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鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ 5
79
:
避難民のマジレスさん
:2019/07/18(木) 17:16:08 ID:73lwfNNQ0
ラマナ・マハルシとの対話68
著名な教授であるDr・ラーダーカマール・ムケールジー氏は、物腰の温和な色白の中年男性で、ヨーガと瞑想を修練している。
ある神秘体験をし、師にその不思議を解いてもらうべく訪れた。
教授には著書があり、ロンドンのロングスマン・グリーン出版社から出版されている。
彼は真我実現に困難を感じて、師に助けを求めた。
質問者
『ウパニシャド』にある瞑想法は、今では消え去ってしまいました。
私はベンガル州にいる偉大な賢者からその教えを受け、長い年月の戒律と修練を経た末、ある神秘的な体験をしています。
ときどき私は「ブーマー(至高の意識)は無限であり、私は限定された意識だ」と感じます。
それは真実でしょうか?
マハルシ
ブーマー(完全性)だけが存在するのです。
それは無限です。
その無限のブーマーから、ウパーディ(限定された付属性)をともなう有限の意識が現れます。
これはアーバーサ(反映)です。
この個人意識を至高の一者に融け入らせること、それが為されるべきことです。
質問者
ブーマーは至高の意識の属性です。
マハルシ
ブーマーは「至高なるもの」なのです。
ヤトラ・ナーンヤット・パシュヤティ・ヤトラ。
ナーンヤット・シュルノーティ・サー・ブーマー。
何であれ自分と異なるものを見ることも聞くこともないところ、それが「完全なるもの」である。
『チャーンドーギャ・ウパニシャド』第7巻24章1節
それは定義することも描写することもできません。
それは「あるがまま」なのです。
質間者
私は広大な広がりを体験しました。
それはおそらくブーマーの一段階下、あるいはそれに近いものだと思われます。
正しいでしょうか?
マハルシ
ただブーマーだけが存在し、他には何も存在しません。
そのようなことを語っているのは心なのです。
質間者
心を超越して、私は広がりを感じるのです。
マハルシ
そう、そうです……。
教授は少し離れたところに座っていた女性にヒンドゥー語で説明した。
女性
瞑想と散漫の違いは何でしょうか?
マハルシ
違いはありません。
想念があるとき、それは散漫であり、想念がないとき,それが瞑想です。
しかしながら、瞑想とはただの修練でしかなく、真の平安の境地とは異なります。
女性
どのように瞑想を修練すればよいのでしょうか?
マハルシ
想念を払い去りなさい。
女性
どうすれば仕事と瞑想を調和させることができるでしょうか?
マハルシ
働く者とは誰でしょうか?
働くその人に質問させなさい。
あなたは常に真我なのです。
あなたは心ではありません。
このような質問を起こすのは心なのです。
仕事は常に真我の存在の中でのみ進んでいきます。
仕事が真我実現の障害となることはありません。
仕事をする者が自己の本性を見誤ったため問題が生じるのです。
偽りの同一化を棄て去りなさい。
教授
無意識状態は無限の意識に近いものではありませんか?
マハルシ
意識だけが存在し、それ以外は何もないのです。
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