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鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ 5

562避難民のマジレスさん:2020/02/17(月) 00:13:52 ID:kwG.5zBA0
ラマナ・マハルシとの対話278

1936年11月10日

ヒンドゥー教に改宗したポーランドのW・ウマーデーヴィー夫人がカシミールを旅し、その写真をわれわれに見せた。

シュリー・バガヴァーンは愉快そうに語った。

「私たちは旅の苦労もなくその地を見たのです」

質問者
 私はカイラースに行きたいと思っています。

マハルシ
 そのような場所を見ることができるかどうかは運命によるのです。
 それ以外にありえません。
 すべての場所を見て回った後でさえ、さらに多くの場所に行きたくなるでしょう。
 もし地上でなければ、他の領域かもしれません。
 知識とは既知の彼方にあるものについての無知を意味しています。
 つまり知識とは常に限定されたものなのです。


しばらくの沈黙の後、シュリー・バガヴァーンは再び語り始めた。

マハルシ
 アッパールは高齢で老衰していましたが、それでもカイラースへと旅立ちました。
 途上で別の老人が現れると、いかにそれが自分にとって困難な旅であったかを伝えて彼をあきらめさせようとしました。
 しかしながら、アッパールは頑固で、命に代えても行くと言って聞きませんでした。
 その老人は彼に近くの沐浴場で沐浴するようにと頼みます。
 するとアッパールは沐浴場で沐浴している最中にカイラースを見たのです。
 それはいったいどこで起こったのでしょうか?
 タンジョールから十五キロ離れたティルヴァヤールです。
 カイラースはそのときどこにあったのでしょう?
 それは心の中でしょうか、外でしょうか?
 もしティルヴァヤールが本当のカイラースなら、他の人も見たはずです。
 しかしそれはアッパールだけに現れたのです。

 他の南インドの巡礼の地についても同様です。
 それらの場所はシヴァの住処だと言われ、帰依者たちはそれを確信しています。
 それは彼らの視点から見たときの真実であって、すべては内側にあり、外側には何もないのです。


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