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エスペラント改造論

154Kanva:2007/06/21(木) 00:27:59
>>145,>>148

民族言語(自然言語)を学ぶのに難しいことの一つが、使い分けの境界の
判然としない類義語群が層を成していることですね。サンスクリット等でも、
日常的な語彙の多くが幾つもの類義語を抱えていて、それを全部覚えていか
ないといけません。
日本語でも、「太陽」「お日様」「お天道様」といったところでもそうです
し、「母」「お母さん」「おふくろ」「ママ」「かあちゃん」なんかでも
そうですが、理詰めで分けられないのが厄介なわけですよね。
それに対して、人工(計画)言語としてのエスペラントでは、文法の規則性や
造語法の明示性の他に、語彙自体の整然としていることが売りであるはずです。
ブドウの種類によって明晰に使い分けられるなら別ですが、樹と房と実と、
そんなことで別語根を覚えさせられるのであれば、民族言語と選ぶところが
ないわけです。

かといって、一度重要な作品に使われでもすれば、簡単に辞書から外すこと
もためらわれるのでしょうね。


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