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エスペラントは2045年以降も生存可能か

82松戸彩苑:2007/09/15(土) 10:27:09
papageno さんも「理念」がお好きなようですけど、以下に紹介する話については、どのよ
うに思われますでしょうか。

10年ちかく前に、立川健二という人が日本エスペラント学会に入会したんですね。
で、この人は、言語学の専門家でしたので、入会早々にエスペラントの大会での講演を
依頼されたわけです。

それは良かったんですが、その講演において立川氏は、なんと「エスペラントが普及する
可能性は、絶対に無い。しかしエスペラントの理念は素晴らしいのだから、エスペランティ
ストはエスペラントなんかやめて、もっと具体的に社会を良くするような活動だけをすべき
なんだ」ってことを言っちゃったんですね。

もちろん、エスペランティストたちの評価は良くなかったわけですけれども、papageno さん
はこの意見をどう思われますか?

私はエスペランティストですから、もちろん賛成はしないんですけれども、しかし「理念を第
一に考える人がこのように言うのは当然だろうな」って思いました。

というのも、1970年前後の学生運動が盛んだったときには、大学のエスペラント部なのに、
全員でマルクスを日本語で読んでいたなどという話も聞いたことがあるからなんですね。

つまり「理念が大事だ」と考える人たちは、エスペラントみたいな発表されてから120年も
たっているのにほとんど普及していないようなものには関心を持たないし、むしろ理念の実
現にとっては「邪魔」だとさえ思うものなんですね。

私が、「理念」を前面に出した運動は良くない、むしろ「娯楽」などと一緒にしたほうが良い、
と言うのは、こういう理由があるからなんですね。


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