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鬼和尚の仏教講読会 別館2

594避難民のマジレスさん:2021/06/28(月) 22:40:45 ID:vmWuQ8p20
くま訳全面改
入定しようとすれば万端の塵の如き縁と塵の如き境界が激しく襲い掛かるであろう。
そのような心境に至っても誰か衆流を切ろうとすれば、
その誓心の決定が魔宮をも動かすのだ。
西風の長い便りが宝樹を揺らして秋を知らせるようなものである。

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圓悟大師投機  圓悟大師の投機
沈吟小艶一章詩 沈吟す小艶一章の詩
發動乾坤投大機 乾坤を発動して大機を投ず、
撃竹見桃若相問 きゃく竹見桃若し相問はば、
須彌脚下石鳥龜 しゅみ脚下の石うき

蔭木英雄先生訳・解説
(園悟禅師は)小艶詩を静がに吟じて
天地を動かし仏祖の機(はたらき)に合致して大悟した  
香厳和尚の撃竹や霊雲禅師の見桃(の大悟の契機)をもし問う者がいたら
ワシは「二人とも須弥壇下の黒亀のような大馬鹿者じゃ」と答えようぞ。(小艶詩はすばらしい)

一休の師の華聖宗曇は諡号を大機弘宗禅師というので、承句は起句と同様、一種の懸詞である(禅文学では
機縁の語という)。従って起承句は、
わし(一休)も小艶詩を吟じて、天地を憾がして華叟老師に参禅した。と解釈する事が可能である。香厳智
閑と霊雲志勤とが、石烏亀の如くに不動であったのに対し、園悟と一休とは、小艶詩を吟じて天地を震憾さ
せたのだった。

くま訳
円悟大師の悟りについて
小艶詩をじっくりと吟じて、
天地を動かして、大いなる機に身を投じ、一体となったのだ。
香厳撃竹や霊雲見桃に付いて、もし問う者があれば、
須弥壇の下の石の亀のように、彼等は不動であったとだけ言っておこう。

烏亀(うき)中国語(亀の正式な呼び方)・・亀は首をすくめて甲羅の中に隠れることから、不甲斐ない男
という意味に使われる・・侮蔑語として使われることがあるらしい。
@禅学大成のみ、石烏亀⇒赤烏亀
(´・(ェ)・`)つ


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