[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
エスペラントの学習法
8
:
松戸彩苑
:2007/12/08(土) 03:53:54
次の文章も
>>7
と同じく『外国語の水曜日』からの引用です。
---
長々と言語学の話をしてきた。でも勘違いしないでほしい。いちばんはじめに話したように、
ここで取り上げたのはあくまでも「外国語学習に役立ちそうなこと」だけで、これが言語学
のすべてではない。触れなかったテーマもいろいろとある。興味のある方は他の言語学概
説書を読んでみてください。
例としては親しみやすいように日本語や英語を多く取り上げたが、本当はみなさんにさま
ざまな外国語に興味をもってもらいたいというのがわたしの願いである。ここまで読んで、
自分もなにか外国語を勉強してみようかなと思ってくれれば、嬉しいのだが。
どんな外国語を学ぶか?
ではどんな言語を選べばよいのかとなるが、それは何だっていいんだというよりほかない。
言語はどうしてもそれが話されている社会と密接に結び付いている。ということは、それぞ
れが興味ある地域や社会の言語にアプローチするのが自然なのに決まっている。となれ
ばそれはもう個人の好みだ。
もちろん、どんなことがきっかけで自分の属している社会以外に興味を持つのかはさまざ
まだろう。たとえば身近に外国の人がいる場合。それは研究室に来ている留学生かもしれ
ないし、親戚の配偶者かもしれない。そうだったら迷わずその人の話す言語を学ぶべきだ。
とくに自分の配偶者だったら、あたりまえだよね(もちろん、愛はことばだけではない、そり
ゃそうなんだが、でもことばが分かったほうがもっと理解し合えるでしょう?)。
そういう劇的(?)な出会いがなければ、本当に自分の好きなことばを学べばいいのである。
何を選ぼうが自由だ。きっかけはいろいろと考えられる。テレビの海外取材番組が面白か
ったり、読んだ本に影響されたり、映画が楽しかったり……。そこまでいけば、あとは感性
の問題。語学教師が口を出すことではない。
さらには、きっかけが何もなくてもよいのではないかとさえ思う。書店の語学書コーナーに
行って、なんとなく気に入った教科書を買ってしまい、勉強を始めるなんていうのも悪くな
いだろう(だから、教科書を作る側としてもなるべく魅力的な本にしたいと考えるわけである。
とくに装丁とかレイアウトにも気をつかいたいと、少なくともわたしはそう考えながら本を書
いている)。
立派な大義名分がなければ外国語学習を始めてはいかんとは、誰もいっていない。いや、
これはわたしの個人的な感想だが、大義名分がある人に限って語学のほうは挫折したりす
るケースも多い。たとえばチェルノブイリ原子力発電所の事故がきっかけで、環境問題に関
心のある人びとが数多くロシア語を始めた。あの事故以来十年以上が経ったが、そういう中
からロシア語のうまい人が現れたとはついぞ聞かない。わたしはエコロジストが語学に向い
ていないといっているのではない。そうではないが、しかしこれは当然だろう。そういう人たち
の興味は語学ではなく、環境問題なのだから。どちらにより多くの時間を割くのかは、自ず
と決まってくる。
(同書255〜257ページ)
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板