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鬼和尚の仏教講読会 別館2
763
:
避難民のマジレスさん
:2021/09/10(金) 07:17:00 ID:gNt.YYHs0
くま訳改
第二句:かつては玉杯で酒を飲んだが何の妨げになっただろうか。
524
松窓 齋名 しょうそう 齋めい
茅廬竹閣與難窮 ばうろ竹閣興きわまりがたし
臨濟栽來功不空 臨濟うゑ来たって功むなしからず
枕上愧慚有閑夢 枕上愧慚す閑夢有るを
夜來驚起屋頭風 夜來驚起す屋頭の風
くま訳
松窓 齋名
萱葺き屋根の竹閣の住まいの楽しみは、窮め尽くせないのである。
臨濟が遺した功績は偉大である。
夜寝ていて夢を見てしまうことは、恥じ入るばかりである。
夜来、屋根の上を吹きぬける風音に驚き飛び起きてしまうのである。
*茅廬(ぼうろ):茅葺(かやぶ)き屋根の家。粗末な家。転じて、自分の家をへりくだっていう語。
*竹閣:竹で作った建物
*臨済栽松、 師、松を栽うる
次黄檗曰、深山裏栽許多松、 次(つ)いで、黄檗問う、「深山裏に許多(そこばく)を栽えて、
作甚麽、 什麼(なに)をか作(なさ)ん」。
師曰、一与山門作境致、 師云く、「一つには、山門の与(ため)に境致と作(な)し、
二与後人作標膀、 二つには、後人(こうじん)の与(ため)に標榜と作(な)さん」。
道了将钁頭墾地三下、 道(い)い了わって、钁頭(かくとう)を将(もっ)て地を打つこと三下す。
檗曰、 黄檗云く、
雖然如是子己喫吾三十棒了也、「然(しか)も是(かく)の如くなりと雖も、子(なんじ)已に吾が三十棒を喫
し了われり」。
師又墾地三下、嘘一嘘、 師、又钁頭を以て地を打つこと三下し、嘘嘘(きょきょ)の声を作す。
檗曰、吾宗到汝大与於也。 黄檗云く、「吾が宗、汝に到って大いに世に興らん」。』
萬福寺住職 福場宗康和尚訳
ある時、臨済禅師が境内に松の木を植えていると、
師匠の黄檗禅師が来て言いました。「こんな山奥に松を植えて、
どうするつもりか」。
臨済禅師は、「第一には寺の境内の景観をよくするため。
第二には後の修行者がこの松を見て、松を植えた私の心を感じて、自分の生き方の糧としてくれたら」。
と返答して、鍬で土を三度掘り起こしました。
そこで黄檗禅師は追い打ちをかけます。
「なるほど、そういうことか。だが境内に松など植えたところで、それがどうだというのだ」。
しかし、臨済禅師の態度は変らず、また鍬を三度振り下ろすと大きく息を吐きました。
黄檗禅師は、鍬をとって黙々と仕事に励む臨済禅師の姿を見て、
「我が宗門は、おまえの代で大いに興隆するだろう」。と言い残されたそうです。
(´・(ェ)・`)つ
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