したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

鬼和尚の仏教講読会 別館2

5避難民のマジレスさん:2020/09/23(水) 20:57:59 ID:ohh/vbbw0
>>4鬼和尚、ありがとうであります。
くま訳改
第4句:望帝のように高徳な者の名は自ずと残るのだ。

183
示耽名僧 3/3
金鳥玉兎照籠中    籠中を照らす
百億須彌逼碧空   のしゅみ碧空にせまる
香水無邊四大海   無辺し大海
畜生無始又無終

くま訳
太陽と月(の神)が、籠の中を照らしているのだ。
無限の大宇宙は紺碧の空だ
仏に捧げる水が、大宇宙をつつむ海なのに。
良からぬ事をするやつらは、永遠に畜生に生れ変るのだ。

*金烏玉兎(金うぎょくと):「金烏」太陽。また、日月のたとえ。「金烏」、中国古代の伝説で、太陽に 
 すむ三本足のカラス。転じて、太陽のたとえ。「玉兎」は、中国古代の伝説で、月にすむウサギ。転 
 じて、 月のたとえ。
 八咫烏(やたがらす、やたのからす)は、日本神話に登場するカラス。3本足は、天・地・人を表し、神 
 と自然と人が、同じ太陽から生まれた兄弟であることを示すとしている。
*籠中(こちゅう):籠(かご)の中。
*逼(ヒツ)せまる、事態が差しせまる。身動きできない。
*香水(こうずい):寺院や仏壇において、仏に捧げられるものの一つ。樒という照葉樹の一枝を刺すこと
 によって水が香水となることを、鑑真によって伝えられた。
*四大海(しだいかい):須弥山 (しゅみせん) の四方にあるという大海。
*無始無終:始めも終わりもなく、限りなく続いていること。生ある者があの世からこの世へと生まれ、苦 
 しみを味わい、再び死んであの世へ戻っていくという輪廻りんねが無限であること。
*畜生:生前に悪徳の行為をしたものは,死後にこれに生れ変るという。
(´・(ェ)・`)つ


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板