二十餘年をへ。
常令一二八女子送飯給侍。      常にひとりの二八のにょしをして飯を送り給侍せしむ。
一日、令女子抱定云、        一じつ、にょしをして抱ぢゃうせしめて云はしむ、
正恁麼時如何。           「しゃうよもの時いかん」 
庵主云、枯木倚寒巖、三冬無暖気。  庵主云く、「枯木寒がんによる、三冬暖気無し。」
女子帰挙似。            にょし帰ってこじす。
婆子云、我二十年只供養得箇俗漢。  婆子云く、我二十年ただこの俗漢を供養し得たり。
追出焼却庵。            追出して庵を焼却す。

老婆心為賊過梯 老婆心賊の為に梯(かけはし)を過して、
清浄沙門與女妻 清浄の沙門に女妻を与う。
今夜美人若約我 今夜美人、若(も)し我を約せば、
枯楊春老更生稊 枯楊春老いて、更に稗(新芽)を生ぜしめん。

「婆子焼庵」公案・伊井暇幻先生訳・抜粋
あるところに老婆がいた。禅僧に庵を建ててやり、二十年もの間、生活の面倒を見て遣った。
いつも、最も美しく可愛らしい年頃の少女一人を選び、食事を持たせて僧の給仕をさせていた。
・・・ある日、老婆は係の少女に言い含めた。
「禅僧に抱きつき・・『こういう時、アナタは如何な気持になるの』と訊くのぢゃ」。少女が言われた通りに
すると、
庵主は云った。「私は寒岩に拠った枯れ木のようなものだ。この庵内は仏の境、命芽吹き早蕨萌え出ずる春
には遙か遠い凍土である」。
少女は身振り手振りを交えて、事の次第を老婆に報告した。
老婆は云った。「アタシぁそんな俗物を二十年も供養してきたのかい」。
老婆は禅僧を追い出し、庵を燃やしてしまった。

一休の詩・ある男の残日HP 宇野直人先生・訳抜粋
老婆は 泥棒が逃げ易いように梯子を架けた
清く正しい青年僧に 妻を世話をした
今夜 美女が私に抱き付いてくれれば
枯れかけた柳が 春にも萎れていたのが もう一度ひこばえを出すのに

くま訳
老婆は余計なお世話をして、泥棒に梯子を掛けてそそのかしたのだ。
清浄な沙門に女をあてがってみたのである。
今夜美人がもしわしとの逢瀬を約してくるなら、
枯木に春がきて、新芽がふくでありましょう。

*枯楊春老更生稊:「易」に「枯楊稊ひこばえを生ず。老夫 その女妻を得たり。利ならざるなし。→枯れ 
 かけた柳に稊ひこばえが生えるように、年老いた男が若い妻を迎えることはいいことだ」を引用。 
(´・(ェ)・`)つ


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