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 佛教の經典・祖録・禪語等の保管庫

64おまえ乱入か:2013/10/21(月) 16:56:35 ID:wqr.6GRM0
 戒・定・慧の三学(かい・じょう・えのさんがく)

 戒・定・慧の三学とは、仏道を修行するものは必ず修めなければならない最も基本的な三つの行で、八正道の行法を要約したものである。

 戒は仏教徒の生活規範である。
仏教徒には捨家棄欲の生活をして仏道に専念する出家の行者と、家庭にあってそれぞれの職業に従事しながら仏陀のいましめを守り布施をする在家の信者とがいる。
双方に男女の別があり、出家者は比丘と比丘尼、在家者は優婆塞(うばそく)と優婆夷(うばい)に別れる。これを「仏の四衆」と呼ぶ。

 出家・在家のいかんを問わず、仏道を行ずる教徒は、それにふさわしい生活をしなければならない。そうするには仏陀が時に応じ折りにふれて定められた戒を守らなければならない。
比丘には250戒、比丘尼には348戒、優婆塞・優婆夷には五戒(不殺生・不偸盗・不邪淫・不妄語・不飲酒)が規定されている

 定とは禅定、身心を静かにし、心を一つの対象に集中して統一し、思いの乱れない状態をいう。
 禅定は仏陀以前からあったインド一般の修行法であるが、仏教に採り入れられると悟りへの道の重要な実践行法となり、三昧・坐禅・止観・観法などの特異な発展をとげた。


 慧とは智慧のことである。
仏教でいう智慧は、世間一般にいう知識や知性といった世間智ではなく、真理を見ひらく般若(はんにゃ)の智慧、すなわち出世間智である。
その智慧は煩悩の汚れのない清浄無漏智のことで有漏智ではない。

 智慧の修行には、聞慧(経典の教えを聞いて生じる智慧)と思慧(理を思惟して生じる智慧)と、
修慧(禅定を修して生じる智慧)の三種がある。


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