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鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ 5
513
:
避難民のマジレスさん
:2020/01/26(日) 00:24:02 ID:kwG.5zBA0
ラマナ・マハルシとの対話256
真我の知識が弱い人(マンダ・ジニャーニ)の段階的位置づけに関する質問があった。
それはケーヴァラ・ニルヴィカルパ(区別が消え去ったサマーディの状態)に達する前で止まってしまったのではないか、ということだった。
マハルシ
ケーヴァラ・ニルヴィカルパはタヌマナシ(希薄な心)の段階でさえ起こります。
質問者
中位と最高位のジニャーニはジーヴァン・ムクタだと言われています。
ケーヴァラ・ニルヴィカルパがタヌマナシの段階だとすれば、真我の知識が弱い人はどの段階に当てはまるのでしょうか?
マハルシ
彼はサットヴァパッティ(実現)の段階に入ります。
一方、中位と最高位のジニャーニはアサンサクティ(無執着)とパダルタバーヴィニ(対象物がまったく知覚されない状態)に相当します。
この低位、中位、最高位という区別は、プラーラブダ(現世で実を結んだ過去のカルマ)の慣性にしたがったものです。
もしプラーラブダの慣性が強ければ、彼の真我の知識は弱いということです。
もし中ぐらいなら、彼は中位にあり、もしプラーラブダの慣性が弱ければ、彼は最高位にあります。
もしそれが非常に弱ければ、彼はトゥリヤーガ(言葉を超えた状態)の地位にいます。
サマーディの状態に区別はありません。
ジニャーニ(真我実現した人)のジニャーナ(真我の知識)にも区別はないのです。
格付けは観察者の視点から見たときにのみあるものだからです。
質問者
タヌマナシはムムクシュトヴァ(真我実現への憧れ)と同じなのでしょうか?
マハルシ
いいえ。
シュベッチャー(真我実現への願望)の前に、六つの資質、識別、離欲があり、そしてムムクシュトヴァなどの段階があります。
第一段階はムムクシュトヴァにしたがいます。
それからヴィチャーラナ(探究)、そしてタヌマナシ(希薄な心)が続きます。
直接体験はサットヴァパッティ(真我実現)の段階にあります。
似たような点について討論する必要はありません。
生存中の解脱(ジーヴァン・ムクティ)と身体を離れた際の解脱(ヴィデーハ・ムクティ)は異なった典籍によって異なった描写がされています。
ヴィデーハ・ムクティは、ときには身体をともなったときでさえ起こると言われています。
事実は、ムクティ(解脱)とはアハム(「私」)の別の名前なのです。
七つのジニャーナ・ブーミカー(知識の段階)は、
(1)シュベッチャー(真我実現への願望)
(2)ヴィチャーラナ(聞くことと熟考すること)
(3)タヌマナシ(希薄な心)
(4)サットヴァパッティ(真我実現)
(5)アサンサクティ(無執着)
(6)パダールタバーヴィニ(対象物がまったく知覚されない状態)
(7)トゥリヤーガ(言葉を超えた状態)です。
最後の四段階(ブーミカー)以上に達した人たちは、各々ブラフマヴィッド、ブラフマヴィッドヴァラ、ブラフマヴィッドヴァーリャ、ブラフマヴィッドヴァリシュタと呼ばれています。
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