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鬼和尚の仏教講読会 別館2

58避難民のマジレスさん:2020/10/26(月) 18:34:17 ID:tJzoXanI0
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大燈國師三轉語曰 朝結眉夕交肩    大燈國師の三転語にいわく、朝眉をひそめ、夕方には肩を並べる。
我何似生 云々 何似生        我れかじせい 云々 何似生 
雖古尊罕有受用之者 唯慈明下清素首座 古尊宿と雖も受用の者有ることまれなり 唯慈明下の清素首座 
能用之 雖然晩年偶兜率悦公      よく之を用ふ 然りと雖も晩年兜率の悦公にあって
食茘支之次 遂納敗一塲        れいしを食らふの次いで 遂に敗をいるること一場 
惜乎有始而無終            惜しいかな始有りて而しておはり無きことを。
感懐之餘 作五偈記之 偈曰      感懐のあまり五偈を作り之を記す 偈に曰く

這箇誵訛受用徒 しゃこがうぐわ受用の徒
古今衲子一人無 古今のなつす一人も無し
素老慈明的傳子 素老は慈明的傳の子
茘支核子嚼何麁 れいしのがいしかむこと何ぞそなる

くま訳
大燈國師の三転語にいわく、朝眉をひそめ、夕方には肩を並べる。これはどういうことか、云々
どういうことか、古の有徳の高僧といえども、受け入れる人はまれでありましょう。ただ、慈明禅師のもと
で修行した清素首座は、よくこれを用いる。だからと言って、晩年兜率にあって、茘支をご馳走になった後
に、最後に負けてしまい、詳しく説明してったことは、残念である。惜しむらくは、始めあって、終りが無
いことである。ここで、心に感じいだく思いを5偈として作りここに記する。

これらの、ややこしいことを受け入れる修行僧は、
古今を問わず一人もいない。
わしは、慈明の正伝なのだ
ライチの種を噛むようなお粗末なことをするわけないだろう。ちゃんと自分で取り除くのだ。

*這箇(シャコ):これ。これら。この。
*誵訛(ごうか):いりくんで、むつかしきこと
*核子(かくし):果物の種子。
*的傳:伝統による伝授、正統から正統へと相伝すること
*尊宿:老いた僧、有徳の高僧
*慈明禅師:臨済下七世、慈明禅師石霜楚円(986-1039)
 一休の墓は、敬慕する慈明禅師と楊岐禅師の名を取って「慈揚塔」と名付けられた
*兜率従悦(1044〜1091)は清素首座に茘支を献じたあと、自分の修行経過や見解を述べた。すると清素は、 
只だ仏に入るべきも、魔に入るべからず。須らく知るべし、古徳の、「末後の一句始めて牢関に到る」と 
 謂いしことをとどめを刺す言葉に参ずることによって、悟りへ立ちふさがる堅固な関門に至ると延べ兜率 
 を導いた(禪宗史話)
*麁(そ):肌理きめがあらい。粗末な。おおきい。ほぼ。玄米。
(´・(ェ)・`)つ


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