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鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ 5
49
:
避難民のマジレスさん
:2019/07/08(月) 19:37:23 ID:73lwfNNQ0
ポンディから来た男性が言葉を挟んだ。
「すべての義務を棄て去って、ただ私『だけ』に明け渡しなさい」
サルヴァ・ダルマーン・パリティヤジャ・マーメーカン・シャラナン・ヴラジャ。
マハルシ
「すべて」(サルヴァ)とは「真我ではないもの」(アナートマナハ)のことだけを意味しています。
強調は「だけ」(エーカム)にあるのです。
「一なるもの」(エーカ)だけをしっかりつかんでいる人にとって、どこにダルマがあるでしょうか?
それはつまり、「真我の中に沈み込みなさい」という意味なのです。
質問者
『バガヴァッド・ギーター』は行為のために説かれました。
マハルシ
『ギーター』は何と述べていますか?
アルジュナは戦うことを拒んだのです。
クリシュナはこう語りました。
「戦いを拒否するかぎり、あなたは行為者という感覚を持っているのだ。
行為する者あるいは拒否する者とは誰なのか?
行為者という感覚を手放しなさい。
その感覚が消え去らないかぎり、あなたは行為に束縛されることになる。
あなたは高次の力に操られているのである。
その力にしたがうのを拒否することは、行為に束縛されているのを認めることになる。
それよりも、その力を認めて自分自身を道具として差し出しなさい。
別の言い方をすれば、もしも拒めばあなたは強制的にそれをさせられることになるだろう。
不本意に行為するよりも、進んで行為する人になりなさい。
真我に心をとどめ、行為者という感覚なしに、自然に行為しなさい。
そうすれば、行為の結果があなたに影響することはないだろう。
それが雄雄しさであり、英雄というものだ」と。
「真我の内に在る」ことが『ギーター』の教えの大要であり、精髄なのです。
真我の内に確立されれば、このような疑問は起こりません。
疑問が起こるのも、確立されるまでのことです。
質問者
それでは探究者にとってこのような答えが何の役に立つと言うのでしょう?
マハルシ
それでも言葉は力を持ち、やがて必ず実を結ぶのです。
*ヴァルナーシュラマ・ダルマ
カースト制の四階級(ヴァルナ)と四住期と呼ばれる人生の四つの修行段階(アーシュラマ)を組み合わせたヒンドゥー教の法と義務。
*すべての義務を棄て去って…『バガヴァッド・ギーター』18-66
すべての義務を棄て去って、ただ私だけに明け渡しなさい。
私はあなたをすべての罪から解放しよう。
悲しむなかれ。
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